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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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141.  青い体験(1973) 《ネタバレ》 
私は♀ですが、やはり十代の頃深夜放送で音量絞ってこっそり観たクチです。姉と一緒に。ただ私はその頃そっちの面の知識の習得がまだで不十分で、その何というか、男女の営みを完全には知らなかったんですよね(そんなんでこんなん観るなよ、って感じですねw)。姉が「なんだ、結局最後までやっちゃうんだ、何かつまんないよね」と言ったのですが、最後までやっちゃうってのが・・・裸で絡むとそういうことになるのかな?と解ったようで解りませんでした。いや~そりゃでも、どきどきしましたよ~。でもどちらかというと、ああ見つかっちゃう!というハラハラした興奮ですね。特にテーブルに横並びで少年がお触りする(最終的に脱がしちゃう!ひょえひょえ)とこなんか、パパに見つかる!パパがテーブルの下を覗いたらどうするんだ!!と、ヒヤヒヤしました(自分たちも親に隠れて観ていただけにw)。女性に惹かれつつ、裸にさせて淫乱、とか罵倒してみたり、恋心と性欲の目覚めでコントロールの効かない少年の様子は、今思えば中々良かったんじゃないでしょうか。私はやはり幼かったんでしょうね、なんで好きなのに優しくしないんだろ、こんなヒドイHなことさせるんだろ、と、ひどくもどかしい気持ちでした。パパと結婚して継母となる女性の頬にキスして祝福するラストもやるせなかったです。Hを見るのが目的でも、やはり少女は、恋愛モノとして観てしまったのでした(笑)。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-21 13:07:49)(良:1票)
142.  JAWS/ジョーズ
後のパニック映画にも多大な影響を与えた、偉大な作品にケチつけるのは申し訳ないんだけど…張りぼてなんだよなあ、やっぱり。だって最初に観た時はまだ子供だったけど、やっぱ「あ…張りぼてだ」と思ったもん。張りぼてって言うなっ!映画の価値を落とすもんではないっ!って人の気持ちも解るんだけど…。でもこれは、やはり映画の出来が格段にいいからなんです。ストーリー展開もよく出来てるし、音楽は盛り上げるし、恐怖・パニックの描き方はすごく上手い。で、引っ張って引っ張って引っ張って…張りぼてなんだもん。最後にガクっときてしまったのは否めない。あの頃では技術的に限界があったのは解るけど、それだけに全体像を最後まで見せないわけにはいかなかったのかなあ、と思う。あそこまで、体の一部や魚影で恐怖が演出出来てたんだから、そのまま逃げ切(?)っても良さそうなんだけど。それとも「最後は全身を見せる」は決まりごとだったの?というのも、これはエイリアン(1作目)にも言えてて、全体がわからない顔のどアップやら、体の一部しか映らない絶妙のショットでエイリアンが襲ってくるシーンやらでめちゃくちゃ怖かったのに、最後に宇宙船の外に張り付いていたエイリアンは、普通に人がタイツスーツを着て頭に被り物したような代物で、思いっきり拍子抜けしたのと重なるので…。でも同じスピルバーグの激突!では最後に手を映しただけだったんだし、同様の演出が出来るんじゃないか、ってやっぱり思っちゃうのよ。ということでやはり「張りぼて」がマイナスです。他の出来がいいだけに。張りぼて張りぼて言ってすんません。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-14 13:15:29)(良:1票)
143.  青い珊瑚礁(1980)
話題作でしたね~。いや~きれいです、海もシールズも。甘っちょろく生活出来てることなんぞを突っ込んではいけません。南国の島の映像美と十代の美しい容貌・肢体、これを堪能出来るだけで充分なんです。アイドル映画ですもん…それに本作、アイドル映画と言ってもそんじょそこらの日本のそれとは比べ物になりません。アイドルの容姿のレベルが格段に高いことも、十代半ばのアイドルがかなりちゃんと脱いでくれることも、金かけられるところも、まったくもって羨ましい限り(ホント、惜しげなく見せてくれた15の少女にラジー賞なんて大人気ないよなあ)。それにトロピカルな映像美のみならず、赤ちゃんの水泳とか、おおっ!頑張ってる!ってシーンもありますしね~。でもストーリーもあまり手を抜きすぎちゃいけません、「島の反対側の部族」とか、引っ張り出したものを中途半端にしたのはNGですな。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-07 13:12:38)(良:1票)
