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しぇんみんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 188
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。
昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。
また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、
レビュー対象にはしません。

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41.  アイアン・フィスト 《ネタバレ》 
古き良きカンフー映画や日本の少年漫画が好きで創ったんだろうな、という制作側の愛情は感じられるが、色々なキャラを登場させた上に、それぞれの物語を描こうとしてまとめきれなくなっており、観客は置いてけぼりなので、同人映画の域を出ていない。物語の構成要素は良いので、もっと主人公の鍛冶屋の物語を中心に進めたほうが話がまとまったのにと思う。彼の腕切断の件を物語序盤に持ってきて、偉い師匠に修行をつけてもらい、悪に打ち克つような流れにしたら、もっとカンフー映画の王道っぽくなったんではないか。まあ各キャラのバトルシーンは荒唐無稽で結構興奮したし、物語的には好きな内容なので、この点数で。
[DVD(吹替)] 5点(2014-09-09 21:44:30)
42.  キャビン 《ネタバレ》 
人里離れた森の小屋に遊びに来た大学生の男女5人。彼らは楽しい休日をこの場所で過ごす予定だったのだが、何かがおかしい。不気味な絵、隣の部屋を覗けるマジックミラー。彼らは不安に駆られながらも楽しい夜を迎える。そんな時、入口が巧妙に隠された汚い地下室を発見した彼らは引き寄せられるように階下に降りてゆく...となると、ホラーとして面白くなる要素満タンなのだが、どうも制作陣は観客を怖がらせる気はないみたいだ。この物語は同時進行で「太古の神々」の怒りを鎮めることを生業とする人々の存在を映し出す。彼らの尽力により、生贄となる人間のグループを「自発的に」「モンスターに殺させる」ことで太古の神々を眠りにつかせることが、本当の物語だ。ん?もしかしてホラー映画のメタファー?「太古の神々=ホラー映画の観客」「神々の怒りを鎮める人々=ホラー映画の制作陣」「生贄=ホラー映画の登場人物」ということかな?モンスター選択の自由やお姉ちゃんの裸をいつ見せるかの件は、そういうことでしょ。でも、過去のホラー作品に敬意を表しているのはわかるが、イマイチ面白くないパロディになっているように感じるのが問題。また、恐怖を紡ぎだす裏方の存在を最初から見せているため、スリルや謎解き感が失われ、テンポも悪く感情移入もしずらくなっている。言わんとすることはわかるが、全体的にはイマイチで。
[DVD(吹替)] 5点(2014-09-03 23:29:19)
43.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 
前作から3年後という設定。中心となるのは、主人公のなりきりヒーロー"デイヴ/キック・アス"、バイオレント・キューティ"ミンディ/ヒット・ガール"、そして馬鹿"クリス/マザー・ファッカー"の3人。何と言ってもヒット・ガールは魅力的でしょう。前作で結構好みだったデイヴの彼女は早々に退場してしまったので、クロエ・グレース・モレッツに焦点が行ってしまった。育った感はあるものの、その魅力は相変わらずで、観る者の心を掴んで離さない。激しいアクションも相変わらずだが、「普通の女の子に戻ろうと努力するミンディの姿」が描かれ、葛藤し揺れ動く彼女の描写が秀逸。それに引き換え、今回のキック・アスはヒーロー軍団の仲間にも恵まれ、"ナイト・ビッチ"ともいい仲になってるし、ミンディとも知り合いだし、ヒット・ガールとの特訓で身体能力も向上したし、心身ともに充実してる感じでイマイチ。かつての「イジメられっ子」から脱却してしまい、ダメ人間が正義に目覚めて...の部分が希薄で正直残念。クリス/元レッド・ミスト/マザー・ファッカーは問題外の成長度合い。前作より更に世間知らずでとち狂ってる感が倍増してしまった。あと他の気になるキャラとしては、元ギャング/スターズ・アンド・ストライプス大佐、超絶殺人機/マザー・ロシアは存在感大だった。それと、物語展開上気に食わないのは、デイヴの友人トッド/アス・キッカー。デイヴたちからなりきりヒーローの仲間外れにされたことを逆恨みしてマザー・ファッカーに近づき、デイヴの父の情報を教えてしまう。その結果、デイヴの父親が殺されることになったというのに、トッドは何食わぬ顔でラストバトルでデイヴたちを助けて(by ゲリゲロ棒)いたのだ。彼のせいで人ひとり死んだのに、知らぬこととは言え少しの反省もなしでムカつく。など不満点は色々あるが、映画としては出来がよく、決して駄作ではない。全ての戦いが終わり、ラストシーン。ミンディがヒット・ガールとして生きていくことを決意し、立ち去る前にデイヴに突然キスをする。驚くデイヴに照れながら「私のファーストキスなんだから!笑ったらぶっ殺すよ!」と。このシーンがよいね。続編の匂いも残しつつ大団円。及第点。
