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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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181.  キック・オーバー
メルギブ復活後、話題になった割にコケた映画ですね。本作もそうですが「復讐捜査線」などもかなりきちんと作られた作品ですが復活後はどうにもパッとしません。私はメルギブ世代なのでリーサル・ウエポンやブレイブ・ハートなども大好きですが、今作は見たつもりで今まで見ていなかったという体たらく具合です。 パッとしない理由としては、メルギブお得意の不遇な運命の後にアクション大爆発的な演出がないせいでしょうか?まあ年齢的にも爆発的なアクションは辛いと思いますし、、ある意味仕方がないところでしょうか。  今作はなかなかよく作りこまれていて100分の短い尺に上手に収めてあります。少し出来すぎ&軽すぎ感はありますが、母親ネタ、臓器ネタ、大金ネタ、裏切りネタ、刑務所トラブル、ガンアクション等々、全て過不足なく描かれています。「見たら忘れる系」よりは大分マシな「何年か経っても何となく覚えている系」の、サクッと観られるアクション作品。難しいことを考えずに手堅くアクション映画を楽しみたい方には王道の作品ですよ!
[インターネット(字幕)] 7点(2017-04-16 17:06:02)
182.  13時間 ベンガジの秘密の兵士
レビューが少ないので驚きました。単純に言ってしまうと、実話を基にした戦争映画なので地味な部分もあると思います。しかし私の場合はブラックホーク・ダウンより見やすくて熱中できました。 現場の混乱もよく描かれていますが、全体的に立てこもって戦うという前提で敵味方の方向性がハッキリしていたのが良かったと思います。(全体の流れとしてはわかりやすいほう) 難しい哲学などもなく、、ただ守るだけ。戦う意味や理由はあまり述べられません。おかげで2時間半超えも気にならず一気に見てしまいました。  映画に華があるか?という意味ではブラックホーク・ダウンのほうに軍配が上がるような気がしますが、リアルなグロ描写や判りやすい戦闘など、もっともっと人気が出ても良さそうな映画です。ラストもスマートで良かったです。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-04-01 12:18:51)
183.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
非常に良い。リアル志向の西部劇って意外と少ないんですよね。しかもイーストウッドが主役!そういう意味でもなかなか貴重な映画だと思います。俳優陣各自とも掛け合いが非常に素晴らしく、思わず見入ってしまいます。やはり本物はワンランク違います。  「人殺し」という重たいテーマですが、暗くなりすぎず適度にエンタメしている点が素晴らしいです。やはり映画はあまり重過ぎないほうが楽しめます。最初からずっと主人公が弱そうで、酒場で殴られて風邪引いて「ああもういい加減にしろよ!」状態ですが、、男スイッチが入るラストは畳み掛ける渋みと凄み!正しく暴力のオンパレード。  ハッタリ(マジ脅しか?)の使い方が渋くて、往年のイーストウッドを思い出すカッコよさでした。ただ、無条件でウッド無双になるのはチト違和感を感じましたし、大オチで「どこかで大成功」も”ナイ”ですかねぇ。。 まあ、ソフト購入しても良いレベルの映画ではありますが、微妙っちゃ微妙な作品。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-03-20 13:19:10)
184.  メン・イン・ブラック3
一作目=まあ新しい感覚が良かったと思ふ。二作目=ほとんど思い出せないくらいに、、全く面白くなかった。三作目(今作)=期待値が低かったせいか、コレがなかなか面白かったです!前半から伏線の張り方も面白いし、次へ次へと見せていく絵の力強さも申し分なし。ネタバレするので詳しくは書けませんが、ラストでの伏線の全回収は素晴らしい。不覚にも感動すら・・  ストーリーは極めて陳腐ですが全くそう感じなかったのは、やはりグリフィン(マイケル・スタールバーグ)の使い方がウマかったこと、主人公二人の感動の過去が判明することなど、極上の装飾が施されていたことがあると思います。タイムトラベル物の映画でよく話題に上がる「未来と過去の二人が出会うとパラドックスがおこる」という、冷静に考えたら??な設定が無かった点も良かったです。おかげで悪役がダブルで登場するという面白さもありました。  最後に、皆さん触れていますが若き日のエージェントK(ジョシュ・ブローリン)も非常に良かった。映画に熱中しているせいもありますが、まるで若い時のトミー・リー・ジョーンズと錯覚してしまうほど。。このシリーズ最高の出来栄えだったと思います!
