61. マシニスト
《ネタバレ》 内容は『-less』と似通っているがこっちの方がサイコミステリー色だけでは無い点が良かったと思います。オチは最初のシーンで何故あれを見せるかを考えると、殆どの人は完全ではなくともこのオチの予感なり可能性については無意識にでも有ったと思います。なので自分は主人公の妄想という点は別に隠していた訳でも無いし、むしろ何故そうなったのかを徐々に明らかになるという感じで最後まで楽しめましたよ。理由が判った時点で主人公の苦悩が全て繋がり、眠りに落ちて行くのは(罪は別として)何故か微笑ましくも感じた。クリスチャン・ベールは良い。この話にのめりこめたのは彼の演技力によるところが大きいと感じました。話は決して面白い話では無いし、ミステリーという面だけを見れば大したミステリーじゃないのに。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-11 01:11:44)(良:1票) |
62. X-MEN2
前回よりはキャラと能力発揮場面が増えてよかったかな。 でもアニメを見ているともっともっと早い展開が欲しくなります。 やっとジーンが大技出してますが、『あなた最強ですから...。残念。(ギター侍)』という感じです。ハル・ベリーもご不満のようで、この先どうなるんでしょうか。心配。 7点(2004-12-13 12:35:19) |
63. 華氏911
《ネタバレ》 一緒に見に行った友人がボーリング・フォー・コロンバインの方が面白かったと第一声で言ってました。確かに面白さでは同感。でも、この映画に自分は面白さを求めていただろうか?と考えると、そうとも言えない。ボーリングで見せられた手法を期待しなかったと言えば嘘になりますが、これは世の中を変えたい!という真剣さがそうさせるのだと僕は思います。もし、自分がアメリカに生まれていたなら?これだけ声高にあたりまえの事を言えるだろうか?映画としての評価はまあまあだけど、それ以外の意味を持っていてそれに重点があるので、この映画に評価点なんて関係ないと思った。みんなが思っている事を表現できない。変えられないなんて、それほど恐ろしい事は無いんじゃないかな。 だけど映画としてはボーリングより低い評価です。でも、こっちの方が重要だと思います。 7点(2004-08-30 23:20:25) |
64. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 これは感じ方が分かれる作品だと思います。やっぱり問われるのは主人公の死の扱い方ですが、僕はこれを臭い狙いと感じるよりも、リアルと受け取ります。それは原作の意図とは違うのかも知れませんが、もし、これがドキュメンタリーだとしたら、マスコミは主人公を悲劇の救世主として奉り立てるでしょうね。そして、そのペイ・イット・フォワードの精神を知らない人にも行き渡りそれは一種の宗教となる。これが可能の王国なのでは?と思っちゃいます。どれだけ他人に影響させられるかという点では、悲劇的な死に勝るものは無いのでしょう。人間はそういう感情に支配された生き物で、それを美しいと捉えるか、醜いと捉えるかはそれぞれなのではないでしょうか。僕はどちらでも良くて、それで世の中が穏やかにすごせるなら、それにどんな別の意図があっても良いかな?と思います。 無論、それは死んだ後の残された者の考えの事であって、殺人や暴力を肯定するものではありません。 7点(2004-06-28 03:27:55) |
65. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 面白かったです。但し、3部作の最初の作品のワクワクからすると、もっともっと要求したくなりました。僕が欲張りになっているからですが、3作目で完結するのに苦労した印象がありますね。特に、決着がついてからのエピソードが長く感じましたし。しかし、映像と迫力はすんごいものが有り、エオウィンの女戦士には大満足でした。アラゴルンに振られるのは可哀想でしたが。 前作のエント族同様、亡霊にもちょっと退きました。もしかして無敵なのでは? 7点(2004-03-02 00:28:40) |
66. リベリオン
《ネタバレ》 ラスト付近の簡単にやっつけてしまうとこ以外は、素直に面白かったです。いろんな先入観や勝手な期待感が無かったせいもあり、意外といける!と思いました。ただ、スーパーマン的な強さがあっけ無く感じます。もうちょっと苦労して欲しかった。その方がリアリティーが増し、のめり込み易いのでは? 7点(2004-02-17 00:24:22) |
67. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 タイトルどおり数奇な人生という映画。でもリアリティーではなく、寓話のようなタッチ。 主人公はいつも苦に感じていない。だから前向きという言葉も当てはまらない。それは人生の教訓になる内容だと思った。ただし、話は数奇な人生だったけどよかったねぐらいかな。感想は。数奇さを除けば残らない。でもブラピはいいよ。ブラピは。ケイト・ブランシェットは演技はいいんだけど、どーもブラピとのバランスが合わないと僕は思った。うーん、なんてゆうかおばさん感がぬぐえないのでw [地上波(吹替)] 6点(2012-01-07 17:19:55) |
68. エグザム
《ネタバレ》 低予算映画にしては楽しめました。 この映画のタイトルどおりにそこにヒントがっ。途中でどういう人が合格するかどうかというつぶやきも。 これは人間の先入観や疑いの思考について実に無駄な争いを生んでいると言っている気がする。 頭が良くてもそれを素直には受け取れない理由は考えだ。こんなはずはないとか、こんな訳はないとか。 それを教訓としてそうだね。 まあ、規模は小さいが、そこそこ楽しめます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-01 10:11:53) |
69. エスター
《ネタバレ》 思ったよりは良かったという印象。 でもやっぱ見慣れたもどかしさがある。 互いを疑い関係を悪くするなんてのは相当ベタなパターンで、見ていて、あーそうなって、こうなるわけだねって思えてしまう。 もうちょっと裏切るストーリー展開が欲しい。 主人公の残虐性だけではこのくらいじゃないかな。 でも出だしなんか超つまんなそうな感じだったので、まあ持ち直した方だと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-09 17:00:06) |
70. ゾンビランド
《ネタバレ》 ゾンビ物のコメディーだけど、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の笑いとは違ってアメリカンジョークってことかな。 俺はイギリス系のショーンの方が好き。 こっちはもともとアメリカ人が保有しているおかしさ(へんな所)をいじっているので、なんとなく使い古された感がある。 お決まりの展開にお決まりのジョーク。ビル・マーレイなんかもうベタの象徴って思うな。 もっと笑わせるには何か必要な気がする映画。 主人公のキャラはいいね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-27 10:15:34) |
71. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
《ネタバレ》 シリーズよりもスピンオフ的なこっちの方が良い感じがする。 ウルバリンのイメージはこのZEROの方が近い。 漫画ではもっともっとワイルドだしね。 それにX-メンの日常も原作には描かれているんで、そういうのがシリーズの方にもあるといいのにね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-11 00:32:38) |
72. THE 4TH KIND フォース・カインド
《ネタバレ》 つまり、あってもおかしくないという線の話だからこそのドキュメンタリー風。 再現だから再現部分にリアリティーが欠けても本当の話だからねという誤魔化し方。 そういう意味ではいい線じゃないですかね。 つまり、この映画以外の現実でそれがあると思う人もいるし。 ただ、神という言葉が出てきたりするところが逆にアンバランス。 まあ浅いけど楽しめはしたかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-30 01:22:56) |
73. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 おバカ映画。 最近笑えない程ブラックジョークなのが多いが、これはまあまあ笑える。 そして間に合わない焦りと失望からの展開なんかはベタだが、そこがおバカ映画らしくていいね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-15 00:51:20) |
74. ラブリーボーン
