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ウェルテルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  アメリカン・ジゴロ
しょうもない映画だけど、若き日のギアのかっこよさは格別です。 アルマーニはこの映画で大ブレイクしたんだよね。
5点(2004-06-05 14:46:54)
22.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
映画館で見た時はかなりがっかりしたけど、DVDで見直したらまあまあ悪くはなかった。とはいえ、ストーリーに求心力がなく、長尺のわりには中身がスカスカなのが気になりました。しょうがないよ、枯れちゃったパチーノの後日談だもの。こんな話蛇足もいいところ。 ゴードン・ウィリスのカメラはすばらしい。ソフィアコッポラは論外にしても、アンディ・ガルシアは魅力ないね。この当時、ガルシアは周囲から将来を非常に期待されていたビッグ・スター予備軍だったんですけど、案の定最近ではあまりパッとしないですよね?この人どうもオーラが足りないんだよな。
6点(2004-05-04 21:20:11)
23.  キル・ビル Vol.2
Vol.1は正直言ってギミックだけの駄作だと思っていたけど、このVol.2は傑作ではなかろうか?なんといってもうれしいのはタラちゃんの持ち味である語り口のうまさ、これが全開になって戻ってきていること。このとぼけたC調な会話術はほんとうにタランティーノの持ち味。日本ではコトバの制約があるからそうでもないけど、アメリカの劇場では爆笑に次ぐ爆笑なんではないかな。 アクションも細かいアイディアがいっぱいあって、たとえばトレーラーハウスの死闘では、狭すぎて日本刀を抜けなかったり、便器に顔を突っ込まれたエル・ドライバーがレバーを引き、水位を下げ一息ついたり(笑)こういう小技がVol.1にはいまいちなくて、ひじょうに大味だった。Vol.2は隅々まで考え抜かれていて、洗練された映画でしたね。 全体を通じていえることは、これはタランティーノ版「地獄の黙示録」なんだね。完結してみると、やっぱりこれは映画史に残りうるポテンシャルをもった快作でしたね。
9点(2004-04-27 06:55:27)(良:1票)
24.  S.W.A.T.
この物語は1時間で済む話だと思います。事件が起きて物語が始まるのは映画の中盤になってから。最初の1時間は早送りしても差し支えなし。 それから、アクション・シーンでやたら意味もなくロックやヒップホップの既成曲がだらだら流れるのはどんなもんなんだろう?映画がひじょうに安い感じになるし、緊張感ゼロ。歌詞の入った曲を使う場合は、きちんと物語に即したかたちで使ってほしい。 
4点(2004-04-06 07:11:14)
25.  ランブルフィッシュ
コッポラという人の本質は、意外とこういう映画にあるのでしょうね。映画オタクの学生みたいな青臭さがある人なんです。 映像は綺麗でした。この映画がMTVの若い映像作家などに与えた影響は大きいんじゃないかな?モノクロの早回しで雲がびゅんびゅん飛んでいくイメージとか。この手の映像をその後あちこちで見かけるようになりました。 スチュワート・コープランドのエスニック風の音楽がすごくかっこよかった。 マットディロンのイメージは、「欲望という名の電車」のマーロン・ブランドをほうふつとさせました。
7点(2004-02-11 18:56:04)(良:1票)
26.  ハリウッド的殺人事件
これは普通につまらない映画だというだけでなく、不可解なほどに不出来な作品です。シナリオも最低だし、編集もめちゃくちゃなので、ほんと単純なつまらないプロットなのに、話が異様にわかりづらいんです。主人公ふたりのラブシーンなど、まったく意味不明で不要なシーンも多すぎ。 後半のアクション&カーチェイスの陳腐さも、あきれます。とにかく長かった。
2点(2004-02-10 20:43:26)
27.  オール・アバウト・マイ・マザー
人が生きるということはどういうことか?ということに誠実に向き合ったまじめな映画だと思いました。終ったあといっしょに見た人といっぱい喋りたくなるような映画だったな。 ハリウッド映画や日本のTVドラマみたいに誰にでもわかるように親切には作られていないから、「わかる人にはわかる、わからない人にはわからない」映画とは言えるのかな? ところで「イヴの総て(オール・アバウト・イブ)」「欲望という名の電車」両方とも見てないんですけど、これらの作品を見ているとより深く映画を味わえるのでしょうか?
