221. ターミネーター
アメリカで観たため、字幕がなかったのですが、十二分に楽しめました。娯楽映画に国境はない、と感じさせてくれた作品。 7点(2003-05-16 20:18:47) |
222. 時計じかけのオレンジ
とかく「映像美」だの「センスが良い」だの「芸術的」だのと言われる本作だが、私はひとつもそれらを感じることはなかった。ただこの映画に終始漂うものは「不在感」。シンメトリーで一切の温もりを排除した絶対に真似たくないインテリア、ファッション、ミスマッチとも言えるクラシック音楽の洪水、誰ひとりとして感情移入させることを許さない登場人物。一貫して描いたのはただ暴力。当初、それは冷酷で傲慢なキューブリックの人物像を連想させたが、あるいはそれは偽善や欺瞞を許さない孤高の姿だったかもしれない。いずれにしても私にとってキューブリックは、好きにはなれないのに、どうしても観ずにいられない監督であることは間違いない。 7点(2003-05-16 14:07:26) |
223. 8 1/2
天才は何をやっても許される、という「良い」見本。 7点(2003-05-16 11:13:42) |
224. ローズマリーの赤ちゃん
完全なトラウマ映画。当時子供だった私は、テレビでこれを観て「絶対に赤ん坊は生まない」と固く心に誓ったのだった。(←産んだけど(^^)。日曜学校で「どうぞ悪魔から守ってください」と毎週お祈りした記憶が、今でも恐怖と共に鮮明に甦る。 7点(2003-05-11 17:42:45)(笑:1票) |
225. ゆりかごを揺らす手
美人の復讐劇は、なかなか見ごたえありますね。私的には、だんなさんが誘惑されちゃう展開の方が自然だし、面白かったなぁ(←性格悪すぎ)と思うのですが。 7点(2003-05-11 11:12:57) |
226. 竜二
金子正二の気迫あふれる演技が印象的。永島暎子の「出来た妻」も良かった。今の日本じゃ絶対通用しないオトコのロマンってやつなんだろうな。 7点(2003-04-29 18:09:17)(良:1票) |
227. 華麗なるギャツビー(1974)
あの、すみません。レッドフォード大好きなんです。映画としてはイマイチでも、彼がいちばん美しく撮れてる作品だと思うので、それだけでこの点数です。(記憶違いでなければ、本作いつも正月の深夜、テレビ放映されていた気がするんですけど…) 7点(2003-04-26 18:37:54) |
228. 天使にラブ・ソングを・・・
とても楽しい作品。ウーピーの魅力炸裂ですね。個人的にはゴスペルより、正統派聖歌隊の歌う賛美歌の方がずっと好きなのですが、音楽の持つパワーが元気をくれることは間違いありません。 7点(2003-04-26 18:27:35) |
229. 刑事ジョン・ブック/目撃者
サスペンス色は弱く、その点では肩透かしかも。私的にはアーミッシュの人々の暮らしや美しい映像など、見どころ満載で大変楽しめました。切なく、美しく、心に残る作品。 7点(2003-04-26 18:17:32) |
230. ピノキオ(1940)
おっしゃる通り「星に願いを」も、とても素晴らしいのですが、劇中ピノキオが歌う「自由ってやつは楽しいもんだね♪」という歌が明るくて楽しくて大好きです。美しくも迫力ある映像とともに、音楽も楽しい良作ですね。 7点(2003-04-26 18:04:18) |
231. ザ・ロック
テンポが良く、スリリング。アクション映画の王道。夫のお気に入りということで、何回も観せられました。個人的には「へなちょこで弱々しいオトコが健気に戦う姿」ってのがツボなので(←カミングアウト)本作のニコラス・ケイジはか・な・り・好きです。 7点(2003-04-26 17:25:03) |
232. カラーパープル(1985)
セリーとその夫の有様は、ほんの数十年前の日本の夫婦にも見られる姿。家族法の改正が取り沙汰される今、我々は未だ発展途上であることを、映画を通して感じる。映画としては、ちょっと長さを感じさせるが、それがまた、希望のない現実を生きる主人公にとっての日々の長さと重なり、リアリティを出している感じも。今となっては希少なウーピーの「耐える女」も良かった。本作のテーマは人種問題というより「因習」では? 7点(2003-04-26 11:38:58) |
233. ロレンツォのオイル/命の詩
映画を観るまでこのような病気を全く知りませんでした。未来への希望と親の愛情深さが、ずしっと来ます。 7点(2003-04-17 15:47:15) |
234. グリーンマイル
ショーシャンクの後作品ってことで、厳しい評価になりがちですが、本作だけ取り上げてみれば、まあ佳作ではないでしょうか?とは言え、私も「さあここが泣き所ですよ!」という感じの感動シーンに、乗り切れなかったクチなのですが。 7点(2003-04-15 11:39:25) |
235. ファイナル・デスティネーション
素直に楽しかったです。テンポも良いし、飽きずに最後まで観られました。ホラーはあまり得意じゃないけれど、storyも楽しめたので。ラストも好きです。 7点(2003-04-08 11:06:58) |
236. レナードの朝
淡々と丁寧に事実を積み重ねていく誠実な作りに大変好感が持てる秀作。名優の演技も素晴らしい。監督がペニー・マーシャルということで期待しすぎてしまったせいもあるのですが、ノンフィクションゆえの地味さが、やや物足りなかった…と言っては酷でしょうか。 7点(2003-04-05 14:46:20) |
237. キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争
前作よりも素のワンコシーンが少なくなっているのが不満。 まぁでも、うちのワンコはテレビに犬が出ると興奮するので、一緒に観て楽しめました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-10-17 12:49:40) |
238. 運命を分けたザイル
山岳事故を本人たちのインタビューと再現映像でドキュメンタリータッチに描いている。 絶望的な状況からの生還が生々しく再現されており、その精神力には驚愕した。 実際の雪山で撮影したという本物の映像は迫力満点なんだけど、せっかくの映像がインタビューで度々途切れるのがちょっと残念。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-10-16 16:09:14) |
239. ケープ・フィアー
ゾンビのごとく不死身なデ・ニーロがとにかくド迫力。 スコセッシ&デ・ニーロのコンビという期待を裏切らない出来ではあるけれど、正直期待を超えもしない手堅い(無難とも言う)作品。 豪華なキャスティングだけでも見る価値はあるかも。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-15 16:58:38) |
240. フライトプラン
《ネタバレ》 舞台設定が面白く、娘を思うジョディ・フォスターのキレっぷりもすっごく良かったのに、なんで中盤でネタばれさせちゃうんだろう? そこから先はもう惰性以外のなにものでもないし、なにが悲しくて映画見ながら犯行計画の粗を数え上げなきゃならないのかがっかり。 だいたい、客室乗務員に共犯がいるってのに、なぜ事前に無用な殺人まで犯さなきゃならないのか不明だし、一体どうやって口座からお金引き出すつもりだったんだろうか、この犯人(この他にも数え上げたらキリがないくらいの粗が・・・)。 まぁサスペンスとしてはイマイチだけれど、孤軍奮闘、娘のためになんでもするフォスターの強い母には思いっきり感動できたので6点献上。 [地上波(吹替)] 6点(2011-09-27 10:00:27) |