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ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 551
性別 女性
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101.  シザーハンズ 《ネタバレ》 
発明家の思いつきで生まれた人造人間は、生みの親の死と、手が鋏である事から考えて最初から不幸な生い立ちでした。しかしその純粋な心と、特技を生かした芸術作品と、見ようによってはチャーミングな容姿(ここは特にジョニーデップの演技によるところ)から、新しモノ好きののんきなおばちゃんたちに持ち上げられ、人気者になりました。その状況でも純粋な人造人間は、自分が幸福か不幸かなんて発想を持った事は無かったでしょう。好きか嫌いか、嫌か嫌じゃないか、そこまでの感覚では作動していたんだと思います。そんな彼が悲しみや怒りという新たな感情を抱くという局面に立たされ、自分が不幸であるという現実を悟った瞬間が来ました。「Hold on me.」「Ⅰ can't.」です。そしてその直後、彼に初めて幸福という感情も訪れました。「Ⅰ love you.」です。あのシーンがとにかく秀逸。前半のコミカルな場面と悲しい結末を繋ぐ、本当に素敵なシーンになっています。何年たっても色あせない、語り継ぐべき作品の一つです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2016-02-03 11:06:39)
102.  レ・ミゼラブル(2012)
みんな歌が巧いなぁとか、死に際でも歌うんかいとか、そういう事ではない。力強く生きようとする民衆、それを力強い歌で伝える俳優たちの集中力に感動する。作品全体がパワーに満ち溢れている。圧巻であった。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2015-09-09 18:07:37)
103.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
はい、想像してたのとは全然違います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-09-08 18:15:29)
104.  セッション
間違いなく映画史に爪痕を残す作品。若者の希望と絶望、葛藤とジレンマ、そして覚醒と昇天。確かにこの作品、例の先生が強烈ですが、最終的にこの先生は完全に脇に廻りました。その瞬間の痛快さがたまらないのです。(ドラムスティックの流血は、リアルだそうですよ。)
[映画館(字幕)] 10点(2015-07-14 23:11:00)
105.  母なる証明
「母」とはどうしてこうも愚かな生き物なのだろうかというステレオタイプなテーマではあるが、これを観て確信した。言い方は良くないが「母」とは一種の病気なのだと。はらみ産み落とした後に女が患う病。この病気には個人差があり、過干渉、過保護、過剰愛、逆にその重責から現実逃避思考に陥るニグレクト。それぞれどうかしてると思うが、仕方がないのだ。母という病を患っているのだから。かといって許されることではないという事は、言うまでもない。
[映画館(字幕)] 7点(2015-03-19 14:43:40)(良:1票)
106.  ミスト 《ネタバレ》 
とにかく怖かった。得体の知れないモンスター達はもちろん怖い。人間どもが太刀打ち出来ないレベルの攻撃力を持つ様々なタイプのモンスター達(触手系、バッタ系、蜘蛛系、パラサイト系)からみたら人間は弱者でしかない。でもそのようなモンスター映画は数あれど、本作に至っては弱者であるところの人間が実は一番怖い。正義感、自己愛、宗教観、そこから来る究極の選択。これらの感情は人間ならではのエゴから来るもので、このエゴは殺意を伴う危険性をはらんでいる。つまり殺意を伴う人間のエゴ=モンスター という事であれぼ、モンスターパニックものを装った哲学宗教的ヒューマンドラマなのかなと。原作読みます。
[映画館(字幕)] 8点(2015-02-28 23:35:57)(良:1票)
107.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
近未来の世界観がオモシロい作品。パソコンの代わりにタイプライターの文字をレンズシートで覗き、インターネットの代わりにダクトが張り巡る。結果、莫大な時間と紙を消費し、代筆署名や誤情報が横行する出鱈目な世界。テロと対テロと美容整形だけが元気なこの未来は、もう地獄絵図でしかない。SFとして見ると夢も希望もないデストピアがチープに描かれただけって感じだけど、コメディとして見れば発想の自由さが半端なく、これを作り上げたテリーギリアムの頭の中はとんでもないなと思わせる力作。デニーロはちょい役だったけど、さすがの演技。暖房修理のシーンで輝いています。ラストはハッピーエンドと思いきやまさかのバッドエンド。でも主人公は夢の中でハッピーになれたのだから、それはもはやハッピーエンドなのかな?
