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1.  椿三十郎(1962)
「ダメか?やっぱり」の最初の1言で一気に観客を別の世界に引きずり込んでしまう。これは脚本の力だ。最高傑作だと思う
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 10点(2020-01-13 16:11:12)
2.  黙秘 《ネタバレ》 
今までのスティーブン・キング原作の映画の中でコレがナンバー・ワンだと思っている。「グリーン・マイル」、「ショーシャンク」、「スタンド・バイ・ミー」なんで目じゃ無いね。コレは原作から脚本を書き起こしたトニー・ギルロイの力によるものだ。主演陣も素晴らしい。サンダース軍曹ビック・モローの娘ジェニファー・ジェイソン・リー、「ミザリー」のキャシー・ベイツ、憎まれ役にクリストファー・プラマーと豪華。ミステリー的なストーリー展開なのでストーリーは書かない。後半で子供を思う母の気持ちを熱演するキャシー・ベイツの演技に涙がでてきた。是非とも観て欲しい一作。  2017/1/30追記)原題の「Dolores Claiborne」は、スコアレス・ドロー「scoreless draw」のモジリであるとフト思った。この熟語は「サッカーやホッケーなどの試合で無得点での引き分ける事」を意味するが、コレに「gray」を加え「draw less gray」で「有罪か無罪か微妙でグレー」という意味になりコレは主人公の名前そのものであると感じた。裁判では「疑わしきは被告人の利益」の原則が有り、映画では、観客だけが「ドロレスがグレイである」と教えてくれるが一方「ドロレスが無罪放免」されてしまうという結末にもこの原則にはかなっている。ココが観客の誰もが共感できる所だと思う。尚、この追記で「ネタバレ有り」に変更した。
[DVD(字幕)] 10点(2015-08-09 23:22:47)(良:1票)
3.  アマデウス 《ネタバレ》 
今まで何回観たか判らない映画で私がモーツアルトの音楽の虜になるきっかけとなった映画です。映画の面白さというのは監督よりも脚本家の力量で決まると言われますがこれはその最たる例だと思います。好きなシーンは3つありまして、1.コンスタンツエがサリエリに楽譜を見せに行くシーン「直譜」と聞き、直しの一切無いそれを見て打ちのめされるサリエリ、と同時に神への背信を決意し十字架を焼くシーン。2.魔笛「夜の女王のアリア」のシーン。3.サリエリが病床のモーツアルトの側で写譜するシーン。いずれもすばらしいシーンですが、もっと素晴らしいのはそれらが自然な流れでつながっている事です。ショックだったのは、3.の最も好きな写譜のシーンが「あの映画の中での唯一のフィクションである」という事を知った時でした。しかし何度も観ていくうちに「それも有りかな」と思える様になりました。というのはコレがモーツアルトの音楽を聴く映画だからでしょうか?。最後にストーリーの流れからみたらディレクターズ・カット版よりも最初に出たこっちの方が好きです。
[映画館(字幕)] 10点(2015-02-11 00:29:47)
4.  MINAMATA ミナマタ
良い映画だと思う。ジョニー・デップの演技がすばらしく引き込まれてしまった。ただ1点気になるのは彼女のプロポーザルに対しそっけなく断ったユージンがなぜ「やっぱりココで写真を撮るべきだ」と気が変った描写がイマイチこの映画では納得出来ない、そこを1点減点した。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2023-01-07 00:34:57)
5.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
重たい映画だが良い映画だと思う。イッセー尾形の憎まれ役の演技が素晴らしい。映画は主役と脇役が同じくらい拮抗していないと良くならない(今回は脇役の勝ちかな?)。最後でアッと思わせる終わり方も秀逸。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-11-07 10:53:08)
6.  眼下の敵
傑作だと思う。制作は1957年。戦争が終わったのは1945年だからドイツに対する憎しみの世相が若干弱まった時期にアメリカ海軍の全面協力で作成されている。ドイツを敗戦国のドイツとしてではなく敬意を持ってアメリカが作成した。当時のアメリカの嫌悪ドイツの風潮を一掃したく作成したのではないか?。ホントは満点付けたいんだけどいろいろケチを付けたくなる場面があるので1点減点した。  1.ドイツ潜水艦が駆逐艦に魚雷を発射する前の緊迫した場面のチェックリストに基づきスイッチを操作する場面で1個1個スイッチを水夫がオンしているのだが途中でスイッチの位置を修正する場面がある。監督はOKしたのだろうが緊迫した場面でのこの描写は許せない。 2.潜水艦艦長が一人だけヒトラーを嫌悪する場面、ハイニが理解出来ず「話はお聞きしました」と一歩引く場面。そもそもこんな場面は実際にはあり得ないと思うのだが一人だけ私は神の如く先を見通してます的な言動をするのだろうか?。というあり得ない描写に違和感。 3.