《ネタバレ》 復讐のような気持ちってどうだろうか? 死んでも尚誰かを憎む苦しみを味わう必要は無いと思いますよ。 なので全体的に明るい表現で、死んだ主人公のスピリットも軽い感じの表現がされています。 人生そのようになる。そんな明るいあきらめのようなものを感じました。 だからこそラブリーなんじゃないかな。 『奇跡の輝き』のような世界描写でした。まあまあ良かったんではないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-03 20:30:16) |
75. ハート・ロッカー
扱っているテーマは別に戦場じゃなくてもあるものだと思います。 現実と心が遊離してとてもシビアに目の前の事を捉える。しかし、ある時感情的になる事で人間性を垣間見ることに。 だからハートロッカーは戦場だけじゃなくてあなたの近くにもいる筈。 宮崎駿作品であれば顔ナシかな。 彼らはロックしないとやってられない。 そこが言いたいんじゃないかな。まあまあじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-27 21:20:19) |
76. しあわせの隠れ場所
この実話の方が感動的であって、映画自体は良いとこ撮りな感じは否めないですね。 でもハートウォーミングな映画。サンドラブロックの個性がマッチしました。 それだけでいいね。人間として余計なものを除いたらあたりまえな話なんですがね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-27 21:06:00) |
77. ハッピーフライト(2008)
業界裏側情報的なコミカル大空港って感じでよかった。 でもそれ以上のものも無いので気軽に娯楽で見るのがいいですね。 [地上波(邦画)] 6点(2011-02-15 19:41:40) |
78. トワイライト~初恋~
《ネタバレ》 まず、TV吹き替えの主人公2人が最悪だったんですが、 ストーリーは淡々と展開して、アメリカ版ヴァンパイアものって感じですね。 軽いノリと童話のような世界がうけたのかも知れないですが、 なんか80年代のPV観てるみたいな懐かしさも感じました。(笑) まあ深みは全く無いですが、背景が大自然なんでそれなりに見れました。 でもチャチなワイヤーアクションには閉口ですがね。 [地上波(吹替)] 6点(2010-11-13 00:01:58) |
79. スペル
《ネタバレ》 うーん、どうも期待程では無いという感じですかね。 怖くもないし、謎でもないし、ちょっとギャグっぽい。 なんでそこまで恨むか???ってのが共感できないし。 あー間違えるだろうなって事はそのままそうなるし。 なんだろ。それぞれちょうどいい具合に中途半端。 まあそれでいいのかも。 人間の心模様の方が怖いっていうのを見せている感じで。 でも、ラストはねー。こんなベタねー。 あー、でもジャスティン・ロングはいい。すごく自然でいい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-11 00:16:22) |
80. ノウイング
《ネタバレ》 結局主題は別の所にありましたってパターンですね。 ストーリーは置いておいて、作りが粗い。観ている者の感情がついてゆきにくいね。 そもそも主人公が数字に関連性を発見するまでがあまりにもあっさりとのめりこみ始める。 ここが科学者でトラウマを抱える者があっさりと感は否めません。 ドアを調べる時にも家に帰らんでも調べられるだろっ!!て思いますしね。 数字書いている息子を止めてまで行く必然性って??って思うし。 でも、ニコラス・ケイジは持ち味である普通のおっさん感はかなりものですね。 ここまで違和感無い一般人化できるのはすごい。 でもこの人(ニコラス)こそ、こういう主人公だけがクローズアップされるんじゃない映画には向いているんで、こういうのにでちゃうのは宿命と言えますね。 逆に言えば他の(主人公以外の要素があまりない)映画では厳しいと言えるのかも。 この普通感覚が人に共感をもたらすのはいい役者と言えると思います。 で。ストーリーですが。 結局全ての事は決まっているという結論から観れば、なにを大騒ぎして意味の無い事をという教訓めいたスピリチュアルになってますが、でも、 魂の存在はどうすんの?って気が。物理的に種の保存する意味も魂の話になればそれも意味があるのかないのかって気がします。 ある意味、ここまで終末であればもうどうでもいいしょ!!みんな悟って解脱ですって。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-05 09:51:47) |