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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4684
性別 男性
年齢 41歳

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1.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
「借りぐらしのアリエッティ」が実に薄い映画だったもんで、本作もまた雰囲気だけのアニメなんだろうな~なんて思っていたのですが、これがどっこい、実に素晴らしい作品になってましたね~。夏休みの間だけ、療養目的で田舎に居候。その湿地先には誰も住んでいない洋館が。そこに金髪の少女が、、、という入り方はいかにもオカルト的で自分好みであります。こういう展開だから、幽霊か、妄想オチのどっちかかな。まぁなんにせよ友情話に終始するのだろう、と思っていたら、いい意味で裏切られたんだな。実は、三代にわたる家族のお話だったんだ。自分が嫌いだ、と、自分にも育ての親のおばちゃんにも嫌悪していた少女が、自らの境遇と人々の思いを知り、すっかり心晴れ晴れとなって成長する物語。ストーリーに無理がなく、見終わって穏やかな感動が心に染み渡りました。難しい年頃の子は、なにかと心に問題を抱えるもの。そんな少女たちに向けて、とてもいい作品を作ってくれた。感謝。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2015-04-01 22:00:39)
2.  オール・イズ・ロスト 最後の手紙 《ネタバレ》 
いいですね。こういう遭難系の映画は好きなんですよ。本作は、登場人物がレッドフォードだけという、しかもセリフもほとんどないっていう、究極的に孤独な内容。でも中だるみなどせず、最初から最後まで目が離せない。もうね、一難去ってまた一難、この世に救いはないんですかって言いたくなるような、不幸の連続なわけです。それでも、文句ひとつ言わず黙々とやるべき対策をやっていた主人公。でもさすがにプッツンしちゃったんでしょうね。ふ、ふぁ、、ファーーーーク!と力なく叫んだ時は私も胸が締め付けられる思いでした。これを見てると感じるのは、大海原を一人で航海する身にとって、船というのは自分の身体そのものなんだなと。船に穴が開いて、マストが折れて、救命ボートに乗り換えてというふうになるのは、自分の身体が少しずつ死んでいくようなもんだな、つまり死が手招きしながら少しずつ近づいてきてるんだなと。そして死が近づいてくればくるほど、「生」というものがより意識されてくる。生きたい、という思いが、より輝いてくる。普段、現代社会の中でのほほんと生きてる自分にとっては、あまり生を意識してなかったな、生き物の本来の目的というか姿を再認識したような気持ちです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-02-03 20:08:24)
3.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 
いいですね~。とても良かったと思います。淳之介が、「おじちゃんの気持ち全部解ってるから!ありがとうございました」みたいに言うところで不覚にも泣いてしまいました。相変わらず、シナリオがよく出来ている。これで3作目だけど、シリーズ通して秀逸なシナリオレベルを保っているということがほんとに凄い。そしてヴィジュアルの面でも、シリーズで一番の出来だったと思います。最初の、おもちゃの飛行機から街並み、そして東京タワーへと続いていくフルCGは、作った人たちを誉め称えたいと思う。1964年ということで、今回は東京オリンピックが舞台なのだが、予想していたのと違い、オリンピックというファクターは前面には出てこない。それはオリンピックを見るためにテレビが我が家にやってきた状況であったり、妻の出産シーンの時のバレーアタックのように、あくまでも家族を描くための構成要素にすぎない。それがまたいい。このシリーズの感心するところは、これ見よがしにVFXや小道具が出てくるのではなく、あくまでも物語を進めたりユーモアを加えたりする為の構成要素にとどめている点。そしてメインはストーリー。群像劇で、それぞれの登場人物にドラマがあるわけだが、そのエピソードが全て秀逸。六子と鈴木家の絆、孝太郎の医師としてのバックストーリー、茶川の父親とのエピソード、淳之介との関係、それらのエピソード一つ一つが感動的。本当に見事な完成度だが、逆に難点と言えば、六子と孝太郎の結婚への展開が早すぎるのと、小道具が全体的に綺麗過ぎて生活感に欠けるところか。それ以外は文句無しです。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2012-07-27 19:35:50)(良:1票)
