Menu
 > レビュワー
 > ヴレア さんのレビュー一覧。10ページ目
ヴレアさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1351
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314
>> 通常表示
181.  アス 《ネタバレ》 
単なるスリラーで終わってくれれば普通に怖くて面白い出来。 しかし、「ゲットアウト」で脚本が評価された事から大分ハードルが上がったに違いない、社会風刺などを絡めた壮大なテーマ性は逆にリアリティを損なう結果となっていた。 どんでん返しをやりたいばかりに観客置いてきぼりな演出を繰り出して来るのも独りよがり感が漂い、気持ち良くサスペンスを堪能出来ない。 ただ、主人公家族が恐怖のどん底に叩きつけられながらも、たまにユーモラスな行動とかで観客を笑わせに来るのは良かった。車を誰が運転するかのくだりで、殺した敵の数を競い合い、より多い方が運転したりとか。 敵のヘンテコな動きも不気味で良い感じ。
[映画館(字幕)] 6点(2019-09-08 08:51:03)(良:1票)
182.  思い、思われ、ふり、ふられ(実写映画版) 《ネタバレ》 
原作コミック12巻分の内容を上手くまとめた感じがしたし、俳優陣の演技も素晴らしいし、これは良い実写化だったのではないかと思う。ただ、原作とは若干変わっている所もあるので、これはこれで別物だと思って観た方がいいかも。  細かい所で気になった点としては ①由奈が理央に告白するタイミングとニュアンスが微妙に違う。映画では理央が朱里を好きな事を知っているから告白しても叶わないという事に気付いて、それでも、諦めたい為に告白するという流れだったが、原作では理央はメンクイで、告白する前に顔が好みじゃないからと遠回しに玉砕している。それでも、ダメ元で告白するという流れ。つまり映画では理央のメンクイ設定が無くなっている。 ②我妻がなんの前触れもなくいきなり登場。原作を読んでないと誰やねーん!となること請け合い。 ③「500日のサマー」→「アバウトタイム」に変更。なぜ?配給元とか大人の事情? ④朱里がアメリカに行く決断をするのが、完全に本人の自発的な意思によるものだった。原作では乾君に言われて突き放されるように行く事を決断する。だからこそ、切なかったのに、なんかあっさりしていたなと思う。 ⑤1巻で原作者が言っているように、由奈と朱里2人が主人公の物語というのが最大のポイントだったが、どうしても浜辺美波が目立ちがちだった。由奈と理央のイチャイチャ展開が足りない。乾君の天然エピソードも足りない。  など細かい所が気になったのと、原作はもっと目まぐるしく展開してキュンキュンするような内容だったが、映画はキャラクターが皆落ち着いているというか大人びた印象だった。アニメ映画版も公開されるのでそちらはもっと原作に近いのかな?そっちも楽しみ。
[映画館(邦画)] 7点(2020-08-15 11:44:09)(良:1票)
183.  エスケープ・フロム・L.A.
考えてみて下さい。地震が起きただけでLAが大陸から切り離され孤島と化すんですよ?しかも、アメリカ政府はそこを自国から放棄し、また犯罪者達を隔離するための監獄としたんですね。冒頭からもの凄い事をあっさり描いている事にまず驚き。しかし、カーペンターの映画は荒唐無稽さこそが命とばかりに全くブレることなくこの映画はB級街道まっしぐらに突っ走るぜ。例えヘリが墜落しようとも、スネークは無傷で生還するぜ。そこに理由などは無いぜ。ワイルドだぜ。 ただ、これだけは言わせて! 前作ラストで「プリスキンと呼べ」と言っていたスネークさん。 今回「プリスキン」と呼ぶと「スネークと呼べ」というスネークさん。 もうどっちやねん! 