144.  マウス・オブ・マッドネス
サム・ニールが主演してるというので観た。こういう映画とは思ってなかったが・・・なんかコアなファンがつきそうな作品ですな。あとから調べるとラヴクラフトの世界のオマージュだそうで。ラヴクラフトとかクトゥルー神話ってよく知らないんだけど、Bなモンスターとドグラ・マグラなサイコホラーの組合せってことでいいのかな?夢、妄想、虚構、現実の錯綜する世界、みたいのは嫌いではないのだけれど、最後はもっと親切な種明かし的なものがないと、個人的にはどうもピンとこない。光る中央線の道を行くとあの街にどうしても戻ってしまうとか、バスで目覚めたら周りが青いとか、1人分の閉塞した狭い部屋とか、結構引き込まれる世界観だが、結局オチ(どこからどこまでが現実か)がよく解んなくって消化不良。私の頭が悪いんだろうか?まあ、お目当てのサムがよかったので点はこの位。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-04-02 13:07:29)
145.  マスク(1994)
漫画的で楽しいですね~。アメリカンだけどね。この頃のCGの逆に本物っぽくないところがこの作品にはすごくマッチしてました。恋愛面はちょっとしたミスリードになってますが(悪者一味の情婦よりは、自分の投稿を評価してくれる女記者とくっついた方が自然だから)、ストーリーは、ほとんど思ったとおりに進行する超人ヒーロー系勧善懲悪型。最後“自信をつけてマスクを捨てる”のも読めちゃいますが、その「お約束」の中で、少々はじけすぎとも思えるコメディで楽しませてくれます。かわいい犬も活躍するし。ただ銀行からお金盗ってお咎め無しはちょっと調子良すぎかな。ジム・キャリーがブレイクした映画と思いますが、実は結構男前なのに、平気で崩した顔芸を見せてくれる役者根性は嬉しいです。ただ、彼の役者としてのそういう魅力はCGを使ってないライアー・ライアーとかの方がもっと見れますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-28 11:11:28)
146.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
ティム・バートン+ジョニデ、19世紀ロンドンを舞台にした、ある理髪師の剃刀ぎらりんの復讐劇・・・これだけの予備知識でワクワクと観出したら、ミュージカルなので面食らいました。逆にグロ慣れしてない人がゲロっとなった映画だったんですね~。こういう題材のブロードウェイ・ミュージカルがあるなんて知りませんでした。舞台での表現も観てみたいものです。しっかし、ホラー(ですよね?)のミュージカル映画なんて初めて観ました・・・でもま、案外悪くなかったです。ただ部分部分ではやっぱりピンとこないとこもあって、例えば殺してしまった女乞食の顔を見てハッとする場面なんか、♪私は知ってたけどあなたを愛してたから言わなかったのよ~~♪♪みたいなことを浪々と歌われてもなあ…。そりゃ、てめー何歌ってんだよ!と焼殺の1つや2つもしたくなるって。隠してたこともだけどそれを歌ってるのがむかつくもん(だからミュージカルなんだってば)。歌のレベルは全体的にそこそこ、あの少年が一番上手だったような。まあでもデップもあれだけ歌えれば上々でしょう。 「スリーピー・ホロウ」にて、グロさを世界観で包み込むのがバートンの得意技と知っていたので、ミュージカルだったこと以外では意外性はなかったです。ただスリーピー・ホロウの世界観の出し方の方が私は好きですね。ストーリーは悪鬼と化した主人公の自業自得オチ、という割とよくある救い無い系で、それはそれでいいんですが、娘と青年の話でラストは希望ある方にまとめられそうなのに、この話を全く投げっぱなしにしたことは減点です。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-26 13:19:20)
147.  ペリカン文書