[DVD(吹替)] 7点(2014-08-06 22:46:31)(良:1票)
44.  クロニクル 《ネタバレ》 
面白かった。高校生のアンドリュー、マット、スティーヴの3人は、偶然触れた謎の物質ににより超能力(主に念力の類)を身に付けることになる。共有する秘密ができたことで、それほど親しくなかった3人の間に絆のようのものが出来る。他愛もない悪戯や遊びに能力を使い楽しむ彼らだったが、他人を傷つける事故を起こし、3人の絆も危うくなっていく。この物語は、暴力を振るう父親、重病で余命わずかな母親、と家庭に問題を抱え、ビデオ撮影に逃げ道を見出していたアンドリューの目線による主観映像で構成されている。彼が超能力を身に付けてからは、カメラを手に持たず遠隔操作による撮影となるため、通常の主観映像としてはあり得ないカメラワークを味わえる。特に超上空での飛翔シーンは必見。ただ、ラスト近くなると、他者の携帯や監視カメラの映像も混じってくるので、厳密には主観映像ではなくなるのだが。冴えない高校生の青春ドラマとしても面白いし、高校生の生活圏で起きる超能力アクションは、日常の中の非日常として効果的に描かれている。そして、無敵の能力の使い方を習熟するにつれ、徐々にその能力に飲み込まれていく様は悲しくも恐ろしい。アンドリューが辿り着く「自分は頂点捕食者だ」という思想は、彼の境遇を丁寧に描くことで、説得力を持って観る者の心を打つ。十分及第点ってことで。
[DVD(吹替)] 7点(2014-08-01 23:44:22)(良:1票)
45.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
全編を通して「謎」が散りばめられ、観客を惹きつける。主人公ジャック・ハーパーの正体は?脱出カプセルで眠っていたジュリアは誰?ジャックは何故ジュリアの夢を見るのか?地球を侵略した異星人の正体は?そして次々に明かされてゆく意外な真実に驚愕すること間違いなし。なので、序盤から中盤に掛けてはワクワクする展開なのだが、最終的にイマイチって感じになってしまうのが残念。様々な謎を提示して観客を飽きさせない流れは良いのだが、それらの謎が解明されていく終盤の展開がいきなりすぎて説得力が無く、スッキリしない。特に特に、ラストは「それってどうよ」と思ってしまう。何の説明もないので、あれだと何千人もの****が集まって来て・・・・となるのではないかな?おまけに***も一緒に連れてきたらどうなるかね?でも、突っ込みどころが多いにしても、その映像は実に荘厳で、SF映画としての魅力は十二分に描き出せていると思う。また、物語の根底に流れるものが、純粋な「愛」の物語であることは評価できると思う。十分及第点ってことで。
[DVD(吹替)] 7点(2014-07-22 23:23:06)
46.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
原作既読。まさにタイムループによる「強くてニューゲーム」の世界。銃礼賛社会の米国発となり、銃連射で簡単に相手を撃破できるようになってしまったことは残念。やはり近接戦闘武器で敵と対峙する緊張感が堪らないのだが、外国人には伝わらないか。また、主要キャラの背景描写が薄く、物語が薄っぺらいのが残念。人間最大のストレスである「死」を以て同じ時空を強制ループさせられ、やわな精神力ではラスボスに到達する前に廃人となるは必至と思う。それを「決意」することで乗り切り、モンハン系ゲームでいう「壁」を乗り越えるモチベーションを得られるのだが、主人公に「決意」や「ストイックさ」が感じられないのだ。あと、コーヒーのシーンはなかなか良いが、「緑茶」の件がカットされたのは残念。まあ何だかんだ言っても、映画としては及第点なのは間違いなしってことで。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-10 23:38:07)(良:1票)
47.  新幹線大爆破
面白い。登場人物が活き活きと描かれ、それぞれがそれぞれの人生と職責を背負い、リアルな存在感を醸し出す。犯人と警察、そして鉄道側の攻防による手に汗握るサスペンスの描き方も絶妙。新幹線の爆破を巡るやり取りも興奮必至。犯人側の心情も細かく描き、社会の理不尽さを原動力とするテロリズムには同情もできるか。ただ不満点は、警察側の挙動が逐一バカとしか言いようがなく、もっと緻密な頭脳戦を展開しても良いのではないかと思った。その他にもツッコミどころは多々あるのだが、それらを補って余りある勢いがあり、長時間の上映時間を引っ張るだけの力がある。十分及第点ってことで。
