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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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181.  ザ・アウトロー(2018) 《ネタバレ》 
極めて退屈な映画でした。一部リアルな表現はありますが全体的に単調で平凡な作品。確かに「ヒート」+「GTAV」+「ユージュアルサスペクツ」が合わさったような映画でしたが、あくまで”表面上は”というだけのこと(笑) この手の映画としては「ザ・タウン」なんかも大して面白くなかったし、いかに「ヒート」や「GTA5」のクリエイターが有能だったのかよく判ります。本作で判ったことは、いくらプロットと映像を人気作品に似せても無意味であるということです。むしろ黄金レシピを使ってこれほどダメなものが出来上がるとは、どんだけ・・ って話ですよ。  ラストのどんでん返しはいうに及ばず。そもそも下っ端の彼に大事な役割を与えている時点で胡散臭いし、普通なら刑事とつながっていると分かった時点で海の底かドラム缶の中です。それから手口に関しても極めてGTA5的で子供じみていました。そもそも札の量が違ったらダメでしょうに。。 最後に敵ボスの無意味に命を投げ出すカッコいいシーン、これも明らかにご都合主義でお粗末すぎですし、もう何もかもがご都合主義でアウトローたちも空回りしまくりでした。やれやれ・・ どれ、今から「ヒート」でも再見しますか。。
[インターネット(字幕)] 3点(2020-04-11 11:53:11)
182.  デス・ウィッシュ 《ネタバレ》 
ブルース・ウィリスはトム・クルーズやディカプリオ同様、彼は彼にしか見えず、そういった意味ではスキンヘッドの彼がどうしても温厚な外科医には見えません。銃を撃つシーンではダイハードの影がちらつく結果になったのは少し残念でした。(監督も理解しているのか序盤で「昔はケンカっ早かったんだ」等のサービスシーンと思われるやり取りがあったりします)  「狼よさらば」のリメイクとのことですがオリジナルと大きく異なるのは、SNSが一般的な現代「シカゴの死神」として広く動画が拡散される点です。これは昔には無かった事情で、ニュースで擁護派の声が多数聞かれるのは極めて今風な描写です。彼の風貌も含めてマーベル系の流れも感じさせ、この辺の脚本は非常にウマいと感じました。ただ、これだけ証拠が揃っているにも関わらず外科医に捜査が及ばないのは少々違和感を感じますが脚本上仕方ないでしょう。まあこれに関しては一応捜査側への配慮もされており、確実に彼に捜査の手が迫っているように描写しつつ、その上であえて泳がせているという体になっています。  見たら忘れる系の映画ですがスッキリしていてなかなか手堅い作品。特にアクションに関しては安定のブルース印なので非常に見ごたえがあって気持ちがイイ感じに仕上がっています。(悪くはないのですがどうしても軽いので点数としては伸び悩み)
[インターネット(吹替)] 6点(2020-04-10 11:57:34)
183.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
スター・ウォーズはスピンオフも含めて11本(+アニメもそれなりに)新作が出るたびに欠かさず見ましたし、それなりにリスペクトもしているつもりです。まさか40年もかけて9部作が完結するとは思ってもいませんでしたが、まあそれだけファンが多いということなのでしょう。ということで、初期3部作の時代からいつも思っていたことを書きます。  ダース・ベイダーやライトセーバー、オープニングの音楽は本当に素晴らしいと思います。しかし正直なところ、私はスター・ウォーズという映画自体面白いと思ったことはありません。旧三部作は脚本も大したことないし見せ場もワザとらしいと感じます。中期三部作はCGありきで何やってんだかよく判らず、新三部作に至ってはまるで子供向けの漫画のようです。真面目な話、なぜこれほどまで人気が高いのか理解できない部分のほうが多いです。  まあ、ローグ・ワンに関してはリアル路線で重厚、スター・ウォーズシリーズのバックボーンも上手に表現されていて、ダース・ベイダーのシーンもなかなかのカタルシスだったと思います。あの作品はスター・ウォーズでなかったとしてもSFとしてかなり面白いほうだったと思います。(ハン・ソロは論外) 私が思うに、ローグ・ワンが行ったアプローチのように、フォースという力があるという事実を遠巻きに表現するのが正解のような気がします。「ある事実」を匂わせつつボヤかすだけ、そういう勿体ぶった演出が映画をより魅力的にするのではないかと思われます。新三部作のようにフォースって「何でもできるんですヨ!」にしてしまうと面白くないです。手品と一緒です。  それでもまあ、EP9に関しては名実ともに派手なSF大作に仕上がっているのでそれなりには楽しめました。あと、作り手&演者の全てがスター・ウォーズ愛に溢れていた点は非常に高評価です。制作秘話とかを見るとこの映画がいかに沢山の人に愛されているのかが判ります。そういった意味では本当に素晴らしい映画だと感じました!(結局、私の好みに合わないだけなのでしょうね。。点数はかなりオマケしてあります)
