81. TAXi4
《ネタバレ》 なんだかんだでシリーズ4作目となる本作。 とにかくスピード命、警官よりも洞察力に優れているダニエルと警官なのにどこか抜けてるエミリアン、相変わらずスーパーウーマンなぺトラに愛すべき署長、もしかしたら一番天然な将軍等々、いつもの面々が四度帰ってきました…と言っても悲しいかな、ダニエルの彼女リリーだけはぶなのはちょっと悲しい事実です。 しかし今回は、主役の二人にも息子ができ、育児奮闘記としての楽しみもあり、かと思えばいつものように“お約束”の掛け合いもありと良い意味で安心して楽しめる作りであるのは確かです。 しかしながら、タイトルになってる、ダニエルのスーパータクシーの活躍シーン(速く言えばチェイスシーン)が、今回は控えめであったので、そういう部分ではちょっとマイナスさせていただきます。 [映画館(字幕)] 6点(2007-09-05 19:40:31)(良:1票) |
82. DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
《ネタバレ》 原作ゲームはバーチャファイターの遺伝子を受け継ぐ正統派3D格闘ゲーム…という以前に、尋常なほどに揺れまくる胸とパンチラとセーラー服やバニーガール、果てはスクール水着といったコスチュームまで登場する、いわゆるキャラゲー(ギャルゲー!?)ですから、映画の出来がこれほど頭の悪いものになっても半ば仕方ないでしょう(笑)。 いきなり「ウソ~ん!?」な北海道の描写から始まり、ゲーム登場の何人かのキャラは軽くスルーで進んでいく(にもかかわらず物語は半端に原作になぞらえてたりします)ストーリー。 日本人のくせにしゃべるのは英語。似てるキャラと似てないキャラの温度差が激しすぎるのも、まあこの際笑って許しましょう。 ということで、この作品は何も考えずに、おねぃさんが画面せましと闘うのをただ笑って見るのが正しい鑑賞法と言えるでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-05 00:33:11)(良:1票) |
83. オーシャンズ13
《ネタバレ》 シリーズ3作目にしておそらく本作が最も盛り上がりに欠ける出来と言えるでしょう。 まず映画が始まって、さて色々と描写を重ねて物語始動…と思いきやいつの間にか物語が始まってますし、今回狙うのが特に金庫の中身だとかではなく、単なる復讐という点で前作以上に無理やり感が感じられ、物語の温度が下がります。 で、今回も、例年通りシリーズの顔が登場するわけですが、まず前作前々作を把握してないとキャラクターがさっぱりわかりません。 終盤近くに登場するトゥルアーは極めつけで、前作を見ていないと「誰だよテメェは!?」となること請け合いです。 映像は相変わらずスタイリッシュに決めていて、分割画面や、まるで“ステータス”のように客の持ち金が画面いっぱいに表示される等のギミックが面白いだけに、犯罪の動機、及び手口などにさっぱり魅力を感じない作品でした。 [映画館(字幕)] 4点(2007-08-05 00:16:23) |
84. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
《ネタバレ》 「ドリーム・キャッチャー」のような邦題のため、これが「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編ということになかなか気付かないかもしれませんが、一応続編です。 でも冒頭で軽~くクリーパーの設定を言っている上に前作とはそれほど繋がりはないので、これ1本だけで十分いけます。 で、要は、B級モンスター映画です。 果てしなく続く道のど真ん中でスクールバスが止まり、クリーパーに襲われていくってだけです。 撮り方によっては、もっと恐怖感を引き出せたと思いますが、映りたがりなのかどうもクリーパーがでで~んと顔を出してきてくれるので、恐怖感はそれほどありません。しかも、どっかで見たような顔です。 で、このクリーパー、設定上だと殺せないらしいです。なので話は完全には終結しません。 そして、謎にヒロインが霊媒師チックになって、犠牲者とコンタクトをとり、クリーパーについて教えてもらいます。 最初から最後まで、何が何だかわからんという感じですね。 まあ、前半は、結構いいんですけどね。 画面の端っこでひょっこり姿出してみちゃったりとか…。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-02 08:45:18) |
85. ドリームガールズ(2006)
