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パオ吉さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 153
性別 男性
自己紹介  ひねくれ中年です。人生も半ば過ぎ、残された時間も少ないのでそこそこ評価の高い映画だけ観たいです。つまらない映画は、基本早送りでレビューもすること少ないです。
 好きな女優は、ナスターシャキンスキー、エマニュエルべアール、ジュディバウカー、シャーリーマクレーン、シャーリーズセロン、日本人ならダントツで高峰秀子です。

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1.  寄生獣 完結編
見ごたえが、ありましたね。日本の漫画史上でも最高傑作との名高い名作を実写化するというスタッフの勇気にまず感謝です。 原作は月刊誌掲載当時から読んでます。正直、今の漫画では対抗出来ないぐらいの傑作です。  これを実写化するというのは、かなり勇気がいりますよね。外国での実写化の話も出ましたが、世界中から評価が高かったからと思います。 日本映画となりましたが、日本のCG技術もかなり進んできましたので、今の時期に実写化されて良かったと思います。 まず、役者ですが深津さんの田宮良子が、凄かったですね。配役決まったときはがっかりしましたが、素晴らしい演技でした。 クールビューティそのものです。また、美しい顔が化け物に変化するのも原作そのものいで強烈でインパクトがありました。 その他の役者さんも頑張ってました。橋本愛ちゃんは、美人ですね。このまま芸能界に残ってほしいです。 最後にマイナス点です。市役所での後藤と警察隊との死闘は、超見どころのはず。何故省略するのでしょうか? 映画館で見なかったのですが、あっという間にエンディングでした。日本映画の底力を感じました。
[DVD(邦画)] 9点(2015-11-30 01:32:22)
2.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
気合の入った戦争映画だった。最後の戦闘のあまりにも無敵すぎる感じは、マイナスかもしれないけど。 ただブラッドピッド演じるドン・コリアーの行動を自分なりに理解はできた。 彼は自分自身にある種の絶望感を抱いていたのではないだろうか? 新兵のときは、脱糞するほどの 小心者だったのに、今ではドイツ兵を殺すことに慣れて仕事と誇りにさえ思っている。 でも、本心では新兵のノーマンと変わらない。殺人マシーンを演じることで精神の安定を保っていたのであろう。。 新兵のノーマンは敬虔なクリスチャンであるが、最後に聖書の一節をそらんじたコリアーは、それ以上の信仰心をもっていたかもしれない。  見所もいろいろとあり、もう一回ゆっくりと観たいと思った。戦争に善悪もなく悲惨であるというメッセージは、良かったっす。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-21 01:12:05)
3.  ケープタウン(2013)
何がいいかってオーランド・ブルームだ。クズだけど正義感あふれるワイルドな刑事を熱演してた。エルフの王子とは、本当に別人のようだった。あんまりダラダラせずにスピーディな展開もいいですな。 でも、銃撃シーンや死体などグロテクスなので心臓の弱い人には、勧めません。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-20 00:23:19)
4.  俺はまだ本気出してないだけ 《ネタバレ》 
たまたま原作の漫画を読んだから借りてみたけど、主人公がカッコよすぎる(笑)  主人公の堤真一も頑張っているんだけど周りの役者の個性が強すぎて少し陰が薄いかな。 これだけカッコよくてかわいい娘もいれば充分じゃないと思ってしまった。橋本愛の美少女ぶりに+1点。この作品が、一番かわいい気もする。今後の活躍期待します。
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-02 01:18:12)
5.  ホビット/決戦のゆくえ 《ネタバレ》 
前の二作をDVDで観ていたので続きが気になり映画館で鑑賞。トーリン・オーケンシールドのドワーフ故の弱さと強さ、スピード満点の展開、壮大なロード・オブ・ザリングへの伏線などこの「ホビット」シリーズも楽しめた。映画館とはいえ、これだけの長時間を飽きなく見せるのはさすがの一言だ。
[映画館(吹替)] 8点(2015-02-02 01:07:25)
6.  岳-ガク-
綺麗な山の景色を見るだけでも見る価値ありと思った。原作の漫画からすると、小栗の三歩はやや線が細い気もするのだが、これはこれでいいかなと思ってしまった。こんな爽やか野郎に救出されたら男でも惚れてしまうかもしれん。
[映画館(邦画)] 7点(2011-07-13 02:32:15)
7.  ヤング・ゼネレーション 《ネタバレ》 
