41. ヴィランズ
悪党(ヴィラン)の複数形でヴィランズ。 強盗をしちゃったバカップルのマヌケな泥棒コメディ。 ホームアローン的な物を想像していたが、 思ったよりサスペンス感があって驚き。 終始ハラハラした緊張感で面白かった。 絶妙なサイコパス感も良く引き立ててる。 悪党なのに、最後のほうは胸が熱くなる映画。 パッケージの生首、全然関係ないです笑 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-16 00:31:52) |
42. グッドナイト・ムーン
家庭的な実母と、キャリアウーマンの継母。 まるで正反対な実母と継母のふたりが主役の映画。 どちらの母も一長一短。 対照的な2人は考え方や意見でぶつかったり、 父親や2人の子供の存在でも衝突をしていく。 最終的に迎える家族の行く末は感動もの。 心の温まる、泣ける良い家族映画でした。 ジュリア・ロバーツもスーザン・サランドンも、 個人的にはどちらも母親役がピカイチな2人。 このタッグが生まれる最高の母親映画でした。 光る子役がまた良い感じに母を引き立てている。 話の転機は若干弱い気もするかな。 月=母性を意味するらしいが邦題が若干謎 [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-14 20:50:44) |
43. アップグレード
技術の進歩した近未来。 愛する妻を殺され、自分も全身不随となった主人公。 最先端のIC(AI)を体に埋め込み、体が動かせるように。 ICの力で人間以上の能力を得た「アップグレード」 人間を超えた動きの表現とかがとても良かった。 役に立たない警察に痺れを切らし、 自ら復讐と犯人探しに動き始めるのだが…。 黒幕はだいたい予想がついたけれど、 それをさらに超えてきたのがすばらしかった。 意外性というか、どんでん返しというか。 そういう意味で映画的に面白かったです。 ところどころ、微妙にグロいのだけは苦手だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-12 22:49:06) |
44. 弥生、三月 君を愛した30年
波乱に満ちた30年を描いた映画 30年という人生がぎっしりと詰まったお話 カレンダーのように「3月だけ」を切り取った演出も良 波瑠も良かったし、杉咲花も良かった。 なによりこの2人のキスという、 他では見られないようなシーンは見物 結婚式だとか色々やりすぎな気もするけど、 最後のシーンに全部免じて許しましょう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-11 20:39:59) |
45. クイール
盲導犬クイールの一生を描いた映画 最初から最後までとにかくクイールがお利巧で可愛い 温厚で優しいラブラドールレトリーバーの魅力が満載 犬の可愛さという点では100点満点 ほのぼのとした暖かい映画 ただ、途中で渡辺さんの映画になっちゃってるのが惜しい 犬の映画か、人の映画か、焦点が合ってない感じ その渡辺さんの話もドラマとしてはいまひとつ物足りなさ 昨今はクセの強い役が多い香川照之が、マトモ(失礼)な役なのは見所 [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-10 20:06:54) |
46. SUNNY 強い気持ち・強い愛
オリジナルが韓国であるのに対し、 日本人の馴染みやすいように最適化された内容。 (女子高生時代のコギャル、日本人の曲など) 1人分エピソード圧縮されてしまっているのと、 最後の踊りで余韻が損なわれているのは難点か。 ただ、ともさかりえが良かった。 日本版には日本版の良さもあるけれど、 相対的にはやはりオリジナル版のほうが好きかな。 オリジナルの韓国版でも書いたけど、 この結末はきっと単純なハッピーエンドではない気が [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-08 22:30:34) |
47. サニー 永遠の仲間たち
前半コメディかなーと思わせておいて、 やっぱり後半シリアスに泣かせにくる。 メンバーの女子高生時代の友情と、 大人になってからの再会を描いた青春映画。 泣ける良い映画でした。 最後の最後が衝撃だった。 これただのハッピーエンドかな? 穿った見方かもしれないけど、 スジは、もしかして…。 この結末、単純な話じゃない気がする。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-08 22:29:58) |
48. 楽園(2019)
タイトルの「楽園」はアンチテーゼ 沈んだ気分に浸りたい方向け映画。 女児が行方不明になる事件が発端ではあるけど、 犯人探しのサスペンス・ミステリーではない。 感動巨編のヒューマンドラマでもなく、 田舎ほのぼのHAPPYな映画でもない。 むしろ村社会という狭いコミュニティでの、 人の闇や汚さを描いた暗くて重い内容の作品。 そんな村の3人の主役たちが「楽園」を探し求める話。 感動や希望がないわけではないけど、ほぼほぼ負のドラマ。 明るい映画が観たい人は覚悟されたし。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-07 22:38:00) |
49. 犬神家の一族(1976)
あの名シーンを見たさに鑑賞。 一大財産を築いた犬神家の当主が亡くなり、 遺言状と遺産相続によって引き起こされる事件。 サスペンス、ミステリー物として面白かった。 それぞれの思惑などが複雑に絡み合っており、 それが伏線にもミスリードにもつながって面白い。 なるほど、これがかの有名な金田一耕助かぁ(知らんかった) 世代的には孫の金田一少年のほうなので…。 女中さんが個人的になんかツボ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-07 14:46:26) |
50. TENET テネット