ココは皆が言っているが最後の駆逐艦と潜水艦の爆破シーン。実際に本物の潜水艦と駆逐艦を爆破するのはあり得ないからミニチュアで撮影したのだろうが実物の火の大きさまで縮小出来ない。ココで「チンケ!」という批判があるがソコは許せる。怪我を負ったハイニをロープで下から上に引き上げるシーン。実際には「ハイニの体格からして引っ張り上げるのはいくらロバートミッチャムでも無理でしょう!」という突っ込み。 1.3.は許せる範囲だけど2.は許せない。  途中でちょい役でクリント・イーストウッドが出ていると聞いて見直した。今から交戦という場面のチェックリストで「X1J5」のヘルメットのの水夫が「弾薬庫良し」と言っている俳優だそうです。ドイツ潜水艦の中の水夫役でクリス・ミッチャムが出てないか?。例のでっかいレンチを持って小さな反乱が起きるシーンで似たような俳優が出ているけど。  いろいろケチを付けたけど1.3.だけなら満点だけど、唯一、2.のクルト・ユルゲンスのこの台詞だけはいただけない。 という事で1点減点、ごめんなさい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-08-14 00:02:26)
7.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
キューブリックの中で1番好きな映画、全編ロケだとの事。ロケで無いとこの迫力(内面の切迫感という意味で)は出ないだろう。好きな所はヴィンセント・ドノフリオ(のデブ男)編が終わって、明るいベトナムのハノイの風景に切り替わる所、ナンシー・シナトラの歌でやっと前編が終わり、後半突入感が満載のシーンだ。その後半の後半はスナイパーとの銃撃戦からが素晴らしい(というか、恐ろしいのだが)。「戦争がココまで人間を変えるのだ」というキューブリックのメッセージでコレは反戦映画だと思っている。
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-10-19 23:35:13)
8.  プレミアム・ラッシュ 《ネタバレ》 
自転車(一応スポーツタイプ)に乗る人間なので大変面白く爽快だと思う。でも「けど、なあ、」的な印象。しかし「単純に面白い」という意味で8点献上します(後述理由で「9点献上」に変更します)。ソコまで自転車でハチャメチャやっていいの?コレが日本で公開されないでDVD発売だった理由が分かる。警察をコケにするストーリーなんだけど相手の警部(1人だけです!)も相当ワルなのでストーリーが成り立ってるけどねえ。蛇頭の幹部の領収書のサインが笑える。コレが今の中国の現状かは不明ですが真実味はあります。「アメリカの警察にはこんな自転車専門の取締部隊が有りますよ!。コレ観て日本も参考にしてはいかが?」って日本の公安委員会に言いたくなりました。 2017年4月8日追記) 印象に残ったシーンは日本じゃ禁止なんだけど固定ギア・ノーブレーキピストで自動車のドリフトみたいにスライドしながら止まるシーンはカッコ良い。自分じゃ絶対無理だけど、このシーンで1点UPします。 2017年4月30日追記) GW中でヒマなので再度じっくり見てます。悪役の乗っている車が日本製なのは仕方ないとして、観客と主人公の共有する情報が同時進行というのが良い。最初不正送金を疑っていたワイリーがニマに問いただすシーンの後「そういうことなのか!」と観客も合点がいった後、ワイリーの仲間のバネッサもソレを知るという感じで、観客も一緒に自転車に乗っているラジの店の仲間の様な気分になってくるのが良い。
[地上波(字幕)] 9点(2015-09-18 05:41:57)
9.  大統領の陰謀 《ネタバレ》 
最後がバサッと途中で寸切りで「この後はみんな知ってるよね?だからココで終わり」的な映画。「起承転結」の「起承」で終わる映画。  無論ニクソンの辞任の経緯は、アメリカ国民ならみんな知っているし、今や全世界の人間すら知っている(かな?)。 しかしニクソンという人間の存在を知らない人間の時代(200年後位かな?)には見向きもされない映画になってるかもしれない。 でも「それでもイイゼ!」的な潔さがこの映画の良い所だと思う。  この時代のマスコミの採用基準が「高学歴で有名な大学の人間」しか採らない理由も判った。 多分ソレは「採用した人間の友人の中に政府機関・諜報機関・大手通信会社などの人間がいる」からだ。 この映画ではその個人的な関係から彼らは情報を入手したり確認したりしている。  最後に原題の「All the president's men」は英語圏の人間なら誰でも知っている「ハンプティ・ダンプティ」から引用しているのでご紹介しよう。  Humpty Dumpty Humpty Dumpty sat on a wall. Humpty Dumpty had a great fall. All the king's horses and all the king's men Couldn't put Humpty together again.  ズングリ・ムックリなハンプティ(?) ハンプティ・ダンプティ堀に座ってた ハンプティ・ダンプティもろに落っこちた 王の馬すべてと王の家来すべてをもってしても ハンプティを元に戻すのは無理だった  you tubeに有るよ!
