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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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201.  マッド・ナース
原題にあるとおり、これ3D映画なんですよね。 ピラニア3Dとかもそうですが、エログロ系は相性いいんでしょうか?  で、映画の内容は終始無茶苦茶。特にクライマックスはもう何がなんだか…だし、オチも無理あるけど、でもまぁここまで無茶苦茶だと逆にいさぎいいっていう。  主人公役、完全に男顔で美人でもなく顔は全くそそらないわけですが、体はすごいです、ええ。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-16 17:14:18)
202.  ミリオンダラー・ベイビー
ヒラリースワンクが自身の代表作「ザコア」の次に選んだ映画がこれ。なんかものすごく役作りしてこの映画に挑んだんだとか。(←この文章の誤りを指摘してください【配点5点】)  孤独で癖のある2人が…という、毎度おなじみのイーストウッド節全開の映画。 たとえばこれと「グラントリノ」を観比べたときに、そのテイストが全く一緒なんですよね。 それはつまり監督の作家性がはっきりしていて安定感がある証拠でもあるわけで、同監督の映画が好きな人にはたまらないのかもしれません。  いい映画だとは思いますが、僕個人としてはこの彼流ヒューマンドラマにほとんど面白みを感じる事ができません。 何しろ主役2人の生活や感覚があまりに僕と違うんですよね。 それでヒューマンドラマと言われても「ヒューマン」として感じる基本的な部分が違うわけですからヒューマンドラマも何もあったもんじゃないわけです。  アメリカンな彼と日本人の自分ではやはり基本的な感性に違いがあるって事なんでしょうが、それこそがイーストウッドの作家性なわけですから、それはそれでいいんじゃないでしょうか。たまたま僕と相性が悪いだけです。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-15 22:43:07)
203.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 
この映画を観た直後に続編のハッピデスデイ2Uを観て、あまりの面白さに勢いで2のレビューを先に書いてしまい…なんとなくそこから逆に1のレビューは書きづらかったので放置していたのですが2を絶賛しているのに1のレビューを書いてないのもおかしいだろ、という事で再見してレビューを。  再見して思ったのは「話わかってても面白いな」という事。 ストーリーがわかった状態で観ても細かいところで新たな発見もあり、なかなか面白く観る事ができました。 これが出来の悪い映画だと1回目は勢いで「面白い」と思っても再見してみると「ん?」と思う事もあったりするんですが、この映画でそんな事がなかったのはおもしろい映画の証拠かな、と。  で、再見して思ったんですがこちらの1作目に関しては肝心の「そもそもなぜループするのか」という事についての理由付けを徹底して排除してるのがいいと思うんですよ。 そこに変な理由付けをしても、なんか安っぽくなってがっかりするのがほとんどなわけで、だったらもうそこについては一切スルー。 起きてる事はもうそういうものだと割り切ってストーリーを紡いでいくというのは手法としてありかな、と。 たとえば「僕だけがいない街」とかなんで戻るのか原理について語られてませんよね。 ただその能力が存在しますという前提だけで話を紡いでいきますが、もともとありえない仕様なんですから、それでいいんじゃないでしょうか。 (結果として話を作るために都合よく能力が発動してるんじゃね?と思ってしまうところもあるんですが) 「CUBE」なんかあの構造体はなんなんだよ、という事については一切語られませんが、でも面白いわけですし。  もちろん「その理由のディテールを面白く描いてストーリーに組み込めれば」それに越した事はないわけです。 たとえばバックトゥザフューチャーの「タイムマシンは原子力による膨大な電力で動いている→過去に戻って原子力機関を動かせない→さぁどうする?」なんかがその典型です。ストーリーの一つの軸になってますから。 ついでに言えば「タイムマシンがなぜデロリアン→かっこいいから」みたいな細かいネタも忘れないからあの映画は傑作なのですが。  