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-09 15:36:02)(良:2票)
184.  ペット 檻の中の乙女
日本語タイトルが微妙。いや確かに私のようなエロを期待した観客はごっそり囲えたと思います。でも内容を知るとどうしても副題は要らなかったと思ってしまいますね、この映画は色んな意味で「PET」なのですから。 上記のように他目的で鑑賞した方も多かったと思いますが、これが予想に反して非常に面白い映画に仕上がっています。終盤の部分はもう少し丁寧に描いて頂きたかったとは思いますが、それでも8割方は上質な脚本だったといえるでしょう。  まずLOSTの準主役だったドミニク・モナハン(セス)が素晴らしい。キモメンだけど優しい、でも友達としては一線を引きたい人物をウマく表現しています。対するクセニア・ソロ(ホリー)は若干大根なところもありましたが、「とっつきにくい感じの美女」というメンドクサイ女性設定なので意外と合っていました。 オープニングに出てくるワンちゃん(PET)たちも何となく「飼育」を連想させますし、「檻」「キモメン」「美女」「ストーカー」「洗脳(治す)」「愛」「妄想」などのキーワードから色んな事柄を想像しがちです。でも物語は全く予想しない、意外と深い方向へ話が膨らんでゆきます。  序盤、元カレから電話がかかってきた時のホリーのセリフ「あなたの被害妄想なところ嫌いよ」も非常に上手いです。思った以上に深い内容を含んでいて脚本としては本当に見事でしたが、惜しいのはラストです。ラストがもっと丁寧でリアルな方向でしたら永久保存版だったと思います。本当に残念な作品です。(ラストでB級映画になってしまった感があります)
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-07 12:21:32)
185.  ウォールフラワー 《ネタバレ》 
ローガン・ラーマン(チャーリー)ってエマ・ワトソン(サム)より年上なんだな(笑)  非常に良かった。この年代特有の心の悩みが上手く表現された素晴らしい映画だったと思います。私の妹が15歳から10年間アメリカに住んでいたのでこのような苦労をしたのかな?と考えると単純に凄いなって思います。(多くは語りませんが現在の妹から想像すると、少なくともチャーリーの立ち位置とは正反対だったハズ)  日本でも陰湿なイジメが存在しますが、アメリカの場合はいかに自己主張できるかが鍵で、恥をかいてでも自分の殻を破って自分の存在価値を自分で示さなくてはなりません。マイノリティかどうかは全く関係なく、あくまでその世界で自分に存在価値があるかどうかを示すことが重要です。そういった意味では高校生の時点で既に世知辛い世間の荒波に揉まれるという経験をさせられるアメリカは非常に手厳しく、裏を返せば現実的な国であるともいえます。 妹の話では高校の卒業パーティが一つの目安になっていて、そこへは正装をしてパートナーを連れて行くのが常識とされているそうです。パートナーが居ても同伴できなかったら一人で会場に行くか、一人で家に居るしかないのが現実です。(もちろん皆にも知れ渡ります)  この映画はそんな手厳しい高校生活が上手く表現されていますが、更に一歩踏み込んでチャーリーの心の病、マイノリティであるエズラ・ミラー(パトリック)のことまで描かれています。これらの点がこの映画の素晴らしいところだと思いますが、しかし残念ながら日本の義務教育を経た若者たちがこの映画を見てもほとんど共感できないと思われます。多方面から観察できる大人、荒波に揉まれるようになってから鑑賞しないと楽しめない映画ともいえます。(そう考えると日本人がいかに精神年齢が低いかがわかりますね)  友達の大切さと共に個の強さも描かれた映画です。映像的に見せすぎない点や音楽の使い方、脚本の落としどころも素晴らしいです。エンタメと文学性のバランスがとれた素晴らしい作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-06 12:10:51)
