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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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121.  ダイ・ハード
決して面白くないことはないんだけど、どこか乗り切れなかった…なんでなんだろ、期待が大きすぎたんだろうか。時が経って観たせいではないね、タワー・イン・フェルノだって90年代に初見でも良かったもん。やっぱりブルース・ウイリスかな。散々他の作品に出たのを見てからだったから、そういう意味で言うとやはりリアルタイムで観た方が良かったのかも。私は“シックス・センス”や“永遠に美しく・・・”みたいな非アクションに出てる彼を印象深く見てきてたから。まあ、「無線でつくった見たことのない相棒」とか、ラストのLet it snowとかツボなところはあるにはあるんだけどね。しかしここまで評価が高いと、なんかそこまでは楽しめなかった自分の方が悲しかったりするな~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-18 13:46:13)
122.  ホステル 《ネタバレ》 
ヨーロッパを旅する頭の軽い3人の男(アメリカのバックパッカーの兄ちゃん2人+家族もちのアイスランド人)が、アムステルダムでのナンパと飾り窓に飽き足らず、薬でちょっとイカれたロシア人の兄ちゃんに唆され、わざわざスロバキアまでエロの旅へ。しかし快楽が満喫できるというそのお勧めのホステルは、実は残酷クラブの生贄の調達場所だった!夢心地もつかの間、客が1人また1人と消え、そして惨劇が幕を開ける…というお話。発想的には都市伝説の「客の消えるブティック」「だるま女」とかに通じるものがある。ま、ホラー慣れしてりゃ怖くはないし、意外と痛くもないのだが(ソウとかで免疫出来ちゃってるもん)、そこそこまとまってるかな。拘束を解いてからの逃走劇がそれなりに緊張感あるし、溺死の話が、同じく生贄となっていたねえちゃんを助けに戻る伏線になっていたのは上手い。追っ手をまくとこ(逃走中にちびっ子ギャング団に再会、これを利用)や、復讐に転じるとこ(上手い具合に自分を陥れた連中に遭遇)はかなりご都合主義だが、勢いで一気にラストまでもっていき、まあまあの出来になっている。しかしなあ、三池崇史出す余裕があるなら、やられ役の日本人のねえちゃんくらい本物の日本人を使えなかったのか?カナちゃんが「ヤメテクダサ~イ」と悲鳴をあげてるとこなんか、拷問してる側が日本人なのかと思ったぞ(拷問者を見て必死に知っている片言の日本語で命乞いしてるんだろう、と)。あと、彼女の古臭いお岩メークも(突っ込)みどころ。続編あるのか、どうしようかなあ・・・。 <2009.4.16追記>結局続編観ちゃった。そっちも悪くなかったけど、こっちのが良かったし結構よく出来てたことに気付いたんで1点追加。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-17 13:22:17)
123.  課長 島耕作
キャスティングした人、きっと原作が嫌いなんだよ。
[地上波(邦画)] 1点(2009-03-17 13:19:46)
124.  バリスティック
この手のチープなストーリーでも、メリハリをつけて面白くしようという意志が感じられたなら、「頑張ってるB級アクション映画」として5-6点の評価が出来るんだけど。まあB級というからには無名の役者を使い、爆発ももっとミニチュアかなんかを使って(但し本物に見えるような努力はされていること)予算ないんだなあ、と思わせること(笑)も条件ですが。バンデラス、ルーシー・リュー(まあ、どっちも他にも駄作アクションに出ているけど)、銃撃戦、大掛かりな爆発、これだけありゃ面白くなると思っている、アクション映画ファンをバカにした発想がイヤだわ。単なる金の無駄遣い。ルーシー・リューのアクション・シーンもキメのポーズがえらいこっぱずかしくて、ちっともカッコよく見えません・・・。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-03-16 13:13:46)