[ビデオ(字幕)] 8点(2019-11-10 13:32:35)
10.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
この3部作は「マイケルは心底の悪人なのか?」それとも「心を偽って葛藤しながら悪人を演じているのか?」を観る者に判断させるという映画である。 このシリーズでは多分観る者の半分は彼は心底の悪人であると判断し、残り半分は彼は悪人を演じていると判断するであろう。それほどアル・パチーノの演技にはすごいと思う。 Part2は彼を心底の悪人と思わせる演出だが、Part3は一転して彼は心は善人で悪人を偽って演じているのだという演出である。 今まで単なる間マフィアの映画と思って評価していなかったが、ここに観る者を震撼させるものがあったのかと思った。 Part3は良い映画であるが凄みという点でこっちの方が優れていると思うのでこっちにコメントした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-15 01:13:32)(良:1票)
11.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
良い映画だと思うし自分の好みの映画である。ボクにはスタートからやられてしまった。「悪いヤツだ」と思って観ている人物が「実は良い人だった」という展開なので気持ちよく観ていられる。「自分の娘がレイプされ死んで、その寸前のやりとりが痛烈に自分に突き刺さるという経験をすれば誰だってああいう人間になるよな?」と思うし、アメリカ映画によくあるストレートな所が無くイギリス映画の良い所をスパイスとして加えました的な感じが非常に良かった。最後の思わせぶりな展開も「多分この男がこういう事をして監獄に入るのは」と思う主人公が「やっぱり止めよう」って切り出すのは容易に想像できるし、あえて描かなくて観客の想像に任せるところが良い感じ。「起承転結の結が無くて起承転で突き放し後は「あなた勝手に想像してね?でもどういう展開になるか分かるでしょ?」という感じが良い感じ。ホントは10点にしたいんだけどまだ1回目だし今後どういう感じになるか分からないからとりあえず8点スタートです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-22 01:29:23)
12.  幸せなひとりぼっち
さぞかし良い点数なんだろうと思いJT NEWSに来たら「この点数?」って、ちょっと不満。 最初は不機嫌なじいさん模様のオン・パレードでイヤな感じ。「でも、そのうち何か展開有るだろう?」と思って見ていると「案の定こういう展開ですか?」という定石のパターンを踏むので普段の自分なら点数悪いんだけどソーニヤの紅一点で超美人の笑顔で映画全体がぱっと好印象に変わってしまった。これはこの映画のずるい所だと思うし判っていても「ウマイ!」ってうなってしまう。 ソーニヤの墓石の前でオーヴェが心情を語るというのも脚本作成の定石パターンで上手い。 過去と現在があちこちで錯綜するが、そこがボクの好きな「黙秘」に似ているのも自分としては好みなので良い点あげたい。 でも「ソーニヤ以外の女性をイマイチなフェースにしてソーニヤの好印象を強調させ映画の印象も上げよう」という監督の意図がもろ見えなので2点減点。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-02 02:06:54)(良:1票)