186.  ザ・サークル
前半は結構イイ。中盤もなかなかイイ。でも終盤が嫌。政治や投票の話が出てきてからがダメでした。あくまでエンタメ、ファンタジー的なロジックであったはずの話をリアル路線に寄せてしまったのが映画がコケた原因でしょうか。 タイ・ラフィート(ジョン・ボイエガ=SWのフィンさん)の役処がチョット勿体無い感じでしたし、彼をもう少しメインに持ってきてエンタメ的な流れを維持してくれていたらもっともっと楽しめたかも。それにしても中盤にあった、SNSやソーシャル、ウェアラブルデバイスの強制利用はウザいですね。あの時点で私は自主退社ですよ。。  ちなみに、もしもエマ・ワトソンの私生活が自由な目線でリアルタイムに見られたとしたら鼻血ブーだろうな。そういう意味では夢がある映画だったと思います。(女性陣には響かないかな) 全体的には嫌いな映画ではないのですが、最終的に何が言いたいのかよく判らなかったし終始中途半端な印象が強かったため、厳しめに評価しておきます。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-06 11:47:20)
187.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
評価が大きく割れている映画ですね。他の方もおっしゃっているように、どれくらい教養があるかによって楽しめるかどうかが分かれてしまいます。恥ずかしながら私も半分くらい楽しめたかどうか。でも単純に、ヘミングウェイやフィッツジェラルド、ダリなどはイメージした通りで笑えました。  トータル的なキャスティングも素晴らしくてセピア調の雰囲気もよく表現されています。何よりオープニングからパリの街並みにが美しく記録されていて、パリへの深い愛が伝わります。まさにウッディ・アレン的な。パリジャンやパリジェンヌが傘を差さないのもなんか納得。  ストーリー的にはファンタジー全開ですが芸術家志望の人ほど楽しめる作りなのは、なかなか間口が狭い映画ともいえます。多感な若い時に見たらパリに移住したくなったかもしれません。知ったかぶりもできないので点数はほどほどにしておきます。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-06 11:44:30)
188.  ブラッド・スローン 《ネタバレ》 
監督×脚本×プロット=全く同じ(リック・ローマン・ウォーの投獄ネタ)なので、プリズン・サバイブ(原題: Felon)のブラッシュアップ版だと勝手に想像していましたが、全く違う切り口になっていました。(そりゃそうだろな)  あらすじは前作同様、真面目な一般市民が意図せず犯罪加害者となり、重犯罪房へ投獄されてしまうというお話。前作は主人公の命と家族の人生を賭けたリアルな生き残りゲームがどのように行われたのかという部分に重点が置かれていましたが、今作はその辺は割と割愛されていて結構淡々と成り上がっていきます。むしろ仮出所後から何らかのサスペンスへの関与→目的がハッキリするまでが本作のメイン、そしてまさかの怒涛のラストへ。といった脚本になっています。  前作(プリズン・サバイブ)は極限までぜい肉をそぎ落とした脚本と見事なキャスティングで極めて骨太な作品に仕上がっていましたが、本作は趣向を180度変えて、かなり広がりと捻りがある今風で洗練された脚本になっています。 個人的にはプリズン・サバイブの粗削り感と得体の知れない感、骨太な感じが好きでしたので、今作の普通のクライムサスペンス風味&ちょっと小慣れた作風には少々ガッカリしました。まあ悪くはないのですが巷に多数転がっている普通の映画になってしまったような気がします。ゲースロのジェイミーはなかなか貫禄があってよかったので惜しいですね。(息子とのやり取りに関しては同年代の親御さんでしたらグッとくるでしょうね。私=独身なもんで。。 あと、 ジョン・バーンサルはいつになっても”二番手の男”っていう役が似合いますね。)
[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-05 10:36:49)
189.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