《ネタバレ》 リアルタイムでシュープリームスを体験してない者にとっては、このドリームガールズ盛隆の物語は良い疑似体験になってるんじゃないでしょうか。 パクりパクられな音楽業界。頂点に登りつめるには才能だけでなくコネも必要。そして、売れない時代に盗作されて苦い思いをしたのに、頂点に登りつめたとたん、かつて自分たちがやられたことと同じことをする(正確にいえば、カーティスが勝手にやったことですがね)っていうところ、上手く皮肉ってると思います。 で、今回一番の注目はエフィ役のジェニファー・ハドソン。とにかくソウルフルっすね。本当に主役(らしい)ビヨンセを食うほどの熱唱ぶりで、実は今まで彼女が主役だと思ってました。 ドリームガールズのショーの場面はとても見ごたえがあり、その他、エフィが追い出される場面での、激しい歌の応報など、見ごたえある場面が盛りだくさんなので、最後まで飽きることなく見ることができました。 が、一応ミュージカルということですが、あまりにもミュージカル部分が普通に撮られ過ぎていて(普通の場面と何も変わらない)、作品のテンポが若干乱れるということもしばしば。 なので、ほかの方も仰っていますが、どちらかに統一した方が、よりよい作品になったのではないか、と思います。そこが唯一残念なところですかね。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-02 08:23:42) |
86. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 このご時世にこの続編って、どうなんだろう?と、若干不安がありました。 今まではマッチョメンな特殊部隊等が敵として登場していたのに対し、今回はスマートなハッカー軍団で、お前ら本当に強いの?こんなの「ダイ・ハード」じゃなくね?という感じが常に付きまとっていました。 で、結論を言いますと、やっぱり、「ダイ・ハード」な感じとはちょっと違うにしろ、とてもよく出来ていると思います。 マクレーンがもはや普通のオヤジではなく不死身超人になっているので、今までの感じとはかなり違うな~と思いましたが、トンネル内での、“悪態ついたブチ切れマクレーン”あたりから、本来の彼に戻ってきたように感じます。 ところどころに1を彷彿とさせる場面があったり、例の名言を最後に言ってくれたりで、シリーズのファンとしてはそれだけでも満足です。 1作目はアクション映画の最高傑作。その続編と云う事で、随分分の悪いものとなってますが、上手く現代風にアレンジされていて、新世紀のエンターテイメントとしてかなり良い出来をしているのではないかと思います。 まあ、とりあえず言えることは、今回も、題名に違わず“死ぬほど忙しい”映画でしたね、いろんな意味で。 [映画館(字幕)] 8点(2007-07-28 22:16:31) |
87. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 一般的には「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディとして認知されているんでしょうけど、正確には「ゾンビ」(原題DAWN OF THE DEAD)のパロディとみるのが正しいと思います。 ということで、本作を本当に楽しみたいならアヌビス三部作を見ていないと辛いと思います。 逆を言えば、それだけロメロ版ゾンビへの愛にあふれている、と言えるでしょう。 特に思い入れがある人なら冒頭、そしてエンドロール時の本家ゾンビの楽曲、ゴブリンのBGM、そして「We're commin' to get you Barbara!」あたりで歓喜の声を上げるでしょう(俺は上げましたw) もちろん、QueenのDon't Stop Me Nowに合わせてゾンビをぶん殴る場面や、“実は音楽を消したかっただけだったパパ”の場面等、笑える部分もあり、かと思えば後半、ゾンビになったママを撃たなければならない等のシリアスな展開や人間模様も描かれていますしゾンビも面白いようにゾンビらしく、見せるところはきっちり見せてくれるので、その作りの丁寧さ(と遊び心)が窺い知れます。 近年作られたゾンビ映画の中では最もゾンビらしいゾンビ映画でしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 06:58:54) |
88. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 長い長いプロローグを経てやっと本編突入、といった感じでしょうか。 そのため、3作目までは多少残っていた(良い意味での)気楽さ、ノーテンキさというのが初っ端から失せて、いよいよ大人の鑑賞にも耐えうるSFものへと変貌を遂げているのではないかと感じました。 特に今作では、闇の帝王が復活したとあって前半から陰鬱ムード全開。 そして魔法省から派遣されたプラダ…ではなく“ピンクを着た悪魔”こと、見るからに厭味全開なアンブリッジ先生の登場により、学園生活の面もお先真っ暗。 この二重のプレッシャーが今回は良い方向に働いたのではないかと思います。 前作では本当にその展開でいいんかい!?と思うようなものだったので、今回の脚本には満足。