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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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1.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
恒例の夢のシーン、しかし、ああ夢かと呟くのはくたびれた満男だ。夢の内容も重い。現実に戻ると、亡き妻の法要が待っている。集まったのは、年老いたさくらに博、元気のない源公、なによりも柴又駅が新しい。時の流れを感じざるを得ない。久々に登場する泉も、世の中の不幸を一身に背負っている不幸な設定だ。リリーさんもオシッコが近くなっている。しかし救いはあった。そうです、時々挿入される満男の回想シーン。元気いっぱいの寅さんが笑わせて、そして泣かせてくれる。何度も見たはずの名場面に、また思わず見入ってしまう。ああ、これはある意味寅さんの法要のようなものかも知れない。集まった人たちが思い出話に花を咲かせているような。まあ、違うかも知れないが。という訳で、感無量でした。ちなみに、「お帰えり寅さん」という題名は、やや違和感がありますね。内容からすると「満男もつらいよ 助けておじさん」かな。
[映画館(邦画)] 10点(2020-01-12 09:31:13)(良:1票)
2.  おくりびと 《ネタバレ》 
父が亡くなった時、私は一人実家で仏壇の掃除をしていて、若くして亡くなった父の弟の位牌の前に置いてある石を見つけた。その事を妻に話したら、この映画を観ることを勧められた。私の実家はこの作品の舞台と同じ山形だが、このような納棺の儀式はなく、また、石文の習慣も聞いたことが無かった。ただ、仏壇の石の意味が解ったような気がして、心が和んでいった。そして、行方不明だった主人公の父が発見され、その手のなかから石が出てきたときは、思わず、父や父の弟、そして祖父母の事が思い出され、涙が止まらなかった。どのような事情があるにせよ、子を思わない親はいない。すてられた子にとって、どんな親の言い訳も納得できるものではないが、それでも、後悔の日々を生きていく親の心情は、私には十分伝わってきた。死を扱っているが、どう生きるかを考えさせてくれた作品だ。
[DVD(邦画)] 9点(2012-04-12 22:39:07)(良:1票)
3.  ALWAYS 続・三丁目の夕日
続編が前作を上回るのはめったにない。たぶん観客が勝手にイメージを持って見るからに違いない。監督の感覚と一致する人は稀と言うことなのだろう。とかく想像した展開と違うという事は、期待はずれに繋がるものだ。話を本題に戻そう。オープニングは意表をつくもので、想像した展開と違っていた。期待を上回って素晴らしい。その点、ヒロミや淳之介との話や芥川賞の展開は想像したとおりで、若干期待はずれだ。つまり、その、とにかく前作を上回ることは難しい。
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-25 22:21:37)
4.  男はつらいよ ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 
満男は伯父さんに憧れている。その確かな気持ちが表れている作品だ。憧れる理由は、寅さんが自由であることに他ならない。浪人の身の満男は、両親からのプレッシャーだけでなく、自分自身の迷いやこだわりにより、本来の居場所がわからなくなっている。迷える子羊の身近にいる、悩み無用の伯父さんは心強い存在だ。悩みは伯父さんなりに有るのだろうが、満男には頼りになる存在になる。誰でも大人になれば、社会的地位にいる非難されない居心地のよさと、束縛のない個人の開放的な気軽さの対比はいつも感じる。普通は妥協しながら社会の一員になる努力をしてしまうのだろうが、今の満男はそこに悩みがあるのだろう。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-10 00:17:51)
5.  ALWAYS 三丁目の夕日
原作の漫画は昔よく読んでいたんですが、あの世界を表現したにしては子供達の部分が弱いですね。大人のノスタルジー感は目一杯あって、というかそれだけの映画になっているのが気になったところです。しかし、この歳になると、あの時代が懐かしいし、ジーンとくるエピソードもてんこ盛りだし、コントみたいな部分には苦笑いするし、満足感は残りました。東京タワーの建設中の絵は新鮮な感覚です。少なくとも子供達を主役にしていたらなあ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-03 11:50:30)
6.  男はつらいよ 知床慕情 《ネタバレ》 
