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プロフィール
コメント数 448
性別 男性
ホームページ https://mohno.com/
年齢 60歳

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1.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
良作。【ネタバレ注意】“無重力”の表現にこだわった映画といえば「アポロ13」を思い出すが、あちらが実際に飛行機を落下させて無重力状態を作っていた(だから無重力で長回しはできない)のに対し、こちらは地上での撮影とCGで作り上げているそうで、その制限を感じさせないほど長回しが多用されている。あえて難点を言えば、そうした長回しが「技術の凄さ」を前面に押し出して、「ああ、どうやって映像を作っているんだろう」と思ってしまうところだろうか。また、(近所で3D上映しかなかったので)3Dで視聴したけれど、モノがこちらに向かってくるといった「3Dを強調する表現」が散見されていたのは残念だった。もう、そういう表現は飽きられていないのだろうか。とはいえ、登場する俳優がほぼサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのみ(大部分はサンドラ・ブロックのみ)という内容で、ご都合的な設定もあったけれど、十分引き込まれる展開だった。
[映画館(字幕)] 8点(2014-02-13 01:26:12)
2.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
とても面白かった。映像の美しさ、音楽の良さは相変わらずで、長い時間を感じさせない。前作には及ばないと思うけれど、「バットマン・ビギンズ」と「ダークナイト」を見た人なら、十分見る価値があると思う。逆に、両作品を見ていないと話がわからなくなりそう。【ネタバレ注意(前作を含む)】前作のジョーカーが素晴らしかっただけに、どうしてもベインが見劣りしてしまう。最初の方、総力を挙げて悪党(ベイン)を追いかけているのに、バットマンが登場したせいで、悪党たちを取り逃がすことになってしまったことについて、アルフレッドが「あなたのせいで取り逃がしたかもしれないのですよ」で済まされてしまった。汚名をかぶって身を引いたのだから、警察のいる中で再登場するなら自分が追いかけられる覚悟が必要だし、それで悪党を取り逃がさないでほしい(そもそも最初からバットモービルで追いかけるべき)。また、前作では悪党たちがいざというときに良心を見せたのに対し、今回はただ悪役に成り下がってしまった。ゴードンが氷の上を歩かされるところで、どうしてバットマンは氷の上を歩けたのか、なぜわざわざ火をつけたのか(あれは道を示しているのかと思ったが、氷が溶けるよなと思ったところで、ただ炎でバットマンのマークを燃やしているだけのようだった)、歩くより(冷たいけど)腹這いになる方がよいんじゃないかと考えたりしてしまった。たんなる善対悪だけでなく話を入り組んだ形にしようとしたのも、かえってストーリーをわかりにくくしたように思う。ただ、それらは細かいことであり、全体として面白い映画であることに違いはない。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-07-31 00:03:27)
3.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
3D(字幕版)で視聴。「無意味に何かが飛び出す」「こっちに向かって水をかける」というような3D映画にありがちな大げさな演出がほとんどなく、3Dを自然に使いこなしていることには好感が持てる。おそらく2Dコンテンツとして市販されるようになっても十分に楽しめるだろう。字幕の色や大きさもよく考えられており、以前の3D映画のような見づらさは軽減している。映画の3D化にとって大きなマイルストーンになることは間違いない。しかし、それゆえ「3D」の限界を感じざるを得ない。画面の明るさ、精細感はどうしても2Dにかなうものではないからだ。この映画に使われている映像技術は、3Dという要素“以外”にも多いが、そうした視覚効果は2Dの方が堪能できるのではないか。余談だが、今後、3Dとして制作される「スペクタクル映画」は、この映画と対比されることになるだろうが、2億ドルとも3億ドルとも言われる制作費をかけたり、新鮮味のあるような映像表現を生み出すのは容易ではなさそうだ。ストーリーは、奇をてらわずオーソドックスな展開。むしろ、善玉も悪玉も驚くほど“裏切り”がないという点では拍子抜けするほどだが、これは映像の凄さを際立たせるという意味でよいと思う。 
[試写会(字幕)] 8点(2009-12-30 00:42:26)(良:1票)
4.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