同年代のヨーロッパライトウエイトスポーツが好きな人間です。アメリカンマッスルはあまり詳しくありませんが、評判通り素人にも分かり易くて迫力満点の映画でした!  シェルビーとマイルズの友情に重きを置いたような流れでしたが、そう考えるとチョット二人の関係が浅すぎるような気がしました。フォード勢がル・マンで優勝するまでに複数年かかっていますが、彼らが長きに渡って苦労を共にしてきた親友には見えないのが残念なところです。(嫁との中途半端なシーン、フォード上層部の冗長なシーンなど脚本の甘さが目立っており、せっかくの映画を中途半端に長くそして散漫にしてしまっているような気がします) そもそもですが、映画一本で複数年の時を表現すること自体が難しいでしょうから、やはりできればもっとメインレース付近に的を絞るとか、あるいはマイルズを引き抜いた直後のGT40開発にフォーカスするとか、もう少しやりようがあったのかもしれません。  映像的には迫力満点なシーンが沢山ありましたが(自宅シアター鑑賞)、「ここで引いてくれ!」というようなシーンでもカメラが引かず、終始個人戦の抜き合いを見せられます。ル・マン24時間耐久レースは長丁場なので、抜き合いというよりは孤独な旅を意識した壮大な映像が見たかったところです。そういった意味では若干残念な気持ちも残りました。 レース終盤のマイルズの心境と映像表現は素晴らしく、マクラーレンとの同時フィニッシュの裏側は素晴らしかった。総合的にはよくまとめられていますが、若干長さも感じてしまったのでもう一度見るか?と聞かれたら少し悩ましい作品です。(車好きなので少し甘めの点数です)
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-04 11:25:03)
190.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
約20年ぶりの鑑賞。記憶の中では結構面白かったほうに分類していましたが改めて見てみるとそんなでもなく。。そもそも論になってしまいますが、どうでもいいカップルのどうでもいい話、どうでもいい事件だった訳ですが、序盤のジュリア・ロバーツのヒステリーですでに観客のイライラ度はMAX(コレ狙ってんの?それともハズしてんのか?)。そのまま面白くもない話が15~30分ほど続きますが、面白いのはメキシコの古い拳銃の伝説話が出てから、それとリロイ(だと思ってたウィンストンさん)のゲイの告白がなされて以降は彼が魅力的で結構引き込まれます。(でもやはり、”だからなんなの?”的な顛末ではありますが)  アラン・シルベストリの音楽も控えめで変な主張もなく割と落ち着いており、全体的な絵作り、ブラピの雰囲気なども今見てもなかなかオシャレです。しかし、ブラピ、ジュリア・ロバーツ、ジーン・ハックマン等々、超ビッグネームが多数集っている割りに大したことない内容で、見ている側としてはこのカップルがくっつこうが離れようが、、正直どーでもイイ訳で。。  まさにデート映画の典型、流し見に最適な作品だったと思います。(伝説の拳銃を作った鍛冶屋の娘さんは満場一致で可愛いいと思ひました)
[地上波(字幕)] 5点(2020-03-26 10:50:53)
191.  プリズン・サバイブ
この映画が日本未公開&ビデオスルー(ビデオスルー=公開もレンタルもされずにひっそりDVD発売のみされること)であるのは驚きです。  過剰にカメラが揺れること以外はおおむね文句のない仕上りで、コンパクトで完成度の高い脚本でした。おそらく画質の粗さとカメラの揺れはドキュメンタリータッチな作風を狙ったものと思われますが、その狙い通り非常にリアルな作品に仕上がっています。キャステングに関しても出演者全員文句のない配役で、副看守長のハロルド・ペリノーなど二面性が凄まじく非常にねちっこく描写されています。対するゴードン役のサム・シェパードはとても温和で柔らかい雰囲気を醸し出していて、緩急のつけ方が絶妙です。ジョン役のヴァル・キルマーの貫禄はすさまじく、AB(アーリアン・ブラザーフッド)の最高幹部と並んでも遜色ない風貌だったのもお見事でした。  感情を表現することに重きを置いたせいなのか(もしくは低予算ゆえなのか)、全体的にキャストのアップ映像が多くて若干情緒に欠ける作りになってしまっています。しかしその分主人公の心情に訴える感覚はすさまじく、徹底的に無駄をそぎ落とした脚本と相まってまさに弱肉強食の世界なんだということがまざまざと映し出されています。アメリカの刑務所は無法地帯、暴力に自信がない、人を見抜く力がない、このような人間は1日でも生き残れない本物の地獄であることが理解できる映画になっています。  しいて文句を書けばラストのカラクリが若干わかり難かった点と、主演二人が長い間一緒にいたという具体的な描写が無いせいで深い友情を育んだようには見えず、ラストの手紙の文面には若干の?マークが付きました。序盤の過剰防衛も割と雑な感じなのでそれらの点が少し残念だったといえます。しかしリアルな脚本&シンプルな構成がお好みな方には強くお勧めできる映画です。凄く良かったと思います!