13.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
悲しい映画。「七人の侍(六人ですが)」が全員死んでしまうという結末に最後は涙が出た(姫がいるから「隠し砦の三悪人(六人ですが)」かな?)。この辺は黒澤明のオマージュなんだろうか?でもこの構成と展開は「面白い脚本を!」って考えると必然的にこういう風になってしまうみたいだね?だから「真似」とか「パクリ」なんて野暮な事は言わない。最後のエンドロールクレジットに「脚本・トニー・ギルロイ」の名前がクレジットされているのを見てこの感じを納得した。ボクの大好きな「黙秘」の脚本を書いている人ではないですか?。この面白さはトニー・ギルロイの才能によるものです。監督ではありません。最後にベイズとチアルートのコンビは最高でした。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-16 19:12:04)
14.  イヴ・サンローラン(2010)
イブ・サン・ローラン(以下「イブ」と称する)というよりもピエール・ベルジェの回想録的ドキュメンタリー。WOWOWで放映され観たのに魅了されDVDを入手した。前半はイブの事を回想し後半は膨大なコレクションをオークションで売却してしまうというその経過を追っている。前半はイブのドキュメンタリーとして観ても良いだろう(彼とイブは一心同体なのだから)。しかし疑問に思うのは「イブとの思い出のコレクションを全て売却してしまうピエール・ベルジュが何を思っているのか?」が知りたかった。だって「愛する人の愛したものをそう簡単に手放す事ができる?」と思わない?。でもDVDを何回も見直してその理由が解った様な気がした。点数ですがドキュメンタリー映画が好きなので10点献上します。ちなみにその傾向はありません、私には、  2017年7月5日) 評価1点マイナスした。  2017年8月1日) 思わせぶりな書き方をしていたのではっきり書きます。ピエール・ベルジェがコレクションを売却したのは、 1.「イブとの思い出が詰まっているモノを見るのがつらい」 2.「単にお金が欲しかっただけ」 3.「鬼集をリードしていたのはイブの方でピエール・ベルジェは引っ張られていただけ」 評価をもう1点マイナスした。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-14 18:53:29)
15.  容疑者Xの献身
「事実は小説より奇なり」と言うが、しかしながらありきたりの世間で言う真実の羅列のみでは「サスペンス映画としては面白味に欠ける」という矛盾が有るからある程度の味付けが入っていなければ「泣いて楽しめる悲劇の映画」にならない。  この映画はその映画的な味付もそうくどい訳でも無く良い感じに上がっていると思う。サスペンス映画の弱点は皆もご存じの通り「犯人は必ず描写されなければならない」という点である。映画の中で全く描かれない人間が急に犯人になるという事はあり得ないのであるからこの点はどうしようも無い。そういう点で良く出来たサスペンス映画だと思う。  だから意図的に監督はそういう点をさらりと流し、湯川と石神と人間的なやりとりに焦点を変えて心理的なやりとりや、石神の敷く附箋を湯川と共に一緒に観客に解き明かしていくという手法に切り替えた所がこの映画が結構高評価を得ている原因だと思う。  結局は映画は見ている人の大部分が求める結末になったが、これが一番妥当で納得し感激の涙を誘う事になるのだからコレで良いんじゃないのかなあ?