誤解されそうな言い方かもしれないが、黒人と白人の正統派美男美女を持ってくると、なんかこう絵になるというか、スタイリッシュになりますな。ストーリーは、法学部の女子学生が、最高裁判事暗殺にまつわる推理をしたら的中していた、というだけで狙われるようになるって話で、やっぱり無理がある。本当に証拠でも掴んでるならともかく、当たってても推理は推理だもん。9・11の陰謀説なんか山と出版されてるもんね。アメリカってむしろそういう国だから。「ねえねえ、これっていい線いってないかなあ」とTV出演でも出来ちゃいそうだ。それをあんな躍起になって抹殺しようってのは、かなり苦しい。でもまあ、それなりに“追われるハラハラ感”を見せ、後半は美しいロバーツをかっこいいワシントンに守らせて、このあたりは常道でも楽しめるつくり。ホーナーの音楽は流石に雰囲気を盛り上げるのが上手いし。別れの場面は、え~抱擁だけ?キス位しないの?と思ったけど。ラストのロバーツの極上の笑顔は観客へのサービスだろう。政治的陰謀は棚に上げておいて(笑)、追い詰められる緊張感やらスタイリッシュさやらを楽しむ映画として観たらいいんでないかと。
[映画館(字幕)] 6点(2009-03-21 16:12:20)
148.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 《ネタバレ》 
砂嵐が顔の形になる宣伝が滅茶苦茶怖く、ブレンダン・フレイザーという役者のことをよく知らず、題名がThe Mummy(外国暮らしで当時邦題は知らず)だから、てっきりホラー映画と思って観たので、あらあらな展開に半ば肩透かし。期待してた砂嵐のシーンも、映画の中では全然怖くないんだもん。でもアドベンチャー映画も好きなので、まあまあ面白かった。一応ホラーな部分はあって、人を犠牲にして精気を吸いながらミイラから人間に戻っていくという、ヘルレイザーなんかにもある設定がある。と、この映画、「包帯ぐるぐるのミイラ男」って今では普遍になってるキャラを創生した1930年代の映画のリメイクっていうじゃないか!禁断の恋により殺され、相手の女性への思念を抱きつつ幾千年の眠りから蘇る、というイムホテップの設定はそのままだそうだ。うーん、古式ゆかしきモノクロ・ホラーなんだろうなあ、観てみたいぞ。まあそっちを観てもいないのに言うものなんだが、そういう映画からこういうホラー色の薄い派手なアドベンチャー映画(しかもコメディ色が強い、しかもしかもシリーズ化までしてしまう)を作る、良くも悪くもハリウッドだなあ~。スカラベの大群なんか実に迫力あります。お宝頂いてヒロインとキス、お間抜けキャラの兄貴が追っかけてくるというチープなオチ(大体お宝とっていっちゃ、結局墓荒しと一緒じゃん!)をブレンダンのキャラに免じて許せ!みたいなところはいただけないが、エジプトものの娯楽アドベンチャーとして、まずまず楽しめる映画。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-19 13:12:36)
149.  ダイ・ハード
決して面白くないことはないんだけど、どこか乗り切れなかった…なんでなんだろ、期待が大きすぎたんだろうか。時が経って観たせいではないね、タワー・イン・フェルノだって90年代に初見でも良かったもん。やっぱりブルース・ウイリスかな。散々他の作品に出たのを見てからだったから、そういう意味で言うとやはりリアルタイムで観た方が良かったのかも。私は“シックス・センス”や“永遠に美しく・・・”みたいな非アクションに出てる彼を印象深く見てきてたから。まあ、「無線でつくった見たことのない相棒」とか、ラストのLet it snowとかツボなところはあるにはあるんだけどね。しかしここまで評価が高いと、なんかそこまでは楽しめなかった自分の方が悲しかったりするな~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-18 13:46:13)
150.  ホステル 《ネタバレ》 
ヨーロッパを旅する頭の軽い3人の男(アメリカのバックパッカーの兄ちゃん2人+家族もちのアイスランド人)が、アムステルダムでのナンパと飾り窓に飽き足らず、薬でちょっとイカれたロシア人の兄ちゃんに唆され、わざわざスロバキアまでエロの旅へ。しかし快楽が満喫できるというそのお勧めのホステルは、実は残酷クラブの生贄の調達場所だった!夢心地もつかの間、客が1人また1人と消え、そして惨劇が幕を開ける…というお話。発想的には都市伝説の「客の消えるブティック」「だるま女」とかに通じるものがある。ま、ホラー慣れしてりゃ怖くはないし、意外と痛くもないのだが(ソウとかで免疫出来ちゃってるもん)、そこそこまとまってるかな。拘束を解いてからの逃走劇がそれなりに緊張感あるし、溺死の話が、同じく生贄となっていたねえちゃんを助けに戻る伏線になっていたのは上手い。追っ手をまくとこ(逃走中にちびっ子ギャング団に再会、これを利用)や、復讐に転じるとこ(上手い具合に自分を陥れた連中に遭遇)はかなりご都合主義だが、勢いで一気にラストまでもっていき、まあまあの出来になっている。