361. ソードフィッシュ
《ネタバレ》 ヘリにつるされたバスが高層ビルの合間をいくシーンは、ルパン三世を実写にしたような雰囲気を感じました。 なぜか、一時期の「こち亀」のはちゃめちゃエンデンィングも連想してしました・・・(^^; このように全体的には画的に派手なシーンが印象に残っており、スケールの大きさはGoodだと思います。 ストーリー的には"普通”でしょうか? (余談ですが)DVDの特典映像にトラボルタが出し抜かれて終わるエンディングパターンがありましたが、個人的にはこっちが好みです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-09 00:45:03) |
362. ウィッカーマン(2006)
男は単純だ。男は計算しない。男は女に弱い。男はサイテー、そして、やっぱりサイテーだ。男ですいません。 [DVD(字幕)] 2点(2012-09-08 21:43:15) |
363. ワイルドシングス
安っぽいストーリーですが、展開が早く飽きることなく見れました。 出しつくされた感想ですが、まさに「どんでん返しのための作品」に思えます。 出てくるキャラクターすべてがヒールの雰囲気丸出しで、終盤は誰が殺されようが生き残ろうがどうでもうよくなってしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-08 21:37:59)(良:1票) |
364. フォーガットン
《ネタバレ》 見初めで、まずは①子供は本当にいない②子供は本当はいる、のどちらなのかに頭が行きました(普通そうだと思いますけど^^;)。 そして、しばらくするとどうやら②の可能性が高いようです。 その理由は、何やら「実験」のようです。 この段階ですでにストーリーに対する興味は半減していました。 とは言っても仕方ないので、「実験」の内容は、おそらくクローン人間として生まれた子を隔離したんじゃないか、とか適当に想像しながら見ていました。 その後の私の気持ちの抑揚がどうなったかは、皆さんのレビューをご覧になれば察しがつくと思います。 いやぁ~ひきこまれましたねぇ・・・・・空に。 ミステリーの緊張感も、家族愛も、すべて吸い込んでいってしまいました。 いっそ記憶をコントロールしてこの作品を観賞したことを忘れさせてもらいたいです。 元気があれば何でもできる! 支離滅裂も許される! いや~映画ってホントにいいものですね(^^; たまにこういう事故に出くわすから面白い。 [DVD(字幕)] 1点(2012-09-02 22:53:43)(笑:1票) |
365. 閉ざされた森
酷い作品だ! オチがわかると無意味になる作品は多いけど、その代表みたいな作品だね! とにかく知らないで見るしかない、ラストの雰囲気含めて。 とりあえず話の辻褄合わせとけりゃO.K.ってとこなのか? (というより辻褄合ってんの?) こういうのご都合主義って言うんじゃないのかな? 信憑性がない供述を映像にしたって意味なんかあるの? 時間の無駄じゃない? そもそもトラボルタが初めから胡散臭いし。 ・・・・・・・ ・・・・・・・ でも、こういうの、嫌いじゃないぜ! d(^_^) [DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 18:26:38) |
366. マルホランド・ドライブ
「難解」との噂に身構えて観賞。 むむっ、たしかに難しい・・・ でも、登場人物は個性的で、出来事はインパクトがあることばかり。 言ってみれば、パズルのピース1枚1枚は大きく判りやすい形なのだが、それをどう組み合わせていいかがわからない・・・と言う状態でした。 色や形が似通った3000ピースのパズルを組み立てるのではないから、何とかなりそう。 むしろ、是が非でも何とかしたいほど興味深い内容なのです、これが。 しかし、何とかなりそうで何とかならない自分が歯痒い・・・ 仕方なく、世にあるレビューをいくつか参照して、大まかな道標をつけてもらった次第。 いやはや、これを自力である程度解釈できたら映画ってもっと楽しめるんだろうなぁ。 早くそんな領域にレベルアップしたいです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-09-02 10:11:03) |
367. フォーン・ブース
《ネタバレ》 「これはもしかして壮大なドッキリなのか?」と深読みしながら観賞していましたが、けっこう真面目な終わり方で逆に意外でした。 最後に現れた真犯人に撃ち殺されていたら後味悪かったですが、そのまま終わってまぁ一件落着メデタシメデタシということで・・・ いや、結局、とばっちりで撃たれたチンピラだけ丸損しているやないか~~~い! [DVD(字幕)] 6点(2012-09-02 08:56:28) |
368. 真実の行方
《ネタバレ》 弁護士にとっては「真実が何か?」ということより、依頼人が勝てばそれでいいのかもしれません。 そういった意味では、負けはしなかったが、勝つことはできなかったわけです。 そういった裁判のドロドロした描写が面白かったのですが、個人的には作品の理念から離れて、単純にリチャード・ギアがカッコよく終われるかに関心がありました。 それだけに最後のあのオチは見抜いていてほしかったです。 被告人役エドワード・ノートンの表情があまりにも一癖あるので、ラストの流れはある程度想像つきました。 そのうえで、リチャード・ギアが終盤に1人ビデオを見返すシーンがありましたが、そこで彼は何かに気付いていたのだと勝手に期待していました。 ところが、被告人の「一言」にようやく真相に気付く始末・・・これにはガッカリ!でした。 最後に被告人の上をいくサプライズがあってほしかった、”敏腕弁護士”なだけに・・・ 個人的に勝手にハードル上げてしまったせいで勝手にちょっと減点・・・申し訳ありません、こういう判定はは良くないですね(^^; [DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 19:57:13) |