全く予備知識なしで見たのだが、見たあと爽やかな気分になる青春映画だった。この落ちこぼれ四人組のような経験は、ほとんどの人間がしているのではないだろうか。あの懐かしい時代に、今となってはほとんど会うことの出来ない友人たちと過ごした、まったりとした毎日。ライバルの大学生より落ちこぼれに肩入れするのは、仕方ないですな。イタリアかぶれの主人公が、イタリア人になり切って女の子にアタックするところや、本物のイタリア人に苛められてイタリア熱が冷めるところなど、小ネタもたくさんあってニヤニヤと笑ってしまった。四人組もその後、ちゃんと役者として活躍しているのでちょいと嬉しかったです。
[映画館(字幕)] 9点(2011-07-13 02:06:27)(良:1票)
8.  川の底からこんにちは 《ネタバレ》 
全編に散りばめられた妙な下ネタも笑えたし、開き直ってからの主人公の奮闘ぶりもかっこ良かった。最後のあたりの主人公の泣き顔に思わずもらい泣きしているのに、おばちゃんたちに放ったあのセリフで、泣きながら笑わせてもらうという珍しい体験をさせてもらった。満島ひかりを初めて見たけど、今後も注目していきたい。このサイトでこの映画を知ったので、やっぱり「みんシネ」はありがたいですわ。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-07 09:59:27)
9.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
この映画で、3Dの映像の威力をまざまざと見せつけられた気がした。画面から飛び出さんとばかりに動きまくる魅力たっぷりのキャラクターたち、ついつい手を伸ばしたくなるような宙を舞うランタンなどなど、映像の新時代の幕開けのような気がする。映画の内容も素晴らしく最初から最後まで飽きさせない。でも、この映画の一番素晴らしいところは、ラストシーンだろう。ラプンツェルは、人生の希望を犠牲にして愛する男の命を救おうとした。それに対し男は、自分の命を捨ててまで姫をその呪われし運命から解放させようとした。過酷な環境で生き抜き人の心を忘れかけたコソ泥が、自分自身を初めて心の底から必要とした姫の純粋な心の打たれて変わっていったのだろう。フリンは、男の中の男ですよ。あの状況で俺なら「早く治してくれや!」か、どさくさに紛れてブチュっとしかしないはずだから。ここまでお互い純粋に自己犠牲を貫き、相手を愛した映画はディズニー初だし他の恋愛映画でもあんまりないと思う。映画館で見れて良かったっす。 
[映画館(吹替)] 9点(2011-05-06 01:19:43)(良:1票)
10.  キック・アス 《ネタバレ》 
いろんな魅力があるんだが、一言で言うとヒットガールに尽きると思う。美少女が、怪しいマスク(手塚治虫の漫画みたいだ)に口元を歪めながら楽しむように悪人を殺しまくる。強いことこの上ない。俺が、変態ロリコンマゾ男なら迷わず満点だ。アクションシーンもあの『必殺仕事人』の影響をかなり受けている感じだ。おじさん世代には、懐かしい。アクションシーンのえげつなさは、賛否両論だと思うのだが迫力があり思わず二回見てしまった。とぼけた感じがいい味出してるビッグダディのニコラスケイジが、、もう出ないのは残念だが、続編が出たら必ず見ると思う。オタッキーな主人公が、強い男に憧れ生まれ変わるのもいいですね。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-14 01:21:43)
11.  エスター 《ネタバレ》 
夜中に見ていたのだが、とっても怖かった。あと、エスターの悲しい運命が単なるホラー映画という枠を超えていると思う。本当の女性として愛され、、、って書くとネタバレになってしまうけど内容を知らないで是非見てほしい。邦画でもこんな人間の狂気を上質に描いた作品が出てきてほしい。あとマックス、かわいすぎや。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-14 17:20:22)
12.  エクソシスト
ガキの頃にテレビで見て怖くてちゃんと見れなかった記憶がある。普通の少女が悪魔に魅入られるという設定が、とにかく怖かった。今回、何十年振りに初めてまともに見たのだが、あんまり怖くないんですよね。音楽や雰囲気、カラス神父などのキャラもいいんだけどもう少し悪魔の恐ろしさをジワジワと描いて欲しかったな。この手の映画がなかったわけだから、昔のSF映画の特撮に文句を言ってるようなものかもしれないけど。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-11 10:54:01)
13.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
見てる時は、そこそこ面白いのだが三日経てば内容はほとんど覚えてないという映画だ。そうゆう意味では、赤川次郎の小説とも似ている。ホントは5.5点なんだけど小数点を四捨五入して6点ね。ヒロインがもうちょっと可愛ければ5.9点ぐらいなんだけどなー。
[DVD(字幕)] 6点(2011-02-15 11:45:02)
14.  ソルト