しかし、それが語れない(あるいは語る必要がない)のであれば、もうそこは「そういうものだ」と割り切ってしまうのも一つの手です。 この映画はそれで成功してると思うんですよね。  さらにこの映画が成功しているのはキャラ造形が魅力的な事。 (さんざん言われてる事ですが)ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうっていうのは映画の出来がいいからこそです。 多くの映画で「主人公が魅力ない映画が面白いわけがない」という経験をしているだけに、その真逆、ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうこの映画が面白いのはある意味当然だと思います。  で、この映画について言いたい事がひとつあるとすれば。 「この映画がちょっとでも面白いと思ったら(あまり間をあけずに)続編も観てね」 これにつきます、はい。
[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-14 22:16:30)(良:2票)
204.  ローン・サバイバー
ブラックホークダウンの系譜につらなる実話系戦争映画。いや戦闘映画か。 とにかく映画からの圧が強すぎて呼吸困難になりそう。 比較的最近の事件で関係者はほぼ存命、主人公である当人の手記を元にしてるだけに、内容的にはちょっと大げさなだけのドキュメンタリー映画。 映画的な細かいツッコミとかはもう野暮でしょう。  中盤以降終始圧倒されるシーンが続くだけの圧の強い映画です。  このあと、同じ監督、同じ主演でパトリオットデイ、バーニングオーシャンと実話系映画が作られていくわけですが、出来でいえばローンサバイバーには及んでないのは(事件の規模からして)しょうがないのかもしれません。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-12 17:16:19)
205.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
非常にシンプルで観ている側がそうなるんだろうなと予想する通りのラストを迎える予定調和なストーリー。 観終えた後に思ったんですが、これ監督の手腕でどうにでもなる映画だと思うんです。  例えばもっと感傷的な撮り方をすれば「号泣必須のラブストーリー」になるわけですが、一方で「感動の押し付け」「安っぽい映画」という批判も受けたんじゃないかな、と。  で、ゼメキスは、この話を割と冷めた視点で淡々と撮ったわけです。 そうすると全体に風格みたいな物も出るし、感動の押し付けにならないのはいいんですが、一方であまり感情移入せず客観的に映画を観ていた客は「あぁやっぱそうなるよね」と淡々と思うだけになる。 冒頭古い車が走ってくるシーンで何の説明もなく年代をわからせ、劇中さりげないセリフでここがカサブランカだとわからせ…という見せかたは非常にうまいと思いましたが、そういう小粋さを重視するあまり感動的な要素が薄まってしまったんじゃないか、と。  なかなか難しい匙加減だと思いますが、映画には見栄というか外連味がやっぱ必要だと思うので、この映画に関してはもうちょっと大げさに感動的に撮った方が面白かったんじゃないかな、と思います。それこそBTTFのように。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-11 09:05:18)(良:1票)
206.  オキュラス/怨霊鏡 《ネタバレ》 
最初から「これは負け戦だろうな」というのは明らかですから、観客がただただ90分間負け戦の中であがく主人公達を見続ける映画です。  主人公2人の状況を観客と共有させるためだと思いますが、過去の記憶+幻覚と現在の時間+幻覚がどんどん混濁していくため、観てて「どうなっちゃうの?何がほんとに起きてる事なの?」となるわけですが、しかし負け戦なのは最初から明白なため「これもう終わってもいいんじゃね?」感がどうしても漂ってきます。つかぶっちゃけ飽きます。それが最大の弱点ですね。 実質30分で語れる内容を90分に無理やり引き伸ばしたような、要するにクドイわけですが、視聴後にwiki見たらこの映画はもともと短編映画を長編化したものらしく、なら無理に引き伸ばした感があるのもしょうがないのかな、と。  とはいえごくシンプルな「お化け屋敷&呪いのアイテム」だけの内容をここまで引っ張れる映画もそうそうないので、それを成立させたのは褒めるべきでしょう。 