581. スラムドッグ$ミリオネア
スラムでの暮らしぶりは、「シティ・オブ・ゴッド」を思い出させます。けれども、こちらの方が何倍も甘く楽観的で、ロマンティックであります。 [映画館(字幕)] 7点(2009-05-16 00:13:01) |
582. デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
どこにも書いていませんが、この映画ってコメディですよね?登場人物の素性自体が冗談みたいですし、スクリーンから「笑ってくれ」光線がビシバシ出ていました。かなりブラックですが、笑う準備をしながら見ていれば、結構笑えるかも。 [映画館(字幕)] 5点(2009-05-05 17:47:09) |
583. クローサー(2002)
あまりにも現実離れしているので、物語に違和感を覚えます。ストーリー的にも無理があります。しかし、この映像は作られた年代を考えると、とても良くできていると思います。決してオリジナルなアイディアではないのですが、東洋の美女たちをここまで魅せられれば、映画の作り手としては大成功ではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-05 00:08:48) |
584. クロコダイル・ダンディー
カルチャーギャップ・コメディなんですが、それ以上でもそれ以下でもない。1つ1つのエピソードは練り上げられていて面白いのに、ストーリーがまるで出来ていない。100分掛けて映画を見るより、長い予告編を見た方がテンポが良くて面白いのかも、と思ってしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-03 23:38:24) |
585. クライム アンド パニッシュメント
ワクワク感もドキドキ感もなく、キャラクター設定も場面ごとに違ってしまっているように思えます。主題がなんなのか、まるっきり分かりませんでした。主人公はかわいいので、ずっと見ていましたが、かなり辛い100分でした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-05-01 18:06:20) |
586. フレディVSジェイソン
いつになったら勝負がつくんだろうと、いささか呆れながら見てました。2大キャラクターの無敵具合は相変わらずです。恐怖におびえる若い女優陣に興味を惹かれました。普通の物語に出ているモニカ・キーナを見たいと思いました。 [DVD(字幕)] 4点(2009-04-29 18:50:46) |
587. ワイルド・スピード
《ネタバレ》 自動車に興味があったとしても、この映画は楽しく見られないのではないか。そう思えてしまいます。レース・シーンには迫力がなく、トレーラー泥棒は何の根拠もなく決めつけているのに、本当にそのとおりだったり、アクションもストーリーも面白くない。お色気での攻め具合は中途半端で、スター候補もいない。スタントだけはすごいんですけど。普通、シリーズものの1作目は、面白いはずなんですけどね。 [DVD(字幕)] 3点(2009-04-25 18:07:19)(良:1票) |
588. フロスト×ニクソン
フロスト対ニクソンの戦いというよりも、フロストがどれだけ苦労してニクソンとの対談を成功させたのか、という内容でした。緊迫感のある駆け引きも見所ではありますが、時折出てくる笑える小ネタが良かったりもします。約2時間の上映時間がアッと言う間に終わってしまい、それだけ集中して見ていたんだなと、感心してしまいました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-25 00:14:15) |
589. ザ・バンク -堕ちた巨像-
なかなか豪華なスタッフ・キャストですが、ミステリーでありながら緊張感がなく、事件を追う気迫らしきものが感じられませんでした。それに話が複雑で、完全には理解できませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2009-04-13 20:17:06) |
590. ダウト ~あるカトリック学校で~
1番の見所は、やはり演技でした。お手本になりそうなくらい、的確な演技だと感じました。若干演出臭さがあり、独創性には欠ける気がしますが…。この映画のように、「演技を見せる」映画は、スクリーンで見ないと退屈してしまうかも。 [映画館(字幕)] 6点(2009-04-10 23:57:45) |
591. エリン・ブロコビッチ
事件に関する調査の行方と、エリン自身の私生活がどうなってしまうのか、最初から最後まで、興味津々のまま見ていられました。エリンが切る啖呵の台詞が面白く、物語のリズムがとてもいい。時期的に、J・ロバーツが最も輝いていた頃だったのも、この映画が成功した要因でしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-04-05 18:38:15) |
592. パッセンジャーズ