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-12 00:11:02)
48.  X-MEN:フューチャー&パスト 《ネタバレ》 
『ファーストジェネレーション(FG)』から監督が替わっても非常に面白かった...のだが、やはり『FG』の次点か。何故かと言うと『FG』はそれ一本で映画になっていたが、『フューチャー&パスト(F&P)』は今までのシリーズありきの構成になっているため。だが、X-MENシリーズは押並べてシリーズ構成がしっかりしており、『F&P』も「人種差別問題への提言」というテーマは変わらず、遺伝的に問題(小人症)のある「人間」の科学者が、ミュータントを駆逐しようとしたことが発端となる物語は秀逸。ベトナム戦争という実際の国際問題とも絡み合い、物語に現実感と深みを持たせているのは相変わらず。登場人物たちも内面まで細かく描いており、各キャラクターに感情移入し易い作りとなっているのはさすがと言える。特にミスティークの描写にはヤラレル!『FG』の同志たちがあんな結末を迎えていたら、そりゃ誰だって半狂乱になるさ。でも、今回はマグニートーがどちらかというと悪役を担ってしまい、明確に善悪を描かないX-MENシリーズには珍しく、彼に対する反感を持ってしまうのが不満点ではある。また、複数の時間軸の物語が同時進行で進む物語は、『インセプション』的でもあり面白いのだが、矛盾点もあり今一つ納得できない展開になっているのが残念。...ではあるが、いずれにしても、観終わった後に興奮して話し合いたくなること間違いなし。あっ、あと、ラストの彼女と彼の登場はシリーズのファンにとってはうれしい限り。そしてエンドロール後の映像も観ておかねば。ん~、ハナマル!!
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-02 22:12:22)(良:2票)
49.  エリジウム 《ネタバレ》 
期待した程の内容ではなかった。金持ちは病気になってもすぐに治療できるが、貧乏人は適当に薬を与えて追い返されるだけ。物語はアメリカの格差社会(特に医療格差)を象徴的に描く。SFテイストで問題提起しているのだが、物語の主軸が万能医療ポッドの奪い合いに終始してしまい、しかもその描写が雑で心に響いて来ない。また、エリジウムの管理・防衛システム及び情報管制が脆弱過ぎたり、地上に残された軍事組織や兵器が余りにも小規模すぎるなど、突っ込みどころも満載で萎える。権力の象徴であるエリジウム政府は、少なくとも地上とは比べものにならない程の圧倒的武力を保有し、完全な管理・統制を実施できる状況でなければ、地上を完全に支配できなだろう。まあ、映像が美麗な上、ドロイドやパワードスーツのデザイン・動きが好みで満足できたので、この点数で。
[DVD(吹替)] 5点(2014-05-04 00:10:17)
50.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 
ウルヴァリンことローガンの再生の物語。世界を滅亡から救うためとはいえ、心ならずも殺してしまった愛するジーンの幻影に悩まされ続けるローガン。彼は日本屈指の大企業・矢志田産業の後継者・真理子と出会い恋に落ちる。ローガンの再生には、このロマンスが重要な要素となるのだが、恋に落ちる必然性が感じられず、残念ながらローガンと真理子の間に情熱や絆が芽生えたようには思えない。演出的に失敗だと思う。日本人としては、情緒溢れる海沿いの日本の古民家で、浴衣姿の男女が...という映像は萌えるのだがね。また、銀色のガンダムチックなパワードスーツとの戦いや、得体の知れない忍者衆など、燃える要素も多いのだが、今回はミュータントでもない雑魚キャラ(特に新幹線の屋根上でのアクションね)の能力がハンパなさ過ぎてて問題あり。加えてラスボス矢志田家の面々の描かれ方がしょうもなく、クズばっかって感じでイマイチ。爺さん、最初はローガンに死ぬ前にお礼が言いたいだけとかいってたのに、結局自分の延命だけが目的だったなんて。ちょっと日本人としては憤りを感じる展開。などなど、いろいろ不満はあるが、アクションシーンは興奮必至だし、日本の風景も結構グッと来る場面が多い。あと「Nothing is without meaning.」という台詞があるが、これが日本的で非常に好み。ん~、辛うじて及第点って感じで。
[DVD(吹替)] 6点(2014-04-28 23:16:05)(良:1票)
51.  ブレードランナー