男はつらいって、こんなに辛い男の告白もないなあ。男、しかも世界の三船が公衆の面前で告白するのだ。いい年もいい年。離婚した娘がいるくらいにいい年。しかも相手は、昔は美人でも、かなりのお歳。これはつらい、言うまでが。言った後は天国だ。皆が幸せになるんだなあ、いい話だ。寅さんは恋のキューピット役。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-12 23:07:54)
7.  男はつらいよ 幸福の青い鳥
志穂美悦子は、あの健気な少女だったんですよ。じゃあマドンナになれないよ。若すぎるし、変な不良に気持ちがいっているし。しかも、不良は芸術家に見えない。絵描きはこんな悪がきじゃない。ひ弱な青白い顔じゃないとね。ミュージシャンなら分かる。ミスキャストだなあ。まあ、長渕はミュージシャンだからそれなりの形にはなっているけど。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-05 20:54:48)
8.  男はつらいよ 柴又より愛をこめて 《ネタバレ》 
栗原小巻はマドンナらしい女優なんですが、明るさがないですよね。暗くしっとりしている。カラっとした爽やかさがない。そこが良いところでもあるが、二十四の瞳そのまんまじゃあねえ。で、川谷拓三がいい味出しているんだが、絶対結婚しないタイプの中年オヤジなのに、何を思ったかプロポーズしてしまう。ははは、とギャグが決まったと思ったら、栗原小巻が、何を思ったかOKしてしまう。あれ?笑うに笑えない展開に、寅さんの出番かと思いきや、逃避行の旅へと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-05 20:45:42)
9.  男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
けっこう落ち着いてきてしまって、恋をしているというより、若い衆の面倒を見ている雰囲気ですよね。歳もそうだし、いくらなんでも盲目の恋は似合わないのかな。マドンナらしいマドンナなんだけど、寅さんが引いてしまっては、話も盛り上がらずというところかな。結局失恋してないし。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-22 23:22:36)
10.  男はつらいよ 寅次郎真実一路
大原麗子は、前作よりずっと良かった。頼りなさそうで、自立するタイプじゃないところが何となく作品の雰囲気を作っていた。展開がいまひとつ感はあった。猛烈サラリーマンの悩みは確かにこういうところにあるんだけど、ハッピーエンドにすると甘すぎる印象はある。傷は残るよなあ普通。いい人ばかりじゃないんだよ、世の中。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-22 00:19:45)
11.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
そんなに悪くないけどな。中原理恵に美保純って、そういえばいたなあ。確かにトニーはないな、どっちかと言うとジョニーだろう(?)。熊のぬいぐるみを出すより姿を見せないほうがリアル感は出たろうな。喜劇っぽくしたかったんだろうがね。のぼると佐藤B作のエピソードはけっこう良かった。有り得ないストーリー展開のなかで、急に現実に引き戻される。喜怒哀楽のツボは押えている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-08 13:17:03)
12.  男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
博の親父さんのお墓参りに来て、寺に居座り、住職の代わりになり、法事での騒動という一連の流れは、強引な展開にもかかわらず笑いの数珠繋ぎで、マンネリ感を脱した余裕が感じられる。けっこう本気の朋子にあっさりケリをつけてしまう寅さんにも余裕が感じられる。悲壮感がないのは頭では理解しているからか。わかっちゃいるけど惚れてしまうという感じか。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-09-24 21:26:19)
13.  男はつらいよ 旅と女と寅次郎
都はるみは歌はうまいが演技がねえ。で、ローマの休日か。う~ん、すべってはいないが、このあと普通のおばさんになってるという事実が、妙にかぶってしまう。設定とかストーリー展開は余裕が感じられるようになりました。さすがにツボとかパターンも上手い。量産過程ではマドンナ候補を探すのも大変なんだろうな。それは判る。だったらリリーをもっと出せばよかったのに。満男が重要なパートになりつつありますねえ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-24 12:48:39)