しかしなあ、三池崇史出す余裕があるなら、やられ役の日本人のねえちゃんくらい本物の日本人を使えなかったのか?カナちゃんが「ヤメテクダサ~イ」と悲鳴をあげてるとこなんか、拷問してる側が日本人なのかと思ったぞ(拷問者を見て必死に知っている片言の日本語で命乞いしてるんだろう、と)。あと、彼女の古臭いお岩メークも(突っ込)みどころ。続編あるのか、どうしようかなあ・・・。 <2009.4.16追記>結局続編観ちゃった。そっちも悪くなかったけど、こっちのが良かったし結構よく出来てたことに気付いたんで1点追加。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-17 13:22:17)
151.  春琴抄(1976)
主演映画のほとんどが文芸ものだったことからしても、山口百恵というのはなんかこう別格だったんだろうなあ。歌は下手ではなかったが、演技は決して上手くないし、そもそもいっちゃあ特別美人でもないんだけど、やっぱりオーラみたいなものがあったように思う。本作でもそういうのを感じる人は感じるだろう。が、私はTV放映された当時まだ小学生だったので、モモエちゃんはなんでこんな高慢ちきでいけ好かん女を演じてるんだろう、友和演ずる佐助はなぜこんな女に尽くすのだろう、ああ目まで刺しちゃってえ、と理解に苦しんだものだ。まあこれは元々内容が「マゾヒズムを越えた耽美主義による究極の愛」だもんなあ、子供に理解できなくて当然か。原作は何度も映画化・舞台化されているとのことので、人の心を打つ作品なんだろうが(句読点を省いた文体による実験的作品で、えらい読みにくいとかいうので今後も読むことはないだろうが)、私は今でもこういう「献身モノ」はちょっと肌に合わない気がする。他の俳優で演じられた春琴抄は観ていないので、比べようもないのだが、アイドル映画にしちゃややアレな内容が、きれいに丁寧に撮られていたとは思う。目を閉じた百恵にああきれいと嘆息できる人、原作というかこのストーリーが理解できる人には満足できる作品だろう。
[地上波(邦画)] 6点(2009-03-14 18:50:15)
152.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
世代の人間だが・・・私はTVで放映されていたシリーズは、ほとんど見せてもらえなかった。二次大戦の反省や反戦意識の高い親が「戦艦大和」に拒否反応を示したのは自然なことだったが、どういう風の吹き回しか、街に出た時、公開していた劇場前でこれが観たい、とねだったら、あっさり見せてくれた。実は自分でも巷で人気の宇宙戦艦ヤマトがどんなものか、興味があったらしい。こんな経緯だったため、断片的に観た時の情報や、級友からの話で主要キャラや基本的設定くらいは把握していたものの、それほど馴染みはなかった。にもかかわらず、しっかり感動した覚えがある。主題歌も良かったなあ、沢田研二はまだジュリーと呼ばれてたっけ、いい歌だよなあ・・・。問題はこれがヤマトの最後と信じたのに、その後永久にだの完結編だのが出て、思いっきり失望させられたこと。いや、私はこれらは観てないんだけど。まあ、この作品自体の印象は上述のようにいいのだが、大人になってから観てないので(観るのが怖い)やっぱり今観るとかなり古臭いかなあ、という不安と、元々のヤマトファンでないのでこの点で。
[映画館(邦画)] 6点(2009-03-13 13:10:29)
153.  テキサス・チェーンソー ビギニング
オリジナルのシリーズ、前作とも観ておらず、テキサス・チェンソー関連で初めて鑑賞。物語の時系列的には一番最初の話になるわけだからいいかも・・・なんて思ったのだが、「ビギニング」的なところは最初だけ、しかもレザーフェイスの出生と狂人一家に拾われた、ということだけで、狂人一家がなぜそうなったのかの説明もなし。で迷い込んだ若者グループを一人一人血祭りにあげる、恐らく前作もオリジナルもそうだったろう展開。逆に言えば単品ホラーとして観れるから、初見者にはそれでよかったのだろうけど、他を観てない私でさえこれは肩透かしだった。でもまあ単品とすれば、この系のホラー映画としての完成度は高い方なんじゃないだろうか。最後のお姉ちゃんが生き残るかやられるか、私には見当がつかなかったので、結構手に汗握った。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-12 13:44:28)(良:1票)
154.  永遠に美しく・・・ 《ネタバレ》 