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-10 16:51:46)(笑:1票)
184.  ナイスの森 The First Contact
「茶の味」の石井克人監督ということで期待していたのですが・・・これは説明するのも面倒くさいくらいグダグダな映画ですね。とにかく最初っから最後までグダグダ。ギターブラザーの息の合わない掛け合いがグダグダ。温泉3人娘の会話の内容がグダグダ。ホームルーム!!!!で展開されるヘタなコントがもうグダグダ。延々と続く漫才がグダグダ。踊りがグダグダ。アニメがグダグダ。しまいにはグダグダ・・・というよりグニャグニャの変な気持ち悪い生物が出てくるわで、もうとにかくグダグダなんです。脱力感を味わいたいという方は是非ご覧になってみて下さい。
[DVD(邦画)] 1点(2006-11-13 22:39:25)(良:1票)
185.  知らない、ふたり 《ネタバレ》 
ほとんど韓国語で繰り広げられるので韓流ドラマかと思ってしまった。 テーマとしては不器用にしか生きられない若者達の恋愛や将来についての物語。 なんとなくで付き合ったり、じゃあ結婚しようか、じゃあって何なのよ?とか、今時珍しいラブレターで愛を伝えたりとか、複数のカップルによる様々な恋愛模様が描かれていてそこそこ面白いのだが、韓国人の男の子が皆同じに見えるという紛らわしさにより誰が誰だか分かりづらかった(笑) 主人公が金髪なのがせめてもの救いだが、主人公にしては台詞少なすぎでなに考えているのか分かりづらい。 あとコンビニでおにぎりを大量に買うおばちゃんがカゴが汚いから使わないって言って床に落としたおにぎりを普通に買ってたのがなんか面白かった。  結論としてこの映画から得られる教訓は赤信号で道路を渡ってはいけないという事になるだろう。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-02 14:39:37)(笑:1票)
186.  22年目の告白 -私が殺人犯です-
矢継ぎ早に繰り出されるあの手この手のサプライズで観客を飽きさせずグイグイ引っ張ってくる。 犯人が何故あんなにもてはやされるのかという疑問も藤原竜也のビジュアルによってそれほど不自然さを感じさせない説得力を有していた。 ただしそんな面白さも映画の中盤までで、そこから一気に興醒めとなる。さすがにあのオチは荒唐無稽と言わざるを得ない。もちろん、それを承知で所詮商業映画だと割り切ってしまえば退屈しないし勧められなくもない。
[映画館(邦画)] 6点(2017-06-13 15:19:59)(良:1票)
187.  メランコリック
全然知らない俳優さんばかりだったけど、観た後すぐにググってしまうほど皆印象深くて好きになってしまう映画だった。 特にココリコ田中似の主人公がとても良かった。 この冴えない青年である主人公が日常に潜む非日常に遭遇してしまったことから展開していく巻き込まれ型サスペンスストーリーなのだが、単なる怖い話かと思いきやとことんシュールなコメディであり、ラブストーリーであり、家族のドラマであり、なんとも形容し難い予測不能な物語でグイグイ引き込まれてしまった。 とにかく理由は謎のまま次々に死体が運び込まれる銭湯を舞台にした物語で、細かい所をツッコミ出すと一気に作り物の世界になるが、もしかしたらこんな世界あるのかも?とちょっと信じてしまうような力業の世界観で私はとても好き。
[映画館(邦画)] 9点(2019-10-21 22:38:53)(良:1票)
188.  プーと大人になった僕
