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Fukkyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 93
性別 男性
年齢 44歳
自己紹介 三角座りで見ています

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1.  水は海に向かって流れる 《ネタバレ》 
大西利空君の演技が厳しいなと随所で思った。 敬語を使い慣れてないのか、台詞回し的に実写化するのが難しいのか。  すずちゃんの演技は決して悪くはないけど、前半が完全にブチギレてる人にしか見えなくてめっちゃ怖い。 原作ではもう少し飄々としたキャラだったので、ツンデレのギャップを見せるためにあえて改変したのだろうか。 當真あみちゃん演じる楓ちゃんは等身大な感じがなかなかハマってたと思う。このハート泥棒!  オチが原作と変わってたり、メトロポリタンミュージアムがなくなってたりとまあ色々とあるけれど、うまくまとめた印象。 原作の終わり方は男子高校生と10歳差社会人との恋愛オチになるので、まあ仕方ないかなと。 映像やロケーションはとても良い。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-10-01 12:02:47)
2.  BLUE GIANT
原作未読。音楽のアニメ映画ではあるものの、ここまで音楽に振り切ってしまうのはなかなかにすごいものがある。 主人公が最初から最後までただただ最強の存在として描かれてて、周りも「なんで?」みたいになるけど映画見てる方も「なんで?」のままで終わってしまった。そこはさすがにもう少し彼のバックボーンについて触れてほしかった。物凄くメンバーを引っ張っていく存在なのに、その発言や行動の裏が全然わからないので、彼への感情移入は全く出来なかった。最初と最後ではもうキャラが全然違うし。 あとはメンバー以外のキャラクターの掘り下げも浅すぎて、最後とか知らない人たくさん出てきて、もはや何が起こってるのか全然わからない。 アニメーションについても、おそらくバンド演奏をそのままアニメにするには予算やら時間やらが足りないから演奏シーンがCG盛り盛りになってるんだろうけど、今日びの日本アニメはスラムダンクや京都アニメーションの作品でそのへんはとてもスムーズかつ丁寧に作画されてるので、やっぱり見劣りしてしまうなと。結局それで観客に違和感を感じさせてしまうとそれはノイズになってしまうわけで、できればもっと丁寧にやって欲しかった。ただそれをねじ伏せるほどの音楽の力はさすがだなと。 ソロのシーンなんかでも、背景が燃えたりとか色々と工夫して頑張ってる感じはあるが、あそこまで多用してしまうとやってることが音ゲーのパラッパラッパーやウンジャマラミーのクールの時みたいで、どうも安っぽくなるなと。主人公の精神的な成長の成果としてああいう演出が最後にあるのならわかるが、何があってもブレない最強の主人公故に、せっかくの演出がどうも一本調子な演出に感じられる。 一番好きなシーンはピアノの弱点克服シーン。彼のストーリーは割とキッチリ描かれてて、どうせなら彼目線でのシナリオでも良かったんじゃないかと思うほど。それほどサックスの主人公の影が薄かった。 ストーリー自体はありきたりながら、ジャズへの気概は感じられた。音楽は最高。
[映画館(邦画)] 7点(2023-03-15 08:22:22)
3.  シン・ゴジラ
リアリティが感じられるのがいいんですよね。 ゴジラは設定自体に無理があるのに、行政側の視点がとてもリアルな感じなのが面白い。 後半は会議やら解析やらが大半になってくるのですが、いくらなんでもあの状況で核攻撃はありえない。 そして核攻撃をタイムリミットの材料とせず、もう少し無理のないシナリオでも別に良かったのではないかと。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-03-07 15:14:12)
4.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 
