121. カプリコン・1
やや肉体的なサバイバル系になってしまったが、もっと政治的に追い詰められる逃亡劇の方がよかったかも。終わり方も締まりがない。が、それなりに楽しめる。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-04-12 11:05:20) |
122. イングリッシュ・ペイシェント
善良に生きたカップルには未来があり、不倫カップルは自業自得で地獄に落ちるという因果応報的な対比にはなっているが、その陰でマジメに生きている何の罪もない人々が不倫カップルによる影響を受けて不幸になっていったという点が蔑ろに描かれいるように思える。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-06 12:58:08) |
123. 真実の行方
よくTVのNEWSなんかで、インタビューに答えてた人が実は犯人だった。っていうのがありますが、そういうのを見慣れているせいか衝撃のラストって言うほどのものでもなかったです。「やっぱりそうだったのか」という程度。ノートンの演技は凄いなあと思う反面、ちょっとオーバーな感じもしました。 <追記>19年ぶりに再見。感想はあまり変わらずだが、弁護士と検事が法廷外の場所でプライベートにアレコレとやり取りしているのに違和感。これは問題ないんだろうか。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-04-05 12:28:55) |
124. フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
子供というのは無邪気なもので、自分の境遇が世間から見てどういうものなのかというのが認識できずに、飢餓とか暴力でもない限り毎日楽しく過ごせるものである。他方、かと言って何も感じないほど鈍感なわけでもなく、親の「異変」にはそれなりに気づくものであり、そういった微妙な「子供心」といったようなものはうまく表現がされていたように思う。ラストはこれまでの展開における「明と暗」を象徴するような映像で、少々あざとい印象もあるが、それでも心打つものがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-04 21:41:33) |
125. マエストロ!
ストーリーは盛り上がらず、原作は未読だが総じてミスキャスト。各団員にプロ意識とかプライドみたないなものが感じられなかった。市民交響楽団という設定なら、まだよかったのかも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-04-04 00:07:36) |
126. キネマの神様
原作未読だが、コロナや出演変更等々もあって映画化には失敗しているように思える。何もかもが中途半端というか。原作は娘視点で見たダメ父ということになっているらしいが、そのダメ父を変に踏襲したまま、主人公にしてしまったのが大きな要因に思える。80近くになって見たら、また違った印象を持つのかもしれないが。女優陣は概ねよかったと思うが、男優陣がイマイチ。志村けんだったら、もうちょっと「喜劇」になったのかも。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-30 12:30:26) |
127. キャスパー
基本的に子供向けだが、ギリで大人も見られるかな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-29 12:20:16) |
128. ランボー/ラスト・ブラッド
ランボーとは殆ど無関係な「家族」の復讐物語。女には助けてもらうし孤独な戦いでもないし。ラストの対決が見せ場なんだろうが、R15なせいか総じてグロイ。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-03-29 11:05:46) |
129. 妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
過去作に比べると、安定感が出てきて多少マシにはなってきた。ただし内容的に古臭い。結婚式のパーティやってる会場でワザワザ離婚の会話する演出も過剰。祖母が嫁ではなく息子の味方をするのは、山田作品ならではか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-03-28 12:21:56) |
130. ファイナル・デスティネーション
「ツカミ」はよかったのだが、パターンが決まっているのでだんだんとマンネリ化してくる。終わり方もスッキリしない。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-24 12:15:39) |
131. エヴァの告白
たいして好きでもない女に男が出来そうになると燃え上がるタイプというのは一定数いるんだろうが、ストーリー的にはイマイチ盛り上がりに欠ける。全体的な雰囲気や役者の演技は悪くないとは思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-24 11:25:22) |
132. ハンガー・ゲーム2
支配への反逆とテーマが変化してきた感はあるが、前作よりはスケールダウンしているし、次作の前フリという印象で尻切れトンボ。ただし、続きは見たくはなる。尚、100分程度のTV版を見たので40分程度カットされているものを視聴。 [地上波(吹替)] 4点(2023-03-17 12:38:08) |
133. ハンガー・ゲーム
身分差別と支配という政治学的問題がテーマとなっている点で興味深い内容ではあるんだが、映像化ではサバイバルをそれなりに描く必要もあるので、テーマにフォーカスできなかったのが残念。原作は人気があるようなのでそれなりに面白いのかもしれない。尚、100分程度のTV版を見たので40分程度カットされているものを視聴。残虐なシーンが省かれたのかなと推測するが。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-17 11:47:59) |
134. 白鯨との闘い
映像的には見応えあるので映画館の3Dで鑑賞したら楽しいんだと思う。ストーリー的には回想形式なので生き延びるのがわかっており盛り上がりに欠ける。TV版の20分程度カットされたものだからなのか、ややあっさりしていたという印象。ちょうど鯨を求めてペリーが日本に来た頃の話なので、そう考えるとまた違った味わいがある。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-16 12:26:13) |
135. グランド・イリュージョン
映像的な見応えはあるが、ストーリー的な盛り上がりがなく、オチで萎える。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-15 12:20:30) |
136. ファーザー
いつか自分にも訪れるであろうという意味では教訓的で考えさせられる作品ではあるが、そもそも認知症になったことがないのでこれが認知症の世界を表現できているのかどうか不明であるし、ただただ混乱するだけで(それが狙いなんだろうが)映像作品としては失敗かな。素直に娘の視点で描けば認知症患者と付き合うことの大変さを描けたと思うが、それではタダの認知症モノになってしまってインパクトがなくなってしまうんだろうけど。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-13 10:40:10)(良:1票) |
137. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 30年ぐらい前に見た記憶はあるのだが、この度再見。ちょっと『遥かなる山の呼び声』的ではあるかな。信仰共同体の様は中々よく描けていて、「監視の目」による解決というオチの付け方もよかった。様々な要素を盛り込んだのを中途半端と見るか、バランスがよいと見るかは何を期待するかによって分かれるところなのかと。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-03-10 14:59:40) |
138. ルーム
もっと壮絶な内容なのかと思ったら、そんなにシリアスでもないし、かといってエンタメというわけでもないし、中途半端な作品。見方によってはキレイにまとまっているとも言えるのかもしれないが。子供の柔軟性と大人たちの戸惑いとの対比は中々よかったが、母親の葛藤の描き方が弱かったかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-08 14:08:01) |
139. エリン・ブロコビッチ
悪徳企業から金をふんだくる系なら「レインメーカー」の方が断然上かな。主人公は品も礼儀もなく、はっきり言って見ていて不愉快。ヒッピーみたいなオッサンは存在が非常に中途半端。 <追記>20年ぶりに再見。実際のモデルになった人は「学」があるようで、こういう脚色の仕方には疑問。もうちょっとマジメな社会派作品として描けばそれなりに面白くなったように思う。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-03-07 13:04:17)(良:1票) |
140. ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い
《ネタバレ》 証人保護プログラムの対象者が逆に復讐するというちょっと変わった設定ではあるんだが、中身は単なるバイオレンスで設定を活かしきれなかった印象。尚、ブルース・ウィリスはオマケというでもなくそれなりに登場シーンはあるのだが殆ど活躍なし。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-02 12:37:47) |