観る人を選びそうなブラック・コメディだが、私は結構好き。何と言ってもメリル・ストリープやブルース・ウイリスの芸の幅の広さに感心できる作品。最初は取り合いされ、次は利用されと、2人の女性に振り回されるウイリスのあたふたぶりは中々楽しい。死んでは生き返り「修理」される2人の女性の描写は気持ち悪いっちゃ気持ち悪いが、中年女性の若さや美への執着に対する悲哀やアイロニーは見て取れる。ラストはちと難あり、お葬式参列でしめるというのはまずまずだが、最後の最後を単純な悪趣味に落としてしまう(まさにオチます)のはイマイチに思った。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-09 13:06:01)(良:1票)
155.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
いや、まあネタ不足のハリウッドにいい題材を提供してあげたなあ、と思いましたね~。いい出来です。アメリカじゃだめだよ、もともとあっちの文化だからさあ、あの気恥ずかしさみたいなのがあの映画の醍醐味なのに、と思ってたけど、妻に隠れてダンス教室に通う、主人公のそういう行為にちゃんと説得力があって、上手に料理されてました。キャスティングもオリジナルの主要なキャラは似たようなのを調達し?て殆ど出してましたね。しかし、渡辺えり子役のおばちゃんはかっこよすぎ、妻役のスーザン・サランドンはピキピキしたキャリア・ウーマンで、原日出子とは似ても似付かんキャラになってました。まあ、太ってても白人さんはドレスなんか決まっちゃうし、オリジナルの妻みたいな妻はアメリカではほとんどいないだろうから、それでいいんだろうケドね。ただ竹中直人役の人は絶対オリジナル観てるよな、やはり本家にはかないませんが、まあ頑張ってて結構好感が持てました。 でも比較でいうとやっぱりオリジナルに軍配ですね。実はオリジナル、本当は高い点をつけたかったのですが、草刈さんの棒読みに(台詞回し以外は文句なしなのですが)どうしてもテンポよく見れず、6点なのです。でもこれは松嶋奈々子よりナオミ・ワッツが優れてたからとリメイクの方を高評価したリングと違い、こっちを高くする気になれませんね。確かに台詞回しは草刈さんよりジェニロペ嬢がずっと上だし、ダンスも遜色ないくらい上手だけど、どうも品が足りない。それに唯一草刈さんが決めたセリフ、Shall we dance?が全く決まってなかった。まああの部分演出も悪いんだな、あれって映画の正にハイライトなのに。 ということで、こっちも良かったけど、オリジナルの良さも再認識させられたので、そうだな、あっちを1点あげときます(笑)。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-27 13:27:40)
156.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 
冒頭でどっかんとやってくれるので、ちょっと期待しすぎちゃう人が多いのかな?まあいいじゃん、悪魔(サタン)の仕業でも。それに、本当はサタンなんて言葉使っちゃいないのよ。「俺もサルベージだ。君たちが船を集めるように俺は魂を集める。君たちと同じでちゃんと仕事をすればManagementが喜ぶ。」と言ってるだけ。自分は「魂を狩る者(=悪魔?)の手先」と言っている訳だけど、直接サタンなんてダサいことは言ってないんだけどな・・・。ま、不評のようだが、私にはそこそこ面白いネタバレ展開だった。でも疑問。あの手先のお兄さんは40年前も男たちと美人歌手を唆して、大殺戮の強盗をやらせ、最後に強盗たちも殺し合わせ、乗客乗員600人の魂狩りをしたわけですよね。で、今回の獲物のサルベージはたったの6名。それをわざわざ、かつて魂を狩った幽霊船に連れてきて・・・って、なんか手が込みすぎてない?ただ欲を刺激して殺し合わせるのが目的なら、サルベージが獲物として選ばれた意味がよくわからんぞ。・・・あ、最後、手先のお兄さんの前で何か運んでたの、あれ死んだサルベージのクルー?もしかして金塊運ばせてまた殺し合いのネタにするとか、そういうこと?じゃ、クルーたちは悪魔の手先に仲間入りしたの?でもでも。死人が金塊運べるなら、40年前に強盗やらせた男たちに運ばせりゃよかったんじゃない?なんかもっと解り易くしてくれ。魂が沈む船から上っていくシーンやら少女の幽霊は中々雰囲気が出ていて良かった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-26 13:10:36)(良:1票)
157.  アリオン