さすがアカデミー賞をとるだけのことはある。“フィクション”として、いわばご都合主義的を逆手にとって、うまく見せている。その構成も申し分ないし、ゲリラ撮影のため小型手持ちカメラを使ったという映像も迫力があった。【以下、ネタバレ】とはいえ、司会者の設定には疑問を感じる。何しろスタッフが全問正解に到達することで盛り上がり、それを望んでいるように見えるのに、司会者が蹴落とそうとしたり、嘘を教えるというのは信じがたい。(本物の)ミリオネアの番組側が、よくこの設定を許したと思う。エンディングもお国柄をあらわしているのかもしれないが、それまでシリアスに話を進めておきながら、何もなかったかのように“楽しさ”をあらわしているような表現は、やや興ざめである。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-03 21:30:23)
5.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
『慰めの報酬』が続編の形をとっているというのであわてて視聴。ダニエル・クレイグがいい。脚本もよく考えられている。従来の軽薄なノリが消え、非現実的なガジェットもなくなり、明らかに路線が変更されているが、スパイもののかっこよさというイメージも、ボンドのセリフも、うまく活かされている。マティーニがいつもの「ステアではなくシェイクで」じゃないのが気になったが、これも原作どおりということらしい。メインのカジノのシーンが少し長すぎる気もするが、まとめ方はよい(しかし、結局全部勝負しているので、手札の良し悪しが勝ち負けになっているだけではある)。拷問でヴェスパーが無事だった理由や、裏切りの背景にも不自然さがない。ただ、冒頭のガンバレル・シークエンスでの登場が、いま一つかっこいい感じがしない。人のことは言えないが、ダニエル、足短くないか?
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-18 03:48:16)
6.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
なかなか面白い。序盤は、すこし展開が遅いかと思うところもあったが(テンポが悪いわけではない)、なかなかどうして引き込ませるつくりになっている。海外のコメディは笑いどころが難しいものが少なくないが(だから日本で上映されないものも多い)、バカバカしい笑いではない練られた脚本が面白い。あちこちに張られた伏線の回収も見事。映画館で観る機会が作れなかったのは残念。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-05 03:21:56)
7.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
悲惨な歴史を直視して描写しているのだと思います。数人を選んで射殺する、それが残されたものの希望と抵抗力を失わせる。家族が連れて行かれる、主人公は救われるが、悲しむまもなくあっさりと途切れる。主人公の知名度を利用して金を集める偽善者、捕まった以降のようすがわからない知人、死と背中合わせの日々。エイドリアン・ブロディ自身の演奏が自然さをましていることもありますが、秀作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-21 03:03:35)
8.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
これは良作。アカデミー作品賞が取れなくてとても残念、というほどではないけれど、秀逸なストーリーだった。【ネタバレ注意】娘を殺された母親ばかりでなく、署長や警官たちの悪役っぷりが描写されているときから(フィクションとはいえ)彼らにも事情があるだろうと思っていたら、そういう形で描写されていったのがよかった。その端的な例が署長の手紙であり、そこから物語が新たな展開を迎えるのもよい。歯医者のエピソードはやり過ぎ感はあるが、ある意味、誰一人として善人ではないのに、それぞれの立場や状況によるフラストレーションで「しでかして」しまうという展開がリアリティを感じられる物語ともいえる。最後は、まさかご都合主義で終わるの?と思ったらそうでもなく、おおよそ予想された展開で進んだけれど、それぞれの登場人物に善悪が入り混じる感じの絶妙な作りこみを感じる作品だった。
[映画館(字幕)] 7点(2018-03-10 12:14:40)(良:1票)
9.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
佳作。事実に基づいた話なので、当然リアリティのある話だし、ちゃんとドラマティックな展開もある。基本的には良作だと思う。【ネタバレ注意】クセのある天才という意味では「ビューティフル・マインド」という傑作があるので、どうしても比べてしまう。実際どうだったのかはわからないが、暗号解読な得意な人が集まって、そのパターンがあることに気付くのに1カ月もかかるというのはちょっと不自然。あと、キーラ・ナイトレイが微妙にミスキャスト感。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-03-13 22:51:47)
