141. ナッシング・トゥ・ルーズ
途中までは少し、引っかかりを持って見てしまったが、それもクライマックスで払拭される。 終り良ければ全て良し。 コメディとしても、そこそこに面白い。 7点(2004-05-04 19:43:34) |
142. 時計じかけのオレンジ
やはり、キューブリックとは相性が悪い。 よくわからん。 わからないで観るのも一興なのだろうか。 しかし、最後の意味を誰かに説明してもらわないと、気持ち悪くてしょうがない。 4点(2004-05-04 19:41:11) |
143. ディアボロス/悪魔の扉
難しい映画である。 焦点次第で評価が良くも悪くもどちらにでも転び得る作品です。 この撮り方は凄いかも。 ただどこかで観たことのある撮り方に思う。思い出せないけれど…。 後、この時のシャーリーズ・セロンは良いなぁ。うん、良い。 6点(2004-05-04 19:38:27) |
144. 太陽がいっぱい
《ネタバレ》 緻密に計画を練り、用意周到に準備を重ね、完全犯罪を目論む青年。 これ以上無いであろう完璧な犯罪計画を遂行し、全てを手に入れた時、たった一つの偶然が彼の計画を既に台無しにしてしまっていたのだ。 その時、全てをやり遂げた達成感に満ち溢れている青年に対して、太陽はまぶしいほどサンサンと照り付けていた。 もうすぐ絶望感を味わう事を未だ知らない青年に対して…。 名作である。 特に、名作たるゆえんはその終わり方にある。 9点(2004-05-04 19:34:44) |
145. ダイ・ハード
このオリジナリティにしてこの出来は秀逸。 ブルース・ウィリスの出世作と同時に、この作品でのブルース・ウィリスのキャラも当時としてはオリジナリティ溢れるものでした。 そして、この後、どんどん模倣作品が横行する。 オリジナルは偉いということで。 10点(2004-05-04 19:31:01) |
146. スリーパーズ
原作は、とても映像的で、凄い。っていうか、 映画化すると凄く面白い作品になるに違いないであろう原作なのに…。なんだ?これは! 誰のせいだ? きっと、レビンソンが悪いにきまっている。 そうに違いない。 この作品の敗因は監獄内での虐待のシークェンスを完全にソフィスティケートしてしまって、グロさを隠蔽してしまった事にある。 だから復讐の段階になっても観客は全くカタルシスを得られないのである。駄作だ。 1点(2004-05-04 19:26:51) |
147. スフィア
だいたい、原作もさほど面白いモンじゃないんだからそれを超える事はないだろう。 映画としては、こんなもんである。 今更言うまでもないが、「ウェストワールド」やら「アンドロメダ・・・」等、クライトンの本はかなり以前から映画化されている。ジュラシック・パーク以降、再び火がつき佳作も駄作も含めて、劇場・TV問わず、映像化されているが、スフィアはそのうちの駄作なのだ。それが映像化されて面白かったとしたら、その製作者は相当なものである。 4点(2004-05-04 19:21:01) |
148. スピード(1994)
《ネタバレ》 エレベータ→高速バス→地下鉄と舞台が移り変わるのだが、まとまりが無い。 最も重点が置かれている高速バスでのエピソードも弱い。 だいたい高速バスって言うのに無理がある。 バスにしかけられていた速度計に連動する爆弾ってのは完全に『新幹線大爆破』のパクリである。 フランスで大ヒットしたんだから、知らんわけはない>ヤン・デ・ボン。 まぁストーリー的には佳作の域を出ない。 4点(2004-05-04 19:14:13) |
149. スターシップ・トゥルーパーズ
良い意味でバーホーベンらしい作品であった。 予算の関係で、ガンダムやエイリアン2の元ネタにもなっている「パワード・スーツ」をカットしたのは少々残念だが、エグさはその分表現されているはず。 ロードショーを見た後、「パワード・スーツ」は続編に期待していたのだが、どうやら、続編の監督はフィル・ティペットらしい。しかも、ホラー色が前面に出ているとかいないとか。今回も「パワード・スーツ」は、期待できなさそうだ。 8点(2004-05-04 19:09:41) |
150. シンドラーのリスト