8点(2003-11-17 08:05:41)(良:1票)
28.  ブラックホーク・ダウン
パールハーバーといい、この映画といい、アメリカのクレイジーぶりはほんと恐ろしいのひとことです。 ソマリア人がまるで殺しても殺しても沸いて来るゴキブリのように描かれていたのがすごかったね。ゴキブリはいくら殺してもべつにかまわないんだよね。ラストの感傷の浸り方などもう完全なギャグ。ブラックユーモアかと思っちゃいました。 まあ呆れました。 
1点(2003-11-11 11:38:39)(笑:1票) (良:1票)
29.  パール・ハーバー
太ったな、アレック・ボールドウィン。 皆さんの書いてることにとくにつけたすこともありませんが、日本軍人たちの描き方が、デレデレと脂肪太りしただらしのないアメリカ軍人よりよほどパリッとした感じで描かれているのはよかったんじゃないんでしょうか。司令官たちの顔つきも良かったし。 まあ、やってることはめちゃくちゃで、病院を襲い、民間人を襲いで、これで日本人を鬼みたいなやつらに描いたら、大事な日本マーケットで商売できなくなると思ったため、気を使っただけか。 ラブストーリーの部分はこれ以上ないくらいの陳腐なご都合主義。こんな段取りだけの脚本でよく通ったな。呆れました。 ラストは東京空襲じゃなくていっそ原爆投下にしてほしかったです。原爆落としてドカン!きのこ雲もくもくの上空からベン・アフレックが「ざま見ろジャップ」で、アメリカ右翼の皆様もすっきリ溜飲を下げると。そうしたら、なかなかブラックな感じの良い映画になってたかもしれないね。
0点(2003-11-10 14:38:03)(笑:1票)
30.  M:I-2
ジョン・ウーの世界にトム・クルーズはいらない。
5点(2003-11-03 19:17:10)
31.  キル・ビル Vol.1(日本版)
タランティーノって、語り口の上手さで見せるウェルメイドの職人だと思ってたけど、その得意手を封じ込めて、シナリオもなにもなく徹底的にハチャメチャやっているのが、すごいというか、なんかキレちゃってるというか、わけがわからなかった。 『ジャッキー・ブラウン』なんて、ほんとうに上質な哀感のあるいい映画でしたけど、『キル・ビル』はなあ~。 スプラッターが嫌いな人、悪趣味が嫌いな人、ナンセンスが嫌いな人は見ないほうがいいです。とにかくまあ徹底してますから。 ルーシー・リューのやくざの女親分はなかなかイカしてたです。決闘の時彼女のテーマソングが流れるんですけど、それが梶芽衣子の『修羅の花』なの(笑)梶芽衣子もさぞかし驚いたことでしょう。 ルーシー親分の部下の女子高生栗山千明ちゃんも、光ってましたね。とにかく女性はアジア系に限りますね。この映画はひどい日本語ばかりで満載なんですけど、彼女が喋るところだけは安心して見られました。 日本語といえば日本人同士の会話がなぜかいつもキーキーと不自然に怒鳴りあってるというのが、笑えました。この映画は亡き深作欣二監督に捧げられているのですが、たしかに深作監督の映画って、登場人物が喋るときいつも怒鳴りあってるような印象があって、それがものすごいテンションを生んでましたからね。ああいうの、言葉がわからない向こうの人が見ると、すごく異様に見えて、おもしろいのでしょうね。 それと、この映画、途中でなぜかアニメーションが入るですけど、これが良くできてた!押井守のスタッフが作ったそうですが、このジャパンアニメの部分が一番よくできてたんじゃないかな?(笑)感動しました。
7点(2003-10-26 08:36:28)(良:1票)
32.  新・仁義なき戦い。(2000) 《ネタバレ》 
『キルビル』のカッコイイテーマソング(?)は、もともとこの作品の音楽。 脚本はよく練られているので、権力抗争劇としてはおもしろい。 まったくヤル気がなくリーダーの器量もない岸部一徳が、その無能ぶりのせいで部下たちの死屍累々の山を築くのだが、最後は結局棚からぼたもちで、最高権力者の座を手に入れるという展開は皮肉でおもしろい。実際のサラリーマン社会でもありえそう。 しかし演出はだるく、へたくそ。これではとても深作さんの跡目は継げない。アクションものとしての期待はまったくしないほうがいいです。(基本的にアクションものではない)布袋寅泰の存在感はなかなかなもの。
5点(2003-10-21 08:03:29)
33.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
特につまらない映画でもないが、天下のスピルバーグがなにゆえにこの程度の作品を撮らなければいけないのか理解に苦しむ。以前のコッポラみたいに監督料を稼いで借金を返さなければいけないというわけでもなかろうに。・・・もしかしてそうなのかな?