[地上波(字幕)] 7点(2016-11-28 10:51:44)(良:1票)
185.  ザ・ウォーク
前情報なしで鑑賞しましたが予想外に良かったです。8割がCGだそうですがそういった違和感は感じませんでした。特典で見る限り主演のジョセフ・G・レヴィットは綱渡りを習得し、実際にワイヤーウォークしているようでした。(風景はCGだが)  自伝的にならず人生の一部だけを切り取った形で映画が構成されていますが、、それが功を奏して話に集中することができました。人生を端折ってきた割に、綱渡り前夜からやたら丁寧なのも監督ロバート・ゼメキスの手腕を感じます。(ある意味、ワイヤーウォークはオマケ的な)  大画面で鑑賞できる方は3D・2D問わずエンタメ作品として気軽な気持ちで鑑賞なさったら良いと思います。なかなかお勧めの映画!
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-16 14:33:24)
186.  デイブレイカー 《ネタバレ》 
予想外に良かった。とにかく世界観と着眼点が素晴らしい映画です。バンパイアは死なないので人類との人口比率がこのような状態になるのは必然的で、そして血液不足になるのも当然の結果です。血液不足のことをTVニュースでさも食料危機や戦争危機のように報じているのも監督のセンスが感じられて素晴らしかったです。 太陽が上がっている時のバンパイアの生活の仕方がとても良かった、いいアイデアです。そして人間への戻し方(副作用も合わせて)も素晴らしいアイデアです。それらを含めての、、終盤に主要人物が発する「人類は逃げなくてイイ・・」というセリフは感動的ですらありました。  名作になれなかった原因としては、、やはりラスト付近に押さえきれずにやりたい放題になったからでしょうね。ラストのウィリアム・デフォーの再登場の仕方もあまりにも低俗すぎて興ざめするほど(今の時代に じゃじゃーん! 的な登場はどうかと 笑) そして終わり方がもっとヒドイ、火の鳥の描かれた車(トランザムか?)は映画の内容と合っていて素晴らしいが、まるで安っぽいヒーロー物のようにその車で去っていくのはダサい、ダサすぎる。(今後のこととか他にもっと大切な話あるだろ?) ラスト15分、社長の娘の一件をきちんと絡ませた上でシックに仕上げてくれていたら9点くらい行きそうな映画です。辛口でしたが多少幼稚な部分も含めても見て損のない映画と思います!興味がある方はぜひ一度お試しください。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-31 16:28:15)(良:1票)
187.  ワイルド・スピード
なんだかんだいってもパート1が一番面白いかな。で、ジョーダナ・ブリュースター(ミア)が超絶可愛い(ホの字 死語) 下品な車のオンパレードだけどアメリカで見るとカッコいいから不思議ですね。まあでも自分で乗りたいとは微塵も思いませんが車への熱い情熱は少し理解できます。(俺の場合は途中で出てたフェラーリ以外は要りませんが)
[インターネット(字幕)] 7点(2015-10-22 22:47:03)
188.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 
ミッションインポッシブルと被るしハゲばっかりで一瞬誰が誰だか・・ しかしながら金が掛かっているだけあってアクションは大いに楽しめます。アトラクション映画と割り切ればMIシリーズよりずっと面白いかもしれません。公道レースとか厨二病シーン満載かと思いきや、出てくる車はシブメで通好みだったりもしますし、なかなか侮れない。  ラストはご都合主義で終ると思いきや、最強ハゲが出てきてカッコいい終わり方をします。なんだかんだいっても結構面白い映画です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-10-16 11:05:08)
189.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 
ツッコミどころ満載で、、どこから手をつけていいのか呆れるほど。しかしネタ映画としてはかなりの高得点ですよコレ。  千葉真一を筆頭にカメオ出演の役者が無駄にリッチなのがとても素晴らしい。カメオ探しは純日本人にしかできない楽しみ方です。面白いのはこれほどリッチなカメオ出演に反してメインキャストに日本人が全くいないというのがある意味凄いデス(笑) 結果、東京の話なのに英語とカタコトの日本語のみでストーリーが進む異常事態に。(日本語が一番上手な人が千葉真一というね・・)  そして日本ではありえないアメリカンな”ノリ”(底辺)のダンスフロアのシーンに、下品なだけの立体駐車場のレースシーン。極めつけは通行人がわんさかいる狭い路地裏のパチンコ店にド派手なパフォーマンス仕様の車が路駐し、その後銭湯のKONISHIKIパートへ。  映像的にはシッカリと日本を記録していますが、何から何までコレジャナイ感満載の「TOKYO」映画。ここまで凄いとネタとして友人にお勧めできるレベルです。ラストのドミニクが出てきて初めてハリウッドらしいオーラを感じますが、2秒で映画は終了。いろんな意味で素晴らしい作品でした!