[インターネット(字幕)] 6点(2015-02-19 13:52:29)
108.  キャプテン・フィリップス
フィリップス船長の最後の号泣は、怖かったよ助かって良かったよというだけの事ではない。漁師が海賊となり、人さらいをしなければならない国に生まれた若者と、立派な海軍を率い、淡々と若者を射撃する国に生まれた自分との格差を、身をもって痛感した時の虚しさ、何も出来なかった自分に対しての悔しさのような事だったと思う。裸足で敵陣に乗り込み足裏に大怪我を負った若者と、上半身裸になってしまったときにTシャツを差し入れられる自分。一瞬にして銃殺される若者たちと、手厚く看護を受ける自分。先進国代表アメリカと発展途上で無政府状態のソマリアとの格差。同じ地球上に生まれ、ここまでの格差は先進国側にもその責任がある。難民問題、テロ行為の過激化、世界平和とは、と考えさせる真面目な作品だった。海賊たちにも感情移入させられるような描かれ方がバランス良く絶妙であったからだろう。その一方で、臨場感、緊張感溢れる海上エンターテインメントで娯楽作としても素晴らしかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-17 09:05:45)
109.  エイリアン 《ネタバレ》 
SFホラーとはよく言ったもので、まさにその通り、宇宙貨物船乗組員がその密室を舞台に未知の生物モンスターから追い詰められるホラーです。そのUMAエイリアンの造形が秀逸であった事が今なお語り継がれている要因でしょう。あの不気味な卵から生まれ、その体液は強酸で、脱皮を重ねてのあのフォルム、素晴らしいです。また全貌がなかなか明かされない感じも恐怖心を煽られます。ただ最後リプリーに撃たれ宇宙船から宙ぶらりんになった時、その全貌が普通に着ぐるみみたいだったのが残念で仕方ない。ホラーが苦手でSF好きな者としては、本作より「2」の方が実は好みです。
[映画館(字幕)] 8点(2015-02-12 22:18:06)(良:1票)
110.  ゴーストワールド
かなり個性的で一見ひねくれてるけど、実はとっても素直で普通。不思議ちゃんの用で、でも知れば知るほど何処にでもいる。何も考えずその場を楽しんでいるだけのように見えるけど、結構奥深い部分を持っているイーニド。とても魅力的なキャラクターでした。全体の雰囲気は「花とアリス」に似ている。というかこちらが先。少女の心に国境は無い。昔少女だった自分はどちらも共感できるところがたくさんある。そしてラストは、慣れ親しんだ街を出て行った彼女の門出を見送るという事と受け取りました。誰もが通る道、グラデュエーション。劇場にはおじいさんとかも観に来ていた。イーニドの将来も気になるが、彼らはこの作品をどう感じたか、そちらも気になるところだ。
[映画館(字幕)] 9点(2014-12-11 13:36:14)
111.  アメリカン・グラフィティ
海賊ラジオ放送をBGMに、アメリカの若モンが一夜にして数々のアメ車に乗り継ぎ、朝を迎えるときにはそれぞれ少しずつ成長というか、前進している。時代も背景も全然違う私たちが観て共感できるような部分はあまり無いはずなのだが、噛めば噛むほど味が出てくるような独特な良さを持つ。スタンドバイミーみたいに。ポールルマットという俳優さん、知らなかったけどかっこいい。役柄も渋くてお気に入りです。リチャードドレイファス、面影全く無いなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2014-12-01 15:54:49)
112.  レスラー 《ネタバレ》 
主人公の後頭部から追いかけて撮る方法で、実在のプロレスラーのドキュメンタリーを見ているよう。ザ・ノンフィクションで見るあれだ。感情移入しないわけがない。過去の栄光を味わった過去のヒーローが再起を賭けて奮闘するがなかなか思うようにはいかず。そしてその主人公がまたイイ奴ときてる。誰だって自然と応援してしまうし、自分と重ねてしまったりしてしまう技法だ。作戦勝ちのようなところもあるが、それだけじゃない。ミッキーロークであるところがまた凄い。それ自体も作戦なのだろうが。ミッキーロークの生きざまが映画を超えてかっこいい。80年代の彼を知っている者はみなその変貌に驚く。整形の失敗で過去の美貌は面影すらない。それでも現在の自分をさらけ出し、自分に重ねて落ちぶれた過去のヒーローを演じきった。昔の彼はとにかく美しかったが、今はかっこいい。今の方が大好きになった。
[映画館(字幕)] 8点(2014-10-30 12:39:18)(良:1票)
113.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
トニーの壮絶な人生をアルパチーノが怪演。人殺しで麻薬密売人のトニーはまさに悪人。極悪なのです。でも何故だろう。彼の周りから一人また一人と身内が消えてゆく度に何だかとても悲しくなる。完全にこの極悪人に共感してしまっているのだ。やっている事は法にふれる犯罪なんだけど、イカれた程の巨大な野心を持ち、それに向かって決してブレずに突き進んでゆく姿に、そいつがとんでもない犯罪者なのにも関わらず不覚にも共感してしまうのである。女子供を犠牲にすることを拒否したエピソードがもし無くてもそれは一緒だったと思う。後に思えばトニーというイカれたチンピラが成り上がり、そして破滅していったという極自然なストーリーだが、それが一人の男の悲しい人生を描いた大作となり得たのは、脚本の良さもあるが、やはりアルパチーノの演技あってこそです。
