141. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 冒頭のミュージカルシーンで、こいつはコテコテのミュージカル映画かと思ったのですが、 以外に、ダンスシーンは少なめというか、ストーリーはしっかりして、たまに踊る程度のインド映画のような感じでした。 なんで、私にはちょうど良かったですね。 成功を夢見る二人のサクセス、ラブストーリーという内容でしたが、最後の最後での妄想シーンで、 これはデヴィッド・リンチのマルホランド・ドライブをわかりやすくした感じの映画ではないかと感じました。 雰囲気も、時代設定は現在の2010年代なのに、スマホが出てこなければ5、60年代の雰囲気を感じさせる映画に仕上がっているところがすごい。 エンディングはラブストーリーとしてはハッピーエンドとは言えないが、お互いの夢が叶ったという点でサクセスストーリーとしては ハッピーエンドとなっているところが、見終わった後どんよりしなくていい。 ただ、まあ、結局売れて調子に乗ったのは、女の方だったというか、恋愛をいつまでもひきづるのは男の方だったというのか、 味方はさまざまでしょうね。 [DVD(吹替)] 7点(2017-09-28 13:03:41) |
142. この世界の片隅に(2016)
のんの声がピタリとはまっていて、役者が先の映画かと思ったら、ちゃんと原作通りだったんですね。 映画も第二次大戦の痛々しい重苦しい雰囲気が、この絵で緩和され、非常にみやすい映画になっていると思います。 うちの子が小学校高学年になったら見せようかなという感じの映画でした。 [インターネット(邦画)] 7点(2017-09-19 14:57:47) |
143. ワンダーウーマン
《ネタバレ》 だんだん、強くなる。 いや、ほんとは最初っから強かった? 初めのうちは、ジャンプ力と、格闘技が強いレベルだったのが、 敵の弾を腕で受け止める。 車を持ち上げる。 最後にはほぼほぼスーパーマン。 うーん、最初からスーパーマンの方が潔いかな。 とくに、戦闘で鍛えられて強くなったという感じもないので。 戦闘シーンはよくできていて面白かったです。 こんだけ強いと、ほんと、次回のジャスティスリーグで普通の人のバットマンはお荷物状態になりそうですね。 [映画館(字幕)] 6点(2017-09-19 14:47:38)(笑:1票) |
144. スパイダーマン:ホームカミング
学園ものを主体としたアクションコメディという感じの映画。学園ものが好きな方にはまさに、うってつけな感じの映画になっています。 サム・ライミ版と比べると、あっちが正当なスパイダーマン。こっちは、あくまでもアベンジャーズのスーパイダーマン。 なので、なんか、ちょっとアイアンマン色が強く、普通のスパイダーマンがスーパーマンのように活躍するものを期待してみると、 肩透かしを食らうと思います。 主役の幼さや、甘っちょろいところにイライラするところもありますが、学園ものと割り切ってみれば、 可愛く感じるでしょう。アベンジャーズやアイアンマンが好きな方には是非おすすめです。 [映画館(吹替)] 7点(2017-09-19 14:34:42)(良:1票) |
145. デスノート Light up the NEW world
《ネタバレ》 Hulu版の30分ドラマがなかなか面白かったので、期待してみたのだが・・・ まあ、正直残念な感じですね。 竜崎のヤカラキャラが正直痛い。これだととても天才探偵には思えない。そして、実際に全く天才的な頭脳を何一つ発揮せず死んでいきましたが・・・・ キラの後継者東出は、よかったのですが、キラの後継者という記憶が戻ってから、逆にいい人になるって・・・ 紫苑、ただの天才ハッカーというだけで、ハッキングがすごいだけで天才ではない。 もう少し真面目に脚本を考えてほしい。 なんなら、大場つぐみに土下座して脚本を書いてもらってから作ればよかったのに。 デスノートの面白さは、罠のはめ合い、裏の裏の裏をかくところ。何一つ裏をかかないのなら、竜崎の存在無くして警視庁だけで戦えるってなモンです。 [DVD(邦画)] 5点(2017-09-13 14:49:04) |