[インターネット(字幕)] 7点(2015-10-03 15:26:31)(良:1票)
190.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 
インディ・ジョーンズのシリーズの中では一番面白いです。やはりショーン・コネリーとリバー・フェニックスが出ているのが大きいかもしれませんね。過去二作品と比較すると一捻りも二捻りもあって、、ニヤリとさせられるシーンが多いです。特にリバー・フェニックスのシーン(インディのコスチュームのルーツが判明するくだり)は最高に素晴らしかったです。  前作と比べるとコント的なシーンは少なくなっていますが、暖炉がクルクル回るシーン、パパジョーンズが尾翼を撃ってしまうシーンは最高でした。これらのシーンは下手をするとドリフのコントに成り下がってしまいますが不思議なくらい馴染んでいて面白い(笑) あと、手帳にヒトラーのサインを貰うシーンは映画史上屈指のジョークだと思われます。  若干ストーリーを詰め込みすぎた感じはありますが、それでもとてもスッキリまとまっていてとっ散らかった印象は全く受けません。最初から飛ばしすぎてチョット疲れるくらいですが、シリーズ四作品中では文句なしに一番の面白さでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-08 10:17:08)(良:1票)
191.  ウォーリー 《ネタバレ》 
人類が見捨てた29世紀の地球で、700年もの間一人ぼっちで働き続けるゴミ処理ロボットのウォーリー。そんな彼の一番の夢は「いつか誰かと手をつなぐこと」。ある日、突然現れた真っ白でピカピカのロボット「イヴ」と出会い、初めての恋に落ちる。宝物を見せた途端に動かなくなったイヴ、そして何も言わず宇宙船に連れ去られるイヴ。彼女を救うため未知なる世界へ旅立つウォーリーの行く末と人類の未来とは・・  書いちゃえば感動的で素晴らしい映画です。でもなぜか手放しで高得点がつけられない感じがありました。イイ線いってるんですけど、後半のドタバタコメディが残念でした。前半の渋いトーンで最後までいけば大好きな映画になりましたのでホント惜しい。しかしながら、ロボット同士が名前を呼び合うだけでウルウルさせるピクサーの手腕は素晴らしいとしかいいようがないです。一度は観ておかないと損な映画です!  他の方もおっしゃっているように、ウォーリーの日常やイヴとの生活をもっと観たいですね。(ちなみに、日本語版でも最低限しか吹き替えていませんので原語の雰囲気は損ねておらず、看板などが日本語になっているので非常に見やすいです!)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-05-02 18:37:37)
192.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
【ネタバレ注意です!】映画未見でここをウロウロしているそこのあなた、前情報無しで観ることをお勧めします。急げ!!  思いっきりネタバレしますが、単純に頭の中のことをこのような見せ方で表現したのは大正解だったと思います。マジで素晴らしかった!最初はサスペンスに関連する各ピースがバラバラに見せられて、観客側は全く意味が判りませんが、早い段階から殺人が起き、そしてオカルト物へと変貌してゆきます。 そして、オカルト物かと思えば護送犯が現れてサスペンスかオカルトかハッキリしない流れは素晴らしい。?連発の観客心理を知ってか中盤早々にネタバラシされますが、そこで冷めてしまうか頑張れるかで評価が変わってくると思います。私は頑張れましたのでなかなかの高評価です。エド(ジョン・キューザック)もハマリ役でとても良かったと思います。  個人的にはラストの子供シーンは無くても良かったような気がします。あそこは刃物か何かが彼女の前に出てきて終わりだともっと渋かったような気がします。自分でも監督やってみたいと思わせる素敵な映画でした(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-22 00:07:25)(良:1票)
193.  クイックシルバー(1985)
