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1.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
トレイラーもあらすじも、監督の過去作も映画のジャンルすらも、一切の前知識を入れずに「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」を信じて観賞する。この観賞方法は時に驚くべき面白さを生み出します。そう、私がインターステラ―を見た時のように。  コメディ多めの前半のパートを「男女の入れ替わりモノかぁ」「後半は切ないラブストーリーかな?」とニヤニヤしながら見ていたら、実は相手は死んでいたと言うまさかのSF展開!瀧が過去を調べ、糸守を訪ね、三葉の手掛かりを探していく冒険的な展開には私の好奇心がグイグイ惹きつけられました。一抹の望みをかけてご神体の元へ向かっていくあたりからは伝奇的な要素も加わりましたね。かくして最後の入れ替わりは起こり、希望は繋がり、運命は変わりました。宮水家の巫女には代々入れ替わりが起こっていたようですが、これは1200年前の厄災から生きのこったご先祖様から今に至るまで、哀しみを繰り返させないために受け継がれてきた秘術なのではないでしょうか。もはや何のために行われているのか分からなくなってしまった伝統、それを守り続けてきたことが現代の糸守の奇跡へと繋がった。ご先祖様の大願は1200年の時を経て叶った、そう考えるとまた一層ストーリーに深みが加わりますね。 しかしこの監督さんは焦らしますねぇ、エンディングパートに入っても最後の最後までドキドキさせられました。ハッピーエンドに終わって本当に良かったです。  ストーリー以外の部分ですと、映像の美しさが際立っていました。背景の自然やビル群、太陽の光等々が、美しくリアルにそれでいてアニメの人物と違和感なく仕上げられており、一般のアニメ作品とは一線を隔すクオリティです。アニメでは手間がかかる回り込みも惜しげもなく使われており、2Dのアニメでありながら空間の広がりを感じられます。音楽の使い方も良かったですし、本職ではない声優さんの演技も良いです。三葉が入ってる時の瀧の声はは本当に女の子っぽくて見事な演じ分けでした。  さてさて、ここまで絶賛してきた本作ですが、もし私が最初からSF要素があると知った状態で観賞していたらここまで面白く感じてはいなかったかも知れません。コメディー→SF→伝奇→恋愛へと変化して行った本作の面白さを120%味わえたのは、この視聴方法も一役買っていると思っています。このレビューサイト特有の機能を活かした「ゼロ知識視聴」、あなたも試してみませんか?
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2017-11-12 23:31:10)
2.  インターステラー
素晴らしい。実にエキサイティングでドラマチックな映画です。この映画の脚本を書いた方は天才なのではないでしょうか。 異星人とのドンパチも良いですが、SFの本質的な魅力と言う点でちょっと違うでしょう。この映画こそが、この映画こそが!SFです。「壮大なスペクタクル」ってこういう映画にこそ相応しい形容でしょう。 ヒューマンドラマもスパイスとして良く機能していたと思います。視聴後の爽快感はこのスパイスのお蔭です。  子供の頃の自分に感謝を伝えたい。君がSFが好きでいてくれたから、私は今こんなに素晴らしい映画を楽しめたのですから。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-07-18 23:59:58)(良:1票)
3.  バジュランギおじさんと、小さな迷子 《ネタバレ》 
馬鹿が付くほど正直な男が、言葉を話せない異国の迷子を親元に帰すハートフルなロードムービー。だと思っていたのだが、この作品はそれだけではなかった。 国籍の違いや宗教の違いを始め様々な障害にぶつかりながらも、湿っぽくならず進んでいく様は良い。道中で出会う人物も魅力的だ。 突然のダンスシーン等「インド映画だなーw」となる部分もあるが、全体的には良く出来ており、名作と言って差し支えないだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2020-04-26 22:54:26)
4.  カメラを止めるな!