125.  ジュマンジ
「次は何?!」というハラハラ感がずっと持続する、とことんエンターテーメントな楽しい映画。動植物はロボットとCG両方を駆使しているらしいが、確かに公開当時でもいかにも作り物くさく感じた。しかし、ゲームから出てくるんだから、そこまでリアリティは無くても構わないと思った。というか、私はいっそハンターのおっちゃんもCGかアニメにしちゃえばいいと思ったんだけど。 今思っても、すごろくが現実になるという発想が意表をついてるし、ご都合主義だけど納得できる、タイムパラドックスな結末がよく出来ている。ロビン・ウィリアムスは最高にはまってる(ただ、ちょっとあの子役が成長した姿にはとても見えないのが難)し、子役時代のキルスティン・ダンストの、作り話巧みな嘘つき少女も面白い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-16 13:08:23)
126.  春琴抄(1976)
主演映画のほとんどが文芸ものだったことからしても、山口百恵というのはなんかこう別格だったんだろうなあ。歌は下手ではなかったが、演技は決して上手くないし、そもそもいっちゃあ特別美人でもないんだけど、やっぱりオーラみたいなものがあったように思う。本作でもそういうのを感じる人は感じるだろう。が、私はTV放映された当時まだ小学生だったので、モモエちゃんはなんでこんな高慢ちきでいけ好かん女を演じてるんだろう、友和演ずる佐助はなぜこんな女に尽くすのだろう、ああ目まで刺しちゃってえ、と理解に苦しんだものだ。まあこれは元々内容が「マゾヒズムを越えた耽美主義による究極の愛」だもんなあ、子供に理解できなくて当然か。原作は何度も映画化・舞台化されているとのことので、人の心を打つ作品なんだろうが(句読点を省いた文体による実験的作品で、えらい読みにくいとかいうので今後も読むことはないだろうが)、私は今でもこういう「献身モノ」はちょっと肌に合わない気がする。他の俳優で演じられた春琴抄は観ていないので、比べようもないのだが、アイドル映画にしちゃややアレな内容が、きれいに丁寧に撮られていたとは思う。目を閉じた百恵にああきれいと嘆息できる人、原作というかこのストーリーが理解できる人には満足できる作品だろう。
[地上波(邦画)] 6点(2009-03-14 18:50:15)
127.  ユナイテッド93
公開時は、「アメリカのプロパガンダになってるだろう」と思ったのと、世紀の大事件を映画化するにはあまりに時期尚早な印象で、観る気はしなかった。今般、アメリカも「テロとの戦い」を大義名分に好き勝手したツケがようやくまわって国民意識も変化し、政権も交代し、また他国にそうそうちょっかい出す余裕も無い経済危機に直面している。なので、自分でも今は「公平」な目で鑑賞できるのではと思って観ることにした。そしてなんともリアリティがあるのに驚いた。これは手技のことを言ってるのではない。いや、むしろ映画として、リアリティを追求するが故ハンドカメラを多用しすぎるのはいただけず(酔う)、特に管制塔や軍など地上のシーンでの手ぶれはまったく不要で、これは難なくらいだ。私が驚いたのは、「人間」の描き方のリアリティの方。映画は私などよりはるかに「公平な」目で描かれていたのだ。乗客を英雄に仕立てても、ハイジャッカーを悪魔のように描いてもいなかった。ハイジャッカーたちの惑い、焦り、祈りながら自らの使命を遂げようとする様は、していることは許すまじきテロでも、あくまで人間くさく、「狂信にとりつかれた鬼」には見えなかった。そして、乗客。