公開当時なんか話題になってたなーくらいの認識。 ようやく機会があって鑑賞に至る。 タイムリープものとはまた少し違って、 時間の逆再生という少し変わった発想の映画 リモコンで巻き戻しボタンを押した時の感覚 インターステラーと同様、小難しい理論・理屈が展開 ただ、本作は人間ドラマという観点では少し薄味 時の逆戻しを扱ったSFサスペンスもの 話題になるだけの面白さはありました 関係ないけど、奥さんめっちゃ美人 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-04 13:34:25) |
51. そうして私たちはプールに金魚を、
思った以上にウィーアーリトルゾンビーズだった。 平凡な女子高生たちの鬱蒼とした感じと退屈感。 変わった目線での撮影と、変わった演出。 最低限のものだけギュッと詰め込んだ短編映画。 1つの作品としてみると興味深い。 現実にあった事件をモチーフにしてる点でも面白い。 まあ、映画としておもしろいかどうかはまた別の話。 [DVD(邦画)] 6点(2021-07-03 22:05:58) |
52. 幸福の黄色いハンカチ
いつもの山田洋次監督 前半は寅さんばりの人情喜劇(コメディ) わかっていても後半からラストにかけては胸が熱くなる チャラい武田鉄矢 昔も変わらない桃井かおり 安定感のいつもの高倉健 3人が織りなす感動のドラマ 昭和感フルアクセル(誉め言葉) [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-03 21:41:33) |
53. あと1センチの恋
あと1センチ(が届かない、すれ違い)の恋 理想で両想いのはずなのに、 結ばれて欲しいのに結ばれない、 ムズムズして胸が締め付けられるやつ 音楽ズルいわ笑 主役の子めちゃくちゃ美人だけど、 それ以上にベストフレンド(親友)の子が最高にツボ [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-30 20:30:50) |
54. さよなら子供たち
ユダヤ人迫害だとか、反戦映画ってのはわかる。 話としては淡々として、冗長さを感じる。 娯楽映画に漬かりすぎたのか、良さがよくわからなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-06-30 20:12:23) |
55. 海賊じいちゃんの贈りもの
関係の破綻しかけた身勝手な親世代たち。 嫌気の差した祖父と孫たちが騒動を起こすお話。 親の身勝手さは端から見てても呆れるほどだけど、 子供たちの純真さにとても救われる映画。 祖父と孫という、穏やかな関係性も引き立つ。 やっぱり家族って大事だし良いよねっていう映画。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-30 19:53:41) |
56. サイコ(1960)
ヒッチコックの代表作ようやく観た。 思った以上にサイコパス映画。 60年以上も前の映画とは思えない内容。 意外性やミステリー感もあって面白い。 今はサイコパスという言葉も広く認知されてるけど、 こんな時代からすでにサイコパス映画が撮られていたんだなぁ。 最も古いサイコパス映画って何だろう?と気になりました。 主役の扱い方が斬新。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-28 18:54:11) |
57. フォードvsフェラーリ
vsフェラーリの話、かと思いきや… どっちかというとフォードの内なる敵との戦い 車というより、男たちの熱い人間ドラマでした あんまり車に興味ない自分でも楽しめました レースシーンの迫力もスゴい フェラーリは添える程度の存在 逆に、添える程度の奥さんの存在がデカかった [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-27 17:16:10) |
58. 聖の青春
やるか、やられるかの将棋の世界 そんな中、生きるか死ぬか難病を抱えた棋士のお話 ぽっちゃり松山ケンイチ 羽生善治っぽい雰囲気 役作りがすごいなと思いました 周りを固める俳優さんも粒ぞろいで見応えある 鬼気迫る演技もすごかったです 将棋界ってなんでこんなに映画に向くんだろう [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-25 17:35:47) |
59. シンク・オア・スイム
冴えないオジさんたちの男子シンクロのお話。 みんなそれぞれが私生活で千差万別の悩みや問題を抱えてて、 個性豊かな実に駄目オジさんらしい物語。オジさん共感度【高】 それぞれの色んなヒューマンドラマが詰まってて熱かったです。 最後の世界選手権の結果は出来すぎな気もしますが、そこはまあ映画。 終盤の演技シーンを観てると、それも悪くないかなと感じます。 辛気臭かったオジさんたちが、ひとつの夢にかけたお話。 夢の果てに結末を迎えたオジさんたちの姿は、なかなかグッときます。 いいヒューマンドラマでした、こういうの好き。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-06-25 17:23:18) |
60. THAT/ザット
謎の死を遂げたはずの友人から招待が届いたアプリ。 その呪いのアプリから恐怖が巻き起こるホラー映画。 スマホ、アプリ、SNS、コンピューターテクノロジー。 ITに現代化を加えたような内容。 「THAT/ザット ジ・エンド」があまりにもひどかった。 なので、前作となる本作の出来が気になって鑑賞してみた。 うん、ホラー映画としての要点は抑えてるし、 一連の流れとして脈絡はきちんとつながってるし、 割と悪くなかった印象。(ジエンドが酷すぎて錯覚か?) ぶっちゃけITのパクリではあるけれど、 オマージュ作品として考えればまぁアリかな。 ただし、後続のTHATジ・エンドはマジでアカン。 …と思ったら監督が違うのか。なんか納得。 アメリカねーちゃんがとてもセクシーでした。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-21 22:15:53) |