シリーズを見ていないと誰だよお前的な人物が多々登場すること請け合いなのですが、試験での“してやったり”な場面や皆に闇の魔術に対する防衛術を授けるハリー、そしてラストの某宇宙戦争映画に触発されてそうな帝王と校長の魔法バトルなど、見どころとなる場面(多少、凡百な感じも受けなくはないですが)もあり、最後までテンポよく見ることができました。 それと、今回初登場となるルーナも、なかなかの不思議ちゃん具合で良かったです(笑)。 ということで、いよいよ最終局面と云うところまできた感のある本作。それゆえ、結構良い味を出していたお方の途中退場はなかなか痛いのですが、続編として、なかなか良い出来をしていると思います。 …と、いうより、個人的にこのシリーズ、1、3、5作目が面白いような気がするのですが…。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-21 22:57:28)(良:1票) |
89. オーシャンズ12
《ネタバレ》 さて個人的には前作は泥棒映画の傑作だと思っているのですが、この続編はどうかと云えば、まあ良くも悪くも普通という感じです。 前作で強奪された金の返金作戦ということで物語は始動しますが、そっからなぜか“泥棒世界一決定戦”へとシフトチェンジ。 “放送禁止用語”ネタや、ジュリア・ロバーツ演じる”ジュリア・ロバーツ”、そして、実写版ルパンともいうべき驚愕のレーザートラップ回避云々…と、楽しんで作ってるんでしょうけど、どうも遊びすぎの感が強いかと。 特に、前作では綿密な計画で強奪を実行し、最後は鮮やかにだましてくれたのに、今回は、結局、みんな集まっても何もしてねぇじゃんという感じが強かったですね。それこそ12人もいらねぇ気がします。 とまあ、通して見ると、あまり人数が必要でない点、物語の焦点があまり定まっていない点などいろいろありますが、最後のくだりは泥棒映画らしくだましてくれたし、、映画だからこそできると言っても過言ではない曲芸…もといレーザー抜けがあまりにも良い味を出していたので、6点ということで。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 06:15:52)(良:1票) |
90. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
《ネタバレ》 映画の内容ではなくあるお方を見たいがために見に行ったわけですが、前作デッドマンズよりは幾分かマシになってますね。 まあ、それでもまだ削れるんじゃね?という場面がいくつかあったり、某漫画では死ぬ思いで海賊王を目指してるって言うのに、この映画ではあっさり海賊王が誕生しちゃったり、海賊長の中に明らかに間違った奴いね?と思ったり、これの主人公ってバルボッサ船長じゃね?と思いたくなったりいろいろとありますが…。 でも、前作よりは楽しめたというのが感想ですね。 バルボッサがスパロウを食ってる!?と思えるほどいい味出してるし、1作目ではただの悪役が、今回は非常に憎めない役どころでスパロウと張り合ったりと妙に人間くさいところを見せたり、海に出れば文字通り海賊してくれて、「子の船長ならついていけるぜ!」と思わずにはいられまねんね。 船上での闘いでも、映画館だからこその迫力ですし、さすがに闘いながら結婚するくだりは「お前らまじめにやれよ」と助言したくもなりますが、ばかばかしくて逆に好きですね。 まあ、と言いながら今回一番印象に残ってるのはキースの登場シーンなんですが(笑) この不良オヤジが登場した瞬間の存在感と来たらただならぬものを感じます。さすがステージに上がりこんだファンをギターでぶん殴ろうとしただけある。いるだけですげぇ。 それに例の髑髏リングもちゃんとしてるし(海賊映画だから外す必要もないか)、年々“下手になる”練習をしてると噂のギターも披露してくれて、もう、俺は何も言うことはありません(笑) あ~でもどうせなら世界観崩れて良いからミカウバー登場させてほしかった。それでハッピーでも歌ってほしかったよ(笑) おそらく、この日劇場に訪れた客の中で、この不良オヤジ目当てにこの映画見に行ったのって、俺ぐらいなんっだろうな…。 [映画館(字幕)] 6点(2007-06-21 12:02:10)(良:1票) |
91. 40歳の童貞男
《ネタバレ》 ジャケットになってるスティーヴ・カレルの開き直った(?)ような顔がやけに気になります。しかし本編はそれほどコメディに走ることなく進んでいきます。 完全に茶化してると云うわけではなくあくまで女性に対して真摯になりすぎてるがゆえにという感じで、感動する場面やほのぼのする場面もあるので。過度のコメディを期待しなければ楽しめると思います。 …それにしても、エイジアのポスター持ってるだけでヤバいのか…。 それじゃあ、この前の来日公演の時、プログラムは勿論Tシャツと携帯ストラップも買って、おまけに会場で(ヒート・オブ・ザ・モーメントを)シングアロングした俺はどうなるんだろう………?? [DVD(字幕)] 6点(2007-05-29 20:10:17) |