146. SCOOP!
《ネタバレ》 題材もよく、福山のキャラもあっていたし、ハマっていてよかったのだが、いかんせん、脚本がイマイチ。 この大根監督は、恋愛もので売れた監督だからしかたないのか、正直二階堂ふみとの恋愛は中途半端で、 これを無くしてもっと、パパラッチに特化した方が絶対に面白くなったと思う。 なんなら、相棒を若手男優にして、師弟関係にした方が、面白くもない微妙な恋愛を描くよりよっぽどマシ。 おなじパパラッチもので、ナイトクローラーという洋画があるが、そっちはパパラッチに特化していて 比べ物にならないくらい面白い。 ドラマラブソングの失敗でもわかるように、福山=恋愛ものという概念はもうやめてほしい。 福山ももう50に近づき、半分の歳の人間に恋する姿は、逆にカッコ悪いからだ。 せっかくの、ハマりキャラが台無しだ。 [DVD(邦画)] 5点(2017-09-13 14:32:16)(良:1票) |
147. ナイトクローラー
映画というフィクションでありながら、昨今の文春砲など内容的には金儲けのためならなんでもありというものは、 この業界ではあり得ることだろうと思った。そして、意外にパパラッチって安いのねと。 何れにしても、映画としては、迫力ある映像と演出、脚本がよくできており、非常に面白い。 もともとゴマキの弟のようなコソ泥がのし上がるためには、なんでもするというちょっとダークな主役なだけに、 後味が悪いというところを除けば、この映画が評価が高いのがわかる気がします。 [インターネット(吹替)] 8点(2017-09-06 16:03:03) |
148. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
アウトローに続くジャックリーチャー第2弾。 この作品で、十分、トムクルーズのシリーズとしてミッションインポッシブルに次ぐもう一本の柱になるということが確定しただろう。 アクションと、サスペンスの両立と、そして、脇役のおかげで更にトムクルーズが引き立つという作りは素晴らしい。 次作は劇場で見てもいいと思わせる作品でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-09-06 15:48:12) |
149. マギー
ジャッキーチェンがアクション無し路線で失敗したように、シュワちゃんもアクション無しでは失敗するでしょう。 まさに、それを改めて認識できるようなつまらない映画であった。 これって、ウォーキング・デッドが大ヒットしてるから、俺もゾンビ映画に出てみたい的な マスターベーション的な感じでできた映画なのではないでしょうか? ゾンビvsシュワとなれば、シュワがゾンビの首をナタでぶった切り、ショットガンで吹っ飛ばしまくる。 そんな映画を期待してしまうのだが、それは皆無。 頑張って普通のいい父親役に徹しており、ゾンビの恐怖感もないので、みたかったのはコレジャナイ感が満載です。 なんで、それを期待してみると、もう評価は1になるでしょう。 シュワ好きな私としては、大甘で2点というところです。 [インターネット(邦画)] 2点(2017-09-05 13:53:02) |
150. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
《ネタバレ》 高校スポ根青春ものとしてはまとまっていて良いかと思います。 ドラッカーのマネジメントを高校野球にというアイデアも面白いし。 ただ、近代野球をしらない作者が書いたものなのだろう感じで、 野球重点で見てしまうとお粗末すぎる内容に感じてしまうでしょう。 カーブが魔球と呼ばれていた時代の高校野球なら、通用するかもしれませんが、 近代野球で、ボール球を投げないで勝つというのは、正直ピッチャーが 大谷翔平クラスの165キロを投げる投手でも不可能でしょう。 しかし、峯岸みなみはブスだねえ。そういう役なのかもしれませんが。 [インターネット(邦画)] 5点(2017-08-04 15:43:29) |
151. ジョン・ウィック
《ネタバレ》 とにかく、カッコイイキアヌを見るためのプロモーションムービーという感じ。 ストーリーは有って無いようなもの。 愛犬と愛車を奪われた殺し屋が人をカッコよく殺しまくるというだけの映画です。 結局、キアヌのファンか、そうじゃ無いかが映画の評価に大きく関わってくるでしょう。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-08-03 15:19:41) |
152. 砂漠でサーモン・フィッシング
はじめにこの内容を知ったとき、もっとおバカな映画かと思ったが、 環境問題や、テロ、政治が絡み合い、意外に真面目な内容になっている。 そこに、恋愛が絡んで、なかなか面白い映画なのだが、 残念なのは、どれもこれも中途半端な印象。 真面目な印象の映画にするのなら、どれかに集中して 一つ内容の濃いものにして欲しかった。 逆に、全てが中途半端ならもっと軽いおばかコメディにしてほしい。 一人で真剣に見るというより、カップルで楽しんでみるという印象の映画でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-08-03 15:11:55) |
153. ビッグゲーム 大統領と少年ハンター
狩人の少年とテロリストと大統領。この異質な組み合わせでものすごく面白そうで、実際予告編もものすごく期待感がある。 が、しかし、なんかテンポが悪いのか、やはりハリウッド映画じゃないからなのか、何かが足りない。 日本映画で、頑張ってアクション大作作ったのと同じ感じがする。 このネタで、ハリウッドでアクション監督に作らせれば傑作が出来そうなきがする、そんな映画でした。 [インターネット(吹替)] 5点(2017-07-19 13:33:48) |
154. そんなガキなら捨てちゃえば?