全体的な流れはベッタベタな青春物といった安易な感じです。時代背景も中途半端に古さを感じさせる80年代中盤、ラスト付近のサスペンス風な流れも安易すぎて安っぽさに拍車がかかってしまっていると感じます。そんな微妙な感じの映画ですが実は自転車好きには密かに人気が高かった映画でした。  自転車がメインの映画でこんだけマニアックなのって他にありましたっけ?自転車関係の描写や会話はかなりマニアックなのにほぼ説明がありません。固定ギアでブレーキレバーが無いハンドルの描写があったかと思えば走っているシーンではブレーキレバーがあったりと矛盾もありますが、ピストバイクとかあの手の自転車が好きな人にはたまらない映画です。(私も影響されて自転車やウェアなど揃えました) ライバルの黒人さんも印象深かったのですが、今見たらモーフィアス(ラリー・フィッシュバーン=ローレンス・フィッシュバーン)じゃありませんかー!印象深いハズだ。。青臭い青春映画なので広くお勧めするつもりはありませんが、ラストも綺麗にまとまっていますし自転車好きな人はハマっちゃう映画です。
[映画館(字幕)] 7点(2014-09-05 15:52:29)
194.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
サスペンス・エンタメとしての完成度は一級品でありながら取り扱うテーマが冤罪や死刑制度なので派手に宣伝できない社会派な雰囲気が漂いまくっている不運な作品。出演陣もかなり見栄えが良く、主人公で死刑囚のデビッド・ゲイルにケヴィン・スペイシー、それを取材する新聞記者ビッツィーにケイト・ウィンスレット、レイプされたとされるゲイルの同僚コンスタンスにローラ・リニー等、かなり豪華な顔ぶれです。  とにかく冤罪や死刑、性犯罪をテーマにした作品ですのであまり派手に演出できない点がイタイですが、そのハンデをものともせず「セブン」「ユージュアル・サスペクツ」のケビン・スペイシーを主役に持ってきた点は凄い攻めようです。普通ならスペイシーが主役だと誰でも疑いたくなりますが、その上であえてこのラストを見せ切ったのはもの凄い勝負だったと思います。監督と制作陣に拍手を送りたいレベルです。 この映画の凄いところは、ストーリーをきちんと理解していない人がラストシーンを見てもネタバレしない点です。ストーリーを理解していない人にはなぜスペイシーがビデオに出てきたのか意味が判らないからです。学生とのセックスもそうですが、主人公はいつだって何も悪いことはしていません。色んな意味で深く考えさせられる素晴らしい映画だったと思います。  全体的なトーンは暗めですが見た人それぞれにそれなりの考察を誘発させる作りは素晴らしい。個人的にはラストのケイト・ウィンスレットの演技、そしてこのストーリーの落とし方がとても素敵でした。万人にお勧めできる完成度の高い作品。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 17:23:34)(笑:1票)
195.  マトリックス リローデッド
続編を渇望した映画といえば、今作マトリックスシリーズとBTTF、マッドマックス2、ボーンシリーズくらいです。全世界の期待を背負って公開された続編がまさかの2と3の同時撮影&分割公開というBTTF方式で、マトリックスという名作の続編が既に完結編まで撮り終えていると聞いて歓喜したものです。 満を持して公開された本作(2作目)でしたが、評判が二分しており世の中的には微妙な空気でした。私自身も確かに続編としては微妙だなと感じましたが、続編としなければかなり大きなスケールで描かれていて悪くはありませんでした。  個人的な意見ですが、スミスの扱いがよくないと思います。相手をコピーして増殖する設定は面白いものの、無限増殖するせいで映画が子供っぽくなってしまったと思います。ネオと対になった反勢力としてプログラムに触れるだけで相手を殺せる設定のみでも十分面白くなったと思います。この辺をもう少し重厚かつ哲学的に扱って欲しかったところです。  大きな流れとしてザイオン決戦へ持っていかなければならないのは理解しますが、そもそもそのメインストーリー自体が浅く・・ ザイオン決戦ありきのご都合主義的流れになってしまっています。