せめて60分程度の映画なら「完璧」だったと思うんですけどね、映画館にかける以上一定の時間は必要ですから難しいですよね。  映画を観ている途中に覚える感覚は映画というよりスティーブンキングの小説(映画ではなく小説)を読んでるときのそれに近く、キング小説特有のくどいネチネチ感と漠然とした不安感をここまで味わえる映画を僕は他に知りません。 そういう意味で「キングの原作を雰囲気そのままに映像化できた初めての映画」みたいな映画です。 もちろんこれキング原作ではありませんが、キングの小説をある程度読んでいる方ならこの感覚を共感してもらえるんじゃないでしょうか。  つかほんとのキング原作の映画(世の中に沢山ある)が、どれもこの映画よりキング感が薄いのはどういう事なんだ…
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-10 22:20:54)(良:1票)
207.  ザ・ゲスト 《ネタバレ》 
日本での知名度がまったくないため期待せずに観たのですが、これが意外な掘り出しもの。  最初はよくあるサイコな訪問者物かと思わせておいて(いや基本はサイコな訪問者物なのですが)謎の企業が出てきてから俄然雰囲気が変わってきます。 とにかく映画の途中で飽きたりダレたりさせるところが全くないのが娯楽映画としては最高。 ラストも上手で、あからさまな伏線のバタフライナイフでデビッドがとどめをさされたシーンにご丁寧にも「RIP」の札で念押し…からの「歯のない焼死体が2体」という消防隊員の会話で観客に「あれ?死体は3体のはず…しかも歯がない?」と思わせてからの定番のオチ…という見事な構成で完成度は抜群です。  しかも(続編を想定してでしょうが)謎解きがないからいろいろ謎のままっていう、その辺もホラーの定番をきっちり抑えてくれてます。  ここ数年で観たアメリカのこの手の映画の中では間違いなくナンバーワンで、これが無名ってどういう事なの?と疑問に思って調べてみたら海外の批評ではかなり高評価されていて、そりゃ面白いのも当然だよね…と納得はしたのですが、じゃなぜ日本でこの傑作があまり知られてない&評価がそれほどでもないのか…ほんとに不思議です。8点か9点か悩むラインの映画だと個人的には思います。
[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-09 14:59:03)
208.  バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
こんなふざけた邦題と内容ですから、当然ビデオスルーの映画かと思いきや、劇場にかかってたんですね。 私は吹き替え版で観ましたが、吹き替えがイマイチなので字幕版で観る事をおすすめします。  主人公2人が両方とも頭がおかしいというなかなかすごい映画。  ヒロインのアナケンドリックは、口元が坂口杏里に似ていて個人的にはイマイチな女優なのですが、そこが逆にこの映画の変なヒロインには合っている印象。  最初は面白そうな雰囲気があるんですが、主人公2人があまりに頭おかしいのでストーリーも当然おかしく、おかげでまったく話にのれません。 キャラ設定が変でストーリーまで変となると、観客はいったいどうすれば??  一応ラブコメだと思うんですが、ラブコメに大事な二人が仲良くなる過程が全然ないので、殺し屋がなぜ「愛してる」みたいな事を言い出すのか説得力がないんですよね。 一応フィーリングみたいなんですが…それじゃ映画観てる側がついてけません。 というかそういうとこを客にみせるのがラブコメ系の映画ってもんじゃないの?  撮影にもセンスを感じませんし、あまり褒めるところがない映画です。
[インターネット(吹替)] 4点(2020-05-09 11:51:22)
209.  ボディ・ハント 《ネタバレ》 
この設定でサスペンスだとすると、実は犯人は兄の方で妹を犯人にしたてて隠してるんだろうなぁ…いい人そうな保安官がかばってるのもミスリードを誘うため…と予想して観てたら「違いました!」  犯人が兄なのは予想通りだったけど、妹が必要だからさらってきて閉じ込めるとか、思ってたよりサイコかつ無茶設定! 途中がひたすら退屈な上にあかされる無茶設定。 しかもそこから盛り上がるわけでもないごく普通の展開。  見どころがジェニファーローレンスの胸と尻くらいしかないんじゃさすがに高得点はあげられません。  つかピラニアでも思ったんですが、エリザベスシューってBTTFのときよりおばさんになってからの方がイケてますよね?