アンジーさんの映画は初めて見たけど、迫力あるな。今流行りの草食男子とは程遠い脂ぎった中年の俺の前に、裸のアンジーさんが現れてもなすすべもなく、ただただ圧倒されるだけだろう。農耕民族と狩猟民族差と言ってしまえばそれまでか。映画は、存在感たっぷりのアンジーさんが暴れまくる。ストーリーもあるんだが、そんなのそっちのけだ。今まで好みじゃなかったので敬遠していたのだが、またアンジーさんの別の作品を見たくなった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-15 11:39:36)
15.  放浪記(1962) 《ネタバレ》 
高峰秀子演じる林芙美子は、嫌な女だ。ブスだけど妙にたくましくずる賢い。自分を慕ってくれるまじめな男など目にくれず、ハンサムだが中身の乏しい男に身も心も捧げてしまう。金のためなら変顔など厭わず奇妙な踊りもこなし、ライバルを蹴落とすためなら汚い手段をしても何食わぬ顔だ。成人したばかりの自分が見たら、一発で嫌いになるタイプである。でも何故だろう、人生半分に差し掛かった今はこんな嫌な女が妙に愛おしく見えてしまう。多くの人間が持っている嫌な部分を正直に表し、貧乏で泥臭く生きる姿についつい共感してしまうのだろうか。この女の逞しさは、羨ましいぐらいだ。「このままじゃ終わらないよ」と言ってるシーンは、両目がメラメラと燃えているようだった。「二十四の瞳」で天女のような大石先生を演じた高峰秀子が、この映画を気に入っていたのは彼女の優れたエッセーを読むと何となくだが、わかるような気がする。やっぱり高峰秀子は、凄い女優だわ。
[DVD(邦画)] 9点(2011-02-13 03:08:40)(良:2票)
16.  リアリズムの宿
これは、なかなか面白かった。登場人物全てが、どこか変でまともでないんだが、面白すぎる。主人公二人の微妙な距離感や会話の間の取り方なんか最高。冴えない二人に謎の美少女と言えばもっとなんかあってよさそうなんだけどね。「つげ義春」というより「いましろたかし」を思い出してしまった。あと尾野真千子は、日本を代表する女優になる資質があるので、今後に注目していきます。
[DVD(邦画)] 9点(2011-01-17 02:09:58)
17.  SPACE BATTLESHIP ヤマト
「キムタクそこでやるかーー、ゴルァー!!」と観客の9割は、思ったんじゃないか。でも、こんなエロい森雪なら仕方ないか。黒木メイサちょいと気に入りましたよ。あと出演者はじめスタッフの原作への愛やリスペクトも感じた。突っ込みどころ満載かもしれないが、アニメ版も突っ込みどころ満載だし(笑) 波動砲はいいとして主砲の動きが、ちょいと早すぎる気もしたな。あと、ドッグファイトはコクピットからの視点も少し欲しかった。色々、文句書いたけどそこそこ楽しめた。レイトショーで見たのもあるけど周りは、中年男性が多かった。ヤマト世代の合同同窓会を映画館でやるのも悪くないかな。
[映画館(邦画)] 8点(2010-12-03 22:15:10)(笑:1票)
18.  トイ・ストーリー3
この映画の魅力は、皆さんに語りつくされているような気がするので、あんまり書くことがないです。この映画は最初から最後まで楽しめる良作なんだけど、映画館3Dで見る必要はなかったような気がするのでちょいと減点した。少しでも客単価を上げたいのはわかるけど、猫も杓子も3Dってもちょいと嫌ですわ。なんか、逆に映画館に行く回数が減りそうになりそうだし。しかし、ホラー映画みたいな怖いシーンもあれば最後はきっちり泣かせてくれるところなんかは、さすがピクサーだ。俺の頭の中じゃ日本アニメは、完全にピクサーに抜かれているな。
[映画館(吹替)] 8点(2010-10-04 01:52:11)
19.  第9地区 《ネタバレ》 
これは、面白かったなー。最初は嘘くさく感じていたニュース映像なんかも、どんどん説得力を増していくし。新しいSF映画の形ですな。似たようなやつは、いらないけど。所々に、作った人間のセンスの良さを感じた。このセンスだけでも日本映画も見習ってほしい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-07 02:49:56)
20.  さまよう刃(2009)
「少年法」と「死刑」という2大テーマとともに「組織と個人」というテーマもあると思う。若い刑事は、この国の司法制度に対して矛盾を感じ、長峰に少年の行動を教えてしまう。しかし、その行為は、組織の人間としては「矛盾」そのものであるわけで、責められても仕方ないであろう。こんなにたくさんのテーマを扱っているのだから皆さんが、指摘されてるように消化不良は否めない。でも、時代のニーズに即した映画であり、描ききれてない部分をいろいろと考えるのも悪くないと思う。役者陣もいい感じでした。特に伊東四朗。お笑いからシリアスな役柄まで演じることが、出来る現代の名優だ。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 02:13:16)
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