ティーンものが好きなら普通に楽しめる作品。 所々のギャグもまあ笑えるのだが、イマイチそれぞれのキャラクターが魅力を感じない。 まあ、冴えない奴らが主役だからといえばそれまでだが、もっとぐいぐい引き込んでくれるような 魅力的なキャラがいれば良かったと思う。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-07-19 11:39:09) |
155. ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
まず、最初に言わなければいけないのは、やっぱり年取ったなあということ。 まして、映像が以前よりも鮮明になっているから、なおさらレネー・ゼルウィガーのシワなどが気になってしまう。 まあ、それはさておき、内容は所々に散りばめられているジョークが一つ一つ見事で、つぼにハマり非常に面白い。 そして、ストーリーもしっかりしており、いわゆる続編映画にありがちな前作を超えられないという続編ではなく、 前の二作と同等以上に仕上がっていて、前作のファンはもちろん、初めてみる人にも面白い映画になっているのではないか。 本当は劇場に観に行こうと思ったのだが、私の近所では観に行こうと思った時には終わってしまっていて、 日本ではあまり客入りが良くなかったことがうかがえるが、まあ、ブルーレイには、メイキングや未公開シーンも 満載だったので、これはこれで良かったかなという感じです。 ぜひあまりレネーが歳をとらないうちに、子育て奮闘記的な続編を期待したいです。 最後に、エド・シーランという英国の人気歌手が、ゲームオブスローンズにもでているので覚えておきたい顔です。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-07-18 17:22:01) |
156. 僕だけがいない街
《ネタバレ》 原作を読んだことがなかったのだが、ストーリー自体は面白いが、悟が犯人に殺されかけてからの無理矢理感が、半端ない。 もう、意味不明と言っていいくらい、なんで助かったのか?助かったのなら、なんで今まで犯人が捕まらなかったのか? という疑問を振り切って無理矢理エンディングへと持ち込んでいく力技に、この監督の才能の無さを感じてしまう。 また、映像的にもテレビドラマっぽいライティングと演出にがっかりしてしまう。 これを見た後謎解きの意味も兼ねて、原作の漫画を読んでみた。 正直、子供編部分は映画もよくできていると思った。 ただ、後半の植物人間状態の15年と、リハビリ、リベンジ部分がすべてカットされているのだ。 調べてみると、この映画の撮影が原作が終了前に撮られていることを知り、 だったら、20世紀少年やデスノートのように子供時代の前編と、その後の後編にすべきだったのではないかと思った。 惜しい映画である。 [地上波(邦画)] 5点(2017-07-13 15:00:23) |
157. 告発
アルカトラズを舞台にした3大アルカトラズ映画といえば、 アルカトラズからの脱出、ザ・ロック、そしてこの告発といっても過言ではない作品の一つ。 重い内容でいなが、ぐいぐい引き込まれる演出と演技力は、必見の価値あり。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-07-07 14:03:21) |
158. ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>
1990年代に見たミュータントタートルズとは、比べ物にならないくらい、アクションや映画としての完成度は高いです。 最近は、マーヴェル系やDC系のスーパーヒーロー映画が増えてきているので、タートルズも意外に違和感なく受け入れやすい環境は整っているのではない出ようか。 CG技術の向上により、着ぐるみっぽさもなく、他のヒーローものが好きな人には、安心してお勧めできる映画だと思います。 [インターネット(吹替)] 6点(2017-07-07 13:58:10) |
159. ウルフ・オブ・ウォールストリート
口八丁で億万長者になれるという実話を元に描かれた話。 こういうのを見ると、真面目に普通に会社勤めして、はした金を稼いでいるのがバカらしくなる。 ただ、どちらがいいのかは、本人次第。 ディカプリオの熱演で、映画に引き込まれるが、さすがに3時間は長い。 結構無駄なシーンも多いので、2時間ちょいにまとめて欲しかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-06-15 15:07:46) |
160. 愛の渦
個室の世界だけの少ない出演者だけで完結する変化球的な映画なので、内容は濃厚ではある。 一人一人のバックボーンをいちいちマメに紹介していたら、2時間ではこの濃厚さは出なかっただろう。 もちろん、見所は門脇麦のセックスシーンとなってしまうのだが、これが現実と錯覚してこういう乱行パーティーに参加したくなると危険だろう。 実際は、大学さえないエロ女、親の仕送りを使い切ってしまうニートなどが映画俳優でなく、リアルな人間と考えると、 まあ、ブサイク、デブ、おたく、そんな感じの人間とやれるか?というところになってしまう。 映画は所詮は空想の世界なのだ。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-06-15 12:01:19) |