[インターネット(吹替)] 4点(2020-05-08 19:45:41)
210.  L.A.コンフィデンシャル
あまりに有名な映画であまり語る事もないので、ここはシンプルに。  文句なく面白い映画です。  以上。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-07 22:01:51)
211.  5時から7時の恋人カンケイ
あちらのレビューサイトや評論家の間ではまぁまぁ評価の高い映画だそうですが日本では劇場未公開。 この映画が小品でキャスト等が無名な事が理由でしょうが、それだけではなく恐らく不倫が(特にこの映画が全米公開された時期くらいから)日本の一部で猛烈に叩かれるようになってた事も理由の一つにあるのではないかと思います。 タイトルの「5時から7時」はフランス語では不倫を指す…と劇中で語られていますが、それが本当なのかどうかはフランス人に聞いてみないとわかりません。 でもまぁフランス人でなくても「5時から7時」と言われたら不倫?と誰でも思いますよね。  ラブコメに分類される映画ですが、コメディ要素は小粋な会話にあるくらいで基本的にはロマンス純愛要素強めの映画です。  個人的には中島みゆきが柏原芳恵に提供した「最愛」という歌の歌詞が頭に浮かぶそんな映画でした。 だって歌詞のまんまなんだもん。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-06 13:39:56)
212.  ザ・ギフト 《ネタバレ》 
あぁなるほど「ギフト」って授かりものの事だったのね、とラストで納得する映画。  とにかく終始なんか気分の悪い映画です。 序盤の登場の時点から旦那がどうも好きになれないというかとにかく好感度が低いと思ってたら案の定ですよ。 奥さんが可哀そう…とも思えるところですが、しかし結婚って「自分でその相手を選らんでする」わけですからね。 そういう相手を選んだ自分の責任もありますし、精神的に少し弱いこの奥さん、依存のけがあるからこの旦那を選んだってところもあるんでしょう。 一応犯人枠のゴードンですが、何しろ「旦那の側が明らかに悪い」だけにその行為に対して何も思わない…というか「もっとひどい事してもいいんじゃね?」と思える始末。 そうなるとこの映画、観客としては誰に感情移入して誰を応援すればいいのか非常に困るまま最後までたどり着いてしまうという、とにかく終始ただなんか気分が悪いだけの映画になってます。 てかもちろん意識してそう作られてるわけなんですが。  普通に面白いとは思いますが、もうちょっとカタルシスあってもよかったかな、とそういう思いが残ります。 この消化不良の気持ちをどうしてくれるのよ?と。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-04 20:20:02)
213.  ワイルド・ストーム 《ネタバレ》 
タイトルだけ見てディザスター物だと思って観始めたんですが、全然違ってました。  90年代によくあった(例えばダイハードのような)大規模強盗orテロに偶然居合わせた主人公が少数で立ち向かう系のアクション映画。 最近だとホワイトハウスダウンとかそういうタイプ。  まぁ以前はほんとによくあったタイプですが、この映画でちょっと工夫している点はそれと超大型ハリケーンを組み合わせた事。 ハリケーンを利用して大きな敵に立ち向かう…というとちょっと面白そうに感じますが、しかし相手は天災。 そうそう都合よくいくわけもなく、ぶっちゃけ敵と味方の差は運と偶然の違いだけ、もっと言えばシナリオ上の都合だけです。 ぶっちゃけハリケーンのおかげで展開がグダグダなのです。  「こういう作戦で行こう」と隠れて話しているところを敵に見つかり銃撃戦、で、そこにまとめて高潮がドーンとやってきて敵も味方も全部流されて終わり。 …なんてコントのような展開が続くわけで、ぶっちゃけ感情をどうしていいかわかりません。  さらに言えば財務省の1職員にすぎないヒロインの戦闘能力が異常です。 「実はグリーンベレーにいたんだ」と語りだしてもおかしくないレベルなんですが、そんな事は全然なく、財務省の職員ってすげーな、と笑  アイデアは悪くなかったのかもしれませんが、力一歩及ばず…といったところでしょうか。  あと主人公の男性、顔がそんなに似てるわけではないんですが、リアクションした表情がパンサー尾形になぜか似ててそれもシラケるポイントになっています。 眉かな?