天才的映像センスを持つリドリー・スコット監督により産み出された映画。水と色彩のイメージが強いその映像は緻密にして美麗。それまでのSF映画における未来都市は清潔なイメージで構築されていたが、彼は環境が汚染され酸性雨のそぼ降る退廃的なイメージで構築した。この映画の混沌とした未来都市は、ヴァンゲリスのシンセサイザー音楽とも相まって、世界観の確立に貢献している。そしてラストシーン。レプリカントのリーダー、ロイ・バッティの語る言葉は何度聞いても感動する。この言葉は、何とルトガー・ハウアーのアドリブだそうだ。以下、全文。「お前たち人間には信じられない光景を俺は見てきた。オリオン座の肩の近くで炎を上げる戦闘艦・・・。暗黒に沈むタンホイザーゲートのそばで瞬くCビーム・・・。そんな記憶もみな、時とともに消えてしまう。雨の中の涙のように・・・。死ぬときがきた・・・」。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-04-18 23:54:18)(良:1票)
52.  ゼロ・グラビティ
3Dで鑑賞。まさに体感型サスペンス・エンターテインメントだった。そしてラストを観終えた後のあの感覚は、やはり映画館でないと感じられないだろう。SED(宇宙技術開発株式会社)からもコメントが発表されているように、実際には導入前の機器を使用したり、あり得ない物理現象が多発するなど突っ込みどころは満載なのだが、宇宙を描く映画の中では、間違いなく最高の「リアル」を感じさせてくれた作品だ。ただ、ジョージ・クルーニーの「あのシーン」は蛇足のような気がする。折角ねえ...。とはいえ、やはり娯楽作としては上出来の作品。ハナマル。
[映画館(字幕)] 8点(2014-04-14 22:57:34)
53.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 
待ちに待ったホビット三部作の第二部。この冒険譚始まりの切欠となるガンダルフとトーリンの邂逅シーンに始まり、徐々に物語りに引き込まれていった。シリーズ通して映像は美麗。その壮大な世界観に飲み込まれること間違いなし。ただ、ドワーフたちが、捕まりすぎ、間抜けすぎ、諦めが早すぎ、でイマイチな感じ。ドワーフたちの人数も多すぎ、トーリンとキリー以外、名前もほとんど覚えられず。ビルボを目立たせるためかもしれないが、ドワーフたちのお家再興物語に感情移入しずらいのが難点か。でも樽ラフティングのシーンは興奮必至だし(レゴラス無双も観れるし)、メインの暴龍スマウグとの対峙のくだりは大迫力。カンバーバッヂやるな。ラストは絶妙なところでブラックアウト。第三部が今すぐ観たくて身悶えすること間違いなし。そしてエンドロールでかかる「I see fire」が最終章への期待を募らせる。第一部もそうだが、このシリーズは音楽が心に沁みる。第三部に大期待!!
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-15 23:47:22)
54.  アイアンマン3 《ネタバレ》 
『アベンジャーズ』では地球の危機を救ったトニー・スターク。『アイアンマン』の魅力は、彼のキャラクターそのものと厳しい状況に置かれても失わないユーモアだろう。だが、彼は心に大きな傷をを負っていた。「アイアンマン」のスーツで覆われていても、心は度重なる恐怖に晒され、過大なストレスを受けていたのだった。その障害と闘いながら、愛する人たちを守る為、彼は再び立ち上がる。これは鋼鉄の身体と心を得て、真の「アイアンマン」誕生となるまでの物語だ。『アベンジャーズ』の戦いの後、恐怖を克服するためなのか、トニーは次から次へと新しいパワードスーツの開発に励む。最新作は「マーク42」。この試着シーンが非常に面白い。そして後にこの機体が大活躍する。スターク邸の襲撃は凄まじい迫力。その場に居合わせたペッパー・ポッツを守り奮闘する彼の姿に燃える。不意打ち(テロリストを挑発したのが原因だが)のため守り一辺倒ではあるが、後の逆襲への序章となり、良い調味料となっている。あと飛行機からのスカイダイブの救出がスリル満点。実際にスカイダイビングを繰り返しながらの撮影とのことで納得。またクライマックスのアイアンマン・シリーズ大集合にも燃える。ただペッパー無双についてはイマイチ。これではトニーと一緒に彼女も「アベンジャーズ」加入できてしまうからね。そしてそして、"ラスボス"「マンダリン」ベン・キングズレーの演技には大喝采!最終的に国家の危機を救ったのは政府ではなく一人のヒーローだった、という感じ。それにしても、このシリーズ、回を追うごとに敵がしょぼくなってないか?でもまあ十分及第点。
[DVD(吹替)] 7点(2014-01-18 21:19:10)
55.  パシフィック・リム