10.  キングスマン 《ネタバレ》 
良作。これは面白い「キック・アス」の監督と聞いて納得。冒頭(たぶんわざと)敵味方が分かりにくい面があるけれど、ストーリーは複雑でもなくわかりやすいし、感情移入もできる。【ネタバレ注意】そんなもので殺しあいするような仕掛けができるものか、と突っ込んではいけないのだろう。そういう点を除けば、ストーリーはよく練られている感じがしたし、“メンバー補充”の理由付けもよくできている。ただ、この流れで“内部の敵”という使い古されたパターンが出てきたのは残念だった。それと、頭爆発を思えばどうってことはないのかもしれないが、最後、お尻のネタまで回収する必要があったのだろうか。
[映画館(字幕)] 7点(2015-11-28 00:31:03)
11.  007/スペクター 《ネタバレ》 
佳作。“いつもの”007映画という感じ。148分という上映時間ほどには長く感じないし、全編を通じて緩慢なところはない。アクションシーンはどれも迫力があるし、細かく気になる点はあれど、大きな流れとしてはストーリーの破綻もない。傑出した作品とは言わないが、これまでの007を楽しいと思える人には素直に楽しめるだろう。【ネタバレ注意】今作ではボンドが軟派になってしまったのが少々残念。その方がボンドらしいといえばボンドらしいけれど。他にも抜け出せないはずの仕掛けにヌケがあったり、またまた“敵”が内部にいたり、結局スパイを辞めたり、山ほどのご都合主義もいつもどおりである一方、「カジノ・ロワイヤル」のような心理戦があまりない。あと、冒頭の長回しのシーン、本当にワンカットで撮るのは大変だろうが、“つなぐ”部分の演出がちょっと興ざめだった(誰も気にしない気はする)。
[映画館(字幕)] 7点(2015-11-28 00:19:11)
12.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
イラク戦争を舞台にしたボーン・シリーズという印象は否めない。娯楽映画としてみれば楽しめると思う。【ネタバレ注意】やはりイラク戦争への問題提起というより、娯楽映画の部類に入るだろう。最後はパターン通りの展開で、意外性には欠ける。 
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-08 23:07:39)
13.  インセプション 《ネタバレ》 
「面白い」という噂を聞きすぎたのかもしれない。「なんだつまらない」というような酷い映画というわけではないが(というより「面白い」部類の映画だと思うが)、ちょっと設定のアラが気になってしまった。【ネタバレ注意→】脚本として禁断の“夢落ち”を逆手に取ったともいえる着想は面白い。「夢を共有する」という仕組みは、あまり理由づけされていなかったが、夢の中は時間が長く感じる、音楽は聞こえる、中耳の感覚を残して“落ちる”ことを認識して目覚めるといった日常の感覚をうまく活かしていると思う。もちろん、時間を長く感じるのは、“感じる”だけであって、実際に高速化されるわけではない。そんなことはわかって脚本を書いているのだろうけれど、それが階層ごとに時間が伸びることになっているのはちょっと可笑しかった。しかし、もっと気になったのは“落ちる”シーンだ。“落ちる”ことが認識できるなら、それは車が落ちて無重力になるところで認識できるはずだ。落ちることは、何かにぶつかるということではない。それなら、叩き起こせばよかったからだ。ホテルで延々何をするんだろうと思っていたら、エレベーターを動かしてぶつけるだけというのは、ちょっとがっかりした。しかも、1階層目から2階層目には、そのような連動があるのに、2階層目から3階層目には、あまり影響を与えていないようだった。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-12 03:01:22)
14.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
ドラッグを助長しかねないと思うほど麻薬中毒の主人公がカッコよく描写されてしまっている気もするのだが、それなりにネガティブな描写もあるから許されるというところか。ストーリーのつなげ方はうまい。汚い演出はやりすぎな印象もあるのだが、全体的にはよくできていると思う。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-28 22:57:35)
15.  ラビリンス/魔王の迷宮 《ネタバレ》 
今では特撮で何でもできてしまうから、いくらか陳腐に見えてしまうのはたしかだが、この時代にこの演出はなかなかのものだったと思う。デビッド・ボウイの曲がなんだか合わない気がすると思うくらいで、よい映画。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-28 22:46:41)
16.  ソウ6 《ネタバレ》 