アニメファンの友人たち(私自身は違ったんだけど)の間で相当な話題で、興味を示したら映画館にまで引っ張っていかれたのが懐かしい。安彦良和の絵柄は嫌いじゃないが、コアなファンのいるガンダムやクラッシャー・ジョウの世界には正直入っていけなかった私。が、これはギリシャ神話をモチーフにしてるため、作品の世界に入りやすかった。神話や冒険ファンタジーが好きな人なら楽しめると思う。音楽や絵もきれいだし。主人公アリオンは随分と内省的で、作品全体も暗めなんだけどね。これで興味を持ってギリシャ神話を調べたら、その出生(ポセイドンとデメテルの子である)と名前(アリオン)を持つキャラは馬だったので驚いた。
[映画館(邦画)] 6点(2009-02-25 13:12:04)
158.  チャイルド・プレイ2
チャイルド・プレイ・シリーズで観ているのは本作のみ。なのでチャッキーの由来とかは知らなかったんですが、中々面白かったです。死に顔コピーとか、目に人形の目が・・・とか、グロさの工夫はハイレベル。心理的に怖いかというとあれなんですが、ドキドキはします。カイルがチャッキーを脇に抱えて施設にきて、アンディと目で会話するところなんか緊張感あっていいですね。そして一番の見所は、やはりラストの人形工場内のバトル!まあ、ホラーというよりアクション映画のノリですが、結構手に汗握ります。あんなに沢山のグッド・ガイ人形誰が買うの?とそっちが怖かったりします(笑)。チャッキー、不死身すぎるんですが、でもなんかなあ、最後かわいそうになっちゃっいました・・・。シリーズでこれが一番評価が高く、続編は観なくていいみたいですね。でも1作目は押さえておきたいかな~。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-23 13:16:35)
159.  時をかける少女(1983)
私は「ものすごく下手な俳優」が出てる映画は基本的にはダメである。そればかりに耳がいってしまい、ストーリーが良かろうが、絵が良かろうが、中々集中できないからだ。だから邦画のモノクロ名画(どいつもこいつもあの台詞回し・・・)は苦手だし、Shall we ダンス?や野菊の墓のように評価の高い映画も、やはり鑑賞時に集中できず、評価が低くなってしまう。本作も「原田知世、まだ15歳だったんだからさあ」と好意的に鑑賞したが、集中を欠いたことは否めない。SFとしてのストーリーもプロットは悪くないのだが、深町君に全部1人語りで謎解きをさせるなど、芸がなさ過ぎ。でも何故か印象に残ってるんだよね。やっぱり尾道、セピア色の郷愁。よく見るとどこにでもいそうで、しかも演技は超棒読みの知世が何故か魅力的。これが大林マジックなんだろうか。「角川のアイドル映画」かつ「大林監督の尾道三部作の一本」であることはなんか色んな意味で微妙だ。大人は名優を使っていてスムーズに観れ、また大根のティーンエイジャーの中で、尾美としのりが一人気を吐いていたのは良かった。
[地上波(邦画)] 6点(2009-02-23 13:12:52)
160.  ワルキューレ
わーい新作初めての一番乗り♪住んでいる某国(アメリカでもドイツでもないです)で、一足先に観てまいりました。実は映画館4つ入ったモールの無料チケットがあって、これで観れるのはこの2作品だけですね、どっちにしますか?とBride warと本作のポスターを見せられ選びました。よって映画の予備知識皆無。ついでに言うと実話(歴史)・・・ヒトラー暗殺計画についてもほとんど知識なしで観ました。という状況だったので、へえ、こんなことあったんだーという歴史の知識獲得的な意味においては面白かったです。不謹慎な言い方ですが、ナチの軍服ってのは惚れ惚れするくらいかっこいいので、作品もスタイリッシュな感じになってますね(反ナチ映画なので、もちろん美化しているわけではありませんが)。後からヒトラー暗殺未遂事件やそれに絡めてのワルキューレ計画の利用、シュタウフェンベルグのことを調べました(といってもWikiですが)が、かなり事実に忠実に作ってるようです(英語映画なのはともかく)。演出・脚色悪くありませんが、何と言ってもトム・クルーズの演技がいかにも硬いのが難。良心と信仰に従い、反乱を決意する生真面目なドイツ軍人、というのを意識しすぎたようにみえます。あれでは感情希薄に見え、こちらが感情移入できず、カリスマ性も感じられないため、軍の反逆者の中で、シュタウフェンベルグが特に英雄視されていることの説得性がありません。真面目に作られた歴史映画と思いますが、トム・クルーズを呼び物にしたのは失敗かもなぁ・・・。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-23 13:08:30)
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