非常に面白かった。まさに「♪空に、そびえる、鉄の城~」と「破壊の美学」を体現した映像は燃える。監督は男心を良くお分かりで。製作陣の作品に対する愛情が全編から感じられてよろしい。やっぱりロボットものは、発進シークエンスを丁寧に積み重ねることでワンダバ効果が十分に発揮されるのだと納得。脚本は単純だが、「友情」「努力」「勝利」の三大原則を骨格にした物語は、日本人にも十分受け入れられる。難点を言えば、夜のシーンが多くロボットやカイジュウの造詣が判別しづらいことか。あと「萌&健太ビデオ」はどうにも気になるので、どうにかしてね。続編ができたら絶対観るぞ、と。十分及第点ってことで。
[映画館(字幕)] 8点(2013-09-04 23:13:44)
56.  のぼうの城
原作既読。見せ場の攻城戦シーン、本来は「一騎当千」「寡兵で大群を相手に一矢報いる」ところが燃えどころなのだが、豊臣側の戦力が大群に見えず勿体無い。豊臣方、成田方とも演者は非常に良いのだがね。また、「のぼう」は「でくのぼう」が語源で、体が大きく田楽踊り以外何をやっても巧くできないハズなのに、「野村のぼう」は小兵な上、何でもそつなくこなす感じでイメージが違う。天才なのか愚鈍なのか判断が付かないが、いつの間にか良い結果を生み出してしまうところが「のぼう」の魅力なのに、イマイチそのミソな部分が伝わってこないところが不満だった。ただ、エンドロールの行田近辺の映像は、エレカシの歌の雰囲気とも合って泣ける。全体的には可もなく不可もなくって感じで。
[DVD(邦画)] 5点(2013-08-11 11:35:53)
57.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
喜怒哀楽、人生の機微がすべて盛り込まれている作品。許されない罪を犯した受刑者たちの話ではあるが、人間の尊厳を維持することの大切さと大変さを考えさせられた。希望を持つことがいかに重要か、そして、希望を待つだけでなく自ら道を切り開こうとする意思の大切さも考えさせられる。アンディは穴を掘ることで、レッドはアンディとの口約束を信じることで、辛うじて人間たることを保てたのだろう。主題は我々の目の前にある社会生活、人生においても当てはまり、学ぶことが多いと思う。ラストシーンは美しく感動的だが、その直前のレッドの言葉「国境を越えられるだろうか...、友に会えるだろうか...、海は青いだろうか...、それが俺の希望だ」で終わった方が好みかな。非常に優良な作品であり、十分に及第点ってことで。
[DVD(吹替)] 9点(2013-04-29 17:39:22)
58.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 
一言で言うと「シュールなSFコメディ」。宇宙と生命の根源を解き明かすかのような物語は哲学的で興味深い。でも、ん~、面白くなくは無いのだが、ギャグがシュールすぎてイマイチピンと来ない。あと、原作が書かれたのが同時期ってこともあり、主役3人がルーク、レイア、ソロみたいで、何となく『スターウォーズ』に似ているのは気のせいだろうか?お付のロボットのテンションは間逆だが。ということで、惜しくも及第せず。残念。
[DVD(吹替)] 5点(2013-04-23 22:47:20)
59.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
バーホーベン版を味噌味の豚汁とするなら、本作は薄味の澄まし汁といった感じ。『ブレードランナー』や『マイノリティリポート』など、どこかで観たことある味付けが多いところも微妙。全体的に濁りを取って透明感を強調して盛り付けたが、味付けまで薄くしすぎて旨みまで無くなり、その実、フィリップ・K・ディック原作の既存の映画をごった煮にしただけだった。シュワルツェネッガーのようなキャラによるごり押しも効かず、各キャラクターの存在感が薄れてしまった。何も印象に残らない。ん~、残念ながら及第できず。
[DVD(吹替)] 4点(2013-03-17 13:21:45)(良:1票)
60.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 
地球で秘密裏に生活するエイリアンを監視する秘密組織『MIB』。そのエージェントの奮闘を描くシリーズ第3弾。JとKの名コンビが復活しうれしい限りだが、早々にKが存在を消されること(お亡くなり)に。その謎を追ってJが40年前にタイムスリップして大騒ぎをするお話。久々にウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビも復活したが、2人とも老けたね。特にKはすぐにジョシュ・ブローリンを入れ替わるし。相変わらずJとKはパワフルな活躍を見せて楽しい限りだが、やはり1作目の吸い寄せられるパワーは観られなかった。残念。
[DVD(吹替)] 6点(2013-02-09 12:52:58)
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