1. 光(河瀬直美監督作品)
《ネタバレ》 冒頭の鑑賞している人に語りかける導入に、思わず目をつぶって見る映画なのかと思ってしまいました。最後の試写会場面も目をつぶろうかと思ったほどだけど、そこは試写会に来ていた人を写したりしてスクリーン映像はあまり出ないので大丈夫。種明かしもあるから、ここはスクリーンを見た方が分かるでしょう。映画という素材で画面を見せない(見れない)ことにチャレンジした監督は凄い。結末は予想できるけど本当に「光」ですね。 [映画館(邦画)] 9点(2017-11-08 00:21:01)(良:1票) |
2. LOGAN ローガン
《ネタバレ》 大人のミュータントがほぼ3人しか出てこないし、先行き暗い展開に見ていてまんじりとしない気持ちでした。チャールズファンとしては、もう少し死に際を目立たせたかったですね。パトリックスチュワートもヒュージャックマンも元気な姿を見ないと、このまま役者人生終わっちゃうんじゃないかと思いましたw。 [映画館(字幕)] 8点(2017-11-08 00:18:15) |
3. ハクソー・リッジ
《ネタバレ》 戦地に行くまでが思っていたより長いけど、この前半は重要。恋人と離れ、結婚式に出られず、いじめに遭い、上司から帰れと言われても、自分の信念を曲げず、認めさせたのはなかなかできないことです。ハクソーの戦いはアメリカも無茶な戦略を立てていたんだなと、戦争とはどちらも多くの犠牲を払ってしまうものなんだと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2017-11-08 00:14:31) |
4. メアリと魔女の花
《ネタバレ》 導入と最後はラピュタ?校長は千と千尋?と比べられるのは仕方ないけど、見ていてどうにも中身が薄い。メアリーは頑張っているけど、それ以外に魅力がない。校長とピーターは行動が類型的で先が読めるし、脇を固める魔法の花、ほうき、ねこ、フラナガン、シャーロット全てが、都合良いところだけ出てきて役目が終わったら退場するから感情移入できない。迫力あったりある画面もコミカルな動きも傍観してました。最後に魔法力がなくて「もう花はいらないの!」と言って花を捨てて、でもほうきを操れるものも分からない。見終わって心に残らない映画でした。 [映画館(邦画)] 5点(2017-11-08 00:12:22) |
5. 君の膵臓をたべたい(2017)
《ネタバレ》 原作未読。冒頭から泣いてくださいという雰囲気満載で回顧していくけど、、自分は泣けなかった。小説なら省略された背景を読み手が自由に補完するけど、実写は見えてしまうんです。共闘日記が何故床に落ちていたのか?読まれた時に即OK出すほど彼の性格をすぐに見切ったのか?そこを考えているうちにいつの間にか二人の世界に入ってました。後から実は…的なのは出てくるけどちょっと弱いですね。ヒロインの笑顔と積極性は素敵だけど、死への恐怖とか、なぜ君の膵臓を食べたいのかとか、自分はわかりませんでした。 [映画館(邦画)] 6点(2017-11-08 00:09:47) |
6. 心が叫びたがってるんだ。(2017)
《ネタバレ》 TVでアニメが放映されたので、あらすじだけ確認して観賞。多くの人はあらすじがわかって見るんだろうけど、やはり最後に歌う2重曲は、事前に知らないで見た方が感動が高くなるでしょう。とはいえ歌の力はすごいもので、ミュージカルや合唱で感動しましたよ。最後のドタバタがわざとらしいけど、劇中劇気分で見ていました。芳根京子の頑張りに+1点。 [映画館(邦画)] 7点(2017-11-08 00:04:24) |
7. 新感染 ファイナル・エクスプレス
《ネタバレ》 高評価につられて鑑賞したけど、これは良かった!狭い車内での緊張感あり、乗ったり降りたり、別れたり集まったり、ちょっと心情溜めたりと、次々と見せ場を作ってます。あり得ない~と言いたくなるところもあるけど、ぎりぎりかわしている感じ。段々人数が減っていっていくのはお約束だけど、かなりバッサリです。怖さや流血は少ないから普通の人にもお勧めできます。 [映画館(吹替)] 8点(2017-11-08 00:01:09) |
8. 三度目の殺人
《ネタバレ》 エンターティメントな映画かと思ったら重い内容だった。終わりごろに気付いたので、そのまま違和感残して見終わりました。テーマは悪くないし役者の演技も良かっただけに、この見誤りは何だったんだろう。 [映画館(邦画)] 7点(2017-11-07 23:56:23) |
9. 散歩する侵略者
《ネタバレ》 設定はありきたりだけど、段々分かっていく感じはなかなか良かった。ただ、地上に降りた侵略者(偵察者?)が3人なのに病院がパニックになるほど喪失者がでているのが疑問。散歩している画面が少ないんですよ。長谷川博己に乗り移ったあとの爆撃戦も雑。厚労省の人が別の正義の宇宙人かなと思ったけど尻すぼみでした。ちょい役でいろんな人が出ていたのに+1点。 [映画館(邦画)] 8点(2017-11-07 23:48:44) |