この映画はネタバレを食らうと面白さが半減してしまうので、何も前情報を入れずに映画館に見に行くのが良いです。公式の予告編とか見ちゃダメだし、TVだとCMの度にカットが入るので楽しめない恐れがあります。 私はこの見方でとても楽しめました。
[映画館(邦画)] 9点(2018-09-13 07:17:33)
5.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
最高だ。日本の30代オタクにはストライクど真ん中なのではないか。「JUMPじゃん!」「デロリアンだ!」「T-REXぅ!?」もう冒頭からテンションあがりまくりである。ストーリー自体は大したものではない。でもワクワクが止まらない。この映画は80年代の夢が詰まったお祭り映画。楽しめれば勝ちなのだ。 アイアンジャイアントが沈んでいくシーン、お約束を期待したらしっかり応えてくれる。分かってるぜスピルバーグ。逆に25セントコインは完全にしてやられた。お見事。 細かいツッコミは他の方に譲るとしても、一つだけダメ出しをさせて欲しい。ダイトウとショウをもうちょっと活躍させて欲しかった。特にガンダムのシーン。最高にカッコよく登場したのに、結局止めはアルテミスって・・・。変身が切れてソレントが勝ち誇った所で「誰が一つだけだと言った?」ともう一個のガントレットで変身してトドメ!だったら最高だったのに。以上! さてさて、元ネタを調べてからもう一度劇場に見に行きしょうかね。
[映画館(字幕)] 9点(2018-06-13 01:22:45)
6.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
素晴らしいミュージカル映画です。画面内の観客と一緒に手拍子&足踏みしたい、そんな衝動に駆られます。楽しい曲、切ない曲、オシャレな曲、良い曲が沢山なのですが、何と言っても「THIS IS ME」が素晴らしい。信頼していた人から酷い仕打ちを受けた後のシーン、バラードでも始まるのかと思ったらこのパワフルな曲!もう歌詞がグサグサ刺さって涙ぼろぼろでした シナリオ自体は特筆するようなものではありませんが、音楽の素晴らしさとその魅せ方の上手さに惹きつけられました。お勧めです。
[映画館(字幕)] 9点(2018-05-06 23:45:18)
7.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
最初にBDで見た後、すぐにリバイバル上映をしている映画館を探して見に行った作品。 この映画を一言で言えば「巨大ロボが怪獣に鋼の拳を叩き込む映画」である。巨大ロボアニメが山ほどある日本においてこの作品の魅力は何なのか?私は魅せ方の上手さだと思う。男(男の子かも?)がカッコいいと感じるシーンがギッシリと詰まっている。 まず最初の、勇壮なメインテーマをBGMにした出撃シーケンスが素晴らしい。ピスピスピスピスッと音を立てて装着されるパイロットスーツ、プシューっと音を立てながら開くハッチ、ウィィンッガシュィンッ!と姿勢固定用の金具が締まり、パイロットは管制室と軽口を叩きながらシステムを起動、そしてキュイィィィーンと回り始める胸のタービン、もうこの辺りで既に血沸き肉躍っている。そして雷雨の中、ライトに照らし出されるジプシー・デンジャーの姿には美しさすら感じられる。 不満点が無い分けではない。ヘリからワイヤーで釣っての移動システムとか、ジプシー以外のイェーガーが活躍するシーンが殆ど無いとか、怪獣のダメージ描写が少ないとか。しかしそられらも後のシーンの魅力で気にならなくなってしまう。 レザーバックに食らわせた叩き付けるようなジャンピングパンチやエルボーロケット、50,000フィートの上空で朝日が射す地球を背景にオオタチを両断する剣、スタジアムに着地して粉塵の中で立ち上がるジプシー、そしてメルトダウン直前にジプシーがエイリアン達を見据えるようなカット、もう名シーン名カットがてんこ盛りなのである。 ありふれた設定、シナリオであっても魅せ方が上手ければここまで面白く感じられるのだと感心した。是非とも大画面&爆音で観賞される事をお勧めする。
[映画館(字幕)] 9点(2015-11-21 20:07:44)
