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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 830
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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21.  シュガー・ラッシュ:オンライン
どんなに親友でも、追いかてける夢は違ったりもする。それを理解し合えてこそ、真の親友となる。このシリーズのテーマである「友情」をさらにステップアップさせ、見事に昇華させている。お見事としか言いようがない。描き出したらキリがないインターネット世界の描写も、ほどよくコンパクトにまとめていてこちらもまたお見事!二人の主役の性格も実に上手く物語を構築していて、ほんと、お見事のオンパレードです。 予告編で何度となく見せられたディズニープリンセスたちの登場。ウケやネタ的なものかと思っていたら、ヴァネロペが自分と向き合うキーパーソンとなっているから脱帽です。加えて新たに登場するキャラたちですが、過剰な性格付けをせず、それでいてしっかりとキャラ立ちしていて尚且つ、物語の進行に必要な要となっているから素晴らしい。1回登場で終わりじゃなく再登場に意味を持たせている。  もしも3作目を制作するとして、ゲームの世界、インターネットの世界、さて、次はどんな世界を見せてくれるんでしょう・・・。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-04-26 06:09:29)
22.  ジュラシック・ワールド/炎の王国
これじゃあ、ジュラシック・ワールドじゃなくて、ジュラシック・お屋敷、だよ~・・・(^_^;)  でなんだ、知能を持ったハイブリッド恐竜たちに最終的に地球を制服でもされちゃうのかい(笑)  まさに「恐竜の惑星」てね。
[映画館(字幕)] 4点(2018-07-14 22:38:46)
23.  ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 《ネタバレ》 
思っていたほどの冒険感もなく、ハラハラドキドキすることもなかった。なんかあまり、ゲームをプレイしている気分に浸れなかったのが最大の欠点。自分のスキルを見れることと再プレイで復活できる以外にもっと、劇中にゲーム的なトリッキーな仕掛けがあっても良かったと思う。あれではただのジャングルサバイバルだよ。それと気になったのは、宝石を失っても動物を操れる力があることと、ゲームキャラなのに尿意を感じるっていうのはちょっとな~、て思った。あれはウケ狙いなのかもしれないけれど、ハッキリ言っていらなかった。ゲームの世界の設定なんだから、もっとハチャメチャしてほしかった。
[映画館(字幕)] 4点(2018-04-08 13:49:51)
24.  ジオストーム 《ネタバレ》 
きっとこいつ殺されちゃうんだろうな~、とか、きっとこいつが犯人なんだろうな~、等のお約束や予定調和はこのテの映画には付きもので、あーだこーだ言ってもしょうがない。ならばウリである迫力ある映像を楽しもうかと頭を切り替えてみても、予告編で観たものばかりだし、なんか、うわー!やべぇー!逃げろー!て感じにならない。どこか人ごとみたいに見えちゃうんですよ。引き画ばかりのせいかもしれないけれど、惨事に遭遇している人たちの表情が少なく、どこかアトラクションぽいのも要因かもしれない。それとこれだけの世界規模の大惨事をアメリカの大統領の側近が引き起こしたという事実を、このあと何事もなく丸く収まったのか?そこが気になりもした。したけどまぁこれも言ってはいけないんでしょうね、このテの映画には。(^_^;)いっそのこと大統領を犯人にしちゃってたほうがブッ飛んでて面白かったかも。(笑)  あと個人的にどうしても、ジェラルド・バトラーとジム・スタージェスが兄弟に見えなかった。ジェラルド・バトラーは科学者にさえも見えなかったです。はい。
[映画館(字幕)] 5点(2018-01-27 19:39:50)
25.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 