衝撃の予告編を見た時から絶対に面白いだろうと確信していたが、全く期待を裏切らない面白さだった。ただ、字幕版で見たかったのに、近場の映画館は揃って吹替え版のみの上映だったのが残念だった。予告編では字幕だったのに何故? プーさんとかの声は全然良かったんですよ。やっぱり堺雅人がねぇ、堺雅人感を出しすぎていて、どうしても顔を思い浮かべてしまって集中できなかった。  さて、本編。  大人になるってどういう事? 何もしないでいるのをやめたら大人なの?  何もしないでいるのをやめたからお別れしなきゃいけないの? でも、何もしない事こそ最高の何かにつながるとしたら?  そんなメッセージ性に溢れたとても素敵な作品だった。私も何もしないでいるのを久しく忘れてしまっていた為、これは目から鱗だった。よし、早速今度何もしないをやるぞー!  そして、現実世界に現れたプーさんがとにかくシュールだったし、こんなにも終始寂しそうなプーさんなんて前代未聞。 日々の生活や仕事に忙しく、疲れている人にこそ見て欲しい作品。きっと何かが得られるはずだから。
[映画館(吹替)] 9点(2018-09-18 18:24:11)(良:1票)
189.  ボス・ベイビー
赤ちゃんはどこからやってくるの? なんと!赤ちゃん株式会社からだった! というぶっ飛んだ設定ながら単なるコメディに終わらず、家族の絆をしっかりと描いており、ドラマ部分は非常に丁寧な印象を受けた。 兄弟が生まれ、親の愛を受けられなくなるというのは兄弟の居る人には普遍的なテーマだし、同感できるところだと思う。  あとは、なんと言ってもベイビーなのにボスという意外性が面白いし、おしゃぶりを咥えるだけで仮想空間に入れるというまさかのサイバーパンクSF的設定には唸らされた(笑)  また、吹き替えのムロツヨシと芳根京子のアドリブを含めた掛け合いが楽しかった。 大人でも十分楽しめる内容だと思う。
[映画館(吹替)] 8点(2018-04-03 18:23:15)(良:1票)
190.  きっと、うまくいく
いやぁインド映画ってわかりやすいからいいですねぇ。 クドい演出、大袈裟な演技、突然始まる全員集合のダンスタイム。 もうね、踊りのシーンになると急にボルテージがマックスになるわけですよ。 絢爛豪華。これぞまさしくインド映画。 もうね、ミステリー要素が中途半端だっていいんです。 赤ん坊がどう見ても人形だけどいいんです。 インド映画に良く出てくる悪者は大抵権力者で、それを打ち負かす爽快さ。ベタな恋愛要素。くだらないギャグ。そして壮大なスケール感。それらを十分に堪能させてもらったので満足です。 色々不幸に見舞われても決して落ち込まない彼らから元気をもらいました。 
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-05 16:28:08)(良:1票)
191.  ゴーストマスター
いや~バカバカしい!というのが率直な感想だが、ホラー映画にオマージュを捧げた、愛に満ちた作品だとも言える。  ひたすら恐怖と笑いの感情を行ったり来たりする展開は「悪魔のいけにえ2」を思い出した。  ただ惜しいのは脚本をもう少し練れば傑作となり得たのではないか。 後半ひたすら勢いだけで突っ走ってたので少しダレてしまった。  それでも、チープな特撮やわざと作り物っぽく見せたグロい描写などはいかにもB級といった感じで楽しめた。  鑑賞後は「スペースバンパイア」という映画を観てみたくなった。  そして実際に観た。  つまらなかった!
[映画館(邦画)] 6点(2020-02-16 13:58:28)(良:1票)
192.  女は二度決断する
おそらく誰もが書くであろう事を先に書いておこう。 ダイアン・クルーガーの演技が素晴らしかった! テロ爆破事件で悲劇に見舞われ、やがて容疑者と法廷で対決していく展開にグイグイ引き込まれたのは、彼女の確かな演技があってのものだった。  彼女が復讐の為にとる行動は賛否分かれそうだが、タイトルにもある"ニ度の決断"の意味を知った時、彼女の苦悩や葛藤がありありと伝わってきて凄く考えさせられた。批判するのは簡単だが、そこは当事者でなきゃわからない領域だと思うので、私にはただただ受け入れざるを得なかった。  不条理に満ちた暗い物語だが、法廷劇、復讐劇としても単純に面白いし、主人公の女性の心理描写もしっかりしているのでこれはなかなかの良作!