“ただのハイジャックでない、どこかに降りて人質を順次解放ということはない、彼らは我々と共に死ぬ前提で乗り込んでいる”…それを知り、何もしなくて死ぬなら何かやってやれ、可能性はある、極限状況の中でそう判断した乗客も、まさに窮鼠猫を噛むといった緊迫感で、英雄的に描かれているわけではなかった。(彼らをワシントンを救った英雄に祭り上げ、乗客の言った“let’s roll”を「テロとの戦い」のスローガンに持ち上げてイラクに乗り込んだブッシュは犯罪者だと思う。こんな風に利用されていいはずがない。)「人間」をリアルに描こうと試みた監督の気迫が伝わってくる。フィクションが含まれていることは解っているが、私は犠牲者への追悼を強く感じ、どうしてこのような事件が起きなくてはならなかったかを、深く考えさせられた。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-14 18:38:21)(良:3票)
128.  ソウ4 《ネタバレ》 
ああ、やっぱり惰性で観てしまった~。が、流石と言うか、ミステリーはちゃんと作ってある。しょっぱなにジョンの解剖シーンを持ってきて、(またまたグロが見せたいんだから~とだけ思わせて?)観客を時間的にミスリード、なかなかやるじゃん。他にも前3作絡みのものも含め、伏線が幾つか上手く張ってある。でもグロに走りすぎなのはやっぱり否めない。それも乱発しすぎで、最後の頭を両側からバシャーン、なんてファイナル・デスティネーション3のパクリっぽいし、弁護士さんの脊椎クリップはスパイダーマン2のドック・オクみたいで、グロや仕掛けのアイデア勝負もネタ切れの感。それに謎解きの方も、Ⅲとの同時進行だったっていうのはおおっ!っと思ったけど、被験者の1人が後継者ってのはⅡで既出なんだよね。登場人物が多くてごちゃごちゃしてるのもなんかなあ。1作目が一発アイデアに近い割には頑張ってるシリーズとは思うが、やっぱりかなり疲弊してきた感じ。でも結局Ⅴも観ちゃうんだろうな~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-03-13 13:14:34)
129.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
世代の人間だが・・・私はTVで放映されていたシリーズは、ほとんど見せてもらえなかった。二次大戦の反省や反戦意識の高い親が「戦艦大和」に拒否反応を示したのは自然なことだったが、どういう風の吹き回しか、街に出た時、公開していた劇場前でこれが観たい、とねだったら、あっさり見せてくれた。実は自分でも巷で人気の宇宙戦艦ヤマトがどんなものか、興味があったらしい。こんな経緯だったため、断片的に観た時の情報や、級友からの話で主要キャラや基本的設定くらいは把握していたものの、それほど馴染みはなかった。にもかかわらず、しっかり感動した覚えがある。主題歌も良かったなあ、沢田研二はまだジュリーと呼ばれてたっけ、いい歌だよなあ・・・。問題はこれがヤマトの最後と信じたのに、その後永久にだの完結編だのが出て、思いっきり失望させられたこと。いや、私はこれらは観てないんだけど。まあ、この作品自体の印象は上述のようにいいのだが、大人になってから観てないので(観るのが怖い)やっぱり今観るとかなり古臭いかなあ、という不安と、元々のヤマトファンでないのでこの点で。
[映画館(邦画)] 6点(2009-03-13 13:10:29)
130.  ビーン