700万ドルの賞金を掛けられ、N.Y.中の暗殺者たちに狙われることとなったジョン・ウィック。絶体絶命かと思われたが、命を狙う暗殺者たち誰も彼もがみんなバカすぎて、お話になりません。だってさ、暗殺方法なんていくらでもあるはずなのに、どうして小型銃でばっか襲撃してくんだろうか。スナイパーもなければ時限爆弾もないし毒殺狙いもない。暗殺者が暗殺者を狙う時って、なにかルールでもあるんですかね。1作目にあったのかな?ん~分からん。あと、ジョン・ウィックが美術館に乗り込んできて戦闘が始まったけど、手下どもがどいつもこいつもこれまたバカで、猪突猛進の一本調子。待ち伏せや不意打ち、催涙弾みたいのや煙幕、カモフラージュに仕掛け等、なんで頭を使わないのか。ジョン・ウィックが単に優れてるだけじゃなく、戦う相手がみなバカすぎるだけじゃん。唯一の強敵は、あのハゲの黒人さんだけ。まあ、てなことを言ってはみたものの、単純明快で逆にアホらしくスカッ!とするから、結局はおもしれえってことになる。いやいや恐れ入りました。なんなんですかね、中毒に似たこの感覚は?ほんと、ジョン・ウィック、恐るべし!あと、chapter3にはぜひ、ヒューゴ・ウィーヴィングを!w
[DVD(字幕)] 6点(2018-01-22 19:39:59)(笑:1票)
26.  ジーサンズ はじめての強盗 《ネタバレ》 
笑って済ませようにも、犯罪を犯してお咎め無しはさすがに疑問が残る。この題材ならコメディよりもむしろ、社会派ドラマの方が向いていたかも。まあこれ見て間違っても、真似しようなんてジイさんたちが現れないことを切に願うわ。(^_^;)
[DVD(字幕)] 4点(2017-11-27 21:18:12)(良:1票)
27.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
「アベンジャーズ」が、練りこまれた人間ドラマを主軸に展開していくのに対して、こちらの「ジャスティス・リーグ」は、どちらかといえば、ヒーローの活躍を描くことに趣をおいているよう感じた。泥臭かった「マンオブスティール」や「バットマンVSスーパーマン」とは違い、アメコミらしい明るく楽しいものとなった。地球征服に来た悪い奴を単純明快にただ倒すだけの映画。漫画らしく、これはこれでアリかな。 個人的に期待していた、バットマンの秘密兵器と超人の能力の連携技みたいのがなかったのが、唯一残念でした。  ただアクアマンの活躍、見せ場が、ちょ~っと物足りなかった。フラッシュはその速さを生かして人助け。サイボーグは機械操作や箱の解体。ワンダーウーマンは美とパワーで唸らせる。バットマンは裏方に徹してサポート役。で、アクアマン。特になし!(笑) やっぱり水がないと本領発揮できないんですかね?  悪役連中もチームを結成するみたいですが、超人揃いのこのチームにどう挑むんでしょうか。頭脳戦ですかね?第2弾も今から楽しみです。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-26 19:56:43)(良:1票)
28.  疾風ロンド 《ネタバレ》 
どこかで見聞きしたようなものばかりで、この映画ならではの真新しさや斬新さ、といったものを感じられなかった。  阿部ちゃんのコミカルさはいつまでたっても、「トリック」の上田教授のままで、違うキャラに見えない。  ラスト、共犯者だった女になんでアレを渡したのか全くもって理解不能????  受け取った女も女で、中身くらい確認しろよな!ありえないね。あとなんで偽装パスポートなのかも釈然としない。
[DVD(邦画)] 4点(2017-11-15 20:58:04)
29.  SING/シング 《ネタバレ》 