369. オープン・ユア・アイズ
《ネタバレ》 あのハリウッド映画に比べストーリーはわかりやすいと思いました。 ストーリーの組み立ては面白かったです。 でも、それ以上のものではなく、「あぁ良かった」とか「また見たい」と思わせるような余韻はありません。 家族、友人、女性・・・すべての関係が薄っぺらく本当の愛や幸せを知らない主人公が、少しでも人間的に成長していくのであれば感情移入できるのですが、そのような印象は受けませんでした。 最後に精神分析医や友人に対して(ニュアンス的に)若干の思いやりが見えたのが救いでしたが、結局、主人公は資力に物を言わせて、どちらに転んでも大丈夫な未来を用意したにすぎないのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-26 08:23:39) |
370. 12モンキーズ
《ネタバレ》 よく組み立てられたストーリー、かなりのネタバレ注意報作品(どんでん返し系だから仕方ないですが)だと思います。 ウィリス、ブラピのテンションが必要以上に上がりっぱなしなのが耳障りですが、彼らだけに許す!(^^; 結局、未来は変わらないのですが、そのほうが説得力があるし、無難に解決するよりインパクトがありました。 それにしても未来の科学者たちの間抜けさ加減に萎える、というよりむしろ和ませてもらいました。 こりゃ永遠に人類を救うことはできないですね。 あっ、人類の大半が死滅すると、残された人材はこんなものでしょうかね(^^; [DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 07:35:55) |
371. ミスト
《ネタバレ》 見えない霧の中に得体の知れない何かが潜む恐怖・・・つかみはOK あっさり異様なイカの足?のようなものが出てきた時点でちょっとがっかり・・・ この時点でビジュアル面に目がいってしまい、どうしようもないグロテスクホラーに感じてしまいました。 しかし、見ていくにつれ、この作品に潜む恐怖とは、"怪物"ではなく恐怖に陥ったときの人間自体であることに気付きました。 思えば、最初に出てくるモンスターぺアレント的なおばさんからして、すでに人間の見苦しい姿にほかなりません。 そして、最後のどうしようもない絶望感での終わり方はなかなか個性的。 こういうラストはなかなか持ってこれないと思います。 問題は収束し、主人公は生き残ったのに、主人公にとって最悪の終わり方・・・言ってみれば死んでいたほうがまだマシ。 面白かったですが、正直、広く一般には薦められない作品です(^^; [DVD(字幕)] 5点(2012-08-19 17:46:15)(良:1票) |
372. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 初っ端から主人公の"夢"または"空想”を予感させる雰囲気丸出し。 ソフィアから急にジュリーに入れ替わった段階でそれが顕著に。 「えっ!夢だったの?」と驚く作品ではなく、どこからが夢なのか予想する作品だと思いました。 途中まで多少頭が疲れる流れでしたが、最後の種明かしは至ってシンプル大雑把。 一応、高所恐怖症や冷凍保存など伏線は回収しているものの、さほど人間ドラマはないので、どこか薄っぺらく感じるストーリーでした。 何と言っても、主人公に感情移入できないことにつきます。 自由気ままなプレーボーイが現実世界に戻るだけ・・・医療技術で顔は元通りにできるらしいというオマケ付。 そこに何らかの人間的成長をしたという描写は見受けられません。 最後のシーンにしても中途半端で消化不良。 何やら色々な解釈ができる終わり方・・・というよくあるパターンを使ったようですが、手抜きにしか思えませんでした。 生き返るのが150年後である以上、そもそも描写の選択肢などないはず。 最後のシーンはしっかり作れと言いたいが、おそらく陳腐になるので中途半端に流したのでは?・・・ちょっと意地悪にとらえすぎでしょうか(^^;。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-16 09:12:04) |
373. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 詐欺師ストーリーということで、騙しが来ることは承知のうえで身構えて見てしまいました。 このため、ハードルは高めになりましたが、普通に楽しめる展開でした。 それ以上に突き抜けるわけではなく、あくまでも普通レベルで・・・欲をいえばもう一段階サプライズが欲しかったです。 最後の娘"役"との再会はちょっと偶然すぎて不自然に感じましたが、無難に終わってヤレヤレです。 そこで、娘"役"がもう一度騙しを仕掛けてきたら救いようなかったですが、最後はハッピー(?)エンドで暖かい気持ちになりました。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-15 20:30:16) |
374. 愛してる、愛してない...(2002)