8.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
登場人物はほぼ2人だけ。舞台はずっと宇宙空間で一切地上サイドの映像を入れなかったのが良いですね。ストーリーはシンプルですが、映像の美しさと息詰まる雰囲気が映画を盛り上げています。この息苦しさが最後のシーンの解放感に繋がっていてお見事です。 ですがこの映画は映画館で見ないといけない作品ですね。もしリバイバル上映があったらきっと見に行きます。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-05-13 23:41:49)
9.  ハッピー・デス・デイ 2U
この作品は前作と合わせて一つの作品と言えるくらいに前作と話が繋がっています。こちらの方が高評価だからと前作を飛ばさないように! 前作の雰囲気はそのままに、話のスケールが上がって人間ドラマも深くなり、まさにお手本のような続編です。前作からなるべく間を開けずに見る事をお勧めします。  前作が「油断してたら面白かった」程度だっので今回も油断していたのですが、これは期待の上を行かれました。あのおバカなホラーからこんなドラマが生まれるなんて予想外です。父親とのランチのシーンの展開の違いにうるっと来たのは内緒。だってこれシュ○ゲゼ○の8話じゃないですか!ズルいよ!そりゃあ私が気に入るわけですよ。 クライマックスの盛り上がりがイマイチだったのが残念ですが、それでも十分楽しめました。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-20 16:34:28)(良:1票)
10.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
世界観のつくり込みが凄いですね。血と炎と砂埃の世界、マッドマックス2の正統進化といった感じです。炎を吹くギターとか、ぶっ飛んだセンスが面白いです。冷静にシナリオを読み解くと驚くほど単純なのですが、ここまで雰囲気とパワーで盛り上げられるなら大したものですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-07-21 22:04:51)
11.  グリーンブック
白人の運転手兼用心棒と黒人のピアニストのロードムービー。シリアスとコメディのバランスが良いくて、見終わった後に素直に良い映画だったなぁと思える作品でした。
[映画館(字幕)] 8点(2019-12-31 11:08:39)
12.  天気の子 《ネタバレ》 
ここの評価があまり高くなかったので少し二の足を踏んでしまったが、結果として映画館に観に行ったのは大正解だった。 やはりこの監督が描く風景は美しい。雨ばかりの東京に日が差すシーンは、見慣れたはずの景色が輝いて見えた。空の広がりや雲のサイズ感は映画館で無ければインパクトが半減してしまうだろう。 帆高と陽菜の恋愛がこの映画の柱である事に疑いはないが、かと言ってメッセージ性が無いわけではない。劇中の「『観測史上』なんて精々ここ100年」「江戸時代には東京は海だった」という台詞からも読み取れるだろう。天候という地球規模の事象を、人間の短い短い物差しで測って正常だの異常だの大騒ぎする事がそもそも滑稽なのだ。恐竜が生きていた頃は今よりずっと暖かったし、氷河期はずっと寒かった。そんな自然をコントロール出来るのは神だけだ。人間が出来ることは、エンディングの船で通勤しているシーンのように、自然と折り合いをつけて付き合っていく事しかない。驕っても腐っても良い事など無いのだ。
[映画館(邦画)] 8点(2019-08-15 13:23:47)
13.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
ほんわかしたタッチの絵でほのぼのとした日常描かれていたのが、段々と変わっていく様子は見応えがある。特に食事の変化は興味深い。食べ物が満足に無い中、創意工夫で乗り切る女性たちの逞しさには感心する。叫びながら片腕で防火バケツを運ぶシーンが好きだ。 登場人物に嫌味なキャラが居ないのがまた良い。最後も希望の持てる終わり方で好みだった。
[地上波(邦画)] 8点(2019-08-04 00:43:05)
14.  若おかみは小学生!