「ズートピア」が動物たちの形を借りて、人間社会の縮図を描いたのに対して、この「SING」は、動物たちが動物たちとして描かれている点に非常に好感が持てた。コアラのムーンはその体を活かして洗車。ヤマアラシのアッシュは興奮すると針が飛ぶ。ブタのロジータには子供が23人もいる。ゴリラのお父さんはビルの上をジャングルのごとく疾走。事務員のイグアナのあの義眼もイグアナらしく、そして物語のキーアイテムにもなっている。ゾウのミーナは劇中、鼻を活かした描写がある。ホタルイカたちに関してはもうアメージング!の一言。とにかく動物たちを起用し、それぞれにちゃんと役付けされていることに感動しました。  個々のキャラクターたちの個々の物語をちゃんと描ききれている点も素晴らしい。ただ、イカサマをしたネズミのマイクだけはちょっと微妙でした。お金を返すかあの車を手放すかしてほしかったな~。  賞金というエサでコンテストを開催し、その賞金目当てで参加してきた動物たち。しかし、劇場が崩壊し、賞金がないことを知っても、ショーが好き、歌が好き、舞台が好き、お金以上に大切なものを見出して一つのまとまっていく終盤は、この映画がただの子供向けアニメで終わっていないと確信しました。  続編の製作も決定したみたいなので、次は絶対に劇場で観ます。はい!  PS:やっぱりオリジナルは良い!だって"歌"を聴く映画ですから。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-08 06:42:51)(良:1票)
30.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
原作者である荒木飛呂彦先生が太鼓判を押した、という情報を入手したこともあり、それでも期待値は低めで鑑賞しました。  結果的には観て良かったかな。まぁDVDでもいいのかもとは思えますが、虹村形兆のスタンド、バッド・カンパニーは、大スクリーンで見てこそ意味があると思えた。うん、あそこのシーンはなかなかだった。  ただ全体的に、ちょ~っとスタンドそのものの描写に物足りなさを感じたのもまた事実です。実写であることへのリアルさを出すためにきっと、あの有名な擬音文字を封印したせいかも。また、スタンドの単体でのショットも少なかったせいかも。  杜王町という架空の町の雰囲気は良く出てたと思う。ジョジョの世界観にマッチしていました。  億泰のスタンド、ザ・ハンドをどうやって倒したのかがちょっと分かりにくかった。  伊勢谷友介の空条承太郎はたしかにオッサンすぎるけど、そんなに悪くはないんじゃないかな。顔立ちが欧風よりで。  正直言って今後の続編も楽しみです!そして・・・だれがジョセフを演じるのか?だれが岸辺露伴を演じるのか?楽しみ多すぎ。
[映画館(邦画)] 5点(2017-08-05 18:20:22)
31.  少女(2016) 《ネタバレ》 
原作を読んですぐに鑑賞したせいか、どうしても活字の持つ力の前には、映画の表現力の許容の狭さを痛感せざるを得なかった。とくにこの原作本は、全編にわたって登場人物たちの心理描写を独白という手法で繊細に描いているため、限られた制約の多い映画で、そのすべてを伝えることは至難の業以外の何ものでもない。私はてっきり映画の方でも、多少なりともモノローグを活用するもんだと思っていたんですが、この監督さん、あろうことかバッサリと切り捨ててしまっちゃったんで、驚きました。敢えて違う表現方法を選んだことには敬意を評したいが、結果を見た限りではその選択は間違っていたとしか言えない。そうとう演出や演技力に確固たる自信がない限り、このやり方は無謀としか思えない。  キャスティングミス!国語教師役のアンジャッシュ児嶋。正直やめて欲しかった。飛び込み自殺なんかコントにしか見えない。おっさん役の稲垣吾郎。冴えないおっさんに全然見えない。刺された時の演技もなんだかな~だった。子役の二人。正直演技下手。哀愁感皆無。主役の本田翼。思春期にありがちな世界中が敵みたいな雰囲気は良かった。ただ私服姿が女子高生にはどうしても見えなかった。  描ききれてなかった点。なぜ由紀が子ども会のボランティアに、なぜ敦子が老人ホームで働くことになったのか。そこの理由がスッポリと抜けてしまっている。死の瞬間を見たいという理由で、この「少女」という作品にとって一番カナメになるとこなのに。転校生の紫織の友人の星羅が自殺した原因がおざなり。故に因果応報という裏テーマが生きてこない。  雰囲気作りのミス。小児科病棟。はっきり言って病気の子供たちがいるような空気感が全く伝わってこなかった。ただの児童施設みたい。  とにかく総評して残念な点が多すぎました。できる限り原作に忠実に作ろうとした熱意は読み取れましたが、たった2時間の中でそれをやるにはスタッフ・キャスト含め、力不足、だったとしか言いようがありません。何度も言いますが、ほんと、残念でした。  PS:山本美月さん。綺麗でした。ちょっと良いな~・・・と思いました。