シチュエーションが似ている映画が他にいくつかありますが、物語の構成はまるで違います。ミステリー風に話は進みますが、紹介されるエピソードが多彩すぎて、どこに絞って見ていればいいのか、見ている者に戸惑いを感じさせます。それでも最後は驚けるので、見て損はないでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2009-03-27 23:29:23) |
593. 幸せになるための27のドレス
一応コメディであり、ロマンスでありますが、どちらにも及第点はあげられません。笑わそうとしているシーンには気が付きますが笑えませんし、うっとりするほどのロマンスでもありません。何で恋に落ちるのか、説明を求めたくなります。ですが、K・ハイグルは魅力的で、今が旬であることを証明しています。ただ、このことが仇となり、物語に説得力がありません。K・ハイグルのPVだと思って見れば、楽しめると思います。 [DVD(字幕)] 4点(2009-03-22 00:00:40) |
594. アンダーワールド:ビギンズ
「アンダーワールド」ファンにはたまらない作りでした。スクリーンから漂う雰囲気や、過去2作に登場したキャラクターたちが、皆揃って登場してくれます。ただ、初めて見る人には、内容が掴めそうにないと感じられます。登場しない人の名前が出てくるので、混乱すること間違いなし。そういった意味では、良い出来の映画ではありません。これから見る人は、必ず予習をした方がいいです。 [映画館(字幕)] 5点(2009-03-19 23:34:09) |
595. 怒りの葡萄
《ネタバレ》 この映画の捉え方には、何通りかあると思えました。富裕層と貧困層の話であり、民主主義の話であり、労働組合の成り立ちの話でもあります。特に富裕層と貧困層の話は、現在の社会に通ずる部分があります。いつの時代も失業者を生み出すのは、産業の発展が絡んでいるのです。チャップリンですら、この映画ができる何年か前に「モダン・タイムス」で警告を発していました。現在の不況では大きく取り沙汰されていませんが、証券会社の破綻の根底には、技術の進歩に伴う人手の不必要さ、ということがあると思えてなりません。この時代に見たのでこんな感想を持ちましたが、景気のいいときに見ていたら、また違った感想になるのでしょう。明るいテーマの映画ではないので、繰り返し見たいとは思えませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-14 23:39:33) |
596. チェンジリング(2008)
あっさり味の映画でした。テンポ良く話が進む反面、次から次へと新たな事実が出てくるので、物語に重みがないと感じてしまいました。しかしながら、2時間半弱を疲れずに見ていられたのは、やっぱりテンポが良かったお陰だと思いますし…。どっちがいいんでしょうか。 [映画館(字幕)] 6点(2009-03-14 00:17:15) |
597. オーストラリア(2008)
昔の映画なら、途中に休憩が入ると思われるほど、前半と後半のテーマが違います。まるで「タイタニック」のように。私としては、前半のロマンスが良かったと思います。広大な自然をバックに惹かれていく男女はロマンティックでした。後半のドラマは感心しません。あまりにもこぢんまりとした話で、簡単にコトが進んでしまうのです。同じオーストラリア映画の「裸足の1500マイル」などと比べても、力強さが足りません。 [映画館(字幕)] 5点(2009-03-09 22:36:40) |
598. 旅情(1955)
K・ヘプバーンのコメディセンスが発揮された映画でした。特に前半は面白い。この映画を彼女の最高傑作として推す人は多いかと思いますが、私もその一人です。大女優キャサリン・ヘプバーンを堪能していただきたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-08 23:03:34)(良:1票) |
599. アフリカの女王
都会派のイメージが強いH・ボガートと、男勝りのイメージが強いK・ヘップバーンが、それぞれイメージとはかけ離れた役を演じています。なのに、全く違和感もなく、絶妙な掛け合い漫才を見ているかのようです。上映時間のほとんどを2人だけで演じています。よほどの力量がないと、間が持ちません。意外なラストも良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-07 00:18:50)(良:2票) |
600. 女相続人
いろんな要素がたくさん詰まった、上質の映画でした。ロマンスであり、ミステリーであり、とてもシンプルな物語なのに、これほど話の先が気になる映画には、なかなかめぐり逢えません。O・デ・ハヴィランドは渾身の演技でした。ただ、少々年をとってしまってますね。「風と~」の頃にこの役をやっていたら、もっと栄えていたと思えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-01 18:59:47) |