10. ミックス。
話は面白いけど、ほとんど予想がつくから安心した?笑いです。ロケ地も知っているところが多くて画面的に新鮮みなし。俳優陣も含めて全てテレビドラマ以上のものはないかな。 [映画館(邦画)] 6点(2017-11-07 23:45:37) |
11. アナベル 死霊人形の誕生
《ネタバレ》 前半は思わせぶりな映像の連続でゾクゾク感を充填し、いよいよ後半の絶叫へ~と思ったら、なんかバタバタと進んで終わってしまいました。このシリーズは初見なんで、こんな感じなんでしょうかね。見ていて後ろの席の人が自分の椅子を足で蹴ったのが一番驚きましたw。 [映画館(字幕)] 6点(2017-11-07 23:42:27) |
12. サバイバルファミリー(2017)
《ネタバレ》 電池も含めた全ての電気が一切使えなくなったらという設定で、どんな展開になるかと疑問に思いつつ見たけど、真面目な話でした。電気がなくても普通に出勤しようとする人々や、意外と暴動になりにくい日本人気質?とかありですね。鹿児島まで本当に自転車で行けるのか?という疑問はあるものの、山口であれが出てきたときはやられた!と思いましたよ。高速道路ロケもよくできたなと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2017-06-18 23:42:01) |
13. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 ミュージカルは普段ほとんど見ないので、ミュージカルシーンは普通に楽しめました。最後のもしも・・・に自分は感動しましたよ。 [映画館(字幕)] 8点(2017-06-18 23:36:12) |
14. グレートウォール(2016)
《ネタバレ》 戦いは迫力があり、また色々な戦法が出てきておっとなるけど、それは前半の戦いで、後半は敵がウジャウジャ動いているだけになってしまうのが惜しい。また長城もわりとあっけなく敵の進入を許してしまったり、厳重警戒の時に盛大に葬儀を行なうとか、挙句には未完成の気球?で自滅してしまうなど、とても見ていられない展開でした。オチは予想ついたけど首を傾げますね。笑えるストーリーと美人主人公に+1点。 [映画館(字幕)] 6点(2017-06-18 23:26:00) |
15. 帝一の國
《ネタバレ》 原作未読。学校の設定や登場人物の極端な性格が最初は鼻に付くけど、慣れてくると俳優陣の勢いに押されて見入ってしまいました。最後の「みんな仲良し~」で終わらせないネタばらしも良かったです。 [映画館(邦画)] 7点(2017-06-18 23:23:10) |
16. メッセージ
最初の「未知との遭遇」的な進み方に期待したけど、トーンは終始暗くて盛り上がりもなく謎も多いまま見終わってしまいました。SF活劇ではなくて問題提起的な叙情詩映画と捉えて見るのが良いのかもしれません。でも色々レビューを読んでいたらじわじわときました。2回見ると違った感想になるかも。 [映画館(字幕)] 7点(2017-06-18 23:20:55) |
17. ちょっと今から仕事やめてくる
《ネタバレ》 ファンタジーかと思っていたらガチガチの社会問題提起の前半。今もこれほどの上司(企業)がいるのか分からないけれども、あんな上司なら職場の雰囲気最悪で、上司こそクビにして欲しいです。ファンタジーじゃないと思ったところで種明かしは予想付いたけど、小池栄子のところが説明調で長い。またラストはできれば日本を見捨てずに踏みとどまって欲しかったな。俳優の頑張りに+1点。 [映画館(邦画)] 7点(2017-06-18 23:07:05) |
18. 美しい星
《ネタバレ》 コメディのようでシリアスでもあり、社会問題を扱いつつ家族愛もあるような、不思議な映画でした。ストーリーも展開が読めず、これも見ていて不安感を抱かせます。でも見終わると不思議な充実感と期待感みたいなのが残りました。役者の振り切り振りも良かったです。 [映画館(邦画)] 9点(2017-06-18 22:11:31) |
19. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。主人公が問題児で、街に来て騒ぎを起こして周りを巻き込み、最後は自分が解決するという話。魔法や魔法動物もあまり心に響かず、もう少しひねりがほしいところです。 [映画館(字幕)] 6点(2017-04-24 23:30:18) |
20. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 2回鑑賞。場面設定やアニメ画の繊細さ、主人公の声、随所に入るボケと突っ込み、そして戦争の描き方、これらのバランスが絶妙です。最後の家族が一人増える流れがちょっと強引かなとも思いましたが、当時あった話なんでしょう。何度も見たくなる映画です。 [映画館(邦画)] 10点(2017-04-24 23:26:39) |