評判は悪いが意外と面白く見れた。 なんというかコミカルさとかが「グーニーズ」の悪役みたいで、これ大人向けシーンを削って子供向けにもっと振ってればいい作品になったんじゃないだろうかと思う。 世界観も面白いし、キャラクターも割と立ってる。ヒロイン役の女がなかなか酷いのとか、「水が3人分ない」の下りはなんだったのかとか、色々と思うところはあるが、一番気になったのは「ドライランド」の存在。行き方もこれまで何故見つけられなかったのかも結局よくわからなかったし、そもそも全然ドライじゃなく安直に楽園みたいになってるし。なんというか色々と勿体ない作品。
[インターネット(吹替)] 5点(2023-03-07 15:03:27)
5.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 
オープニングの時点でもう「すっげえ…」という言葉しか出てこないんですよ。インターネットのまとめサイトなんかでは声優交代がどうとか憶測で炎上してたけど、結局そんなの全く気にならないほど、とてつもなく良くできた作品だった。これは絶対に観ておくべき作品。 ただ、この作品のメインターゲットは恐らくこの映画で初めてスラムダンクを観る人ではなく、原作までの既読者になるんだとは思う。だからこそラストのシュートはちょっともったいぶりすぎで演出過多な感はある。みんなオチを知ってる話で、無音でそこまで引っ張らなくても…と。
[映画館(邦画)] 9点(2022-12-18 15:26:11)
6.  日本で一番悪い奴ら
結構面白い。 最初は結構コメディタッチで、ブラックジョークみたいなの織り交ぜながら見れるのですが、どんどんしんどい展開になっていきます。チャカも金にもならないのに、明らかに労力かけすぎてしまってます。そしてやっぱりシャブ頼みになっていき、少しずつ状況がおかしくなっていくという、スコセッシ映画みたいな展開です。 ちなみに個人的なお気に入りシーンは、序盤に登場する明らかにエロバカ要素でしかない常見とウェイトレスによる「アンタ常見?電話だよ」「かわいー」「チッ、うっせーな」というしょーもないやりとりと、その常見がボッコボコにされた顔で「すみませんでした」と奥に引っ込んだ代わりに出てきたすげー怖いヤクザの黒岩による「はいこんにちはー。旭真会の黒岩です」からの一連の流れですね。「はいこんにちはー」って登場するヤクザ初めて見たと思います。すんげえ迫力です。最高。 あと余談ですが、黒岩消えた後で諸星達が散々痛めつけられるという非常にシリアスなシーンの後のTKO木下氏のセリフが「ハッハッハ。流石は道警のエース」というベッタべタな悪役のセリフみたいでちょっと笑ってしまいます。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-10-29 17:32:03)
7.  劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 《ネタバレ》 
序盤、主人公を演じる坂口健太郎氏はどう見てもFF3世代ではないよな〜、などと気になりつつも、ゲームと実写を上手く組み込んだ演出はとても良かったと思います。 親父と息子の現実世界での絡みはもう少しあってもいいんじゃないですかね。なんか結局最後まで親父も息子もオンラインでつながってるだけで終わっちゃいましたが、昔の思い出みたいに1つの画面で二人若しくは家族で、現実世界で仲良くやってよーって思いました。  あとシナリオの後半は若干安直な感動にもっていった感があるなぁと思いました。そして倒れて病院抜け出してネカフェでFFやる親父とか、お母さんは親父絶対シバいたほうがいいと思いますよ。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-10-29 02:25:16)
8.  ドント・ルック・アップ 《ネタバレ》 