映画作品としては、エンディングは少し蛇足気味。 TVのドキュメント番組ならばあれは許容範囲だ。 モノクロに赤い着色は、スピルバーグも敬愛していた黒澤明の「天国と地獄」での手法だ。使って見たかったのかな? 8点(2004-05-04 18:58:42) |
151. GODZILLA ゴジラ(1998)
CGIはもはや文句の付けようがない。 ベビーゴジラをうようよ登場させるくだりもモンスターモノの展開としてはGOODである。 惜しむらくは、スピルバーグとマイケル・クライトンが先に、「ロストワールド ~ジュラシックパーク~」で、ティラノサウルスに街を闊歩させてしまったがために、ゴジラと摩天楼の画に新鮮味を与えることができなかった。本作は製作のタイミングを完全に誤ったかもしれない。 6点(2004-05-04 18:51:11) |
152. 交渉人(1998)
前評判ほどでは無いにしろ、面白い作品であるのは、間違い無い。 しかし、「交渉人」というタイトルの割りには、交渉シーンが物足りないかも。 ルメットの「未知への飛行(FAIL SAFE)」のホットラインのシーンのように、長くて緊迫感のある交渉シーンを期待していただけに残念。 あの手の脚本を書ける人は、現代映画界には、そうそういないのかもしれない。 5点(2004-05-04 18:48:05) |
153. グース
実話を元にした映画であるが、そういうことがあったというだけで、それ以上でもそれ以下でもない。 そして感動がない。見せ方に問題があるのか? ああ、別に感動させるような作品ではないのか。 2点(2004-05-04 18:44:12) |
154. キャリー(1976)
後のホラーの作り方に、大きな影響を与えた凄い作品。 若き日のウィリアム・カットも出ている。 キャリーが舞台上でブタの血を頭から浴びせられる所は不快感と共にいつまでも印象深い。エンドロール後に驚かす手法は、最初にデ・パルマがこれで使った技だ。 7点(2004-05-04 18:41:15) |
155. エレファント・マン
作品の出来、不出来とは関係無く、個人的に好きではない。 暗い、重い、悲しいの三拍子が揃っているからである。 そして、2回以上観る気がしない。 実話であるという点も尚、重さに拍車をかける。 4点(2004-05-04 18:36:24) |
156. エネミー・オブ・アメリカ
アイディアもさることながら、クライマックスに向けてのストーリーの運び方がうまい。 打てる手段を八方塞がりにしておきながら、既に張られている伏線で大逆転させる辺りは痛快。 8点(2004-05-04 18:33:22)(良:1票) |
157. エスケープ・フロム・L.A.
ジョン・カーペンターの「ニューヨーク1997」の続編というよりも別バージョンリメイク。 「ニューヨーク・・・」と比較すると設定面やスネイクを演じるカート・ラッセルがそれなりに年を取っていることなどから、本作の方が見劣りするのだが、同じキャストで自作のリメイクというのはカーペンターの遊びに違いない。だから「ニューヨーク・・・」の方が作品的にも上に感じるのは仕方がない。なんたって、あの設定のインパクトも違えば、カート・ラッセルの若さも違う。 6点(2004-05-04 18:30:52) |
158. 自転車泥棒
当時の時代背景を知らなくとも、その過酷さがビシッ!ビシッ!と伝わってくる作品。 自転車一台が死活問題に左右する時代だったのだ。 悲しい話です。名作に乾杯! 9点(2004-05-02 12:57:04) |
159. L.A.コンフィデンシャル
どこがどうと言うことの無い、サスペンス作品。 2回以上観ようという気が起こらなかった。 サスペンスとして盛り上がりに欠けるのと、一人の女を二人の男が取り合うという三角関係的要素が、話を白けさせた。 4点(2004-05-02 12:53:09) |
160. エイリアン2
続編は、前作に負けず劣らずの凄い作品。 前作のプロットを踏襲しながらも、勝負所を全く切り替えて成功した好例である。 ジェームズ・キャメロンは大したモノだった。タイタニックを作るまでは。 9点(2004-05-02 12:50:31) |