堪え性がなく自己中、そしてほとんど喋らず「顔芸」が独特なMr.ビーンのキャラ、英国テイストであり、短編ならではのコメディ…観た人の多くはTVシリーズのファンだろう(元々肌に合わない人は、始めから観ないと思うので)。私もTV版ファンだが、言われてるほどつまらなくはなかったものの、やっぱりTVほど笑えなかった。ただ、短編を長編にするという難しさはスタッフも重々判ってたようで、それをクリアしようとした大きな努力のアトが見えることは好感がもてる。長編としての1つのストーリー(よくまとまってる。でもファミリー感動系に持っていくアメリカンテイスト)を考案し、その中で笑いどころの配分を工夫しようと努力したのがわかる(短編ネタの挿入にも工夫がみられる)。惜しむらくはその努力があまり実っていないこと。TV版のことを頭から退けて、まあ一応は笑えるコメディ映画としてこの点で。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-03-12 13:48:00)
131.  テキサス・チェーンソー ビギニング
オリジナルのシリーズ、前作とも観ておらず、テキサス・チェンソー関連で初めて鑑賞。物語の時系列的には一番最初の話になるわけだからいいかも・・・なんて思ったのだが、「ビギニング」的なところは最初だけ、しかもレザーフェイスの出生と狂人一家に拾われた、ということだけで、狂人一家がなぜそうなったのかの説明もなし。で迷い込んだ若者グループを一人一人血祭りにあげる、恐らく前作もオリジナルもそうだったろう展開。逆に言えば単品ホラーとして観れるから、初見者にはそれでよかったのだろうけど、他を観てない私でさえこれは肩透かしだった。でもまあ単品とすれば、この系のホラー映画としての完成度は高い方なんじゃないだろうか。最後のお姉ちゃんが生き残るかやられるか、私には見当がつかなかったので、結構手に汗握った。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-12 13:44:28)(良:1票)
132.  アマデウス
書き出したらきりがなくなるような気がして中々書けなかったのだが、少なくとも今のところ、私の人生でNo.1の映画。学オケでクラシックをかじったことも影響しているだろうが、希代の天才モーツアルトのぶっ飛び方といい、正反対の性格を持つ音楽家の「嫉妬」を軸にその才能や人生を語らせる構成といい、ツボのど真ん中にはまった。これでもかと才能を見せまくる能天気小僧と、努力の禁欲男の対比は見事としか言いようがない。サリエリがその才能に対する嫉妬に手を震わせながら、モーツアルトの譜面を繰る場面なんか、本当に見せ方が上手い。モーツアルトは早世した割に作品が多いから選曲もし放題とはいえ、交響曲25番も実にばっちりはまっていた。映画は破滅に向け暗く壮絶になっていくのだが、ひきつける力を失わない。レクイエムの作曲シーンもこの映画の大きな見所で、取り付かれたように譜面に向い、衰弱していく様は胸に迫るものがある。欲を言えば、コンスタンツェの描き方かな、悪妻説には反対する立場のようだが、それならもうちょっと踏み込んで欲しかった気もする(見事なおっぱいはさておき)。が、まあ伝記映画は欲張っちゃダメだからね。なおドイツ語オペラであるフィガロの結婚などが英訳されていたが、ウィキの文を引用すると“モーツァルトが皇帝に対して「ドイツの心、それは愛です」と宣言してドイツ語オペラ制作を実現する民族主義的なくだりがあり(それまではオペラといえばイタリア語だった)、ここでオペラが突然ドイツ語で歌われると台詞が英語であることの矛盾が目立つため、いわばこの映画の中の世界では英語がドイツ語として扱われるという舞台劇風な割り切りであるとも言える”ということで、これには感心した。他言語で伝記物を作るなら、ここまでするのが本当だろう。要は吹替えと同じだから(実際、ラスト・エンペラーなどでは中国語が“混ざって”いるため、かえって英語映画であることを突っ込まれてしまってる)。ちなみに主役2人が両方アカデミーの主演男優賞にノミネートされ、フランク・マーレイ・エイブラハムに軍配が上がったようだが、どうせならトム・ハルスに助演で取らせて上げたかったなぁ~。映画タイトルからしても助演というわけにはいかなかったんだろうけど、あれも名演技だもん。とにかく観れば面白さが解る!!