[インターネット(吹替)] 5点(2020-05-03 18:09:41)
214.  ダークハウス 《ネタバレ》 
一言で言えば「雰囲気お化け屋敷映画」 多分現代版の「ローズマリーの赤ちゃん」を作ろうとしたんじゃないでしょうか?  原題が「Demonic」なのに邦題は「ダークハウス」 原題は「ローズマリーの赤ちゃん」的な意味だし 邦題は「雰囲気お化け屋敷映画」的な意味 まぁタイトルが割れるのはわからなくはありません。  基本は最近多い過去と現在を交互に行き来して謎を解き明かしていくタイプのホラーです。  序盤から雰囲気は抜群で「これはおもしろそう」と期待させてくれます…が、最後まで観ると「なんだかなぁ」となる残念な映画です。 お化け屋敷的な脅かし(途中どんどん安っぽくなる)と雰囲気はあるんですが、ストーリー自体が非常に安直なんですよね。 ラストへ向けて映画の中で種明かしが進むと尻すぼみになっていくのはどういう事なんだ…と。  つかブライアンの行動は意味不明すぎます。何の説明もされないけど…あれは結局何だったの? 2への伏線の一つ?いや2ないけどな!  この映画の大きな欠点は、被害者チームの特に男性陣のキャラが薄い事。 大学生チームの男性は4人しかいないのに白人長身細身系が3人いてキャラの描き分けも弱く、さらに暗いシーンも多く「こいつ誰?」になる事が多数。 例えば残った映像を見て刑事が「ジョンだ」とか言ってるシーンは「ジョン」と言ってるからジョンだとわかりますが、言われなければ誰かわかりません。  暗かったり荒い映像で見せるタイプの映画は、デブとか黒人とか入れてわかりやすくするのが必須なんだな…という映画の基本を教えてくれる映画です。  いかにもパート2を作れるホラーらしいラストもお約束の域を出ずにイマイチです。 まぁこの話だとこのラストしかないけどな!
[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-01 13:18:22)
215.  デス・レース(2008)
デスレース2000のリメイクと言われてますが、全くの別物。 まぁいまどきあのシュールでブラックな映画をリメイクしようとしても難しい面もあるんでしょうが…ここまで違うとリメイクという言葉の意味を辞書でひきたくなります。 しかも監督脚本がポール馬鹿アンダーソンとくれば、もう誰でもこれは面白くないだろうな、と予想します。  ところが、なんと、面白いのです。 確かに内容はありません。皆無です。 人間もほとんど描かれてません。シナリオのために存在するそこの浅いステレオタイプなキャラがいるだけです。 本当にこれ馬鹿になりきってただ観るしかないのです。 しかし馬鹿になりきって観てるとこれが案外悪くない。悪くないのです。 なんてこった。  あとヒロインのナタリーマルティネスが美人でエロエロです。 こちらも目が離せません。 なんてこった。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-05-01 02:50:05)
216.  NO EXIT/ノー・イグジット
ちょっとしたジョーク等を織り交ぜながらセンスのいい小粋なホラーを作りたかった…という製作者側の意図は伝わりました。 たとえばラストシーンとかそんな意識がプンプンです。  for ex 「こういうとき最初に死ぬのは黒人と決まってる」(でも黒人不在) みたいな感じのがちょいちょい入ってきます  が、残意欲はあっても成功してるかというと微妙なところ。 キャストにやたらアジア系が多いなと思ったら製作スタッフもアジア系が多いんだとか。  あと大事な事だから言っておきますが 「お前ら、女の言う事をちょっとはきけよ!」
[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-26 10:39:46)
217.  Re:LIFE リライフ
