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201.  ゲッタウェイ スーパースネーク 《ネタバレ》 
初見だと思って観てみたら違ってました。セレーナ・ゴメスの登場で途中だけ観たことあるなと。  ジョン・ヴォイトだよね?そうだよね?と、それを確かめるのがラストまで観る理由になりました。 舞台がブルガリアというのも珍しい、ヨーロッパのパトカーってスウェーデンの国旗みたいな配色が多いのね。  うん、イーサン・ホークがかっこいいし、セレーナ・ゴメスがチャキチャキしててかわいい。ラストで名前が出るのかとそれも期待したんですがなかったです、どうして名無しだったんだろ? カーアクションはカメラワーク、構図やカット割りに目がまわるということがなく見やすさと見応えがあります。派手過ぎない、やり過ぎじゃないとこがいい。 セレーナちゃんが拉致されたワゴンを追いかけるシーンが視覚的なものがあると思うけど、いちばんハラハラしました。 ひたすらカーチェイスな映画で、話の内容があんまり面白くないのが残念。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-08 22:15:29)
202.  追想(2017) 《ネタバレ》 
「追想」という邦題のついた映画っていくつかあるんですよね、何か他に思いつかないのかな? 映画の内容はこのタイトルから受けるイメージとはちょっと違うと思います、原題の「On Chesil Beach」でよかったんじゃないかと、「チェシルの〇〇」とか「〇〇のビーチ」とか。  観始めは、ウブ、潔癖、大真面目な若いカップルの恋愛と新婚初夜を描いたシニカルコメディかと思ったんです。 イギリス映画ってその手の映画が得意ですし。 しかし所々に心の闇を想像させるシーンもありまして、特にフローレンスの幼少の頃のシーンをどう解釈したらよいのか迷います、トラウマになったきっかけのようでもあり、でも何があったのかは明確にされてません。  エドワードの両親とフローレンスの両親の違い、エドワードは母親にフローレンスは父親に一癖あるわけです。特に問題のない両親、家庭というわけでもないのです。 バイオリニストのフローレンスはクラシック専門、エドワードはチャック・ベリーやプレスリーであり、カルテットが何かも知らない。 とにかく属性というか性質というか違い過ぎるんですが、付き合ってる時は若さ情熱、勢いでカバーされ、 見ない気付かないでいられるんですが、結局現実を見た、知った時点で崩れ落ちる。結婚が破綻のきっかけとなってしまうのですが、遅かれ早かれ二人はダメになる運命だなというのはすんなり納得できてしまいます。誰が悪いわけでもなく言うなれば「縁がなかった」ですかね。 コメディなのかと思って観ていた前半ですが、ラストはおもわず泣けてしまいました。 ジャズ、ロック、クラシックと音楽のバランスも良かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-13 14:34:12)(良:1票)
203.  スキャンダル(2019) 《ネタバレ》 
からだにぴったりフィットしたミニ丈ワンピースにブロンドとコテコテしたメイク。ニュース番組なのに知的には見えないと思うんですけどね。 4~5年前でしょ?アメリカ人は未だにこういうのが好きなんだとちょっとびっくりした(笑) ていうかこれがロジャー・エイルズの好みなのね。 映画としては、これだけの女優がいながらやけに地味だなと。 感心したのは特殊メイクとジョン・リスゴーのエロじじぃ振りでした。 サクサクと話は進んでいくので退屈はしないんですが、巨大メディアのスキャンダルを描いている割には淡々とクール過ぎちゃって、こちらはさら~と眺めているという感じ。セクハラの被害者たちが、加害者である権力者を失脚させたのに爽快、満足という快感がなぜか得られないのでした。 メーガンのアシスタントの?ちょっとアン・ハサウェイタイプの女優さんとグレッチェンの娘役の子がかわいかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-23 13:35:10)
204.  デッド・ドント・ダイ 《ネタバレ》 