[DVD(邦画)] 4点(2017-06-03 06:17:30)(良:1票)
32.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 
ド派手なアクションもなく地味な印象が強い。よくぞここまで硬派に作ったものだと逆に感心した。人を選ぶ映画ですね。ジャックと娘かも知れない女の子とのやり取りは、非常に良かった。ジャックの別の側面を見せることで、キャラに深みが増した。演出も憎らしいくらい粋でした。スキのないはずのジャックのポケットに携帯を忍ばせたとこは秀逸。それだけ彼が油断してた、つまり愛情を持ってしまったってことでしょう。あと敵役もいい。利益や命令とかそんなの結局関係なくなる。ただただ単純にジャックを倒したい。もう本能です。闘争本能。争いや暴力でしか生きていけない、゚悲しい退役軍人。なかなか野太くて無骨な、近年には珍しい映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-05-05 19:35:50)
33.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 
もっと全編ミュージカルなのかと思ったらそうでもないのね。ただCG凄すぎっしょ!非現実的なCGと違って現実世界にいる動物たちのCGは、とにかくその存在感が圧巻です。巨大ヘビの吹替がスカーレット・ヨハンソンで、艶かしくて良かった。火のことを赤い花と言ってるのに、キング・ルーイの歌の中で1ヶ所だけ「火」と言ってて、ありゃりゃ?となってしまった。(笑) 出来れば映画館の大画面で観たかった。
[DVD(字幕)] 5点(2017-01-04 20:04:27)
34.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。 その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。  では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。  でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;)  私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。
[映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票)
35.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
【超・ネタバレあり!注意!】   いや~めっちゃ面白かった!もうサイコーでした。思ってた以上にストーリーも良くって、なんだよいいじゃんかよ、でした。予告でいやっちゅうほど見せられてきたキャプテンとアイアンマンが戦う理由も、単に意見が合わないとかコイツ気に入らないとか、そんな単純なことだけじゃなく、裏で巧妙に罠を仕掛けていた奴がいたのには正直一本取られた気分でした。ここで私事ですが、この罠を仕掛けていた人物を演じたのがドイツの俳優でダニエル・ブリュールっていう人。この人がとにかくトビー・マグワイアにどことなく似ていて、何度もあれ?あれれ?ん?トビーなのか?ってなっちゃいました。だって今作には新たなスパイダーマンが登場するんですもん。そりゃあね、トビーが出てたらビックリこきまくりでしょ。もう鑑賞中は気になって仕方なかったです。帰宅して調べて違ってたんで、ホッとしたのとちょっぴりガッカリの何とも言えない気分になりました。  話がトビーで脱線しましたが、冒頭で発言したようにとにかくめっちゃ面白かったです。新キャラで登場するブッラクパンサーやスパイダーマンも人物描写に手抜きがなく、必要最小限の情報で上手くまとめてました。まあスパイダーマンはある程度知ってるテイですが。それに新シリーズも始まるのでそっちでどうぞ的な感じでした。エンドロール終わり後に告知があります。  そして一番の目玉であるアベンジャーズ同士のバトルですが、これがもう言うことなし!チームバランスもいいし、誰と誰がどんな戦い方をするのかもアイデア満載で飽きることがない!とくにアントマンがいい活躍っぷりなんですよ。小さくなったり大きくなったりをうまいこと利用して戦ってるんです。小さくした車を相手に投げて元の大きなサイズに戻したり、アイアンマンスーツの中に潜り込んだり、そして極めつけはな、なんと!巨大化ですよ!戦隊ものかよ!って思わずツッコんじゃいましたw この巨大化が予想外過ぎて、あたしゃニンマリが止まりませんでしたね。スパイダーマンが「帝国の逆襲」をオマージュした戦いを見せてくれたのも、さらにニンマリでした。この辺のコミカルさが、後に発覚するキャプテンとアイアンマンの因果な確執に対して、いい感じで清涼剤的な役割を果たしてくれて、明と暗のバランス良い仕上がりになってます。  でそのキャプテンとアイアンマンの確執ですよ、いっちゃんうわっ!ってなったのは。まさかね、ウインターソルジャーがトニーのお父さんとお母さんを殺害してたなんてね。ビックリです。これが裏で巧妙に仕掛けられた罠への隠し玉だったんですよ。ソコヴィアでのアベンジャーズVSウルトロンとの戦いで家族を失った普通の人間が、どうやって復讐をするのか。超人的パワーも待たない人間が。その答えがこれ、仲間割れ。同等の能力を持つ者同士を戦わせ破滅させる。トニーが家族との最後の別れのシーンを演説した件がここにきてうまい伏線となって効果を表すんですよ。もう感情は沸点に!聞く耳持たない状態に。アイアンマンの暴走がとにかく痛い、哀しい、切ない。アイアンマン、トニー・スタークも心のどこかでは分かってると思うんです。洗脳されてて仕方なかったってことは。ただその仕方なかったを素直に受け止めきれないんでしょうね。気まずいまま両親と永遠に会えなくなってしまったそのモヤモヤが、もしかしたら邪魔してるのかも。人間の弱さってやつですかね。  キャプテン・アメリカの冠が付いた作品ですが、これはもう立派な裏アイアンマン4です。はい。トニーが別れ際にキャプテンに言った「その盾は父が作ったものだ!お前に持つ資格はない!」もうね、この台詞が精一杯の抵抗で、ほんと、ここまでさらけ出した姿にたまらなく哀愁を感じちゃいました。  今回のこの作品で、アベンジャーズシリーズが提示したいテーマが分かった気がしました。正義ってなんだろう?ですね多分。人それぞれが持ってる正義がある。どの正義が正しいかなんて正直分からない。人の正義に従うのか。自分の正義を貫くのか。正義に対する責任はどうするのか。いろんな形の正義を問題提起として投げ掛け、観客に委ねてるんでしょう。わたしは優柔不断なので決めかねませんw  さてさてアベンジャーズシリーズ、まだまだ新キャラ新シリーズ待ってるようですが、漫画漫画な面白部分と、深く暗く悩める人間ドラマ、その両方をうまいこと融合させていってほしいです。この「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のように。  最後に、もし前作「ウインターソルジャー」の内容を忘れてるようでしたら、見返すことをオススメします。なぜなら、誰だっけこの人?みたいな人物が何人か登場しますので。観ておいたほうが絶対いいです。あと出来れば「アントマン」も、ね。
[映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 15:38:52)(良:1票)
36.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
1作、2作と連続鑑賞しました。1作目よりはドラマ部分にそれなりの波があって、多少なりとも見るべき点はあった。ただ1作目であれだけわんさかいたはずの巨人たちがほとんど出てこないのには頭を傾げてしまいました。どこいったんだよアイツらは!謎の部分に関しての回答はまあこんなものかなと。ただどうして巨人化なのか?そこが曖昧すぎ。その辺も後々解明されてくんですかね?噂によるとまだまだ続きを制作するとか。どうなんでしょう?もし作られたら今度は劇場で観てみるかな。〇〇ランナーかよ!てツッコまないで済むことを願ってますw  ps:脇役の人たち。生き残りそうな人と死ぬんじゃないかな人。まんまなのはどうにかならんですかね。  いーじょー!