タイトルや、デフォルメの強い絵のタッチから子供向けの印象を受けるかも知れませんが、この映画で一番感動できるのは大人の方だと思います。私が観たシアターでは沢山の親子連れがいらっしゃいましたが、お子さんはケロッとしていて親御さんの方がボロ泣きされていました。両親を亡くしているおっこの心境を想像出来る歳になると、彼女の健気さがたまらないと思います。  本作が気に入ったのでTVアニメ版も見ましたが、そちらはおっこの成長より花の湯温泉全体や人間関係がフォーカスされており、子供向けになっています。大人が見るなら断然劇場版の方です。
[映画館(邦画)] 8点(2018-10-27 11:30:43)(良:1票)
15.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 
キャラクターそれぞれ個性が立っていて面白い。主人公のオタク2人や下品でファンキーな宇宙人も良い味を出している。単純な下ネタ以外にもセンスを感じる笑い所があって、ルースの父親が逃げる車にショットガンを撃った後に紙切れを拾い上げるシーンとか、ポールと対面したルースが讃美歌を歌い始めるシーンなどは最高だ。スピルバーグにアイデアを提供していたとか、反エイリアン側のラスボスがシガニー・ウィーバーだとか、映画好きならニヤリとできるユーモアも良い。終わり方もハッピーでグッド。下品なのが許せるのであれば、お勧めしたいコメディだ。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-06-11 00:00:55)(良:1票)
16.  インセプション 《ネタバレ》 
他人の夢の中に入り込んで偽の記憶を植え付けるというアイデアが面白い。最初にミッションの内容を明示してストーリーを分かりやすくさせる一方で、モルという謎の不穏分子を提示しておく事で先を読み辛くさせている。終盤でオープニングに繋がり、単に飛行機の中で目覚めるだけのシーンからカタルシスを感じる事ができた。 しかし全編を通してアクションシーンが多すぎるのが珠に瑕。この手のミッションものは、「大胆かつ緻密な作戦立案」や「不慮の事態を切り抜ける機転」と言った頭脳戦が面白い。一人で武装した敵集団に撃ち勝ったり、素手で敵を殴り殺せないと成功しない展開にはさすがに無理があるだろう。 夢か現実かをぼかした終わり方はあれで良かったと思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-06-05 23:16:31)
17.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
ゴジラが上陸した後になっても、やれ法案だやれ承認だとやりあっている政府省庁のやり取りが意外と面白い。実際でもこうなのだとしたら同情を禁じ得ない煩わしさである。御用学者が役に立たなかったり、ネットの方が情報が早かったり、いかにもリアルであり得そうな描写があちらこちらに散らばっていて思わずニヤニヤしてしまう。 一方でヤシオリ作戦は大味で現実味が薄く感じてしまった。在来線爆弾あたりになるともうギャグなのかマジなのか分からない。これなら、東京の地下空間を一斉に爆破して人工的に陥没を起こさせてゴジラを足止めする方がまだマシだったのではないか。 そんなわけで、怪獣ものと言うよりは政治ドラマものとして面白さを感じた。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-07-01 17:42:58)
18.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
国際線の機内映画で視聴しました。 エピソードIVへと繋がる時系列のストーリーなのですが、とても面白かったです。 アメリカ議会にまでネタにされた「一人乗りの戦闘機に破壊される巨大兵器」の矛盾を補完する設定に感心しました。 闇の中に現れる赤いライトセイバー、から始まるダースベイダーの戦闘シーンも素晴らしかったです。恐怖と絶望の象徴として存在感を放っていました。 大義のために死ぬ事を美しいと感じるのは日本人だけかと思っていましたが、そうではなかったようですね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2017-05-21 18:00:01)
19.  セッション
前知識無しで見ましたが、これは面白かったです。引き込まれました。偉大なドラマーになると言う野心を持つ音大の学生・ニーマンと、JAZZの極みへ到達する者を生み出さんとするスパルタ教師・フレッチャーとの・・・殴り合い、と言うべきでしょうか。狂気と情熱の紙一重、そんな映画です。 BDで観賞しましたが、音楽が素晴らしいので映画館に見に行きたくなりました。サントラを検索したのは言うまでもありません。 フレッチャーのキャラクターが良いですね。終盤の予想外の行動には驚かされました。役者さんの鬼気迫る演技も良いです。  一つ不満があるとすれば、邦題を「セッション」に変えた事です。原題は「Whiplash」で「鞭で打つ」の意味や、頸椎捻挫の「むち打ち」の意味があります。そして劇中で演奏するJazzの楽曲の名前でもあります。非常に作品にマッチしたタイトルであったわけで、変えるべきではなかったと思います。  しかし邦題がイマイチだからと言って映画自体の面白さが損なわれたわけではありません。 ご覧になられる方は、ラスト9分19秒に息をするのを忘れないようにご注意下さい。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-10-18 12:56:07)
20.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 
シンプルなホラーだろうと思って観ましたが、サスペンス寄りの作りで面白かったです。殺人鬼を倒して解決!と思わせてからもう一展開あるのも面白かったです。 最初はイヤな女でしか無かった主人公が、だんだんカッコ良くなって行くのも良いですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-15 19:12:41)
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