なんか物凄く評価に困る映画。 キャストがね、ワクワクするほど最高なんです。個人的な好みなんですがティルダ・スウィントン以外です(彼女はミア・ファローと同じく何がいいのかわからない女優さんのひとりです)  太ったキャロル・ケイン、眼鏡のクロエ・セヴィニー、ひと目で何か気になるルックスのダイナーのリリーは 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のエヴァですよ、夜中にひとりで興奮してしまいました。 ビル・マーレイとアダム・ドライバーの存在、キャラクターが充分オフビート。ゾンビになってもだれかすぐわかるイギー・ポップとか俳優とキャラを眺めているのが楽しい楽しい。  ゾンビが何を意味するのかはなんとなくわかるんですが、それを大真面目に誰が見てもわかるような映画にしてないとこがジム・ジャームッシュなのかもね、しかしやはり当たりはずれの多い監督さんです。 台本とか言い出した時はびっくりしました、私としては宇宙船より意味不明な展開です。 他人に薦められるとは言えないという理由の点数です。  「パターソン」を録画してあったのに間違えて消してしまった、アマゾンプライムで見つけたのでそっちに期待します。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-14 14:05:15)
205.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 
飛行機が電車に変わっただけで先日観た「フライト・ゲーム」とよく似てますね。強引で無理がある、矛盾だらけってとこが。 でもこの手の映画はそれ言い出したらキリがないし、リーアム・ニーソンのチカラ技を楽しむのが正しい観方かもね。  これは発見したと思ったのは、チョイ役でフローレンス・ピューがいたことです。現在は当時に比べ知名度も高くなっているので、てっきりプリンは彼女だと思ってしまいました。オックスフォード生まれのイギリス人女優とはね、私的な印象としてはちょっと意外です。それとあの警部がサム・ニールだとは全くわかりませんでした、ここのキャスト情報見てびっくり。  この監督とのリーアム・ニーソン主演の作品は全部で4作品、なんだか知らない間に全部鑑賞済みに。 ちなみにこの中では「ラン・オールナイト」がいちばん好きです。 上手く言えないんですが、この監督は映画製作のセンスがすごくいいんじゃないかと、だからこんだけ突っ込みどころ満載なのに「ま、いいっか」て感じで観れてしまうのかな、なんてことを思いました。 いちばん最近の作品である本作、強引さもいちばんかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-22 13:56:49)
206.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出しました。 本作の方がハチャメチャだけど。でもなんだかよくわからない不思議な説得力がありまして、最後まで観れちゃうんです。やはりそこはリーアム・ニーソンの底力なんだろうなと思われます。  犯人の動機や目的もあんまりよくわからないし、突然機長が毒殺されたんですけれども、どこからどうやって毒が飛んできたのか最後までよくわからず、でも最終的に副パイロットの神業のような着陸がいちばんの見せ場みたいになるとか、その場その場で目立つ人がキチンといて、リーアム・ニーソンの独壇場にはなっていなくて、そこが良いのではないかと感じます。 女性協力者はCA役で出演のレディ・メアリーだけでよかったような気はします、神業副パイロットとデキてたのよね。ジュリアン・ムーアはいてもいなくてもどっちでもよかったような気はしました。でもこの二人の女を最初からなんかありそうに感じる表情とか行動にしてあるのよね。とにかく「国際線1年間無料」に笑った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-19 14:31:52)
207.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 
「ダ・ヴィンチ・コード」あのシリーズの翻訳が本当に隔離されて行われたということにヒントを得た作品らしい。 地下シェルターに翻訳家たちが集められ、厳重な監視の元にも関わらず原稿が流出する。犯人は9人の翻訳家の中にいる・・・舞台はヨーロッパ。こうくればめちゃくちゃ期待してしまいます。 最初の警察らしい場所での面会シーンも、これでもかってくらい意味ありげな様相でして、どんでん返しがあるのかもと増々期待。  んー、まずですね翻訳家は9人もいるのにその9人があまり有効に使われていないのがいちばん気になりました。 それぞれの人物像が上手くないと思う。ギリシャ人だけはよくわかったけど。 小説家志望の3人子持ちデンマーク人のアレはあんまり意味を感じません。 キャラ設定を省いてもいいくらいのプロットや演出があるわけでもなく、観る前の期待ほどではなかったです。 オープニングクレジットで燃えるシーンはやめた方がいいと思った、早い段階でどこが燃えてたのかわかっちゃう。 あっと驚かされるものが足りないのが不満でした。つまらないとか退屈ではないです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-09 13:09:34)
