261. 荒野の七人
この映画が黒澤作品のremakeだとは知らずに観た少女の頃。あまりに興奮し、感動している私に叔父がその事実を教えてくれた。その時の誇らしさと言ったら。エンドロールにその名を見つけた時の喜びは忘れられない。本作を先に知った私にとっては、本家と比べることはあまり意味がない。これはこれで素晴らしい。 8点(2003-06-06 12:43:10) |
262. プリティ・ウーマン
残念ながら、こんな状況に少しも憧れないんですけど。ってか腹立ちすら覚えるんですけど。そういう女、ワタシだけじゃないハズ。 2点(2003-06-06 12:16:29)(良:1票) |
263. 普通じゃない
まったくしょーもないストーリーと、意味のわからんエンディングながらへなちょこなユアンと可愛さ爆発のキャメロンの魅力で最後まで飽きさせない。ホリー・ハンターもめちゃめちゃチャーミング。これもアリかなって気にさせる。 6点(2003-06-05 11:30:55) |
264. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
少年の望んだことは、母と穏やかに笑いあう生活という実にちっぽけな夢。彼は「ライカ犬」との比較で自分の幸運を納得させようとする。もうだめ。私にとっては少年の述懐で始まる美しい冒頭でもうお腹いっぱい。ラッセ監督の作品は素晴らしいと思う。一切の無駄を排した潔い演出、美しい映像、大人の視点での説明臭さもない。しかし私はこの監督が実に苦手だ。それは粛々と進む内省的な物語の中に潜む残酷性と対峙する勇気を私が持たないからかもしれない。 6点(2003-06-04 13:04:59) |
265. 狼たちの午後
途中、冗長だったりする点もないではないが、若かりし(そんなに若くもないか)アル・パチーノの熱演が冴えに冴えてる。社会派シドニー・ルメットがこの事件の何を描きたかったのか、私にはわからないが、どこまでも希薄な人間関係、軽薄で残酷な大衆、節操のないマスコミ、全部を程よい距離感で語っている。蒸暑い夏の午後の負け犬達が、なんとも魅力的。 8点(2003-06-03 20:51:26) |
266. プリシラ(1994)
テレンス・スタンプさん。わたしゃオンナですが、負けとります。あなたの可憐さ女らしさにとてもかないません、と頭下げて退散するしかない。音楽も良い。 7点(2003-06-03 12:05:18) |
267. ひまわり(1970)
冒頭、一面のひまわり畑で流れるマンシーニのテーマ曲。その一瞬でこの映画が大好きになった。私が知る限り、ストーリーに関わる全ての女性を最も素敵に、ソフィア・ローレンを最も美しく描いている映画だ。待ちわびて探し疲れたソフィア・ローレンがすべてを知った後の、ロシア女性との会話、列車に飛び乗るシーン、泣き崩れる姿、そしてまた決然と生きていく姿。どれもが素晴らしい。かくも気高く美しく生きたいものである。 10点(2003-06-03 11:46:06) |
268. マルサの女
悪くはないけど、やっぱり好きになれない。良いセリフやシーンがないではないけど、映画的でない。情景がなく、余韻がない。 5点(2003-05-31 18:38:34)(良:1票) |
269. タンポポ
ラーメンウエスタンって一体??質としては悪くないんだけれど、どうしても好きになれない作品。伊丹監督の品のないインテリジェンスが前面に出ている気がして。ラーメンの話しなんだったら、もっと下世話に庶民的に作ってもらいたいんだ。 6点(2003-05-31 18:28:59) |
270. 時をかける少女(1983)
ストーリーも良いし、脚本もわるくない。風景にも情緒があり、繊細に作られている点が好感が持て悪くはないが、なにしろ演技がー。とは言え原田知代は可憐でした。 6点(2003-05-31 18:20:41) |
271. トイ・ストーリー
小さい頃信じていたおもちゃの世界を再現してくれたことに感謝。ただ中盤からの冒険でのハラハラドキドキは、ちょっと引っ張りすぎでクドイ。 7点(2003-05-31 17:52:14) |
272. 魔女の宅急便(1989)
キキの成長ぶりが切なくて可愛らしい。海沿いの異国の街で空を飛ぶ、そのシチュエーションだけでも充分楽しめる。「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」というコピーは素晴らしい。ただ、企業とのタイアップをあまりに前面に出されるとなぁ~。 7点(2003-05-31 17:26:35) |
273. 美女と野獣(1991)
ディズニーの名作童話シリーズは、ほとんどすべてビデオ購入しているが、これは中でもかなりいい出来。ミュージカル仕立ての見せ方も巧いし音楽も良い。何より知的で強い主人公ベルの描き方が良い。 7点(2003-05-31 16:40:46) |
274. 幸福の黄色いハンカチ
「エエ話や」的な泣かせ映画ですが、いくらなんでも、あざとさが鼻につく感じ。武田鉄矢の思い切った起用など観るべき点はなんわけじゃないけど、脇を固めているのも寅さんファミリーの皆さん、みたいなあくまで予定調和的な攻撃にはちと退いてしまうワタシなのでした。↓「竹山ひとり旅」は観てません。すいません。今度観ます。 5点(2003-05-31 15:32:43) |
275. ミセス・ダウト
ロビン・ウィリアムズは、本当にいい役者だ。いつ観てもそう思う。こんな事態に、こんなことしか思いつかないおやぢのアホさ加減が絶妙に好き。 7点(2003-05-31 14:43:47) |
276. ジュラシック・パーク
さすがスピルバーグ。命を持った(かのような)リアルな恐竜を見せてくれただけでもエンターテイメントとしては一流。スピルバーグにこんなことやらせたら誰も勝てっこない。まったく解せないことに、ここでは評判が滅法悪いスピルバーグ監督だが、一映画ファンとして私はどう考えても、彼の非凡さを認めないわけにはいかない。 8点(2003-05-31 14:30:58) |
277. 危険な情事
マイケル・ダグラス、そんなにいーか?そこまでいいか?という思いが頭を離れず、納得いかず。 5点(2003-05-31 13:58:05) |
278. 氷の微笑
映画的に良いシーンがないとは言えない。でもスリリングでもミステリアスでもサスペンスフルでもない上、恐るべきことにエロティックですらない(少なくとも私にとっては)。一体どうしてくれるんだ!(怒) 2点(2003-05-31 13:34:00) |
279. 幸福の条件(1993)
この映画、仕事絡みで原作も読み、仕事絡みで観たんだけど、原作・映画ともに私的には「んで?」ってなシロモノ。モラルがどーの、ギャンブルがどーのという気は一切ありませんが、途方もなくつまらないので。 2点(2003-05-31 13:14:19) |
280. タイタニック(1997)
今さらながらですが、映像は素晴らしい。よくもここまで…と思わせるご都合主義の展開はあるものの、タイタニックをスクリーンに甦らせた功績とそのスケールの大きさゆえ、駄作とはとても言えないでしょう。ただ、キャメロン監督の描く人物は非常に一面的なんだよなぁ。タイタニックの悲劇を描くなら、映像の迫力を凌ぐほどの壮大な人間ドラマがあったろうに。要するに非常に大味なんです。 6点(2003-05-29 17:15:49) |