「世界が滅びるかもしれない状況」においての人類の行動は、まさにこの映画で示された通りとなる可能性を秘めていると思います。コロナ禍における世界情勢なんかのまさにこの映画通りで、結局隕石=ウイルスは利権ビジネスに利用されただけなんじゃないかと。 隕石の進路変更作戦時から出てきた大金持ちのオッサンの「イエスマン以外はクビにする」というやり方、あれは経験上ITの「超」大手企業でマジでやってる会社が普通にあったので本当に笑えないんですよ。それで問題点をひた隠しにしたままで突き進んでいくんですよね。でも金持ってるのと見せ方の上手さでうまくやるんですよ。中身は無茶苦茶でも。 しかし災害や戦争における利権、覇権争いというものや、科学者らの意見を無視した独裁なんてのは、歴史を振り返って見れば普通に昔からあるもので、最近のネットの発達でそれらがより見えやすい形で明るみになっているだけであって、結局のところ人類は「何も変わっていない」わけで、だからこそ、この人類滅亡エンドに対して「そんなわけねーだろ」とは言えないわけで。 ただこの映画は大統領陣営の批判だけではなく、科学者サイド(最後には「陣営」になる)も家族捨てたり大統領に言わんでいい文句をわざわざ言ったりで、なかなか人間的に褒められたもんではなかったりするところも、ひとつのポイントなのかなと。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-09-20 07:58:48)
9.  羊の木
住人の知らぬところで元殺人犯6人一気に引き受ける市とか、もはやバトロワのような全体主義国家なんじゃないかと。そしてサイコパスのアイツの最後の死に方も妙にファンタジーチックだし、リアリティの面が実に中途半端。結局、「で?」という感想しか抱けなかった。もう少しまとめようがあったのでは? 優香は確かに色気はあるけれど、あんな高齢の親父とのキスシーンはちょっと濃すぎて気持ち悪かった。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-18 23:55:35)
10.  街の上で 《ネタバレ》 
ベタなラブストーリーではなく、泥臭い人間模様をちゃんと多面的に描いてて、非常に面白い映画でした。 見どころはなんと行ってもその日初めて出会った青とイハのリアルな長回しの会話。役者さん達の身体に青とイハが憑依したのかと思えるほどリアルで、ホントにどうやって撮影したんだろうと思いました。  主人公青が文字通り青臭いキャラクターではありますが、本当に魅力的なキャラクターになっててとてもリアル。他のキャラクターの奥行きも深く、明かされないバックグラウンドや意味深なカット、感情等も多くてそれもまたリアル。それでいて物語のあらすじ自体は割とシンプルで明快でした。 最後は関係者集合!みたいなドタバタコメディのような映画らしい展開を経て青にはちゃんと幸せな結末が訪れますが、彼がホントに嬉しそうでニヤニヤしてしまいます。  見終えた後ちょっとあったかい気持ちになりました。そしてイハ役の中田青渚さんに恋した男子は数多くいるのではないでしょうか。
[インターネット(吹替)] 9点(2022-05-13 10:03:16)
11.  凶悪
胸糞悪いんですよ本当に。やってることが極悪過ぎるから。 この作品の悪党は酒飲まして殺す、覚醒剤大量に打って殺して火を付ける、人を生き埋めにする等、金のためにやりたい放題です。そこいらのギャング映画より胸糞悪いんです。 でもこれらは本当にあった事件で、ちゃんと胸糞悪いということは、それだけリアルに事件を感じられているということだと思います。 これは人間の中に潜む残虐性を執拗に描いた傑作です。我々の生活しているこの世界にはこんな凶悪な人間がいること、そして、我々の中にも凶悪な人格が存在し、環境次第では誰でもそうなり得ることを認識させてくれます。とても怖い映画です。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-05-06 12:59:21)(良:1票)
12.  音楽(2019)
バンドって初期衝動で作ったものが一番情熱的で、一番面白いもんだったりするんですよね。古武術の演奏はまさに初期衝動のカタマリで、完全なるパンクロック。思う存分暴れ狂うソプラノリコーダーとギター、そしてライブの映像がとても素晴らしい。 前情報なく見たから絵柄的に最初単なるギャグ漫画かと思ったけど、青春ぽさが所々あるストーリーもいいし、色んなオマージュもあったりするところも楽しめますし、古美術の演奏あたりからはもうすっかり引き込まれました。力の抜け加減とかは「リンダリンダリンダ」に通ずるものがあるなと。 バンドマンみんなに見てほしい。そしてもっと評価されてほしい。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-05-06 11:59:38)(良:1票)
13.  サニー 32