208.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 
とにかく結末を知るまでは観るのをやめられない映画なのは確か。 でも観客を振り回すことが目的という感じのトリッキーでホラーぽい演出、展開でして、サスペンススリラーとしてはプロットを楽しんだり、「やられた~」と感心できるものが無くてちょっと残念。死体の入った袋から携帯が出てきたとこは「んな、ばかな」と、ここで遂に自分が期待しているものとはちょっと違うなと思った次第です。 気の毒なのは警備員さん、目撃者として利用されたんだろうな。このように目的のためには手段選ばずみたいなところが引っかかる、「お見事!!」といえるドンデンじゃないのが気になるのよね。 死体が生き返るっていうのはまず無いだろうと、そうなるとあの登場人物の中なら怪しい人物が自然に浮かび上がるわけです。 浮気相手も最初からやけにテキパキというかグイグイくる感じで違和感、奥さんはそれ以上にウザイ。 女運の悪いダメ男でもあるわけで、ラストは意外にもちょっとだけアレックスに同情しちゃいました。 観て損はないってことで。。。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-02-09 21:05:29)
209.  ザ・リトル・ストレンジャー 《ネタバレ》 
いつ売却になっても不思議じゃないかつての名家で今は荒れた屋敷にシャーロット・ランプリング、これだけで雰囲気は抜群です。 物静かな医者のファラデーが探偵のごとく、不可解な出来事を解明していくのかと予想して観たんですが、全然違ってたんですねぇこれが。 ん~~屋敷への執着が無意識にああいうかたちになったのか。。。人の業の深さといいますか。 部外者だけど生意気で可愛げのないあの娘、嫌われたんだろうな。でも犬を絡ませるのはやめてほしかったな。 コトの成り行きもいちいち予想外だったり、ラストも悲惨ですし、地味ながらなかなかゾクッとさせられました。 品のいいゴシックホラーという具合です。 エアーズ家の娘キャロライン役の女優さんはTVドラマで何度か見たことある人。 ダウントンのヘクサム侯爵にも再会、本作では医者ですけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-08 15:35:08)(良:1票)
210.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
昔々、TVドラマが放送されていた頃は個人の探偵事務所だったはず、これもまた飛躍したもんです。 クリステン・スチュワートがエンジェルだと知って観てみることに。 ユーモアもふんだんでアクションシーンもなかなか良いと思います、なんといっても女優たちに華があるのが最大の魅力じゃないでしょうか。 見た目はクールな悪女系といった感じのエリザベス・バンクスですが、製作者としての才もなかなかのものなのね、恐れ入りました。ただただ愉しむために観る映画ですね、面白かったですよ。 しかし邦題、複数形の(S)が無視されることが多いと思うんですが、いつまでこういうことをするんだろ?だから「ス」か「ズ」かよくわからないなんてことになるんじゃないか?「エンジェルズ」にすると何か不都合なことでも?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-20 17:39:11)
211.  アマンダと僕 《ネタバレ》 