[映画館(字幕)] 10点(2014-10-20 15:55:37)
114.  セックス・アンド・ザ・シティ
ちょうど自分と同じ年頃の元気なおばさん達を見て、自分も頑張ろうと少し思いました。そんな映画です。それだけですが、それだけでいいと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2014-09-18 16:42:18)
115.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
偶然出会った三人は、最初から普通の核家族のようだった。夕食のドーナツは体に悪いと言う母、たまにならいいじゃないかという父。勉強を教えてくれる父、寝る前にハッピーエンドのお伽話をしてくれる母。愛情を素直に受け取り笑顔で返す子供。至って普通で、気持ち悪いだなんて全く感じさせないゲイカップルとダウン症の少年。本当に気持ち悪いのは薬中の母と、三人を好奇な目で見る奴らなのに。少し前の時代の話ではあるが、子供にとって何が必要で何が間違っているか、シンプルに考えれば分かることなのに。物凄いジレンマと苛立ちを感じた。マルコが好きなハッピーエンドじゃなかったのがとにかく悲しくてならない。
[映画館(字幕)] 8点(2014-09-18 16:28:13)(良:1票)
116.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
平凡な女子高生の日常を切り取ったような何気ない風景を、独特の映像美で表現した飾らない作品…。いやいやそれだけではないから想像以上の高評価を得ているのだろう。微妙な感情と細かな伏線が、縦糸と横糸のように巧く織り込まれた、なかなか良く練られた作りになっている。ところてん。ウォーアイニー。トランプ。バレエ。水木、石ノ森、藤子、手塚。上手に繋がっているんだなぁ。アトムも大活躍している。
[地上波(邦画)] 7点(2014-09-05 15:36:50)
117.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
こんなにも辛い現実逃避ってあるだろうかと、一瞬本当に少女は地底の国のプリンセス?と思ってしまったりもしたが、最初から分かっていたとおり、ラストはやっぱり悲しく、現実と想像のお伽話(グロテスクであると相場が決まっている)が度々リンクする不幸な少女の話だった。なんて寂しい結末だろうと心が重たくもなるが、彼女の無垢な魂は平和な地底の王国で永久に幸せに暮らすことが出来たのかもしれない。これこそまさにファンタジーな結末。完璧。でもグロさが少し悪趣味なので少し減点。
[映画館(字幕)] 9点(2014-08-30 18:04:49)
118.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
ナタリーポートマンあってこその作品。星の数ほどいる子役の中で、この時の彼女は存在感といい色気といい演技力といい、絶妙です。タクシードライバーのジョディフォスター以来の衝撃。このこまっしゃくれたリトルレディと寡黙な殺し屋のコンビがまた絵になる。最期に交わした「アイラヴユー(トゥー)」はお互い大人の意味のラヴに違いない。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-22 14:01:42)
119.  それでも恋するバルセロナ 《ネタバレ》 
バルデムをただの女ったらしと見てしまうと、全く共感できないしょーもない作品になりそうだったが、彼や他出演者の演技力なのか、ウッディアレンの脚本力なのか、不思議とこの人たちの心の移り変わりを興味深く追う事が出来た。男女のかけひきや人生観、倫理観などいろいろ考えながら見ていたが、結局は壮絶なスペイン人夫婦に巻き込まれた女子の話で、この夫婦はこのような事を何度も繰り返していると。結局はただの女ったらしだったと。夢から覚めた今回の二人も、また現実の世界に戻って行きました。さすがウッディアレン、という作品。出演者も皆良かったです。 
[映画館(字幕)] 7点(2014-08-18 14:44:41)
120.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
最後はターミネーターのようになってしまったペイトン、怖すぎ。殺さずに改心させるという選択肢はなかったのか。そしたら再婚してもいいし、子供がどうしても欲しいのであれば里子をいただいて育てもいい。子供を育てるというのは決して容易いことではないが。でもちゃんと生きていれば良いことだってあるのに。まあ既にジュリアンムーアを殺しているからその時点では遅かったという事になってしまうかもしれないが。人を恨んだり復讐したりなんて、自分が不幸になるだけです。絶対ダメ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-16 18:08:55)
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