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-10 21:45:26)
37.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
原作のファンではないのでこだわった先入観なく観れた。思ってた以上に特撮に関しては良く出来ていた。巨人と普通の人間との距離感やスケールの違いも、なかなか計算されてて臨場感があった。カット割りも、派手にカメラを動かすことなく、ワンカットワンカットをかなりの時間と手間をかけて繋いでいくことで、落ち着いた画角の中に疾走感ある画を表現することに成功している。これはハリウッド映画によく見られる手法で、監督がかなり勉強&チャレンジしてることが伺える。日本映画が不得意だったアクションシーンに一石投じてくれたことに感謝したい。ただ一つ難を言わせてもらえば、立体機動装置のワイヤー目線とか、その他動きの中のアップがもう少しあっても良かったかな。次は照明。光と影のコントラスが視覚的に絶望や恐怖を煽る役目を見事にはてしていた。ありがちな暗すぎて何をしているのか分からない状態になっていないのも評価したい。特撮や編集・照明などの技術的部分に6点献上です。脚本に関しては各キャラクターの設定がどうにも中途半端。特に主要キャラの3人はその背景がイマイチ伝わらないし、友情や愛情に共感しにくい。結果、ただ漠然と巨人と戦っていることを淡々と観ていることに。自分はもともと映像だけを目的に鑑賞したようなものなで、特に目くじら立てることもなかったです。でもまあ脚本が良いに越した事はないんですが。
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-10 21:17:47)
38.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 
スタイリッシュでクール!だけどけっこうワイルド。ストーリーは単純明快。最愛の妻が他界した後に心の拠り所として送ってくれた一匹の犬。その犬を車欲しさに忍び込んだ強盗に殺され、そいつらに復讐していくお話。ただそれだけ。だからシンプルイズベスト!まどろっこしいことは一切ない!非常に潔いし気持ち良い。好きです、こういう映画。ただだからこそ、好きだから、好きだからこそ言いたい!細かな設定はこの手の映画には無用かもしれないけれど、やっぱ言いたい!まずジョン・ウィックさん。引退して4~5年だそうですが、めっちゃ凄腕の殺し屋だったんですよね。その頃に培った研ぎ澄まされた”カン”はそうそう簡単に消えないはず。なのにああもいとも簡単に侵入され、いとも簡単にやられちゃうってどうなのよ!凄腕だった面影皆無やん!ほんとそこだけ。ジョン・ウィックが目を離しているスキに犬を殺されちゃうとかにして欲しかった。それ以外はありません!ホテルで殺しをやってしまった女の末路とか個人的に好きです。蒔いた種をちゃんと回収してくれるのはやっぱ気分いいですからね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-20 07:55:06)
39.  新宿スワン 《ネタバレ》 
堅気な自分には、キャバクラや風俗に女の子を紹介するスカウトとヤクザやさんとの違いが分からない。殺しはやらないヤクもやらない。でも暴力や恐喝はする。でラスト、あっけなく秀吉は殺されてしまう。ん~・・・ほんと分かりません。大体あれだけいた秀吉の舎弟分たちは、みんなどこにいっちまったんだい!?不思議。秀吉が孤立無援になるまでの過程がなさすぎです。全体的に力技で押し切っている感じのする映画です。ただ龍彦役の綾野剛のハマり具合が異常な程良く、龍彦が愛おしい存在になったことは素直に評価したい。
[DVD(邦画)] 5点(2015-10-05 00:08:48)
40.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
コンビニで雑誌を斜め読みするように映画を観るならDVDで十分。だけど映画の世界にどっぷりと浸かりたいならやっぱり映画館で観るべき!この映画はまさにそう。これ、DVDで観てたら絶対に感じかた違ってたはず。なぜならお話自体、あっ!と驚くような仕掛けがあるわけでもなく、お決まりのコイツ死ぬな~きっと、はほぼ高確率でビンゴ!正義の味方と化したT-REX&ヴェロキラプトルに関してはもはやリアリティなんかクソくらえと言わんばかりの、何でもありなハリウッド万歳!だけどそんな非常識な感覚を常識へと麻痺させてくれるのが、映画館のでっかいスクリーンと大音響なんです。観るか観ないか迷ったけど、やっぱり映画館で観てよかったです。 クリス・プラットは今後の活躍が期待できそう。目で語れる俳優ですな。
[映画館(字幕)] 7点(2015-09-12 18:26:38)(良:1票)
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