[地上波(吹替)] 8点(2016-09-21 21:35:56)
16.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 
だいぶ以前に観た時「良い映画だ」と思ったが、今回放映を観て新たに「良い映画だった」と感じた。主人公が違う世界に行き、また戻ってくるというロードムービーの形式を踏襲していて定石を踏んだストーリーだ。前半と後半は現代社会、中間は別の世界に入り、違う人間と交流して自分を見直し元に戻る。中間のゆったりしたストーリー展開の最中にも「いつ奴らが?」という緊迫感があってすばらしいと思う。ハリソン・フォードも良いがアレクサンダー・ゴドノフも良い。至る所で観ている観客に古き昔の良い道徳感を教えてくれる。この映画に関しては「俳優が映画を光らせた」のではなく「映画が俳優を光らせた」といえる映画だと思う。フォードには悪いが、後に有名になる俳優がゴロゴロ出演している事実がそれを証明している。  2015年11月17日追記) 字幕版が放映されたので改めて観た。最近の鑑賞2回目という事で色々小言を言いたくなってきた。 1.最後のサイロのシーンは残酷すぎる。それも悪党のマクフィーの方ではない。というのがちょっと引っかかる。 2.最初はアーミッシュの村の中でロケをしたのだろう?と単純に思っていたのだが、これは全員エキストラなんだ、という事に気が付いた。 3.最後のシーンが印象的。フォードが車で去る。一方でゴドノフがコッチに来る。というのが良いね。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-11-09 02:14:32)
17.  インターステラー 《ネタバレ》 
「2001年宇宙の旅」の「続編」とか「オマージュ」とか色々作られたけど一番マシなモノだと思います。後半はモロそういう感じがして「あんたのキューブリックのあの映画の解釈ってコウだったのね?」と(決してケナしているのでは無く褒めているのですが)、「1968年にあの映画が作られて(2015年の)47年経ってやっとこういう映画が出てきたのか、」と思う。でも空しいなあ「キューブリックの真似事映画でやっとマシなのが!」ってね。私はあの映画の大ファンなのでこういう評価なんだけど判らない人には評価低いでしょうネ。最後に土星がああいう感じになっているなんて信じられません。最後に相対性理論は古い理論で今はニールス・ボーアの方の理論の方が主論なので「ちょっと古いね」って突っ込んでおこう(*^^)v
[地上波(吹替)] 8点(2015-10-12 19:24:10)
18.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 
「良い映画だと思う。白人が観る映画として」という意味で、「有色人種隔離政策にも良い所は有った」という「上から目線」的なストーリー部分はボクとしては観ていて居心地が悪い。「白色人種の中にも良い人がいるし悪い人がいる。非白色人種の中にも良い人がいるし悪い人がいる様に」という事がベースになっている為、共感が得られやすい様になっています。スキーター以外の白人女性はほとんど全て馬鹿で、黒人は全て真面目に事を考えているという設定はちょっとね、感激しやすいように作られた絵物語の様な気がします。助演陣の方が好演している。
[地上波(吹替)] 8点(2015-10-07 15:56:09)
19.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
ダニエル・クレイグのボンドの中で一番好きな作品だ。後の「スカイフォール」の「世界は俺たちが牛耳っている」的な表現もなくごく普通の世界で一生懸命頑張っているボンドがいる。クレイグの007シリーズの中で一番現実的だ。
[地上波(字幕)] 8点(2015-09-13 21:13:21)
20.  マネーボール 《ネタバレ》 
この映画のキモは最後の場面だ。球界唯一ビル・ジェームスの野球理論を先進的に実践してきたビリー・ビーンはわずかワンシーズンでこの理論の先駆性をレッドソックスに見抜かれた事を知り、もうこの球団はこの理論で球界をリードできないと予見する。なぜなら資金力豊富なレッドソックスが知り実践すれば我も我もと他球団もこの理論を試すに決まっているからだ。そうなった時点でアスレティックスの優位性は無くなる。そういう展開で実は唯一チャンスのあったのはこのワンシーズンだけだかったという事を知ったビリーの絶望が伝わってきた。  彼も実は「この理論は本当に正しいのか?」疑問に思っていたフシがあるように描かれている。「出塁率の高い選手を集めれば試合に勝てる」という足し算がプロ野球に通用するかというのは実際にやってみないと判らない。この映画はドキュメンタリーと言っていいんだが、新たに味付けされた部分がある。戦況が逼迫した時に聞いているラジオを切って再度入れ直すなど同じような経験があるからその心境が良くわかるし、後で首になるスカウトマンが会議中に「うらないクッキー」と言うのもAKB48を連想させられて笑える。  同じスカウトマンの映画としてクリント・イーストウッドの「人生の特等席」というのもあるが、こっちは相反してコンピューター的な計算要素を一切排除した方が勝つという明確な主張があってこっちはこっちで面白い。  h27-12/31.追記・句読点変更) Fuluで字幕版を観ました。例のスカウトマンが「fortune cookie」ってホントに言ってるのかな?と思っていたもん(^^ゞで、(言ってましたよ!)でも、意外な事に字幕版を観て驚いたのは彼らの会話がものすごく平然かつ整然と進められているという事。日本語吹替版ほど会話は攻撃的でも無くものすごく知性を感じさせる様な仕上になっていた。なるほどこれがピットの目指していた味なのかなあ?、って思った次第でした。
[ビデオ(吹替)] 8点(2015-08-04 17:07:07)(良:1票)
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