92. ホステル
《ネタバレ》 いやもう痛いわ~。 直接的な表現はもちろんあるんだけど、それ以上に間接的な表現の方がはるかに痛そうだわ~。まあそれはほかの映画にも言えることなんだけれども。 殺人鬼が一人かと思いきや、実は複数いて、しかもそれが同好会と化してる(それゆえ殺人の動機が陳腐なものでないために余計狂ってる度が高い)ところが恐さ倍増だわ~。 だけど、もう少し狂気を漂わさせることもできたんではないのかな、と思ったり。 そこが惜しい点だわ~。それ以外は不快度と云い、ラストの展開と云い良かったわ~。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-29 20:03:04) |
93. ハイテンション
《ネタバレ》 こういうオチにすれば半ば何でもできるわけで、確かに観客を騙すこともできるでしょうがやはり辻褄が合わないというのはストーリー構成上どーなかと思います(結局あの頭を捨てたのは誰?妄想?)。 でも、まあそこ(というかラスト)さえ気にしなければ(というか見なかったことにすれば?)案外まともな殺人鬼もののスプラッタではないかと。 フランスといういかにも上品で哲学的な内容が多そうな感じのする製作国もさることながら、そっち系では意外と有名なジノ・デ・ロッシの特殊メイクがうねりにうねって結構緊張感のある作品ではないかと思いますし、↓【なにわ君】さんのおっしゃる通り、トイレでの“外し”は逆に良い思います。 ということで、今回はちょっと甘めの6点。 余談ですが、ラストのあの顔がなんか悪魔に憑かれた人みたいに見えました…。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-24 01:31:20)(良:2票) |
94. トランスポーター2
《ネタバレ》 1作目はそこそこ面白かったものの、今までの経験から、というより世の定説から2作目は絶対面白くないだろーなーと思っていたものの、ここでの評価は1作目よりも上。ではどんなものかと思いやっと鑑賞。 いや^まいった。この作品に限って言えば完全に1作目よりも面白い。 基本的にストーリーはあってないようなものんで実にどーでもいいものだけど、そこここにちりばめられたユーモアや、前作以上のアクションで終始楽しませてくれる。 すでに何人かの方も仰っているが、車に着いた爆弾を走りながら(飛びながら?)外したり、落下する飛行機の中でお構いなしに殴りあうラストなど、馬鹿としか思えない描写が数多くあるのだが、その強烈なインパクトゆえに映画を最後まで飽きさせずに見させてくれる。 また、前作以上に増えた格闘アクション。いや~格好いい。さまざまなものを使って次々に敵を倒したり、アクロバティックな技を繰り出したりと多彩な動きを見せる。 動きやアイディアはそれほど斬新なものではないかもしれないが、ただの殴り合いにはない華麗さがあるのは確かだと思う。 近年のアクションでは、間違いなく上位にくる作品ではないかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-18 01:55:52) |
95. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 シリーズ最後、と言ってる割には、個人的には何か微妙な感じを受けました。 確かによく闘っているし、見せ場もちゃんとあるんだけど、たとえばサイクロップスがそんなあっけなく死んじゃっていいの!?とか、プロフェッサーXまで死んじゃうのかい!?とか、あのウニみたいなやつって大した能力じゃないじゃん、とか…。 ストーリーも、掘り下げれば掘り下げられただろうし、アイスマンとパイロの闘いも、確かにあの炎vs氷の押し合いはドラゴンボール等に慣れ親しんだものとしてはうれしいけど、もう少し盛り上げることもできたのではないかと…。 でも、単純に見て楽しむ映画、ということであれば、合格点といったところですかね。 中盤あたりでマグニートーが移動監獄を襲撃する場面はやたら格好良かったですし。わざわざアルカトラズに襲撃かけるために橋を架けたりと、ド派手でいてよく考えるとバカなことだったり。 まあ、いろいろといいましたが、手堅くまとめられているのではないかと思います。 それから、キティ・プライドが可愛かったぞと…。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-02 02:56:32) |
96. スパイダーマン3
