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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1761.  ガープの世界 《ネタバレ》 
何度か観ていますが何度観ても飽きがこない不思議な味わいがある映画です。人生、いい時も悪い時もある。どんな時も結局は今の己の人生の局面を受け入れて生きていくしかない、そんな気持ちを感じさせるガープが見せる微笑みがこの作品の人生に対する考え方なのでしょう。ロビン・ウィリアムスの持つ、この頃もその後も変わらないキャラクターや脇を固める(特に女装ジョン・リスゴー!)俳優陣の好演、ジョージ・ロイ・ヒル監督の軽妙な話術もあって、決してハッピーな話ではないし唐突に感じられる展開もあるのですが、どこかほのぼのとしていて鑑賞後の余韻も不思議といい作品です。ガープがラストでヘリコプターの中で「ヘレン、全てを忘れないで」という台詞が印象に残る。この作品を観た人はきっとそんなガープのことを忘れないでことでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-04 22:05:26)
1762.  大いなる休暇 《ネタバレ》 
小さな島に工場を誘致する。そのためには島に常駐している医者が必要。と言う訳で島ぐるみで一致団結して工場と医者を必死に騙す芝居を繰り広げるというほのぼのと心温まるコメディです。日本にも高齢化、過疎化、町には仕事は無く若者は町を離れ、医者も町を離れていく・・・といった話を見聞きすることが少なくないですが、こんな事情は万国共通なのでしょうか。最後の村長の本音の発言と共に考えさせられます。映画としては人情喜劇としてしっかりと良く作られた作品だと思います。笑いドコロも笑いのツボもしっかり押さえられており、騙され続けた医者と騙し続けた村長が最後の最後に本音で語り合い、実にいい笑顔を見せるラストに心が温かくなる。最後はかなり分かりやす過ぎるくらいの典型的ハッピーエンドなのですが、こんな映画にはそれがよく似合います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-03 20:39:30)(良:1票)
1763.  張り込み(1987)
ジョン・バダム監督に最も勢いがあった頃の作品ですね。そこにやっぱり本作でも上手い演技で楽しませてくれるリチャード・ドレイファスにブラット・パックの一員として80年代の青春映画の顔といっていい存在の一人だったエミリオ・エステベスという当時としてはかなり胸躍る組み合わせの映画。この二人の絶妙のコンビぶりが楽しく、観る者を飽きさせないストーリー展開に、刑事ものとしても、ラブコメとしても、サスペンスとしても、アクション映画としても楽しめる、色んなお楽しみがバランスよく時間内に配分されたジョン・バダムらしい良質の娯楽作です。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-01 23:09:21)
1764.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 
お世辞にも品のいい映画とは言えない。そして終盤までは政府の動きと放送局の動きがリンクすることが無く、それぞれが好き勝手にやっているといった印象が強い。では、不満だったのかと言われればそうではない。登場人物は多いし色々な人物がこの船と関わり、かなり個性的なキャラクター揃いなのですが、この船のリーダー、兄貴分、カリスマDJ、ちょっと気弱な奴に真面目系ニュース担当にちょっとワケありのROCKオタクおじさん等、それぞれの役割分担や個性のバランスも上手くいっていたと思う。更に皆が陽気でカラッとしていて、ベタなんですが命懸けでROCKを愛する気のいい連中揃いなので、品は無いものの観ていて実に気持ちがいい。そして何よりも洋楽好きにはやっぱり堪らない映画です。特に僕の大好きなナンバー、プロコル・ハルムの「青い影」をいい場面で使ってくれていたのが嬉しい。最後の“ザ・カウント”の「ロックンロ~ル!」とビル・ナイの最後のイカした姿のカッコ良さに鑑賞後の気分も実に爽快な作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-30 23:14:16)(良:1票)
1765.  ミュージック・オブ・ハート 《ネタバレ》 
途中まではメリル演じるバイオリンの先生の私生活の問題と学校でのバイオリンの指導、この並行して進む2つの物語の軸がうまく機能していないように感じられました。しかしバイオリンのクラスが存続の危機に立たされて以降は先生の情熱が周りにいる人々の心を動かし、その支援の輪が少しずつ広がっていってカーネギーホールの感動的なラストを迎える終盤の展開には素直に感動しました。メリル演じる先生のちょっときつい人物像はあまり好きになれなかったですが、この先生役を通して人間が心の中に併せ持つ強さも弱さも見事に演じたメリルの演技力の凄さをあらためて実感する作品でもありました。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-29 22:19:37)(良:1票)
1766.  花嫁のパパ(1991) 《ネタバレ》 
いいなあ。スティーブ・マーティン。いつもの彼お得意の個人技は控えめながらもやっぱりこの人を見ているだけで僕にとっては楽しめます。この人は顔芸というか、表情で見せる演技がとても上手い。今回は特に結婚式から披露宴にかけての娘を嫁に出すのが寂しくて仕方がない父の気持ちがその切ない表情にとても上手く表れていましたと思います。対照的にダイアン・キートンの笑顔が観ていてとてもすがすがしく、この二人、なかなか絵になる夫婦ぶりでしたね。ただ、作品としては無難に作られているもののコメディとしても、ドラマとしてもちょっと中途半端だった感は否めないところですが、主要キャストの好演もあり気持ちよく観ることができるし、まずまず楽しめる作品になっていると思います。
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-29 00:00:08)
1767.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
この映画は観る者の今の状況によって大きく感じ方が変わる映画なのではないかと思いました。正直、主人公の青年の生き方に共感はできなかった。彼は人生から、自分の周りの環境から逃げていただけなのかもしれない。しかし少なくとも今の僕にはアラスカに向かう道中の彼の姿がすごくまぶしく映った。彼が終盤にアラスカに向かう直前に出会った老人に語った新しい何かを始める勇気、もう一度外に踏み出す勇気、思い切って生き方を変える勇気という言葉。彼の行動がこの言葉に当てはまっているかどうかは別にして、僕にとっては人生に対する勇気なんてことはすっかり忘れてしまって毎日を過ごしている自分に気付かされた映画でもありました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-27 22:02:01)
1768.  恋におちて 《ネタバレ》 
30代後半から40に差しかかる頃。自分も本作の2人と同世代になった。平均寿命通りなら人生の折り返し地点を過ぎる頃。ふと人生というものについて考えると、それなりの時間を生きてきた。そしてまだこれからの時間も随分残されている。色々と人生について最も考える世代なのかもしれない。そんな世代の揺れる気持ちを見事なまでに演じた二人の名優。デ・ニーロも勿論素晴らしい演技を披露してくれていますが、特にメリルの2人の関係と私生活の間で揺れる心を演じる抑えた演技が素晴らしいと思った。二人の一つ一つの台詞が短くて、必要以上に台詞が多すぎないのもいい。登場人物の設定もストーリーもごく普通のありがちな設定の作品。でも、見入ってしまう。表情と醸し出す雰囲気で見事に魅せるメリルとデ・ニーロ、二人の味わい深い演技をゆったりと堪能できる作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-26 21:46:26)
1769.  男はつらいよ 噂の寅次郎 《ネタバレ》 
大原麗子さんの訃報を聞いてまず思い出したのが大原さんの本作の姿でした。とらやで食事した後「私、寅さん好きよ」と帰っていく姿が真っ先に思い出されますね。他にもとらやで弁当を食べながら「見ないで」「寅さん、私泣きそう」「寅さんてモテるのね」等々・・・印象に残る大原さんの本作での姿が次々と思い出されます。そんな姿を見ると寅さんでなくても腹痛の仮病を演じたくなりますよね・・・。こうして書いていると実は本作は長い間観ていないのですが、「真実一路」と一緒に観直したくなってきたなあ・・・。大原麗子さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
[地上波(邦画)] 7点(2009-10-24 23:11:59)(良:2票)
1770.  シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 
バイクにまたがっても、消防隊長でも、刑事に扮しても、何をやってもカッコいい。絵になる。本作では派手なアクションは無いものの闘志を内に秘めた熱い勝負師役がやっぱりサマになってカッコいいのです。女に寄り添う姿、プライドを賭けた真剣勝負の表情、画面に彼がいるだけでやっぱり絵になるのです。スティーブ・マックイーン。僕はこの男が好きだ。どうしてもマックイーンの話が長くなりますが、エドワード・G・ロビンソンが静かだが迫真の演技で見せるマックイーンとの真剣勝負は実に見応えがありました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-23 22:05:06)
1771.  グッドナイト・ムーン 《ネタバレ》 
前半は2人の母、どちらにも共感できるようでできない、エド・ハリス演じる父が頼りなくてイライラ、一体この映画はどこに向かうのか不安でしたが、中盤以降スーザン・サランドン演じる実の母のある事情が明らかになって以降は徐々にこの家族の物語に引き込まれました。こんな家族もので一度は気持ちが離れてしまった家族の再生の過程が描かれることは少なくないですが、これは再生というよりはある家族が新しい家族のカタチを築き上げていく物語。スーザン・サランドンとジュリア・ロバーツの2人の演技が素晴らしく、この2人の女優それぞれのいい特徴がよく出ていた反面、お気に入りの俳優でもあるエド・ハリスの存在感が薄かったのが残念。ラストの家族だけのクリスマスは最後の家族写真と共に一生この家族の誰もの心に残ることでしょう。いいラストシーンだった。そしてスーザン・サランドン演じる実の母の運命を最後まで見せないことがこの映画にとってはとても良かったと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-20 23:20:55)(良:2票)
1772.  ナイト・オン・ザ・プラネット
ジム・ジャームッシュという人は本作のように地球上の片隅で今夜も何処かの国の何処かの街で繰り広げられているであろう何気ない人間の営みや、街の片隅のごく普通の人々のちょっとした人間ドラマをつなぎ合わせて1つの映画として見せるのが本当に上手い監督だと思います。ある時はちょっぴり笑えて、ある時はちょっぴり観る者の心を響かせてくれる。この大袈裟じゃないところがいいですね。(ただしベニーニを除く。でもベニーニという人はこれでいいのだと思う…。)そして最終話、夜明けのヘルシンキのしんみりとした余韻と、それに続くトム・ウェイツの歌声もたまらなくいい。この映画は週末のオールナイトか何かでそろそろ夜が明ける頃に上映が終わる回で見ると素敵かもしれない。映画館を出るとちょうど僕もヘルシンキと同じ夜明けを迎える。そしてちょっぴり「ナイト・オン・ザ・プラネット」の世界に浸ってみるのもいいかもしれない。そんなことをふと思ったりしました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-10-19 21:56:37)
1773.  グッド・シェパード
非常に重厚かつ丁寧に作られている映画です。ですが。映画館での鑑賞なら別ですが、これを自宅で3時間観るには強い忍耐力を要する映画でもありました。自宅でちょっと何かをしながらの観賞では油断すると今彼らはどこで何をしていて、誰が誰なのか分からなくなります。吹替で観たのは正解だったかもしれない。全編通して雰囲気も音楽も重苦しくマット・デイモンの表情も終始深刻で思いつめたような表情で観ていて辛かったです。鑑賞後はやっと終わったか…。という気分でした。
[DVD(吹替)] 4点(2009-10-18 23:26:31)
1774.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 
上品な香り漂う超豪華キャストだけでもお腹一杯です。これだけの容疑者のいる謎解きミステリーでは誰が誰か区別が付かなくなると映画として収拾が付かなくなるのですが、これだけの顔ぶれが集まればその心配は無用ですね。アガサ・クリスティの原作は未読なので確かな事は分かりませんが、小説の映画化ではよくあることではありますがポワロの謎解きの部分はかなり省略されている部分が多いように感じられました。一方で乗客一人一人の人物描写の方はかなり分かりやすく丁寧に作られていたので、一つの映画でこれだけの顔ぶれが揃ったそのキャストとともに十分楽しませてもらいました。それにしても原作を知らない観る者にとっては誰が犯人なんだろうか・・・?と推理しながらの鑑賞になる訳ですが、確かに乗客の中に犯人はいたものの、あの真相はちょっと予想が付かなかったです。この最後に明らかになる予想がつかない事件の真相、これこそ謎解きミステリーの醍醐味ですね。
[DVD(吹替)] 7点(2009-10-16 22:01:03)
1775.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
僕は不治の病ものが苦手で相当評判が高くても避けてきたジャンルでしたが、迷いながらも映画館で鑑賞しました。病魔と闘う本人ではなくその妹がストーリーの軸となっているのでそれ程重さを感じさせない作りになっています。その妹役のアビゲイルが素晴らしかったです。確実に成長しているし、いい存在感も出てきましたね。本作で今後の更なる成長が楽しみになりました。その妹が大胆な行動に出る、その切ない真の理由が明らかになる頃には館内の到る所で鼻をすする声が聞こえていました。裁判がどんな判断を下そうとも結局は答を出せるのは家族でしかないのですね。心温まるテイラーの存在が嬉しく、ビーチでの一日にあのアルバムも心に残ります。母親を演じたキャメロンにとってはこの作品でこの役を演じたことは彼女の女優人生の中で大きな意味のある作品になるのではないでしょうか。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-15 22:34:45)(良:2票)
1776.  シムソンズ
正直観る前はそんなに期待していなかった。しかし最後は不覚にも感涙、これはいい映画でした。いい感動をありがとう、シムソンズ!でした。少々強引な所もあり典型的なベタで分かりやすすぎる展開で、観ていて気恥ずかしくなる場面もあるのですが、それでいいんだと素直に納得できる魅力を持った映画でした。この前向きに頑張るひたむきさと明るさこそがこの映画の魅力。元気ハツラツとしていて観ていて実に気分が良かったです。ベタながらも友情のドラマも程よいスポ根的な熱さもすがすがしく、脇を固める男優陣の好演も見事に作品を盛り上げています。
[DVD(邦画)] 8点(2009-10-15 11:57:23)
1777.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
僕は典型的なおバカコメディが好きだ。それを期待して本作を観ようと思った。現にDVDのパッケージからも十分すぎるほどおバカコメディのオーラが出ているではないか。しかし、その期待は裏切られた。いい方に。勿論コメディとしても十分楽しませてもらった。序盤は、のどかな田舎町でのニコラスのあまりにも場違いなスーパーポリスぶりが可笑しい。作品全体を見ても、一つ一つの細かいシーンを見てもメリハリがあり実に丁寧に綿密に作りこまれています。そんなのどかな村に大事件が発生。作品は一転してミステリー・サスペンスの様相を呈してくる。さらに終盤のハチャメチャな展開とスーパーポリスメンぶりが痛快だ。そんな村の様子は「こんな状況ありえないだろ!」という状態になるのですが、そんなツッコミを入れる気も起こらないほどのパワーと痛快さに満ちている。この怒涛の流れの中、所々に見せてくれるアホらしさも楽しい。このスーパーポリスとコンビを組む典型的ダメポリスの間に共感が芽生え、実にいい相棒になり、友情に発展していく過程の見せ方も素晴らしく、まさにホットなスーパーポリスの熱い正義感と人間味にあふれ、これは1つの作品で2度、3度おいしい映画。オススメです!
[DVD(字幕)] 8点(2009-10-15 11:54:44)
1778.  子供たちの王様 《ネタバレ》 
子供たちには教科書も与えられず辛うじて雨風がしのげる程度の粗末な校舎。教師が黒板に教科書の内容を書き写し子供たちは意味も分らない黒板の字をノートに書き写すことが唯一の教育。これでは子供は学ぶことに意欲なんて持てる訳がない。そんな山の学校に現れた青年教師が子供たちが今わかる字で自分の考えを作文にして発表する、全ての子供が参加できる授業を始める。全ての子供が一方的に与えられるだけではなく自由に発想し自分の考えを表現しながら学ぶ機会がちゃんと与えられるべき。この教師が最後に残した王福への教えからも、この作品の教育や中国という国に対する思いが感じられるようです。音楽もほとんど使われず金もかかっておらず正直地味な映画ですがキャストの素朴で自然な表情や演技が印象に残る、世界中から絶賛された「覇王別姫」以降は低迷気味の様ですが、「覇王別姫」より前に作られたチェン・カイコー監督の確かな手腕を感じる作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-15 01:26:18)
1779.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
冒頭のオマハ・ビーチで数多くの死んでいく兵士を見せていましたが、彼らにも故郷には家族が待っていて彼らの死を悲しむだろう。彼らの中にも兄や弟が出征している者がいるだろう。彼らの兄や弟も戦死しているかもしれない。この任務のために更に戦死者をだしながらライアン二等兵だけが生きて帰れればいいのか?この任務の設定から無理があるように思えてしまい、観ていて気持ちが映画の中に入っていかなかったのですが、そもそも兵士にとって戦場で任務を命令されるということはその瞬間から任務完了まで死と隣り合わせを意味する。兵士にとって大切な事は生きて故郷に帰ることであり、どんな任務だって兵士にしてみれば自分の命を危険に晒す理不尽なものなのかもしれない。一人の兵士を死なせないために救出に向かう一応は戦場のヒューマンドラマのようでありながら戦死した兵士の認識票を軽口を叩きながら面倒くさそうにガラクタの如く扱う戦死者の事を何とも思わないようなシーンには納得がいかなかったし、冒頭のオマハ・ビーチも必要以上に血を強調したむごい描写も好きになれなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2009-10-12 18:19:59)(良:1票)
1780.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アル・パチーノという俳優の凄さを改めて実感。かなりの長尺であるにも関わらず、パチーノの本当に素晴らしい名演技を堪能しているうちにあっという間に時間が過ぎていったという感じです。特にフェラーリのシーン、タンゴを踊るシーンのパチーノが強く印象に残ります。最後の全校生徒が集まる集会での演説もさすが演説王パチーノという所ですが、映画として肝心な所であるその後の展開が残念。最後に感動ドコロを持ってきたいという気持ちは分らんでもないのですが、ちょっとやりすぎてしまったように思います。映画って難しいなあと感じさせられます。そして忘れてはならないクリス・オドネルの爽やかな好演も観ていて気持ちが良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-11 23:41:07)
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