[映画館(字幕)] 8点(2018-07-11 22:35:32)(良:1票)
193.  キャプテン・マーベル
「アベンジャーズ」シリーズを全く観たことのない私ですが、とてもシンプルなストーリー故問題なく楽しめた。 ただ、主人公の強さが圧倒的過ぎて敵が弱く感じられたので、カタルシスはあまり無かったかな。ただポカーンとブリー・ラーソンが躍動する様を観ている感じ。 地球に降り立った彼女がヘンテコスーツを着て堂々と練り歩き、電車内でバトルを繰り広げるシーンがシュールで面白かった。 あと、猫が可愛いかったんだけど、あの正体はなんなのかいまいち理解が追い付かなかった。 でも、続きが気になるので今からアベンジャーズシリーズを観ていこうかなと思った。
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-18 15:38:24)(良:1票)
194.  STAND BY ME ドラえもん 《ネタバレ》 
あれ?「ドラえもん」ってこんなだったけ?とまず疑ってしまった。「ドラえもん」というよりも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観ている気分でした。副題から勝手に想像して、のび太とドラえもんの友情が感動的に描かれるもんだと思っていたけど違った。完全に道具としてしか見てないでしょこれ。とにかく、しずかちゃんと結ばれる事が大前提でその目的達成の為に道具をあれこれ出してもらって解決するという壮大なのび太甘やかし映画(笑) いよいよ最後ドラえもんが帰らなきゃいけなくなって、やっと泣き所が来たのかと思いきや、安易な理由で帰らなくてもよくなるという設定にもあきれました。
[ブルーレイ(邦画)] 2点(2015-03-17 08:41:04)(良:1票)
195.  海辺の映画館 キネマの玉手箱
大林監督のデビュー作「ハウス」では登場人物達が家に食べられるという話だったが、遺作となる本作では登場人物は映画の中で映画に食べられ、映画そのもになってしまうというストーリーだ。 そして、我々観客も…。  日本の戦争の歴史と記憶を辿る3時間。そのあまりの熱量と情報量の多さに打ちのめされ、頭の中がごっちゃになったのを必死で整理しながらこのレビューを書いている。  「この空の花」から始まる大林宣彦監督の戦争3部作は実はこの作品も入れて4部作として完成されていたのだった。  これまでの作品では主に第二次大戦の頃を描いて来ていたが、本作では坂本龍馬や新撰組の活躍する時代にまで遡り、そこから徳川幕府の時代、白虎隊や娘子隊にさくら隊、そして、太平洋戦争と、あらゆる時代の戦争の記憶を辿って行く。 そこに中原中也の詩の一節が繰り返し挿入され、中原中也の想い描いた未来を2019年の現代(タイムラグはあるが)に重ね合わせて読み解いて行くというのが大きな枠組みである。ただし、語り部となる人物は宇宙船に乗って宇宙を1人漂う男というぶっ飛んだ設定になっており、とにかく予測不能の世界観が繰り広げられているのである。  大林監督の作品を観てきた人にとっては馴れているかもしれないが、そのあまりの自由かつ特殊性溢れる映像は初見の人には少々取っ付きにくいかもしれないので悪しからず。 くどいほど何度も繰り返される同じ光景のイメージ。 演劇みたいな俳優の演技。 合成に合成を重ねる映像マジック。 尾道のノスタルジックな風景。 全ての事柄を言葉でナレーションで説明してくれるという親切心溢れる演出(パートナー会社の名前までしっかり読んでくれる親切心。さらには実際には一緒に仕事する事が叶わなかったダンサーまで登場させる粋な計らい)  キャストに関しても映画の中に入って行く事によって複数のキャラクターを演じていたり、豪華キャストがちょい役で出ていたりとかなり楽しませてくれる。 坂本龍馬が武田鉄矢とか、蛭子さんが芹沢鴨とか、どういうキャスティングなんだよ(笑) あと、「花筐」の主要キャストも皆出ていて、窪塚俊介の丸山定夫役とかはまっていたし、満島真之介は相変わらず裸で登場したりしていて思わずニヤリとさせれるキャスティングの妙だった。 あと、笹野さんの役柄はぶっ飛んでて面白すぎたし、成海璃子辺りも凄い光っていた。  とにかく大林監督の遺作を映画館で観れて良かったし、大林宣彦ワールドにどっぷり浸かってお腹いっぱい、大満足だった。最後まで素晴らしい作品を見せてくれた監督に感謝を捧げたい。
[映画館(邦画)] 9点(2020-08-28 21:10:53)(良:1票)
196.  ライターをつけろ
ひでぼう ( ・ω・)♪さん、ワタシも同感です。登録しておいて言うのもなんですが、ほんとなんじゃこりゃ~って感じですよね(笑)あ、他の人へのレスは禁止でしたか、すいません。あまりに同意見だったのでつい・・・^^; では、ここからワタシのレビューを書きます。 この映画はまず、列車アクションという設定だけ先に考えて脚本なんかはその後で作ったんじゃないでしょうか?主人公がいかに情けない奴で、予備軍帰りという設定なんかどうでもいいし、そもそもなんであんなにライターにこだわるのかという理由もよくわかりません。結局は列車で「暴走特急」(スティーブン・セガール主演)のパロディをやりたかっただけなんでしょ?邦題の「ライターをつけろ」というのも全然ストーリーに関係ないので、「ライターを返せ」に変えるべきでしょう。