白石和彌監督作品の雰囲気を残したブラックなコメディ映画って感じでした。展開の勢いは凄いけどコメディだけにストーリーは色々と薄いしツッコミどころも満載。でも伝えてることは「元犯罪者」という重たいテーマだったりします。 凶悪見た後にこれ見るとリリー・フランキーとピエール瀧のギャップに笑えると思います。なんかもう、自由自在か。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-05-02 12:34:46)
14.  タクシードライバー(1976)
戦争の影響で不眠に悩み、孤独に悩み、それでもなんとか現状を変えるためにもがきつつも、結局どんどん暗闇に落ちていくような展開の先に、ようやく救いが訪れる映画。  ポルノ映画に売春にクスリに拳銃という不道徳なキーワード満載の世界で、その世界から完全に切り離されたような存在のベッツィと恋人になれそうな関係から一気に突き離され、不道徳の世界にまた突き落とされ、ベッツィの職場に乗り込んで殺すとか言ってた時は本当に鬼みたいな表情だったのに、事件後はその世界から完全に抜け出したようで、ベッツィに会っても完全にスッキリした顔になりやがって。 あれは何回も「発射」しつくして賢者モードになったから、というポルノ的な暗喩なのかなと勝手に思っております。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-02 12:14:14)
15.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
走る系のゾンビ映画はもうとにかく勢いが命なので、この映画のように細かいことガン無視での飛び抜けたスピード感はなかなかのもんです。むしろそのスピード感重視が若干いきすぎてて、どこへいってもパニック状態で、まさか移動する飛行機まで大騒ぎ&墜落&主人公生存で目的地到着というのはいささかやりすぎではないでしょうか。 前半どう見ても「早く逃げないとやべえ!!」ってシーンでとってつけたように買い物行くのも「あ、ゾンビ映画なんでショッピングモール出しときますね〜」みたいな感じがしていいですね。あと主人公の携帯のせいで重要人物死ぬとか、最重要人物のウイルス学者が暴発して死ぬとか、大騒ぎし過ぎてゾンビが壁越えるとかのお間抜けシーンは完全にギャグですね。特に壁越えシーンについては走るゾンビ映画史上、一番金かけたギャグなのではないでしょうか。 終盤、ブラピが閉じこもる部屋の前に来たオッサンのゾンビについても、ここまでの展開ですっかり萎えた嫁さんが隣で「そこでなにやっとるんじゃ〜」「君はどこのもんじゃ〜」とかゾンビのアテレコするもんだからちっとも怖くなくなってしまいました。そしてその後「せっかくゾンビから見えなくなったんだから食堂でメシ食ってけばいいよね」と嫁さんがつぶやいた途端、ブラピがゾンビ達の中で自販機ぶっ壊してコーラ飲みだして爆笑しました。あのシーンはスポンサーへの配慮なんでしょうか。 あ、エンディングはなかなかよかったです。感染者はもう「汚物は消毒だ〜!!」と言わんばかりに一箇所に集めて殺しまくるという人間のえげつなさを見せつけてくれました。   というわけで、これは真剣にゾンビ映画として見ちゃいけません。あくまでコメディホラーとして見るべき面白ゾンビ映画とご認識ください。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-02-14 03:16:45)
16.  ボクたちはみんな大人になれなかった 《ネタバレ》 
本当にタイムスリップしたかのような時代背景の丁寧な作り込みがとても素晴らしく、原作以上にみっちりと詰め込まれた小沢健二要素の活かし方も秀逸。「過去があるから今がある」というありきたりな主題ではあるものの、ありきたりだからこそオッサンには色々と刺さるものがあり、深く共感出来るものがあります。  呪縛に囚われていた主人公のバックグラウンドについて、どんどん時間を遡っていくかたちで紐解いていくという、ある種の謎解きのようなストーリー運びはとても面白かったです。終盤のラジオから小沢健二の「彗星」が流れ、呪縛から開放されていく展開も本当に良く出来ています 。このあたりの流れやフェイスブックの絡みは、リアル過ぎる原作よりも映画らしくて好きです。そして何の違和感もなく95年まで連れて行ってくれる森山未來さんと伊藤沙莉ちゃんの演技力も圧巻です。  同世代みんなに見てほしいほどの好きな映画です。もっともっと評価されるべき作品だと思っています。