4.  おまえうまそうだな 《ネタバレ》 
これ凄く良かったですね~。子供用のアニメなんだけど、大人が見てもけっこう感動しちゃいます。個人的には、ハートが危険を省みず母を捜しにいって久々に再会したところでジ~ン。そしてラストでの母との抱き合って別れる所でまたジ~ン。お母さんが、もの凄く優しいもんだから、その母性の深さを描かれると弱い自分がいたりします( ;∀;)食うか食われるかの肉食の世界について、意外と率直な描き方をしてるところも好感が持てます。「仏作って魂入れず」なジャパニメーションが巷に溢れる中で、これは久々の良作なアニメだと感じました。住む世界の違いや種の棲み分けを最後には超えてみせた親子の絆。母の愛は偉大だね。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-30 19:06:56)
5.  俺物語!! 《ネタバレ》 
なかなか面白かったですね〜。もう忘れかけていた、青春時代の甘酸っぱい恋愛心というものが蘇る思いでした。 猛男くん、いくらなんでも鈍すぎるだろうというのが正直な感想ですが(笑)、まぁこれまでの境遇や彼の優しさ故なのかなと大目に見ましょう。 そんな猛男を演じた鈴木亮平さんは、日本のカメレオン俳優と呼ぶにふさわしいくらい素晴らしい役者さんになりましたね。 本作でも見事なまでのはまり役を見せてくれました。凛子ちゃん役の永野芽郁さんもすごく良かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2016-06-24 00:01:54)
6.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
とても淡々とした淡白な作風でしたね。いい意味で軽いというか。 オープニングは火星探査してる飛行士たちが砂嵐に襲われるというところから始まる。前日談みたいなのは一切なし。 このへんのバッサリ感が今風で良い。こう言うストーリーだと、地球では全人類が今か今かと待っている、 みたいなシーンも多く挿入するけど本作はそういうのも最小限でしたね。 そしてクラシック音楽で感動的に盛り上げる、というパターンも多いけど、本作は主人公が言うところの センスの悪い軽音楽で占められておりました。これがまた新鮮でしたね。 リアルでハードなSFをサクッとしたノリで彩るというような。 火星の風景をリアルに再現してくれたのは宇宙好きの自分としては嬉しいです。 火星でああやって芋を栽培できるのであれば、火星の植民地化も実現可能のような気がしてくる。 なんだか希望が湧いてきます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-06-10 23:14:20)
7.  オールド・ボーイ(2013) 《ネタバレ》 
やはり元々お話がよく出来てますからね。変に撮らなきゃ面白い作品になる。オリジナルのやつはだいぶ前に鑑賞しましたがほとんど覚えておらず、まっさらな状態で本作を観れたのでとても楽しめました。見所はいつくかあります。ジョーが黒人に行っていた拷問シーンとか、ジョーの無双っぷりとか。特に長回しで無数の男たちと戦うシーンは圧巻です。そしてそして、エリザベス・オルセンのまぐわうシーン。彼女の裸が出てくるなんて予想もしていなかったので驚きでした。さて、あのラスト。最後だけはオリジナルから変更してるとのことですが、また自分から監禁に入るなんて、それはどうかしらと思いますねぇ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-19 20:52:55)
8.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