ヒューグラントという人は、以前はいけてたけど今は落ち目のちょっとダメ人間みたいな役がやたらハマるというか、そういう役がやたら多いというか、そんなイメージなわけですが、この映画の主人公もそういう意味ではヒューグラントしかいないだろ的なハマり役だと思います。 逆にそれだけイメージ通りという事は、あらすじの序盤を聞いただけでほぼ映画本編のストーリーが読めてしまう予定調和のありきたりな映画になってるという事でもあり、この映画ならではのよさってどこなの?という、この手の話の映画としてごく普通の出来に収まってしまっているのが残念なところです。 あえて言えばちょいちょい出てくる映画ネタがちょっと面白いかな…くらいでしょうか。まさかあんな映画のタイトルが出てくるとは…みたいな。 でもそれで映画の評価が上がるかと言われると、そんなわけないので、「ごく普通の映画」という評価しかしようがありません。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-25 18:31:35)
218.  美女と野獣(1991)
以前、リメイク版「美女と野獣」のレビューで、アニメ版の忠実なリメイクだけどそもそもオリジナル版を面白いと思えない…ってな事を書きました。  でその「面白いと思えない」オリジナル版の方、ちょうどテレビでやってたんであらためて確認できたわけですが…  全く魅力を感じないステレオタイプなキャラクター 凡庸で山無しオチ無しのストーリー 悪い意味で旧来のディズニーぽい古臭いアニメーション …とまぁぶっちゃけどこに面白い要素があるのかがやはり全くわかりません。  嫌いだとかどこが悪いとかそういう事ではなくただ単に本当につまらないのです。  ただこの映画が世間で評価されているのは知ってますから、まぁこれは個人的な感覚の問題だと思います。 しかし個人的にはやはり本当にどこが面白いのか全くわかりません。
[地上波(吹替)] 4点(2020-04-24 22:48:10)
219.  ディスコード -DISCORD- 《ネタバレ》 
オーソドックスな幽霊屋敷物のバリエーション&展開も地味で観ていてなかなかきつい序盤 都合のいいことに昔の同級生が霊能力者で会いにいったらさくっと協力してもらえるご都合主義の中盤 そして結局は家に知らない人が隠れてました的な、最近同じオチのホラーを観たばかりでかなりがっかりなオチ  …とまぁホラーとしてはそれほど観るべきところはありません。 なにより問題なのは、あれだけの力があるならあの霊が自分で犯人をなんとかできるはず…という物語の根幹にかかわる矛盾がある事です…が、さらっと観てたらそこに気づかない人も多いのかもしれません。  映画の中でちょっと目新しいのは霊がヒントを伝えるためにグーグルを使いこなしてくるところです。 とはいえ彼女はだいぶ昔に死んだらしいのにいったいどこでIT学んだんでしょうか?  もう一点、そこそこ美人とはいえヒロインにそれほど魅力を感じないわけですが、しかし序盤のモーテルのシーンとか結構エロい…いやセクシーです。 あれでバイクに乗ろうとするとか、いかに自由の国アメリカでもそれは犯罪ですよね?ってレベル。 衣装のセクシーレベルは尻だけでなく胸元等含めて終盤まで徹底されているので、そこはホラーとしてわかってる!と素直に評価したいポイントです。 ホラーはやっぱエロがないとな!!  ストーリーがひどいのでせいぜい5点の映画だと思いますが、エロを忘れないその志にプラス1点です。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-23 02:49:14)
220.  ヘイトフル・エイト
一言で言って「タランティーノの映画」 それ以上でもそれ以下でもない。  ちなみに、チャニングティタムの吹替は、声からして山寺宏一ですね、wikiとかにも記載ないけど。
[インターネット(吹替)] 6点(2020-04-21 12:11:24)
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