まず、街並み風景がとても良いです、夏の陽射しの美しいパリの街です。 どうやら母親は亡くなるらしいくらいの予備知識だったので、あの風景と穏やかな毎日から一転というところはちょっと戸惑いました「ええ~?!こういうことなの??」て感じ 姉を母を突然亡くしたダビッドとアマンダの日常が淡々と描かれていて、凄く惹かれるわけでもないんですけどなぜか最後まで目が離せなくなってしまいました。 アマンダ役の子役が少々ポッチャリしててどこにでもいるような女の子って感じなんです。7歳にしては大人びた顔してるし。 やたら足が長くて小顔で可愛らしくて子どもモデルみたいな子役に慣れていたのもあって、ちょっと意外だったんですが、ラストのセンターコートでの泣き顔や表情を見ていたらこの子で良かったんだなあと。突然の悲劇に子どもなりに必死で堪えてるのがわかって胸が痛む。そしてみんな思いやりがあっていい人たちなんですよね~ グレタ・スカッキは若い頃はセクシー系悪女みたいな雰囲気があったと思うんですが、すっかりふくよかな善人という感じになりましたね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-18 21:35:42)
212.  ジョーカー 《ネタバレ》 
ジョーカーを中心に置いているのにここまでエンターテイメント性のない映画とは思ってなかったです。だってバットマンの悪役キャラでいちばん有名じゃないかと思えるジョーカーですし。 幼少の頃、TVで観てたバットマンの頃を思うとバットマンもかなり飛躍してきたもんだと。  まず思ったことは、これジョーカーにする意味ってどのくらいあるのかなってことです。真面目に言えば結局、親を選んで産まれることができていればこんなことにはなっていなかったんじゃないかという案件のひとつでもあるし、だからといって皆犯罪者になるわけではなく、生まれ持った資質もおおいに関係すると思っている私は全く共感も同情もなかったです。 この部分にジョーカーならではの奇抜さ、意外性を感じないのね。いかにもな社会的問題があからさまでジョーカーじゃなくても成立する話だと思うわけです。 オリジナル脚本だそうですが、なんかいろんな映画を思い出させるものがありまして、まず「キング・オブ・コメディ」「タクシードライバー」でしょ、そして「時計仕掛けのオレンジ」を観た時の嫌悪感と似たものも感じました。暴力を受けることで覚醒しさらなる悪へと成長するっていうね。なので新鮮味はないけどある意味危険な映画でもあるんじゃないかと思えました。 ホアキン・フェニックスのいっちゃってる演技は凄いなと思います、オスカーも手にしたわけですけどこういう演技で受賞した俳優たちはどうなんでしょうね、ほんとはコレじゃなくてこっちで貰いたかったなあ、なんていうのはあるのかな? ダンスシーンは悲哀のある美しさ。ホアキンのアドリブなのね、素晴らしいです。 クリストファー・ノーランのバットマン3作が録画してあるからそっちも順番に観ていこうと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-16 15:06:33)
213.  パリ3区の遺産相続人 《ネタバレ》 
最初は遺産相続をめぐる辛口のコメディかなと思ったんですが、かなり重いものを背負った人たちで深刻な様相が見え始める。 なんか最初の予想とは全く違って少々呆気にとられてしまいました。特にケヴィン・クラインが実はかなりメンタルがボロボロなんですが中盤過ぎるまではあんまり感じないし、どっちかというと嫌なやつなんですがいきなり痛々しい人になっちゃってこっちが戸惑ってしまったという。 でも暗くなりすぎることはなく所々ユーモアも見せながら話は進んでいく。舞台になっているフランスにありがちと思える大人の事情というやつが絡んだドラマ、フランスにはヴィアジェという不動産売買があることも知りました。 キャストがベテラン揃いなので安心して観ていられますね。マギー・スミスはほんとに目が印象的ですねえ。高齢になってもその目力が凄いです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-05 23:02:59)
214.  メン・イン・キャット 《ネタバレ》 
”ケヴィン・スペイシーが猫になる”となれば一応観ときましょうということで。 長毛種の猫ちゃんもすごくかわいい、ノルウェージャンフォレストキャットですかね。 クリストファー・ウォーケンが出てることは知らなかった。魔法使い、魔術師みたいな雰囲気で出てきたときにはうれしかったなあ。 相変わらず異星人みたいなんですが、ウォーケンて気を付けてみてみると結構映画の中でダンスしてるんですよね。本作でも軽やかなステップを披露してくれていて、高齢になっていくほどチャーミングになった俳優さんという感じ。 かなりCGが使われていて少々シラケる部分はあるんですけど、この内容なので仕方ないかなぁと思いつつ。 なにって、とにかく気楽に安心して観ていられるのが良いです。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-29 18:47:19)
215.  インスタント・ファミリー 《ネタバレ》 
一時期、ハリウッドスターたちが里子を受け入れ養子縁組したという話題をよく目にしたものです。その多くは有色人種の子どもたちということで意地悪なことを言うマスコミ関係者もいたなあ。 私は自分で産んだ子だからこそ育てられたわけで、そして二人の子育てでもう手一杯。三人なんて考えたこともありません。 映画の中の夫婦は育児経験は無く、親になるための段階も踏まずいきなり3人。しかも長女は思春期ときた。 なんかもう主導権は完全に子どもにアリで、里親夫婦は振り回され親になるための修行という感じの映画でした。 ラストは絶対ハッピーエンドになるってわかってるし、ユーモアもふんだんで観やすかったです。 ただ奥さんのエリーがわめくとこ、声質なのかなんなのか、耳障りでイライラしちゃいました。 リジー役の子は魅力的ですね、「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」のあの子でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-27 17:19:54)(良:1票)
216.  恋のロンドン狂騒曲 《ネタバレ》 
インチキ占い師にハマるお母さんに始終イライラさせられてしまいました。 サリーとロイ+母親の言い合いはあんまり面白くない。 婚約破棄、結婚式とりやめとなり両家揃って修羅場と化す、ここはもっと観たかったです。 退屈はしないんですが、ファンタジックな部分も粋な笑いも無く、意外性とか予想外の展開も乏しくてあんまり盛り上がらなかったのが正直な感想です。 昏睡状態は実は・・・ていうのが分かった時にこれはもしかしたら。。。と思ったんですがそれはなくナオミ・ワッツのブチ切れシーンで終わってしまいました。 ここからがみんな人生の次のステージの始まりで、笑い話じゃすまなくなっていくんじゃなかろうか、などと想像はできます。 本作は序章のような感じでこの先が観たい、知りたいと思ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-21 14:47:52)
217.  LIFE!(2013) 《ネタバレ》 
センチメンタルな映画だなと感じました。ベン・スティラーの映画は決して多くは観てないんですが、おセンチな部分て必ずあるように思います。ライフ誌の表紙に載るってことはステータスのひとつだったと思うし、それが廃刊になるっていうのは一部のアメリカ人には寂しいことだろうな。 ライフ誌でネガを管理してる妄想癖のあるウォルターが1枚のネガのために写真家を追い、世界へ飛び出す。 妄想からリアルへ、しかしどれもリアルとは言えないんですよね。映画ならではの世界旅行なんです。 ここがちょっとね、「ああ、映画の世界だな」なんです。 そして結局ネガはそこかいっていうオチなんだけど、これをどう捉えていいのか困ったところです。 25番のネガに誰が何が写っているのか、みかんケーキでだいたい見当ついちゃったんだけどね。 でもストーリーやスタンスは好きですよ、データ保存ではなく1枚のネガっていうのがなんかいい。 妄想癖のあるシャイなウォルターの表情とかベン・スティラーはやっぱり上手いですね、特に間が素晴らしい。絶妙だと思います。シャーリー・マクレーンはこれでもかってくらい控え目でこれもちょっと意外でした。 グリーンランドでカラオケで歌ってるのがヒューマン・リーグだったのがいちばん可笑しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-02 15:02:55)(良:1票)
218.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 