世界観は結構好みでしたね~。荒涼とした地球の風景と、もの凄く未来的でハイセンスな乗り物やスカイタワーの対比。特に、一面が雲の上の世界にあるスカイタワーの風景がお気に入りです。舞台は2077年、人々が他の惑星に移り去り、人がほとんどいない地球。これがまた実にハードコアで、昔ながらのバリバリなSF設定ですね。だけど話が少し進むと、SFからラブストーリーに変化していく。そしてさらに自分の正体がわかることで、敵と味方が反転し、「自分の気持ちの通りに生きることで世界が救われる」という展開になっていく。いわば本当の自分を発見する物語になっていく。この進み方もなかなか巧いなと感じました。そしてラストには、自分とはまた別のクローンが嫁さんのところに行って、それでハッピーエンドになるっていう、これまたバリバリのハードコアSFに転結して終わる。内容的に、こういうSFらしいSFの超大作は久しく観てなかったのでそれだけでも嬉しい。後はなんといっても、「日の光の下のSF」であるという点が特筆すべきところ。近年、SFの舞台はどんよりした暗い舞台世界がお決まりだったので、青空の下、明るい光のSFというのを今やるとこれまた新鮮に感じる。それも気に入りましたね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-10-30 12:50:57)
9.  黄金を抱いて翔べ 《ネタバレ》 
なかなか面白かったと思います。やっていることは金塊強奪ですから完全な犯罪なんですけど、でも彼らはみんな根っから悪い奴じゃなく、それどころか見ているとどんどん肩入れしてきて、いつのまにか彼らの計画が上手くいくようにと思っている自分がいるわけです。だから、後半からの計画実行の流れは目が離せず、ドキドキしながら見てました。よく考えると、銀行内で計画内容をべらべら解説してたり銃を公衆の面前で出しまくってたりと、とてもリアリティあるとは思えないアピールっぷりなんですけど、そういうシーンには必ず関西人的ユーモアが加味されていて、そのへんが井筒さんらしいなと感じました。北川は妻子がいるのになんでそんな無謀な計画をやろうと思ったのかとか、野田もなんで裏の人たちと組んでこの計画をやろうと思ったのかとか、考えだしたらきりがないんですけど、そういうのは一切省いて代わりに左翼だとかスパイとかゴロツキ集団なんかが出てきて話を持たせています。個人的には、田口トモロヲはちょっとうさんくさすぎるキャラだったかなと思うのですが、まぁよしとしましょう。一番のピークは、やはり神父さんの正体を知る幸田のシーンでしょうか。ぐっとくる良いシーンでした。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-21 01:06:57)
10.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
個人的には、サマーウォーズや時をかける少女よりも本作のほうが入り込めました。狼人間という要素こそファンタジーではあるけれども、お父さん狼が死んでしまったり、子ども達が他の子とは違う自分の要素をひた隠しにしたり、それによって男の子に怪我を負わしちゃったりっていう展開は現実の比喩としてすんなりと入り込める。だからとても共感が持てました。一つの家族のお話を丁寧に優しいタッチで描く。そういう現実の比喩でありながらも、アニメだからこその台詞や描写もやはりあって、例えば「泣いてないもん。雫なんだから」とかいう台詞は現実に口ずさんだからあまりにクサすぎるのですが、アニメだとそれがすんなり受け入れられる。そういうアニメだからこその良さみたいなものもきちんと出ていて、とても良作だなと感じました。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-20 00:38:05)(良:1票)
11.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
これはもう紛れもない、同窓会映画というやつです。 久しぶりにお会いして、お互い年取ったねぇ、あんなことやこんなことあったねぇ、て言い合う作品。 でもなんだか観ていて本当に感慨深いものがあります。 演者の方達の、若かりし頃と今が交互に出てきて、そういうシーンを見てると、 人の一生というものについて自然と思いを馳せる自分がいます。 そういう考えを巡らせてくれるのも、このシリーズが50年続いたから、 本当に一つの家族の長い時の流れとしてこうやって構成が作れるからですよね。 寅さんが人生論をちょっと語るようなシーンありましたけど、 こうやって見せられるとなかなか深みがあるなと感じます。 ただ余談ですが、ゴクミは演じること自体が久しぶりすぎるからか、あまりにも大根だと感じました。 逆に満男の娘さん役の子はいわゆる昔の邦画に出てくるお嬢さんキャラそのまんまで実に上手かったなと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-08-03 19:14:27)
12.  溺れるナイフ 《ネタバレ》 
鑑賞してみて、あぁこれは賛否あるだろうな、と思いました。 多分、半数以上はハマらない、ピンと来ない、合わないだろうな、と。 でも、ハマる人にはものすごくハマるだろうなと、そういう作品でしたね。 原作が少女コミックだそうで、そちらは読んだことありませんが、多分この映画の方は 良くも悪くも原作から一歩踏み込んで作家性を出してきてるんじゃないかなと想像します。 コウちゃんて一体なんなの?と観ていてずっと思ってましたが、特に後半は 夢なんだか妄想なんだか、なんとも言えない世界観になってくる。 妄想少女的な作風で、彼女のキャラに見る人が一体化できるかどうかで評価が変わる。 海中シーンや天狗踊りシーンなどは映像的に綺麗でした。 大友君と眉毛で盛り上がるシーンが微笑ましかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-27 17:58:13)
13.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 
そうそうたる役者陣。ジョニーデップは殺される側の役なのであまり出てこなかったのは残念だが、 ポワロを演じたケネス・ブラナーははまり役だった。 ただまあ、ストーリーはわかりきっているので今一度話を確認する以上のものはなかったかな。 衣装およびオリエント急行車内の装飾などは凝っていてその点は見ものでした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-06-04 15:09:23)
14.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
ポランスキー監督。78歳(当時)になってもこんな意欲的な作品作るんだもんなぁ。すごいです。 もともとが舞台劇だそうで、ワンシチュエーションなんですよね。そこで最初から最後まで、 いい大人がアホみたいに言い争いをし続けるという内容。 いやね、面白いっちゃ面白いんですよ。大事な画集に嘔吐しちゃうとことか最高なんですけどね、 後半になってくると、こいつらいつまでやってんねんていう感じがしてくる。 リアリティというより、シュールな世界を見せられてるような気分になってくるわけです。 でも、だんだんと暴走してくる感じがリアル。シュールな中にリアルがあるという感覚。
[地上波(字幕)] 6点(2015-06-05 17:20:01)
15.  小野寺の弟・小野寺の姉 《ネタバレ》 
向井理も片桐はいりも、うまいこと演技してましたね。特に、片桐はいりはまさにドンピシャの役柄。アホみたいなやりとりして日常を楽しむ二人の姿が見ていて微笑ましい。恋に不器用になっている姉と弟。なんとか成就してほしいな~と思う自分がいる。なので、終盤の失恋して一人落ち込んでる時のはいりさんの表情は、あまりにリアルすぎて見ていて胸がはりさけそうだった(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2015-03-29 23:49:53)
16.  オープン・グレイヴ-感染- 《ネタバレ》 
記憶喪失になった6人、屋敷の周りは死体だらけ、という大風呂敷で、「この話、ちゃんと転結できるのかなぁ?」と思い観ていたのですが、きちんとつじつま合わせて最後にまとめあげるシナリオに素直に関心いたしました。しかも、中盤まで主人公の男性がこの惨状をもたらした犯人であるようにもっていきながら、終盤で実は医者でみんなを救おうとしていたという展開も良くできたどんでんだなとこれまた関心。そんでラスト、また忘れても思い出すためにと彼女が書いたメモは忘れられ、最初の光景と同じことが始まるという結末も巧い。全体のシナリオ運びが実に秀逸。悪く言えばそれだけで、何度も楽しめる内容ではありませんが、SF要素のあるミステリーが好きな人にはオススメです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-01-25 23:20:16)
17.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