[DVD(字幕)] 1点(2005-11-08 21:46:38)(良:1票)
197.  スイス・アーミー・マン
自分のレビューを読み返してみて、あまりに下ネタのオンパレードだった為に自主規制入れました。 だってこの映画、最初っから最後まで下ネタしかやってないんだもの。どうしようもないよね? とにかく言いたいのは泣けるオナラなんてこの映画が初って事(なんのこっちゃ?) また、これはゾンビ映画でもあるんです。考えてみて下さい、突然自分の家の庭に「ジュラシックパーク」のテーマを口ずさむゾンビが現れたら!怖いでしょう? とにかく、あなたの想像を超えた展開が待受けているはずなので、騙されたと思ってみてごらんなさい。
[映画館(字幕)] 8点(2017-09-27 19:10:36)(笑:1票)
198.  チャイルド・プレイ(2019)
予告編でチャッキーの顔を出さなかった理由……気持ち悪いからなんですね(笑) しかも、現代版のチャッキーはもはや人形ではなくハイテクロボットだった!! 家電やネットワークを操作できる上にAIだから学習機能も付いてて超便利!  しかし、これがもし暴走したら?  ターミネーターかよ!!  もはやホラーではなくて普通にSF映画じゃないのこれ?全然チャッキーである必然性を感じませんでした。 とは言え、そこそこは楽しめたので6点で。  でも、いくら高性能ロボットったって、あんなのが真夜中に枕元で勝手に喋ってたら飛び起きますよね。見た目が怖すぎる!
[映画館(字幕)] 6点(2019-07-22 15:17:55)(笑:1票)
199.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
映画館で見そびれてしまい、DVD化されるのをひたすら待っておりました。 観終えて一言。ああ、なんでこれを映画館で観なかったんだ…。 とにかく、そのアニメーションのクォリティーが半端ないよ。 筆絵のようなタッチで描かれた繊細な画。日本独特の色使いの美しさ。そこに『となりの山田くん』を思わせるわざと空白だらけの背景が非常に合う。観る者の想像力を掻き立てるのに成功していると思う。 8年もモチベーションを保ってこんな傑作を作り上げた高畑監督は凄いとしか言いようがない。豊富な資金のある大手だからこそ出来た業だと言えるが、ほぼ回収不能な莫大な制作費を惜しみなく注ぎ込むその姿勢こそ素晴らしいと思う。 物語そのものは誰もが知る竹取物語だし、そこまで新しい解釈を盛り込んでもいない。正直、なんで今更これを映画化したんだろうとも思えた。しかし、見終わってからもいつまでもこの映画の事が頭から離れない。そして、翌日もう一度観た。やっぱり傑作。 ここのレビューを見てもわかるように、人それぞれ色んな解釈ができる作品ではないだろうか。 最後の別れを死と捉えるか、旅立ちと捉えるか…。 とにかく、一人の女性の成長物語として、彼女の一挙手一投足に目が離せなかった。その感情のあまりの真っ直ぐさにひたすら胸を打たれた。人生は辛いことばかりで、思うようにならない事ばかりだ。しかし、それでも希望はあるという事をこの映画は訴えたかったんじゃないだろうか?思い通りにならないからこそ楽しかった思い出がいつまでも光り輝く。最後、月に浮かぶ幼い少女の笑顔を見ながらそんな事を考えた。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2014-12-18 22:47:01)(良:1票)
200.  パンとバスと2度目のハツコイ
フランスパンで人を殴るなんて!しかもあんなに怪我するってことある?いくら硬いとは言え…。と、いきなり驚かされる展開で始まったこの作品。 こういうノリの映画なのかなと思ったが、しかし、そのあとは至極真面目な恋愛物語が淡々と落ち着いたスピードで進行して行く。 主人公のふみの恋愛や絵に対しても自信が無く何処へ向かうのかわからないフワフワした感じがとても良くて引き込まれた。 そこへ現れた初恋の人たもつ。バツイチでまだ奥さんの事を好きでいるらしいんだけど、まだ彼の事が好きで諦めきれないふみ。そんな二人の付き合っているのかそれともただの友達なのかわからない曖昧な関係が続いて行く。 「異性の友達って、片方が恋愛感情を抱いていないと成立しない」みたいな台詞があったけど、まさにその通りの関係なんだなと思った。 とても丁寧な人物描写と誇張し過ぎない自然な演出がとても好印象。
[DVD(邦画)] 8点(2019-02-26 17:53:43)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS