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161.  フルスロットル(2014) 《ネタバレ》 
とにかく最初から最後までアクションアクションアクションなんだけど、その徹底ぶりは逆に潔い。ただし、主役よりもむしろ相方の方が、細かい身体の動きを取り入れたかつてのジャッキーみたいな戦闘ぶりで、見栄えがしていたと思う。結末部分は、オチというよりもむしろ無理矢理ひねっただけ感があるが、この強引な作風には、逆に適合しているといえなくもない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-24 20:56:21)
162.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
導入部から不必要な説明台詞の雨あられで、脚本の5割くらいは削除するか括弧書きにしたいと思っていたのだが、話が進むうちに、それが7割になり8割になっていったのには、心底驚いた。各登場人物の造形も、限りなく凡庸で類型的。一番の問題は、主人公はもっともらしく運転士が「夢だった」と(それも無粋に何回も)語っているけど、それがどこからやってきて、主人公の内面をどう形成しているのかが、まったく描かれていない、というか意識すらされていないこと。つまり、運転士という設定ありきですべてが作られていること。辛うじてまともに演技ができていたのは宮崎美子くらいだと思うけど、それも、台詞が少なかったからこそ可能だったのだろうと思う。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2022-03-21 00:38:21)
163.  聖杯たちの騎士
マリック監督の前々作や前作は何とか好意的に解釈してきたのだが、さすがにこれは無理だ(笑)。特段意味を感じない短時間動画の切り貼りが延々と続く。ほとんどそれだけの内容である。ベール/ブランシェット/ポートマンという面子を呼んでおいて、これだけ何も演技をさせない、カメラの中にもきちんと収めないというのは、ある意味凄い。映画監督の本能にあえて逆行していると言ってもよいかもしれない。そのことに意義があるとはあまり思えないが。
[DVD(字幕)] 3点(2022-03-17 01:02:33)(良:1票)
164.  トゥ・ザ・ワンダー
前作でも、たかが一家族のウダウダを全宇宙の歴史のような描写をしてみせたマリック監督なんだが、この作品も、どこにでもあるような夫婦関係のごちゃごちゃを、ものすごく崇高で神聖なものであるかのように撮っている(笑)。この相変わらずのドハッタリぶりは、これまでと同様、嫌いではありません。ただ、今回のルベツキのカメラは、遠景では本領発揮なんだけど、人の近くに寄ったときは、えらく変な角度で見づらくなってるんだよな。わざと?
[DVD(字幕)] 5点(2022-03-16 00:55:27)
165.  ロケットマン 《ネタバレ》 
結局制作者は、エルトンの何を伝えたかったのだろう?まず、ミュージカル仕立てにしたのが完全な失敗です。彼の代表曲の中からそれっぽいのをそれっぽいシーンにはめ込んだだけであって、曲ありきなだけの表現になってしまっており、芝居やストーリーを補強するための歌入れになっていません。だとすると、全体が1つの巨大なPVにしかなっていないわけです。●前置きがやたら長い割に、デビューしたと思ったらあっという間に大富豪になっていたりとか、周囲の人間関係も同じような感じでくっついて離れてになっていたりとか、脚本も演出も冴えがありません。●よって、クレジットで出てくる「実際の写真との対比」も、実際もそうだったのかという感動を起こすわけではなく、「どうです、ちゃんと調べてるでしょ?マニアの皆さんもご満足でしょ?」という制作者の自己アピールにしか見えないのです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-03-12 15:20:42)
166.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
あの20作分をぶちこんだ壮大極まりない作品の次ということで、あえていったんクールダウンさせようとした意図は分からなくもないけど、それでもこれまでの経緯を軽く扱いすぎなのではないか。インフィニティ・ウォーでもエンドゲームでも、このシリーズでのPPはとてつもない修羅場に居合わせ、未熟とはいえあのヒーロー軍団の一角を占めていたわけであって、それがまったくなかったかのように成長ゼロなのである。アベンジャーズの中では特有の天然ぶりがいい感じに作用していたのに、単体作品ではアホにしか見えない。●MJも、あのキャラ設定なんだったら、むしろ有能な知識や判断を繰り出してPPを随所で助けるくらいのところが見たいけどな。何か中途半端。●それと、結局はウェブスパイダーマンに逆戻りなんですかね?あのトニー特製のメカニックスーツは、このシリーズでのスパイダーマンの独自性を象徴していて、割と好きだったんですが。背中から飛び出る8本足とか。今度は再びジェニファー・コネリーのアレが聞けると期待していたので、それがなかったのも残念。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-03-08 01:12:06)
167.  ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 《ネタバレ》 
イギリス映画十八番のダメ人間再生ドラマであり、その大枠からまったく外れてはいない。とりあえず、この手の作品にありがちな、猫がことさらに人間的な反応や動作を見せるというのがあまりないのは良かったと思う(ただし、猫目線カメラは余計)。ただ、猫以外の部分に何かあるかといったら特に何もなくて、結局は猫の可愛さ頼り作品だったという感想にしかならない。一番気になったのは、主人公はミュージシャンであるはずなのに、そのミュージシャンとしての変化が何も描かれていないこと。エンドクレジットの頃になってやっと、観衆とのかけ合いもできるようになって、ああパフォーマーとして成長したんだなあ、ということは分かるけど、そここそがまさにこの作品の中心テーマであるべきではないの。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-28 00:11:48)
168.  バスルーム 裸の2日間 《ネタバレ》 
これは実に楽しい作品でした。初老のコラムニストと女子大生が全裸でバスルームに閉じ込められ、さあどうなる、という初期設定。さぞやポルノまがいの展開が、と思いきや、二人とも(主としてオッサンの方が)延々と喋り続けます。半分くらいはまあ真面目そうな、残りの半分はどうでもいい話です。その間ずっと全裸です。それがかえってエロチックさを強めていますし、「肝心な場面」の価値を高めています。あと、その閉じ込められるに至るまでの前フリも、オッサンのエロジジイぶりがあまりにも真剣に堂々としていて、もしかしてこのオッサンは正しいことを言っているのではないかという錯覚にとらわれそうです。導入として十分です。また、すべてが終わった後の数分間も、日常に戻った「はっとした感じ」に満ちていて、それまでのぶっ飛び空間を美しく回想させる(!)パワーがあります。まさかこんなに筋の通った作品とは予想しませんでした。
[DVD(字幕)] 7点(2022-02-26 00:56:25)
169.  家族はつらいよ2 《ネタバレ》 
とりあえず前作同様、安定感はあるし、平松恵美子が加わっているにもかかわらず、脚本に分かりやすいアラもない。なんだけど、最後のあの着地のしかたはないでしょ。最初のせっかくの運転免許云々というテーマはどこ行ったの。いやそれを何とかしろとは言わないけど、せめて、一連のイレギュラーな出来事を通じて、その後それぞれは、そして家族はどうなりましたか、まで行かないと、物語にならないんじゃない?●それと、さらっとスルーされていますが、例え軽微な接触でも、そこで警察に事故を申告しないのは、道路交通法違反というれっきとした「犯罪」ですので。私は、丸田君の件でやってきた警察が、ライトの損傷か何かを発見して、そこで「何ですかこれは」になって、それはそれで問題になる、という展開かと思っていたのですが・・・。●あと、七十何歳になっても働き続けろというのかという主人公の台詞があって、もしかするとそれが監督の問題意識なのかもしれないけど、世代別人口の推移をみれば、70代はすでに立派な実質的生産年齢層です。それは少子化の必然的な帰結ですし、主人公自身も70代なのであれば、その責任の一端は紛れもなく主人公にもあります(そのような社会を作ってきた世代の一部分である、という意味において)。●役者面でいえば、優ちゃんが結局美味しいところを持っていく展開(もはや脚本家の手クセ?)は、前作同様。またそれ以上に、西村雅彦が嫌な場面が多すぎて、バランスを欠いているのが気になる。こういう集団家族劇だったら、それぞれに押し引きがあってこそ面白くなると思うけど。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-02-23 23:51:40)
170.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
いやもう、これはブリー・ラーソンです。よくぞこのアクション・ヒロインに、この演技派の彼女を当てようと考えたものです。そして主人公の設定は、ひたすら攻撃!攻撃!攻撃!です。あれこれ大義に悩んだりとか、普段は私生活のことを考えたりとかしていません。それをブリーが演じるからこそインパクトがありますし、だからこそクライマックスのヒロイン全完成シーンでは、エレン・リプリーばりの格好良さと神々しさがあります。ゲストでアネット・ベニングやジュード・ロウといった巧者も登場しますが、それすら存在感が霞んでいます(アネットが共演者からあれほど押されるのって、珍しいのでは?)。●一方で「記憶たどりサスペンス」としての風味もあり、これもこれで面白い。寒々とした記憶内容と、それが暖かい友人の家庭で解き明かされるギャップ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-18 01:17:38)
171.  居眠り磐音 《ネタバレ》 
作り方はあちこちで今ひとつなんだけど、何というか、登場人物を何とか格好良く撮ろうという根っこの部分の意欲みたいなものは伝わってくるので、駄目とは切り捨てられないんですよね。一番の弱点は、とにかく若手役者陣に個性と存在感がないことなんだけど(特に女優陣)、後の大俳優も若い頃はそうだったなんてことは多いので、その辺は大目に見ましょう。クライマックスの花魁道中なんかも、あの「吉原炎上」の域には遠く及ばないものの、それなりに頑張っていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-02-15 01:17:13)
172.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 
前作に引き続いて、まさにウププな世界。大体、マイケル・ダグラスなんて、このシリーズならどこかの作品で悪役で登場していてもおかしくないのに、徹頭徹尾善玉側である。しかも、若手のスコットやホープに引っ張り込まれて、しっかりコメディな演技をしている。それくらいのパワーが作品にある。●そして悪役のゴーストが、別に何か邪なことを考えているわけではなく、ただ単に自分が助かりたい!が行動動機であるのが、強さと同時に哀しさを感じさせます。あくまでも日常生活内ヒーローであるアントマンにふさわしい敵役です。一方、フォスターの描写は割と通り一遍で、フィッシュバーンの投入がもったいなかったかな・・・(私はクレジットを見たときは、彼こそがラスボスかと思っていたのですが)。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-02-12 00:26:50)
173.  フルートベール駅で 《ネタバレ》 
最初の部分で結論は明かされている分けなので、あとはいかにそれに向けてドラマを積み重ねていくかが肝なのですが・・・最後の1日に絞ってその主人公を追う、というコンセプトは分からなくもないですが、この作りだったら、むしろ多視点系にした方が、かえって主人公の存在は浮かび上がったんじゃないのかなあ。制作視点が「主人公を追っているだけ」で、そんなにドラマが広がっているわけではないので、優秀な再現セミ・ドキュメンタリーを見た気分にはなっても、映画を見た気分にはなりにくいのです。
[DVD(字幕)] 5点(2022-02-04 21:24:52)
174.  マグダラのマリア 《ネタバレ》 
最後の字幕が、つまりこの作品の動機なんですね。つまり、長年(何世紀も)娼婦とされてきたマグダラのマリアが、2016年に至って遂に使徒と同列されたということ。よってこの作品では、イエス達の伝道を影ながら見守る(?)みたいな従来のイメージではなく、イエスにスカウト(?)されたら一気に教団の中心に位置し、ほとんどナンバー2並になっている。それはまあ、斬新で興味深いんだけど、肝心のマリアの描写自体が、イエスから何を伝えられ何を感得したのかとか、その辺の内面が描写されてないんだよな・・・。●それとやっぱり、ホアキンのイエスというのがいかん!彼がやってしまうと、苦難に立ち向かう選ばれし神の子というよりも、長年修羅場を経験してすでにどんな場面でも何とでもできる堂々たるキャリアのオッサン、にしか見えないのですよ。よって、処刑のシークエンスも妙に唐突です。
[DVD(字幕)] 5点(2022-02-03 01:10:59)
175.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 
このシリーズの場合、悪役を誰が演じるかという楽しみもあって、ハリウッドの名だたるスターが嬉々として極悪非道な(または低俗下劣な)敵キャラを演じていたりするんだけど、本作は何とケイト・ブランシェット!!いやもうこれだけですべてOK、成功約束みたいなものです。はたして、最初に現れた数分間だけで、もうこれはとんでもなく強い、ソーでもロキでもみんなが集まっても歯が立たん、ということが瞬時に分かってしまうわけです。しかも彼女の場合、台詞回しからして、もしかするとアスガルド訛りというのが世の中には本当に存在するのか、と思わせるほどの個性とパワーを発揮しているのです。●で、実は、そこからクライマックスに至るまでは、びっくりするほどそのヘラの出番が少ない。グランドマスターだの異星脱出だのというつなぎにすぎない場面がやたら長い(これはこれで面白かったけど)。いや、分かります。あのヘラをまともなペースで出していったら、一人で全部持って行ってしまいますし、そもそも正義のヒーローが勝てない流れという、あってはならない展開になってしまいます。見る側に鬱的絶望感があふれてしまいます。●ソー対ハルクという、アベンジャーズ肉体武闘派同士の対決もナイスオプション。ドクター・ストレンジの入口オマケスパイスもいい感じ。逆に、ナタリーとステランを出さなかったのも正解。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-01-26 01:24:47)(良:1票)
176.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
とにかく前半の主人公が幼すぎ、精神レベル低すぎ。それならそれで、例えば駐車場の尋問(?)シーンみたいに、未熟ならではの笑わせ場面に徹してくれればいいのに、それも中途半端。●悪役がよりにもよって初代バットマンのマイケル・キートンというのは、なかなか気が利いてますねえ。ただ、バルチャーはもっと格好良くなるはずなのに、バックが暗いシーンが多くて見づらく、あと翼の細かい動きが表現されていない。●で、この作品のMVPはジェニファー・コネリーではないでしょうか。あのスピードに発声だけで乗っていって、しかも(あまり芝居が上手くない)主人公に的確に絡んでいって笑いをとる絶妙さ!
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-01-14 01:41:19)
177.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 《ネタバレ》 
オープニングのところで、後ろでガーディアンズが必死に戦っているのに、カメラはふらふらうろついているだけのミニグルートを追い続ける。戦うメンバーは完全なバック映像というか、どうでもいい扱い。もう最高。よく分かっていらっしゃる。そしてもっともらしくミッション達成かと思いきや、さしたる必要性もなくさくっと電池を盗んでくるロケット。これですこれです。これがシリーズの他の作品にはない、ここのキャラならではの魅力なのです。●なのに、中盤でどこかの星に移動してからは、途端に分かりやすくダレてくる。大体、神の血筋とか宇宙を左右できる能力とかって何よそれ。このガーディアンズのメンバーは、負け組の集合体で、ほっとけば誰も相手にしないようなヤクザ者で、それがなぜか宇宙の危機を救ってしまうところに痛快さがあったんじゃないの?こんなことだったら、ほかの作品でもできますよ。●というわけで、なぜクイルを助けるのかを訊かれたロケットが平然と「これからアイツにでかい面ができるから」と答える、そういうゲスなシーンをもっと見たかったのです。●あと、事前にキャスティング一覧を見たときには、「ついにスタローンが悪ボスで登場か?やるなあ、このシリーズ」と大いに感心&期待していたのですが・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-01-10 01:50:09)(良:1票)
178.  僕のワンダフル・ライフ 《ネタバレ》 
最初の方で、しつけのなってない犬としつけができない子供がああだこうだやっている時点で、「ああまたこれか・・・」とテンションが下がったのですが、後半の転生構成の力はなかなかでした。ただそれなら、前半部分にウェイトを置きすぎと思いますが。それと、作中では結構何十年も時間が経過しているはずなのに、それが映像上全然表現されていません。あと、ナレーションがしつこすぎです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-12-30 02:30:48)
179.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
こういう役にベネちゃんを当てている時点で、すでに一定のクオリティ確保は約束されているようなものですが。●ストーリーは、「順風満帆な主人公」→「ある日不幸のどん底へ」→「そこから決死の訓練」→「そしてヒーローへ」というシンプルな王道なのですが、何かやたら関係者の説明的な回りくどい台詞が多かったような気が・・・。そこをむしろ映像的ハッタリで乗り切るのがSFヒーロー映画ではないでしょうか。もっとも、最後の最後の必殺技が「やられてもやられても立ち向かって相手に嫌気を感じさせる作戦」だったのはナイスでした。まるで学園青春作品の不良ボスと弱腕主人公の対決のようです。最後はドルマムゥが「お前もなかなかやるな」とか言いながら握手を求めて来るかと思いました。●そして悪役がマッツ・ミケルセンというのは、大いに期待が高まったのですが・・・この人ほどエイジアンないでたちが似合わん人はいない!いやーこれはもったいない。ほかのどこかの作品の悪役と入れ替えたいです。しかも変なメイクをゴテゴテとされていて、この人の真髄の「目の動きだけでできる演技」は完全に隠されてるし。●レイチェル・マクアダムスも、せっかくの起用の割には「単なる元恋人」扱いで使いこなせていない印象ですが、あまり表現の余地のない立場でも手を抜かない芝居をする彼女は、さすがです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-12-23 22:26:28)(良:1票)
180.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
いや、これはもう、空港の6対6ですよ。このシーンを撮りたいがために、そこから逆算してストーリーを構築しているようなものです。逆にここから後はただのオマケです。しかもわざわざ、ちゃんと6人ずついますよということを強調するために、それぞれが横一列に並んで、まるでGメン75のごとくその横一列のまま前進するのです。ここだけでこの作品はOKです。ウルトラシリーズでいえば、エースキラーとかヒッポリト星人、ムルロアとかババルウ星人という名前を聞いただけで心のときめきを感じる方々であれば、このシーンの贅沢な価値を存分に味わえるはずです。●で、シリーズ全体を見て改めて分かったのは、ソーやハルクの不在にもきちんと意味があるということ。ホークアイやアントマンの帰趨についても、後々にしっかりつながっていること。そして、キャップとトニーの対立軸という全体の再構成によって、シリーズのステージを一段も二段も上げており、これがあったからこそ「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」が可能になったということ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-12-22 21:54:16)(良:1票)
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