まず良かったのは、機動スーツですかね。これをフルCGとかでチャチャッとやっちゃわずに、ちゃんと一から作り込んで生身の人間に着せているのは素晴らしい。たくさんのパーツを組み立て、そして実際にどんな動きができるかをトムと製作陣で研究したとか。本作の宇宙人はその機敏な動きと神秘性のあるタコ星人という風貌でなかなか独創性を感じるのだが、映画のヴィジュアルとしてはそれほど目新しくもなく、たぶん監督さんはSFというより戦争ものが作りたかったのだろうなという感じもする。何度も死を繰り返しながらも経験値を高めていくシチュエーションはまるでゲームそのものだなと思うのだけど、こういうパラレルな展開は考え出すとわけがわからなくなるのであまり考えないようにする。何も考えずに画面のワイワイガヤガヤを楽しもう。でも、終盤はやたらと画面が暗く、なにをやってるのかもよくわからんかった(うちのテレビのせい?)。恋愛ものとして見ても悪くないね。トムは相変わらずかっこいいし、エミリー・ブラントも巧かったね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-19 21:17:05)
18.  オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 《ネタバレ》 
スティーブン・ソマーズの映画ってあんまり得意じゃないのですが、この作品はそれなりに楽しめましたね。これまでと違い、間違いなく予算がないんだと思うのですが、ウィレム・デフォー以外は知らない役者ばかりで、悪霊のシーンとか終盤の爆弾積んだ車を転落させるシーンとか、いかにもCG臭い映像になってるのですが、それでも低予算なりに独自性のある映画を作ってやろう、という心意気のようなものは伝わってきます。ストーリーはよくあるサスペンス映画の定番運びで、主人公が逐一台詞で説明して進行する感じなのであんまり面白味はありません。そんなわけで、あぁその人たちが犯人なのね~これでめでたしめでたし、なんて思いながら見てたのですが、それ故にラストの展開は予想外で、いい意味での驚きと切なさがずっしりきましたね。あ~、そうきたかぁ~、と。あの終わり方だと、続編を考えてるのかな?なんにせよ、主人公の彼には立ち直って、また人々を元気に救ってほしいものです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-31 22:50:28)
19.  俺はまだ本気出してないだけ 《ネタバレ》 
確かに、シズオは最初から最後まで全然変わってないですね。それでいて、周りにいる人たちが変化していってる。それも良い方向に。シズオは駄目な人かもしれないけど、すっごい前向きといいますか、楽観的なんですよね。んで可愛い娘もいて、いろんな話出来る友人がいる。もうそれで十分じゃないかっていう気もするんですけど。まぁなんにせよ、そこそこ笑えました。夢でそれぞれの年代の自分とやり合うシーンが一番良かったかなぁ。シズオだけだとだらしない一人の男の話だけだけど、その周りの正義感ある山田孝之とか人の良い生瀬勝久とかのエピソードがなかなか良いですね。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-04 21:43:47)(良:1票)
20.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 
3D版で鑑賞しましたが、これはもう最初から最後まで3D映画として作り込んでますねぇ。監督の意図を考えるならば、2Dより3Dで見るべきだと思います。とってもわかりやすいストーリーで、魔法の国で奇術を使うというアイデアも良いです。自分は魔法使いじゃないけれども、結果としてはみんなを救うことが出来た。それは魔法と同じだ、みたいな内容は、原作のテーマに忠実でもあります。オズの国のきめ細やかで色彩豊かな風景は実に美しいですが、確かにティム・バートンの作品とかぶるような気もします。景色を映すCG映像なわけですから、そこに監督の個性はなかなか発揮しにくいのかもしれません。ただ、実写の部分、たとえば顔のドアップとか、いきなり何かがばっと出てきて観る人を驚かすような、そういう良い意味での安直さはやっぱりサム・ライミだな~と感じましたね。ジェームズ・フランコも、普段はイケメンだけど笑った時の独特なスケベっぽい顔とかが役柄に凄く合ってました(笑)。全体としては、無難な出来映えの佳作といったところかな。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-08-02 14:40:04)
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