[インターネット(字幕)] 8点(2020-03-24 10:40:22)
192.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス
元々25年前の映画(インデペンデンス・デイ)もそんなに良いとは思っていませんでしたが、本作を見て前作のほうが大分マシだったことが判明しました。今回はさすがに酷い、いや・・ そもそもエメリッヒ監督に真面目な作品を期待するほうが間違いというものです。  ご都合主義を通り越してあまりにも稚拙なストーリー展開、バッティングしまくっており共食い状態のキャスティング陣、描き方が浅すぎる人物描写、イミフで軽すぎる言動の数々など、指摘するのも疲れるほどの映画でした。唯一良い所といえば同窓会ができたところくらいで、ほとんどのキャストが20年ぶりに大集結していることを考えると、もしかしたらエメリッヒ監督はとても人望が厚い素晴らしい人物なのかもしれません。  唯一、厨二病向け(小中学生向けの)おバカ映画的視点で見た場合、決して方向性は間違っておらず、そういった意味では3作目に大いに期待が持てるラストだったのではないかと思います。合唱。
[地上波(吹替)] 3点(2020-03-23 11:08:48)
193.  ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
予想と大分違っていて色々困惑しました。エジプト系といえばハムナプトラですが、アレもあまり好きではありませんでしたが、それでもコレよりは大分マシだったと思います。 そもそもアレックス・カーツマンという人がイマイチ私には合わないらしい。色々調べてみると彼が脚本を書いた映画はどれもこれも派手なだけで大して中身のない、もっといえば何が言いたいのかすら理解できない作品が多いようです。今作も例に漏れず、彼の作品らしい派手でイミフな映画の典型例だったように感じます。(でもドラマ、フリンジ/FRINGEは大好き)  キャスティングが豪華でユニバーサルがこの作品に力を入れていたことが伺えます。しかしラッセル・クロウなんて出オチ感満載で、どのシーンも何がしたいのか全く意味が判りません。そもそもジキルとハイドなんて絡ませる意味があったのかすら疑問です。トム・クルーズに関しては安定の演技でしたが、彼はどの役でも彼(トム・クルーズ)でしかなく、年齢と共に三枚目の役しか出来なくなってきているのがチョット気になりました。(今となってはトムはMIシリーズを延々と回してるほうがイイ) アマネット役のソフィア・ブテラは満場一致で可愛い。出来ればもう少し脱ぎ脱ぎしていただきたかったところです。ジェニー役のアナベル・ウォーリスも頑張っていましたが、若手の割に妙に落ち着いていてイマイチ印象が薄い感じでした。  続編ありきという流れも打算的で非常に残念、色んな意味で退屈な映画でした。女性陣にオマケして4点。(オマケなかったら3点)
[地上波(吹替)] 4点(2020-03-21 10:29:20)
194.  ゴースト/ニューヨークの幻
ほとんど30年ぶりになる二度目の鑑賞でしたが、デミが超絶可愛いかったこと、男が不細工だったこと、そしてとても面白かったこと以外はほとんど忘れていました。オールディーズの古典名曲「アンチェインド・メロディ」がこれほどハマっている映画も無いです。カリートの道の「ユー・アー・ソー・ビューティフル」並のハマり具合です。  やっぱり面白かった。ファッションや演出に若干時代を感じましたが脚本もキャスティングも申し分なかったです。ラブストーリーからファンタジー、コメディからミステリー、そしてラブスト―リーへ戻ってきてデミの涙で締めくくる演出は完璧といえる流れです。1セントコインの伏線も泣かせ処としては申し分ない演出でした。 ウーピー・ゴールドバーグ(オダ・メイ)の役どころも素晴らしく、コメディしすぎていないのが絶妙の塩梅で効いています。反面、男性陣(パトリック・スウェイジとトニー・ゴールドウィン)はやはりチョット線が細いというか印象に残りませんでした。  ゴーストの設定に無理がありますがストーリー上、仕方がないかなとは思いました。でも扉をすり抜け、物には触れられないのに階段は普通に上がれて床もすり落ちないのはおかしかったですよね。あと、オダ・メイは詐欺罪で銀行から訴えられないのかがとても気になりました。。  最後に思うことは、、いくら大切な人を守らなくてはいけないからといっても、やはり「死んだらあかんで」ってことです。負けようが逃げようが、生きているほうが絶対イイです。名作ですが時代を感じてしまったので少し点数抑えめ。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 11:23:55)