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-03-11 13:21:00)(良:1票)
133.  河(1997)
だいぶ前に偶然、WOWOWかなんかで観たんだが・・・暗かった・・・。台湾のイメージ悪くなったぞ~。終始首を捻じ曲げ、発する言葉も少ない主人公が薄気味悪い。多分、台北の街の薄汚れた部分とか、家族の崩壊とか、そういうのを見せたかったっていうのはなんとなく解るんだけど、結局何が言いたいのか解らず、モヤモヤした。暗いホモサウナで相手を息子と知らず睦む父親とか、愛人(と思われる男性)と気だるくAVを鑑賞している母親とか、かなりショッキングな(はずの)親の性を描いている部分も、妙に乾いたような撮り方。でも作品全体は、なにかが滞留してるようなどよんとした感じ。極端に説明がないのはわざとなんだろうが、こっちとしては訳の解らないまま、結末らしい結末もなく映画は終わる。解らないのに、気だけはどっと滅入った。解釈できない私の頭が悪いのだろうか?印象度だけ言えば高い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-11 13:13:38)
134.  ベスト・キッド2
前作は、十代の私を虜にした我が青春の映画。・・・これ、ほんっと作って欲しくなかった。観て深く後悔した映画は、これが初めてだったかも。さらば、青春よ。なんじゃあの沖縄は。やっぱり思い入れが強い映画の続編を観るのって、注意が必要よね・・・とつくづく思った作品(涙)。当然、3は観てません。。。
[映画館(字幕)] 2点(2009-03-10 13:14:46)
135.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 
ありゃ、リメイクだったのか。また知らずに観ちゃったよ~。プロットはいいのに出来はイマイチって結構リメイクに多いんだよね。静かな港町、その町を築いた英雄たちの隠された蛮行、その復讐に霧と共に海からやってくる亡霊、っていうプロットは古典的な恐怖ものの感じで面白い。まあ、実際に復讐されるのは英雄たちの子孫であり、その子孫は先祖の蛮行を知らないんだから、極めて理不尽な訳だけど、そこの謎解きでミステリー要素も出せる訳だし。それに霧って小道具も本当にいいと思うのよ・・・ふぅ、要はもっと面白く出来るはずじゃん、ってことです。霧って設定が生かされてないのが一番ダメ。あんな超常現象起こせる強い亡霊、霧にまぎれる必要ないし。個々のエピソードも怖くもハラハラもしない。友人とそのナンパした女性が沖で襲われるとこしかり、女性DJと息子のエピソードしかり。そして基幹ストーリーも復讐される側の子孫だったはずのヒロインが、唐突に(一応伏線はあったものの、張り方が下手っぴ!)実は亡霊側のトップ、ブレイク船長の妻の生まれ変わりだった、ってあっちに行っちゃってハイ、終了。…いい題材がつまらなく料理された映画、って感じ。前述のようにプロットはいいので、機会があればオリジナルは観てみたい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-10 13:08:25)
136.  ザ・リング2
すごい、私リングシリーズ制覇しちゃったよ。リング、らせん、バースディ、リング2、海を渡ってザ・リング、そしてこのザ・リング2。惰性ってコワイ。(あ、でも一番出来がいいといわれる、日本のTV版観てない!!) さて本作。ご本家日本も、小説続編のらせんを映画化してるにもかかわらず、リング2という“オリジナル続編”を作るという暴挙に出てるのだが、ならとハリウッドも続編をリメイクでなくオリジナルで作った、というのがこれ。1作目ってそんなにあっちでうけたのか?どっちにしても、そういうことわざわざやるなら、もっといいもの作ってほしいよな~。日本のリング2も駄作だけど、いい勝負。話は「呪いのビデオ」から離れてがんがん破綻していきます。ビデオ観なくってもあの顔で死んじゃうし。シシー・スペイセクなんか使っちゃって、これってもしかして狙ってない?(某キャリーの連想)息子のためにTake meとか言って自らテレビの中に引きずり込まれるって、これも狙ってない??(某ダーク・ウオーターの連想)。そのくせ私はあんたのママじゃない!とか井戸閉めちゃって、矛盾してるし。それから日本のリング2もそうなんだけど、原作ではただビデオを観たというだけの存在の主人公の息子を、こうやたら持ち上げるのはどうしてなんだろ。邪魔くさいよ。前作は邦画オリジナルより高い評価した(っても6点)けど、これは作らないでもよかったというか、作らない方がよかったというか。点は体張って頑張ってたナオミに献上。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-03-09 13:10:50)