《ネタバレ》 前作の「次はどうなる!?」というラストからとうとう迎えた3作目。正直「どうなる、これ!?」としばしの不安を抱きながらの鑑賞となったわけですが、いやいや、凄かった。 さすがに3作目ともなればアクションシーンは見慣れたものとなり、それほど驚く内容でもありませんでしたが、それでも大スクリーンで見る価値は十分あり。 そして気になっていたハリーとの因縁の対決の結末…。 正直、何やら後付けと思わしき部分もなきにしもあらずですが、いやいやしかしそう落とすとは!! あのハリーとの絡みが本作最大の見せ場だと思います。うん。 それに今回もひそかに期待していたブルース・キャンベルの活躍…。いや、活躍はしませんよ。だけど個人的にはこの絡みも見せ場ではないかと(笑) とにかく、ストーリーも納得のいくものですし、とにかく最初から最後まで楽しめる作品なので、見て損なしだと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-02 02:48:44)(良:1票) |
97. プレスリー VS ミイラ男
《ネタバレ》 ふははははは~!もうこれは俺に「見ろッ!!」と言っているようなものではないかァ~ッ!!! ということで、普通だったら“大人の余裕でスルーすべき作品”というような分類がなされるであろうこいつをさっそくと鑑賞。 いかにも胡散臭そうな題名、そして2002年制作のはずなのに2007年になってようやくレンタル開始という、何やらとんでもない“大当たり”をつかまされそうな感じだったのですが、その期待は見事に裏切られました。 まあ、確かに、最近とかは似非vsものが多い割には全然vsしてなかったりするものがちらほらありますよ。しかしこいつは終盤ちゃんと題名通りプレスリーとミイラ男が闘ってくれます。 いや、確かに、映画の大半は語り中心でかったるいと云えばかったるいし、終盤の闘いも実際は全然、激しいものじゃないですよ。 だけど、主人公が、我らが“アッシュ”ことブルース・キャンベルってだけでお腹一杯ですよ(笑) もう、虫もどきと闘う所や悪態をつくところなんてまんまアッシュですよ(笑)できればもっと激しく闘ってほしかったですけど、久しぶりに彼の主演作品を見られたということで今回は7点…と言いたいところですが、エンディングがブラックユーモアでもなくハッピーというわけでもなかったので(あとやっぱりちょっとかったるい)6点。 ちなみに、C級作品を笑って許せない方は、この点数から3点ほど引いてくださいね。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-29 04:35:57) |
98. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 漫画の映画化という、邦画ではイタイ映画に分類されて(しまって)いるにも拘わらず、現時点で平均点7.11点とかなり高め、自分も全編を見てなかなか面白いと感じたので、後編を(かなり時間はたったけど)淡い期待を寄せてようやく鑑賞。 いや~良かった。 まあ、確かに、リュークやレムのCGは相変わらず少し違和感がある(処理は奇麗ですよ)し、少々詰め込んだ感があって、もう少し深く掘り下げることもできたんじゃないか?とも思いますが、それでも充分に合格点。 特に最後の仕掛けは、よく考えられていて、そう来るか、と思いました。 しかしよく作りこまれてますよねぇ(トリックとか)。 確かに、平均点に恥じない内容でした。 [DVD(邦画)] 7点(2007-04-27 11:39:44) |
99. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 メリル・ストリープがまさに“できる女”でとても格好いい。しかしそれ以上にやはり理不尽な要求をしてくるあたりは悪魔だ(笑)。 でも、その要求というのも、仕事を円滑にするため、仕事に対する信念のためのもので、しかもきっちり自分の仕事をこなしているので、まあまだマシな方かも。 ハリー・ポッターのくだりはなんか八つ当たりにも見えなくはないが(笑)。 ダサい子がどんどんおしゃれになって、仕事でも成功して…という展開は、やはり働く人々から見ると共感を得ると思うし、ラストもとてもすがすがしいものなので、最後まで楽しめると思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-27 11:22:23) |
100. ラストデイズ(2005)
《ネタバレ》 あくまでインスパイア作品なので事実ではありませんが、まあ、実際もこんな感じだったんでしょうね。 にしても、本当に静かなで(良い意味でも悪い意味でも)退屈な作品ですね。 特にニルヴァーナに思い入れはありませんが、別にソロが下手でも、ノイズ全開でも、小汚い格好でも立派にロックスターになれるんだと証明したニルヴァーナはやっぱり伝説のバンドだったんでしょうね。 まあ、その反面、有名になりすぎて、こんなはずじゃなかったってな感じで、バンド名のとおり死に対する悟りを開いちゃったわけですが。 あと、ここでVUを流すセンスはなかなか良いと思います(笑) [DVD(字幕)] 6点(2007-04-15 08:36:36) |