195.  ゾンビ・リミット
この映画はゾンビウイルスパンデミック終焉後の世界が描かれており、「リターンド」と呼ばれる感染しているがまだ発症せずにウィルスをコントロールできている人と、一切ウイルスに感染していない普通の人が一緒に生活している世界が描かれています。  リターンドを発症させないためには毎日薬を投与しなくてはなりませんが、この薬はゾンビからでないと精製できず、ゾンビが減れば薬も減るというジレンマを抱えています。反リターンドと呼ばれる危険思想の人たちと穏健派との衝突もあり、このジレンマが後々様々な事件と人間ドラマを生みます。終盤、カオスに陥った後のまさかのラストにがっくり脱力する作りは素晴らしいです。  アイデアも秀逸ですが全体的にリアルな雰囲気なのがとてもイイです。ゾンビはほとんど出てきませんがひんやりしていて怖い雰囲気がそこらじゅうに漂っています。脚本の流れも分かり易くラストへの繋がりもスムーズで、知名度は低いですがかなり出来の良い映画です!
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-14 18:12:33)
196.  ザ・イースト
ブリット・マーリンさんはアナザープラネットの時に知りましたが、若くて綺麗、脚本と主演までやるなんて凄いと思ったものです。 しかし彼女、才色兼備ですが何だかとても重要な何かが抜け落ちているような印象も受けます。脚本家としても女優としても、実のところ才能なんかなくて、全てにおいて頭の良さだけで押し切っているのかもしれません。(随分と上から目線でごめんなさい)  本作は話のペースと内容のバランスが良く、最初からとても見やすいです。適度に丁寧で適度に端折ってあるストリーテリングは絶妙で、”ある程度の所までは”緻密にストーリーが練られているんだろうなと感じます。 しかしミステリアスで緻密な雰囲気を醸し出す一方で、「さあこれからだ!」という時に映画が終わってしまうという、見ている側を全く無視した驚きの展開を見せるのもこの映画の特徴です。思い起こせばアナプラも似たような流れでしたね。  もしかしたらエンドロールで畳みかけるのが彼女の脚本の流儀で、観客の皆も自分と同じくらい脚本の本質を理解してくれていると勘違いしているのかもしれません。序盤から結構面白かっただけに、、なんだか非常に惜しい作品です。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-14 12:41:07)
197.  パーティで女の子に話しかけるには
昨日「ムーンライト」を鑑賞してからの「パー話(ぱーはな)」の、凄まじいまでの温度差たるや!この映画が伝えたいことはなんなのか?多分愛だと思いますが、正直なところ全くイミフでした。でもなんだか凄く良かった明るくてとても楽しい映画だった。  異邦人のパーティは完全にイミフですがカラフルでとても素敵。エル・ファニングは何やっても最高に可愛い(朝の秘密基地での一件が最高だった)。そこへまさかのニコール・キッドマンが現れて化学反応を引き起こしてくれる。パンクライブからはパーフェクトカオスですが、それでもきちんと落としどころをわきまえていてラスト15分の描き方がとても素晴らしいです。この監督さん、よく判ってらっしゃる。更にしつこくエピローグ、こちらも本当に素晴らしい余韻が残りました。  鉄腕麗人さんもおっしゃっていますが、まだ人生を模索している10代~20代“ボーイ・ミーツ・ガール”が見たら、たぶんビビビとくる映画だと思います。おっさんが見ても「なんかイイかも?」で終わってしまうでしょうね。カルト作品としてハマる人はドハマりだと思います!ちょっとオマケして7点で!
