猿の惑星:新世紀(ライジング) の 田吾作 さんのクチコミ・感想

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猿の惑星:新世紀(ライジング) の 田吾作 さんのクチコミ・感想
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《ネタバレ》 「猿」という遺伝子的に人間に極めて近い種が支配する惑星という設定は、常に「人間とは何か」「猿が知性をもった時、人間と猿の違いはどこにあるのか」という命題を突きつけてくる。本リブートシリーズの根底に流れるテーマもまさにそれだろう。今作では「信頼」と「疑い」というキーワードを通し、図らずも猿たちが人類と同じ歴史を辿ろうとする軌跡が描かれている。だからこそ、シーザーの「猿も人間も同じだった」との嘆きが悲しく胸に迫る。まさしく本作はシーザー達を中心に展開しつつも、問われているのは人間存在のあり方であるところに秀逸さがある。本作はそれに加え、CGとモーションキャプチャの高度な融合により、猿たちを自然に描写する視覚効果のレベルが凄まじく、オリジナルの時代を考えると隔世の感があり、大変見応えがあった。
田吾作さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-13 10:40:18)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2024-10-27シビル・ウォー アメリカ最後の日7レビュー6.00点
2024-09-20エイリアン:ロムルス7レビュー6.32点
2024-06-26FALL/フォール6レビュー6.00点
2023-08-14ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE10レビュー7.14点
2023-04-13あん8レビュー7.63点
2022-06-26オールド7レビュー6.30点
2022-06-06トップガン マーヴェリック10レビュー8.00点
2022-04-13アンビュランス(2022)7レビュー5.71点
2022-01-20ドント・ルック・アップ7レビュー6.66点
2021-11-12007/ノー・タイム・トゥ・ダイ8レビュー6.75点
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