[インターネット(邦画)] 9点(2022-02-14 02:32:46)
17.  新解釈・三國志
福田作品の面白さって会話だけじゃない筈なのに、これは福田作品の会話の部分だけで作られたような映画でした。 各登場人物のキャラ付けがイマイチ浅く、学芸会のような芝居がダラダラと続くだけで、この監督の持つ面白さがイマイチ活かされなかったのが本当に残念でした。ヨシヒコみたいな奇抜さが欲しいところ。
[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-13 21:16:03)
18.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 
モロにドンピシャ世代ということもあり、楽しく見ることが出来た。 音楽や服装、発言まできちんと時代考証がされている点はとても懐かしかった。ドラッグも「スピード」とか言われて社会問題になるレベルで流行ってて、学校でもそういうのに手を出したやつはいたなーと。そして確かに女子高生を中心に回ってた時代だった。 ストーリー的には若干リアリティに欠ける面はありつつも、切ない場面が多く、結構グッときた。おでん屋のシーンがかなり好き。 ただ、出来れば最後は遺産だけじゃなく、みんなが助け合うような解決がよかったかなと思う。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-04-03 02:33:13)
19.  映画ドラえもん のび太の新恐竜 《ネタバレ》 
幼少期からドラえもんが大好きで、今は子供と一緒に鑑賞しているのですが、今回は50周年記念作品でスケールがでかいわりにはストーリーが非常に雑で、かなり薄い作品に思えてしまいました。 映像美は確かに素晴らしいものがあるのですが、途中から大きな移動を伴ってるのに、捕まったジャイアンスネ夫をほったらかしにしたり、せっかくのバンダナを全然使わなかったりと、なんでこうしないの?という部分がすごく多いです。 あとあの箱庭空間にキューとミュー以外の恐竜達も集めるとなると、彼らが鳥類へ進化する、という点からのブレが生じます。 タイムパトロールの存在意義も薄く、突然ジャイアンとスネ夫を捕まえた意味がわかりません。彼らにはのび太達が失敗するから歴史改変に影響がない、等の考えはなかったのでしょうか。そしてあの箱庭は大きさの調整機能は壊れてるのに天候調整機能は1億年経ってもまだ使えて、さらに恐竜を滅亡させるほどのディープインパクトにも耐えられるってのはさすがにおかしいかなと。 感動を煽るシーンだけやたらとボリュームを上げて煽ってましたが、ツッコミどころが多すぎて何にも思えませんでした。あの巨大翼竜はなんだったんだ?とかドラえもんの道具とはいえ子供向け映画で動物にチョコ食わすの?等の細かいツッコミも多数。序盤も学校外でののび太をバカに書きすぎてて、明らかにちょっとヤバい子供です。藤子不二雄の描くのび太はあんな子供ではなかったと思います。 せっかくの周年作品ですし、もう少しドラえもんらしくシンプルなストーリーで、丁寧に作ってほしかったなと思います。
[映画館(邦画)] 3点(2020-08-13 06:15:24)(良:1票)
20.  オケ老人!
思ったよりは悪くない印象。出だしのベルリオーズの幻想交響曲に驚き。 ただ、オーケストラ=マエストロという安直な発想が実に邦画らしくて安っぽい。そんな他力本願な要素での集客には共感し辛いし、とってつけたようなテープレコーダーでの録音は一体なんだったのか。 そしてタイトルがオケ老人なのに若者入ったからどうにかなったというストーリー。そこはもっと老人に活躍してほしかったところ。「人生が込められてる」みたいなセリフ一個で片付けんなと。成長過程をもう少しなんとか見せられないものか。  敵対するオケや電気屋、教師の設定、恋愛などはもう全てが中途半端。ただなーんにも考えずに見るとそれなりに面白い。
[インターネット(邦画)] 5点(2018-06-16 04:48:17)
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