一作目で船のオペレーターが「ザイオンという場所があるらしい」的な話をしていましたが、アレは何だったのか。。 高く評価できる部分としてはフランス人が関係するパート(双子も含め)は、全体的に素晴らしい仕上がりだったと思います。メロヴィンジアンと妻(モニカ)とのやり取りも面白く、彼らは哲学をよく理解しており、ウィットに富んだ会話が多かったように思います。  総合的には良い部分と悪い部分が混在しており、相互に打ち消し合ってしまったような気もしますが、まあ裏を返せばコレがウォシャウスキー兄弟の作風なのかもしれません。個人的には名作の続編としては何とか及第点には達していると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 14:18:12)
196.  復讐捜査線 《ネタバレ》 
最近は世間一般の評価と自分の評価に多少のズレを感じることが増えました。。この映画も低評価ゆえ見送っていましたが、最近観た中では高評価できる映画でした。  ネタバレしますので詳しくは書けませんが、扱っている話題にも無理がなくリアリティのある内容になっています。映画では大げさに描かれていますが、現実の社会でも大なり小なり有り得る話だろうなという怖さを感じます。アクションの描き方も安心のメル・ギブソン印といった安定感。ほどほどのアクション描写に留めているので映画がより深いものになったような気がします。(監督は007も撮影しているんですね) レイ・ウィンストンが助演と思いきや、ラストでかなりおいしい部分を総取りしますのでその点も渋い演出だったと思います。なぜ彼がラストでああいった行動に出たのか意味が判らないといったレビューもありましたが、彼も不治の病でメルギブに肩入れしたくなっただけですきっと。  全体的に少し暗めの映画ですが、落ち着いた映画ともいえます。独身者でも十分に感情移入できますが、、年頃の娘を持つお父さんだったらさらに感情移入100倍と思います。ここにアクセスしてくるような映画ファンにはお勧めできる映画です! (ただ、メルが拉致され手錠をハズして脱出するくだりは、ご都合主義丸出しで無駄です。そもそもなくても問題ないシーンですアレ)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-29 12:36:25)(良:1票)
197.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
カリブの海賊としては素晴らしい出来栄えの映画だったと思います。かなり子供っぽい内容ですが映画らしいワクワクさせられる描写が多く、キャラ立ちもシッカリしていてとても良かったです。キャプテンスパロウの初登場シーンは最高、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)との対決も最高に絵になっていました。ディズニーらしいというか、エンタメのお手本のような映画でした。  ただ、個人的な意見としては一作目だけで終わらせておいてほしかったというのが率直な感想です。この作品だけで終わっていれば世の中的にももっと評価が高かったのでは?と思ってしまいます。それから、妙に気になったのがヒロイン(キーラ・ナイトレイ)の口が終始半開きなのにはなかなかガッカリでした。誰か指摘する人は居なかったのでしょうか?最近の俳優には少なくないですが、口に締りがないとそれだけで知能が低く見えます。今作品のキーラは特に口が開いていた印象で、可愛いだけに非常に残念でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 17:36:45)
198.  キャリー(1976)
キャリー'76は昔から知っていましたが、ホラーが嫌いだったのでパスして生きてきました。結果的に初見は2010年代になってからですが、今まで見なかったことを後悔するレベルの素晴らしさでした。この映画を一言で表すなら「青春映画」、当時はホラーだったハズですが今見ると全然ホラーじゃなくてむしろ学園物といった雰囲気です。  皆さん書いてらっしゃる通りキャリー・ホワイト(シシー・スペイセク)の演技が圧巻です。おどおどした感じだったり喜びを表現したりと異常なくらいリアル志向で役にハマっています。母親(パイパー・ローリー)の設定にかなり無理がありますが当時のアメリカでしたらあり得たかもしれません。惜しいのは血のりを被った後のアクションと体育館内の表現がショボい点です。時代もありますが何となくドリフのコントの様相を呈していて、もう少し何とかならなかったの?という残念な感じに仕上がっています。自宅に帰ってからはそんなにショボくないので体育館のシーンは本当に惜しいです。  主人公母子が気の毒なほど変人として描かれていますが、これも時代背景があるので致し方ないでしょうか。驚いたのはデ・パルマが監督だということです。当時すでに監督としてのテクニックが確立されていることにも驚きますが、彼自身まだ36歳です。色々驚きの多い作品でした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-03 15:17:05)
199.  スタンド・バイ・ミー
公開当時は並程度の評価でしたが年々気持ちが高まってくる不思議な作品です。その理由に自分自身が年を取ってきたというのがあると思いますが、この作品が公開された前年には天下のバック・トゥ・ザ・フューチャーが大フィーバーしており「なんだまたオールディーズ映画かよ・・」と、公開前からかなり雑な扱いを受けていたというのもあります。しかしながらBTTFのおかげでアメリカの50s(フィフティーズ)というノスタルジーにまみれまくった地味映画であっても日本人に広く受け入れられたのもまた事実で、実際ストーリー自体はどうってことのない地味な作品なのにかなりヒットしました。  物語自体は現在40歳以上の人(昭和生まれ)にとっては普通の夏休みの出来事に過ぎません。ただし一ついえるのはBTTF同様に1950年代のアメリカってのは本当に素敵な時代だったんだなということが画面の隅々から感じられます。特筆すべきは全編で流れるオールディスの名曲たちです。選曲が本当に素敵で、今聴いても全く飽きません。 また、ゴーディー(ウィル・ウィートン)の演技が自然で違和感なく、地味担当なのにきちんと映画を引っ張っています。無名時代のキーファー・サザーランド、個人的に大好きだったコリー・フェルドマン(あんまり伸びなかったが)、今は無き名優リバー・フェニックスらも非常に自然な演技を見せています。ここら辺、ただのノスタルジー映画で終わらせずきちんと深みのある人間ドラマに昇華させている点は凄いと思いました。この映画で最大の盛り上がりを見せる彼ら兄弟の対決も、やり過ぎ感はなくごく自然な形でエピローグを挟んで映画を終わらせてくれます。物足りないという意見も理解しますが、この塩梅で映画を終わらせたからこそ、長く語り継がれる名作に仕上がったのではないかと思います。TVで何度もリバイバル放送されていて、もういい加減飽きたので少し低めの点数です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 14:50:11)
200.  ガタカ
レンタルショップでパッケージ借りした映画です。「三流のSF好きだしなぁ」的な感じのパッケージでしたが見始めるとアラアラなかなか完成度が高いマジ映画。全体の雰囲気が70年代風の古い感じですが実は近未来という設定も良かったです。  非常に面白いプロットでグイグイ引き込まれる流れになっていますが、話の本筋は決して美化できるものではありません。資格の無い人間が他人を騙して目標を達成するという話(ウマく騙してシメシメ的な・・)ですので、これはチョット問題有りだと感じました。遠泳やソーラーパネルのシーンなども間延び感があって途中でダレる感じも気になりました。  ラストは何となく寂しい感じの余韻を残して心地よいです。イーサン・ホークとユマ・サーマンのカップルがDNAに支配された未来らしい完璧人間の雰囲気で素晴らしかったです。ストーリー的には共感できませんでしたが最後までハラハラさせられて、、なかなか印象深い映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-30 17:31:32)
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