14.  男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
沢田研二と田中裕子の結婚はこの作品の共演がきっかけなんですか。寅さんのマドンナというよりは口下手の純粋な青年のあこがれとして登場しますが、その家庭も微妙に不安定な設定で、スッキリしないままに話が進んでいきます。相変わらずスッキリしないまま旅に出る寅さん。日本人的な曖昧な態度と自己犠牲による決着のつけ方が、寂しさと心地よい余韻も残すのだが。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-12 22:36:17)
15.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
作品の感じとしては繊細な恋心を随所に表現した芸術的なもの。陶芸や京都、鎌倉のあじさい寺と、女性が好みの要素が多いせいかもしれない。しかしながら、寅さんらしさが少ない分、マドンナの暗さが目立ってしまっている。それが良さともいえるのだが。今後、満男の出番が多くなることを予告するものともなっている。味わい深い作品ではある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 23:47:26)
16.  男はつらいよ 寅次郎紙風船
岸本加代子のエピソードが効いていて深みのある作品に仕上がっています。珍しく一歩手前まで行くのに、惜しい。が、しかし、マドンナに華がないのが気になるところかな。約束とはいえ相手の気持ちもあるしな、辛いところです。シリーズとしては余裕の展開になっている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-27 00:29:04)
17.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
ちょうど娘が受験真っ只中の頃、大阪に出張があったんで、仕事の合間に通天閣に行き、ビリケンさんに合格をお願いしました。御蔭様で合格できたと感謝しております。話が横道にそれましたが、その通天閣の通りでのシーンで、寅さんと芦屋雁之助が恋愛論を語る場面は、隠れた名シーンですね。寅さんが語る粋な気配り(だから振られる)と雁之助が説く一途な恋愛(これも問題が多い)が、両方とも説得力があるから不思議だ。この四角い顔と丸い顔が画面いっぱいに広がり、さりげなく恋愛を語るとは。迫力満点。マドンナの設定も満点。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-20 09:07:48)
18.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
蘭ちゃんは、マドンナと言うにはあまりにアイドルそのまんまだし、歳がねえ。やっぱり、マドンナの娘という設定が正解ではないでしょうか。単調な展開と感じたのは、もう一つドタバタ絡みのエピソードが足りないからか。あき竹城なんか、もったいない使い方です。唯一、母親が訪ねてきた場面はさりげなく心に響く場面だった。娘の言葉は正しいんだけど、母親にも言い分はあるだろうし、電柱の陰で泣いている場面はねえ、辛いよなあ。女も。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-13 00:00:35)
19.  男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
女が病気で寝込んでいたり、ましてや入院などしたら、飛んでいくのが男だ。重病でなければ、多少遅れても、みまいは必要だ。花でも持って。と、ここまでは良かったんだが。まあ、しかし、ちゃぶ台ひっくり返すリリーも魅力的だ。それくらい元気になっていれば、まあいいか。女心をわかったら、独身でいるわけない。たとえ、所帯を持っても、分かれるよなあ、この二人。こう考えると、結婚するには、勢いと、あきらめと、自制心が必要なようだ。寅と博の違いか。どっちが良いかは本人が決めることだが。しかし、リリーだったら男はみな同じ気持ちだろう。違いますか、寅さん?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-06 00:11:28)
20.  男はつらいよ 噂の寅次郎
大原麗子はたしかに暗いな。影がある演技というか雰囲気というか、明るい場面が一瞬のうちにダークになってしまう。おまけに離婚、転居に無口ないとこじゃあねえ。もう一つ軸になるドタバタのエピソードがあったら違った印象なんだけどね。泉ピン子が博の父に恋をして、父もその気になり、博が大反対して大騒ぎになるとか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-15 01:38:50)
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