[インターネット(字幕)] 7点(2020-03-13 10:48:16)
198.  ムーンライト 《ネタバレ》 
当時はそれなりに話題になりましたが触手が反応せず、今になってやっと鑑賞しました。やはり自分の勘って意外と当てになるものですね。  まず事実として、イイ映画だったとは思います。でもちょっと地味で退屈な脚本で、流れ自体もスローで安易に読める展開が待っています。この映画が作品賞・脚色賞を取ったなんてにわかにには信じられませんし、マハーシャラ・アリも魅力的な男を演じていますが、だからといってこれで助演男優賞はちょっと疑問でした。(ディカプリオ氏とかどんだけ苦労してるんだよって思いますし、明らかに忖度が働いていませんかねコレ)  100歩譲っても親がヤク中だった人の気持ちは理解できないし、知り合いに売人も居ない、自分にゲイの気も無い、有色人種として差別を受けたこともない、恋愛も人並みだった私にはなかなか理解が難しい映画でした。ただただ「可哀そうな子、耐えろ、ガンガレ!」という感情は芽生えました。シャロンの成長物語として見ても、何となくズレちゃってるような気がしたのは私だけでしょうか?個人的には椅子でぶっ叩く判断をする前に告訴する判断をして欲しかったです。(ケヴィンのほうは割と正しく成長してるように見えます)  エンタメ的には椅子で殴り倒してから金歯を装着するまでを詳しく描いて頂きたかったところですが、まあそういう映画ではないですね(汗) あそうそう、今回と同じ感想を20年くらい前の「トラフィック」という映画でも味わったような気がします。(アメリカ限定で評価される映画でしょうね)
[インターネット(字幕)] 4点(2020-03-12 11:41:06)
199.  猿の惑星:新世紀(ライジング)
文明が崩壊する部分が見たかったのにバッサリ端折られていました。序盤から確立された世界観で、なんだか巷にある数多のCG映画のようで退屈してしまいました。 おそらく内容的には人間の愚かさと獣の怖さ、そして人間の愛情を知るシーザーと虐待され続けたコバの対立、更にいうと人間の頭脳と猿の頭脳(実は猿のほうが頭が良かったり)などなど盛りだくさんで、結構深い内容のハズですが、CGが出来過ぎているせいか流れが悪いせいか、大切な哲学的側面がほとんど頭に入ってきませんでした。ラストの猿同士の対決も巷にあふれるCG映画よろしく、かなりライトな感じで普通です。  三部作のラストが控えていますが、ちょっとお金払ってまで見るべきか悩んでいます。個人的にはもっと哲学的側面を強調してほしかったですね。。
[インターネット(吹替)] 4点(2020-03-05 12:45:39)
200.  猿の惑星:創世記(ジェネシス)
キッカケになる部分を丁寧に描いてある点は高評価でした。またCGIの発達でまるで違和感がない描写も凄いです。でもなんだか他の普通のアクション映画(見たら忘れる系)の一派であったのもまた事実です。  シーザーママが暴れるくだり、女性との出会い、オヤジさんを助けるくだりなんかはご都合主義感出ちゃっています(その割に不要なシーンだったりもします)。中盤シーザーが地位を確立してゆく流れは素晴らしいのですが、その後人間と戦う部分は結構安っぽい感じになっちゃってて残念感が漂います。そもそも論ですが、主人公が一番の悪(キッカケ)ですが、何となく看守や警察などにすり替えられていて、人類=悪という構図はいただけません。この映画はあくまで主人公のワガママや倫理観の欠如から起きた事件であることを強調すべきでした。  個人的にはリメイク=あくまでオリジナル脚本をそのまま最新映像で蘇られていただきたかったなという気持ちが強いです。
[インターネット(吹替)] 5点(2020-03-05 12:36:11)
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