137.  永遠に美しく・・・ 《ネタバレ》 
観る人を選びそうなブラック・コメディだが、私は結構好き。何と言ってもメリル・ストリープやブルース・ウイリスの芸の幅の広さに感心できる作品。最初は取り合いされ、次は利用されと、2人の女性に振り回されるウイリスのあたふたぶりは中々楽しい。死んでは生き返り「修理」される2人の女性の描写は気持ち悪いっちゃ気持ち悪いが、中年女性の若さや美への執着に対する悲哀やアイロニーは見て取れる。ラストはちと難あり、お葬式参列でしめるというのはまずまずだが、最後の最後を単純な悪趣味に落としてしまう(まさにオチます)のはイマイチに思った。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-09 13:06:01)(良:1票)
138.  エンゼル・ハート
この作品は宗教観があった方が多分解り易いんだと思うが、無くても何かが滞留してるような、なのに追い詰められていくような、何とも言えない世界観が体現できた。大量の血液とか、取り出された心臓とか、エグ系ホラーの道具立てはあるのだが、その個々の部分より、全体の雰囲気に神経をなぞられるような・・・。とにかく暗い。それにエレベーターが下降を繰り返す映像など、追い詰められてどん底に落ちていくようなイヤーな感触。どんでん返し系のミステリー要素もあるんだが、それより世界観を楽しむ(ってのは変かなあ、浸るというか)映画と思った。物語の進行と共に気が滅入っていくんだが、それでいてなぜか結構好きな作品。ミッキー・ロークとデ・ニーロも、この世界の住人として、しっかりはまっている。
[映画館(字幕)] 7点(2009-03-07 13:46:41)(良:1票)
139.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 
いや~武田鉄也と桃井かおりね、この頃まだ若いのに既に濃い、濃すぎる。がこの配役を考えた人もまたすごい。思えば、ここに「ちょっと生きるのが不器用程度の基本的には爽やかな若者」を配しても名画にはなっただろう。しかし、印象度という点でこの配役は成功してると思う。健さんとのバランスもなんだか絶妙なのだ。この3人の珍道中、とつとつと明かされる男の過去。これがしみじみいいんだなあ。日本の良さを生かしたロード・ムービーだ。そしてクライマックス、はためく無数の黄色いハンカチを見た時はトリハダもんだった。こんな盛り上げ方をしながら、だだっと駆け寄ってガシッと抱き合うようなハリウッドなことはせず、ただ静かに歩み寄る。じーん。日本っていいなあ、と思える作品。
[地上波(邦画)] 7点(2009-03-07 13:39:04)(良:2票)
140.  運命を分けたザイル
そこに山があるから登る、と言った登山家がいたように、ここでも最初にジョーが登山をIt’s just a funって言ってるんだよね。そう、ただの娯楽。なんで、特に登山家でない一般人にとっちゃ、ただの自業自得ストーリーなはず…なのに、ぐいぐい引き込まれるし、最後は生命力讃歌になってしまってるんだから大したものだ。雪山の映像は素晴らしいの一言。インパクトのある実話に、あれだけの映像が撮れるのだから、効果的なバック・ミュージックをガンガン入れて、もう少し感動的な脚色(やっぱサイモンが助けに戻って、クレバスの下の出口で劇的再会とか)でもして、大物俳優使えば大作に出来そうなのに、あくまで再現フィルムとし、ドキュメンタリー・タッチにこだわったのは好感が持てる。ただ、コメントする本人の映像はもう少し減らしてもいいかも。にしても私もボニーMにはまいった。笑いを取るとこじゃないだろ!でも極限状況の幻覚ってあんなものなんだなあ・・・
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-06 13:15:41)
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