前作でかなりガッカリしていたこともあるが意外によかった。連続ドラマのように過去の作品から続く伏線が回収されていくのだが、とくに4作目あたりからは設定を先々まで考えていたのだろう。逆に、単独の映画として見ると、説明っぽさがくどくてストーリーがわかりにくいかもしれない。ところで、日本だけのサービスなのかどうかもしれないが、冒頭でこれまでのシリーズを振り返る総集編(SAW集編)が流される。たしかに、これほど過去の作品がストーリーに影響している映画はないような気はするのだが、あれを見ても、たいして役に立たないのではないだろうか。【ネタバレ注意】今回は、“犠牲を払えば生きられる”という選択があまりなかった。とくに、最後にたどりついて、あの形で生死が決まるなら、"Make Your Choice" じゃないじゃないか。あと、今回に限らないが、熱風とか色々“着てるもので覆って避ける”ということをなぜ考えないのかと思う。【さらにネタバレ注意】別にだからどうというわけではないけれど、最初に切った腕って肘より下じゃなかった? 回転台のところって、ちゃんと6発発射してた? 最後って、反対向いてたら避けられたかもしれないような気がする。 【追記】DVDで再視聴。左記の腕と回転台はとくに問題なかった。でも、あの終わり方はやはりいただけない。
[映画館(吹替)] 7点(2009-11-20 23:04:58)(良:1票)
17.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
とにかく映像は凄いと思う。少しメイキングを見た限りでは、たしかに手間のかかることをやっているようだが、このような世界を自然に表現できるようになってきたという点を、まず評価したい。脚本も悪くない。悪くないのだけれど、子供の生まれない世界での赤ん坊という存在について、そこから世界がどう変わっていくのかをもっと盛り込んでほしかった。これからの救世主になるという話かと期待したが、あれでは“偶然”の産物というだけで、世界は何も変わりそうにない。とはいえ、主人公が身を呈して赤ん坊を守ろうとする理由づけ、ジュリアンのあっけない最期など、押さえどころはよい。とくにマイケル・ケイン演じるジャスパーは、すばらしい。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-07 22:44:53)
18.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
前回からの続編という形をとっているということだったが、本当に前作を見ていないとわからないところがあった(見ておいてよかった)。しかし、前作よりもアクションが増え、迫力もあるのだが、ストーリーがいま一つピンとこない。冷静なスパイであるべきボンドが感情に押し流されすぎではないか。そもそもカメラワークについていけないところもあって残念。しかし、決してつまらないわけではない。次回作にも十分期待している。ところで、ドミニク・グリーンは“後頭部”を撃たれたの?
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-18 04:01:42)
19.  レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 《ネタバレ》 
話題づくりのためではあるのだろうが、なんでこの組み合わせでこの映画を撮ろうと思ったんだろう。【ネタバレ注意】作品情報を少しだけ見て、夢を追い求めて成功を獲得する話かと思っていたのが甘かった。そもそも、このタイトルで“燃え尽きる”とは思わなかった。まあ、最初の方から勢いあまって浮気してしまうところとか、「これはハッピーエンドにならないな」と思わせる展開があったので、ある程度は覚悟していたが、なかなかシリアスな話だ。パリ行きを2年か3年遅らせればよい話という気もするのだが、エイプリルの狂気が邪魔をする。狂気でなければ、最後になぜ、あの方法を選んだのかがわからない。フランクに“未練”があるように見えないのだから、自分の夢を果たしたかったのか。精神を患っているジョン役の Michael Shannon は好演。それとラストシーンがよかったので、少しおまけでこの点数。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-10 02:06:03)
20.  K-19 《ネタバレ》 
こんな作ったような話が実話だというところに驚きを感じます。もちろん、脚色されてはいるのでしょうが。ハリソン・フォードの過激な演習は、乗組員を鼓舞するためだけならよかったのですが、潜水艦に損傷を与えるほどとなるとやりすぎと感じます。最後の自国の助けが来た前後の展開が少し蛇足っぽい感じもしましたが、全体としてはよい映画だと思います。「ロシア人の英語」には、私も多少の違和感を持ちましたが、むしろ吹き替えで見ていたら問題なかったでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-18 00:09:26)
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