こっちはリメイクでオリジナルも同じ監督なんですね、「特捜部Q」シリーズも監督してるのね。 北欧出身の監督として期待できる人なのかな? またしても最強お父さんのリーアム・ニーソン、今回はCIAだとか特殊な訓練を受けたわけでは無そうなんですが強いわ強いわ。 息子を理不尽に殺され復讐の鬼と化すお父さん、しかし徐々にコメディとなる。あんまり無い展開で目新しいですね。 とにかく雪雪雪、雪しかない風景と全面ガラス張りの家、なんか可笑しい。 どこといって不満があるわけではないのですが、ローラ・ダーンがエキセントリックに絡んでくるのかと思ったらそれは全くなくて少々肩透かしです。 しかししぶといというか逞しい女優ですなあ、ローラ・ダーンといえばデヴィッド・リンチの映画に立て続けに出ていた頃を思い出す。「ブルー・ベルベット」で見せた泣き顔はデニス・ホッパーの変態ぶりも霞むんじゃないかとさえ思えるインパクトだった。知らない間に消えた女優になってもおかしくないと思ってたのに年を取るごとにあっちにもこっちにも引っ張りだこの売れっ子になりオスカー受賞となった、凄い。ブルース・ダーンを父に、魔女顔のダイアン・ラッドを母に持つのはダテじゃなかった。娘のローラも魔女顔と言える。 オリジナルも是非観たいです、ステラン・スカルスガルドだもの期待できそう。 オリジナルの邦題がすでに笑えてしまう。こっちは「ロワイヤル」ていうのがよくないと思う。何がロワイヤルなんだろ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-28 15:10:35)(良:1票)
219.  間奏曲はパリで 《ネタバレ》 
鑑賞後、イザベル・ユペールはいくになったんだとそれがいちばん気になり検索しました。 御年66歳ですと!!!てことは本作撮影時点で還暦ですか、いや~~参りました。 サイコパスな役をやれば冷ややかでゾクッとくるし、本作のようなロマコメでは抜群に可愛らしく愛らしい。 すごい女優さんです。  子どもも完全に手が離れた中高年の夫婦の倦怠期、奥さんのブリジットが冒険しちゃうんですが 実は夫婦の危機は過去にもあったということがわかり、単に退屈で刺激がほしかっただけではなかったことに なぜだかホッとした私。お互い無関心ではないんですよこのご夫婦は。 伏線に使われるのが原因不明の湿疹ていうのが面白いです。中高年になると寝込むほどではない体の不調って 大抵ストレスとかホルモンとか自律神経のせいにされるのよ、ブリジットの場合もそんな感じなんですよね。 危機を乗り越えられるほどの愛があり、許せる余裕があるっていうのがいいですね、 やはりフランスは大人の国であります。 行きずりのデンマーク人役の俳優さんはイーサン・ハントの敵役だった人ですよね? こちらも検索したら既に故人でびっくりしました。初見ではロシアとかの重量挙げ、砲丸投げの選手みたいだなと。 スウェーデンの俳優としてマックス・フォン・シドー、ステラン・スカルスガルドのようにまだまだ活躍してほしかったですね。イザベル・ユペールの可愛らしさがプラスです
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-28 16:09:11)(良:1票)
220.  女と男の観覧車 《ネタバレ》 
俳優のタイプがガラッと変わったなあ、というのがまず思ったこと。 そして映像が素晴らしい。 夕日があたってると思われるシーンが多かったけど、この部屋は元見世物小屋で 西日の強い部屋なんですね、西日って色も感触も匂いも朝日とは別物で夕暮れを鑑賞するのとも違って、西日のきつい部屋っていうのはそれだけで憂鬱になります。この部屋の状態が鋭いなと感心します。 そして目の前の観覧車。この観覧車って単純に1周するだけじゃなくて左右にも移動するの? そんなふうに動いてるシーンがあったと思う。結構怖い観覧車なんじゃない? およそ人が生活する家には見えない家で家族らしさも無い家族、気が滅入る。  ケイト・ウィンスレットの熱演を見ていたら「レボリューショナリー・ロード」「ブルー・ジャスミン」が浮かびました。 割と自己評価が高く、意識があるのか無いのかわからないけど前夫を死に追いやったことへの罪悪感で精神のバランスが崩れているようにも見えます。で、またやっちゃうんですよね。 必死にもがいて這い上がろうとするけど、ミッキーは去り、相変わらずハンプティは釣りに誘い、息子は火をつけ、義理の娘は消える。 這い上がるのはいいけどその手段が他力本願なのね、それに不倫してるうちは幸運な運命のめぐり合わせもないのがこの世の法則だと思うのよね、私。 ラストのジニーのアップを見て「この人たぶん死ぬ」なんて思いました、偶然の事故とかでいつものアレン作品のようにあっけなく。そんなふうに思えてしまうほどジニーの痛さをジワジワ感じます。 アレン作品にしては皮肉なコミカルさは薄いかな?そこだけちょっと不満です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-26 13:45:52)
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