《ネタバレ》 まず、予備知識なしで見れたことに感謝します。 ネタバレして見ても面白い作品だと思いますが、とにかく最初はレビューなどなど見ないで観賞することが幸せだと思います。 パズルのようにうまく組み合わさる「群集劇」と「どんでん返し」物が好きな私にはストライクな作品でした。 正直あれくらい怖い女性はけっこういそうなので、「精神病の設定はいらんのではないか?」と思ったりもしましたけど(^^; 最後は真剣にあの医者の無事と幸せを祈ってしまいましたよ・・・男性の立場として(^^; それにしても、最初はただの女たらしの医者と思っていたのに、ダブル主演みたいな扱いになるとは・・・いや驚いた。 [DVD(字幕)] 9点(2012-08-12 22:16:06) |
375. 英国王のスピーチ
「アカデミー賞」っぽい堅苦しさがなく、コンパクトにまとめた印象でした。 様々な表情で語れる主演のコリン・ファースがはまり役だったと思います。 吃音症に向き合う真摯な姿と、敵国に立ち向かう姿がリンクしており、国王の人柄が伝わってきました。 また、ローグ役の表情もよかったと思います。特に目。 ただし、秀作だと思いますが飛び抜けたものはなく、作品としては小粒感が残りました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-12 21:41:38) |
376. ヴィレッジ(2004)
《ネタバレ》 まず見始めは、設定が判りやすく面白そうに感じました。 (「閉ざされた村」の割には住んでいる人々が普通なため、ちょっと不自然に感じましたが・・・この理由は最後にわかりました。) 内容はというと、「ここで驚け」と言わんばかりの音響のわりには、それほど驚くシーンもなく、中だるみが酷くて退屈でした。 中盤の肝と思われる”事件”の後はさらに酷くなり、「薬を取りに・・・」あたりからの現実感のなさ、緊張感のなさに「どこのおとぎ話だよ」と突っ込まざるを得ませんでした。 この監督の作品だけに、「せめてどんでん返しのラストだけでも・・」の淡い期待を捨てずに見ましたが、最後に行けば行くほど話しは軽くなり嫌な予感。 結局、何をしたいのか、何を言いたいのか、よくわからずに終了してしまいました。 主演の健気な可愛さに免じても、この点数です。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-12 15:57:59) |
377. Mr.インクレディブル
アンチヒーロー、駄目ヒーローなどヒーロー物は様々あって面白いですが、強い正統派ヒーローが消えた一発屋芸人みたいにひっそり暮らすハメになってしまうのは、切り口として斬新で面白かったです。 戦い自体はありきたりで後半は退屈でしたが、ターゲットが子供メインということを考えれば、そこまで注文つけてはいけませんね。 ビジュアル的にも申し分なくファミリーで楽しめる作品だと思います。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-08-05 18:07:46) |
378. 洋菓子店コアンドル
《ネタバレ》 理由あって菓子作りを辞めた伝説のパティシエ・・・そのパティシエがあるキッカケで復活しピンチの洋菓子店を救う・・・その天才パティシエ役に江口洋介・・・ ・・・何というベタドラマな設定!(^^; でも個人的にはこういうの大好きです。 こういうストーリーは油断するとTVドラマと同じになってしまい勝ちですが、ケーキのビジュアルや音楽が綺麗で映画的な雰囲気があってよかったと思いました。 内容についてはちょっと詰め込みすぎた感があります。 1クールのドラマを無理やり短縮した感じで、後半になればなるほどバタバタ。 特に最後は、「えっ、これで終わり?」といった呆気なさでした。 正直、伝説のパティシエ十村の見せ場もいま一つ。 十村の復活はこの作品の肝だと思いますが、そのキッカケもイマイチ弱い。 このようなストーリーは個人的に好きなだけに採点は甘くしてますが、もう少し感動や盛り上がりが欲しかった・・・う~ん、残念!。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-12 23:09:14)(良:1票) |
379. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 冒頭の電話シーンで何が起こったか期待させ、トラや赤ん坊が出てきたところでさらに期待させ・・・ 、と起承転結の「起・承」はよかったのですが、結局は単なる酔っ払いの強力バージョンにすぎず、ストーリーの組み立てにこれといった工夫は感じられませんでした。 ラストカットのカメラを見るシーンで、何か工夫があるのかとちょっと期待を抱きましたが、オチは弱すぎて消化不良気味です。 ハチャメチャ振りは面白かったですが、ごく標準的なコメディ映画という感想の域を出ませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-04 22:13:45) |
380. 2012(2009)
なかなか興味深い滑り出しだったが、最初の30分位まで…あとは映像美のオンパレードで、それだけで評価すれば高得点作品に間違いありません。 しかし、ストーリー展開に目新しさはなく退屈で、異様に長く感じてしまいました。 テーマが「世界の終末」というパニック映画の中でも最恐のジャンルになるべきなのに、スケールも小さい。 この作品に限らないのですが、映像に90%以上の力を注いでいるようなパニック映画のあり方は、もはや限界だと思います。 何かワクワクさせてくれる新しい切り口がほしい・・・それが何かって? それがわかれば私が儲けてます。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-08-15 23:48:20) |