5点(2003-10-18 11:01:44)
34.  突入せよ! あさま山荘事件
実在の人物、しかも今現在存命している人物を、映画の登場人物として描くのは無理があります。まるで陰影のないのっぺらぼうの優等生にしか描きようがない。 この映画、監督は自分では意表をついた視点でおもしろいことやってるつもりなんだろうけど、アイディア倒れだと思う。 連合赤軍映画は長谷川和彦監督の本命はいつ見られるんだろう・・・。
2点(2003-10-18 10:51:44)
35.  ロード・トゥ・パーディション
トム・ハンクスさえない。ちょっと太りすぎじゃないの?こんなでぶった主役じゃハードボイルドにならないっしょ。 大体こういう役は本来アル・パチーノとかデニーロとかがやる役で、ハンクスではそもそもミスキャストだと思うが・・・。最近評判のこのメンドスとかソダーバーグとかアメリカのインテリ派監督はどうも肌に合わないな。もったいぶってるけど、ホントに才能あるんだろうか?
3点(2003-10-17 11:08:55)
36.  座頭市(2003)
壮絶な殺陣、タップ、復讐姉妹のあでやかな舞い、そのアイディアの卓抜さ、豊穣さ、絵の美しさ、編集のうまさ、いずれもまさに映画的で舌を巻くほど素晴らしい。 ただし、ガタルカナル・タカを使った一連のコメディ・シークエンス。これらがいずれも凡庸でまるでおもしろくない。市のまぶたに目玉の絵を書いて笑いを取るなんて、そんな安手のTVコントみたいなシーンは必要だったのだろうか。満員の映画館もせいぜい「クスリ」というくらいで、ギャグというギャグは明らかにすべっていた。 でもたけし映画ってどれもそういう傾向ない?天才北野武の映画における唯一のウィークポイントが「笑い」というのがおもしろい。
9点(2003-10-16 22:58:20)
37.  ケープ・フィアー
デ・ニーロの体ってぶよぶよの時はホントぶよぶよなんだけど、どうしたら短期間であんなとんでもないキン肉マンになれるんだろう? 今体を鍛えてるんだけど、なかなか筋肉がつかないで悩んでいるので、ぜひ聞いてみたいです(笑)ステロイド注射かな?
6点(2003-10-16 22:30:26)
38.  ラスト・ワルツ
マーティン・スコセッシの映画に感心したことはあまりないが、この映画だけは何度見ても深く心を打たれる。 こういうストーリーのない音楽ドキュメンタリーは繰り返しに耐えうるので、DVDを買っても絶対元がとれます。(笑) THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD!
10点(2003-10-16 22:24:24)
39.  追撃者(2000)
なんなの?これ?
1点(2003-10-16 21:58:46)
40.  ハート・オブ・ウーマン
最初のアイディアはおもしろかったのかもしれないけど、脚本がまずくてそれが生かされてない。だいたい設定が設定なんだからもうちょっと色々事件が起きるべきだよ。何にも起きないんだもん。この映画。 メル・ギブソンのファンの人がアイドル映画としてみる分にはそれなりに楽しめるのかな?やたら脱いでるし。ただしメルちゃんも、やはり老けましたね。髪の毛も薄くなったし。全体の風貌もおっさんぽくなった。15歳の娘がいるという話も無理がなかったです。
4点(2003-10-16 21:49:22)
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