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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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301.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
​びっくりドキッリストレンジ!ってほら!よそ見運転はダメだって! マーベルシネマティックユニバース的に十何作目なのかはわかりませんがとりあえず全然単体でいける作品です。 なんてったって僕は今2Dで見てしまった事を非常に後悔しているっ!本作に登場する世界はまさに3Dでこそ見たい映像世界だったのだ。 ねじまがる建物、折り曲がる地面、流動的に動く建物の波は映画ならではの素晴らしいセンスに溢れた表現です。 そんでもってストレンジさんの修行はシリアスかつユーモラスに描かれており、気を楽にしながら見れるのも良いところ。ここら辺のバランスが絶妙なんですよねこのシリーズ。ストレンジさんのグダグダいいながらも優秀なだけにテンポ良く成長していく様が次はどんな魔法を見せてくれるのかとワクワクさせてくれます。見所はやはりニューヨークでの戦闘、あの物量と情報量はとんでもないです。 ラストバトルは正直コメディのようなとんちで勝利というのも他のヒーローと違う所で良いですね。 ただしカエシリウスがストレンジに比べると魅力的な悪役に見えないのがちょっと残念でした。 発表当時カンバーバッチのアベンジャーズ入りにビックリしてどうなる事かと思いましたが、これからのアベンジャーズでの戦いに期待が高まる一方です。 そんなこんなでとても不思議体験が楽しい、素晴らしいヒーロー映画でした。 よぉし!IMAX3Dでも見に行くぞ!
[映画館(吹替)] 7点(2017-02-09 11:14:24)
302.  仄暗い水の底から 《ネタバレ》 
黒木瞳!あんたが一番怖いわっ!!! 情緒不安定な黒木瞳に映る世界はとにかく澱み暗い世界だ。関わる人間もどこか生気が抜けている気がする。特にこのアパートに関わる奴らは。 そんな見るもの全てが暗く感じる主人公に少女の霊が付きまとう。でもこの霊も「自分を見つけてもらいたい」「母親が恋しい」という欲求の強い霊で、呪い殺すとかの類いではない。ただやり方がヘタクソなだけなんです。 ただとにかく情緒不安定…というか被害妄想も強い主人公は不安をかき立てられめちゃくちゃビビりまくるリアクションが、そこまで恐怖ではないモノを恐怖に変えています。だってカバンが置いてあるだけなんですから、そこからのリアクションがたまらないんですよ。 ラストからの大洪水はなかなか見応えがありますね。髪の毛が混じるシーンより、部屋全体が水浸しのシーンは印象的です。 結末はなんだかんだ女の子は立派に育ち、結局アンタがいなくてもなんとかなったんじゃん感はありますが、それでも娘を身を挺して守った母のラストは良いのではないでしょうか。母子ともに救いはなんだかんだあるラストだと思います。 見所はエレベーターのボタンの悪戯を旦那のせいだと思い込むシーン。主人公の不安定さが絶頂を迎えるシーンはたまりませんね。 逆に馬鹿でもわかるように説明的すぎるカットがたびたび出るのはさすがにどうかと思います。 ホラー演出よりリアクションが怖い、黒木瞳の演技力が迸る映画でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2017-02-01 04:19:55)
303.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
​楽しもう! 心に穴が空いた同士なにかがお互いを引きつけたのか、そこからはじまる楽しいアルバム作り。そりゃ嫌なコトだってあった、今だって気にしてる。でも音楽を聴けば世界は輝き、照らし出す。 二人の成長が音楽が撮影がとにかく観ているこちらも楽しくさせてくれます、そして優しく背中を押してくれる気がする。 仲間たちと一緒に楽しい音楽。決して世の中甘くない、だけどなんとかなるはずだ。どうか彼らに幸あれ。
[インターネット(吹替)] 8点(2017-02-01 01:40:10)(良:1票)
304.  着信アリ 《ネタバレ》 
一週間じゃ長過ぎる!三日!いや、もっと短くて良い! 死の予告電話から始まるバリエーションあふれるエキサイティングな死にっぷりが見所です。 死ぬ前の台詞を知っているのにも関わらず言ってしまい「ハッ!」とする所が良いですね。 特に中盤の山場であるワイドショーに取り上げられるところは悪趣味の境地ここにあり!って具合で最高ですね。 柴咲コウの正義を押しつけ、自分勝手な行動がやたらムカつくのも好印象。特にテレビに対する嫌悪がやたら強いのもいいですね。あんたがどうにかしてくれるんかい! そして堤真一の不審者っぷりも最高ですね。完璧に不審者です。 ただ終盤の病院シーンからお化け屋敷的演出に変わってしまい、露骨な恐怖の安売りになってしまったのが残念。ですがせっかく来たのにぎゃーぎゃー喚く柴咲コウの何しにきたんだ感がとても良いです。 映画の閉め方については助長でもっとスッキリ終わってほしかったです。口移しでアメを貰う堤真一にジェラシィを覚えましたけどね。 かなりツッコミ所はありますがジェットコースターのように勢い良く見れるJホラー映画でした。楽しかったです。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-01-30 22:42:38)
305.  らせん 《ネタバレ》 
いくらなんでも飛躍し過ぎだろう! リングの話の続きなのだが話は山村貞子のルーツからズレてとにかく呪いのビデオ絶滅へ。今度は医学で呪いを暴け! でもいくら待っても、ビデオを見てもホラーな要素は無いに等しい。いや、人が死ぬけどそこにホラーはない。本当にホラーがない。 死体の高山が動いたりとかあるけれどホラーというより幻覚のような感じだし、高山だしあんまり怖さは感じず。それに松重豊の髪型が変だ。 怖い山場がほとんどないおかげでどんどん話は退屈になる。出るぞ出るぞ詐欺の連続だ。 そして後半になればなるほど展開がわかりにくくなり、いつの間にかSFな話になっていく。え、この人貞子なの!? そんでもって貞子の世界征服計画が淡々と語られる。主人公に賄賂も払ったしオッケーオッケー!高山竜二も生まれ変わったよ!呪い入りの小説も出版しちゃえ!っておぉい!!!なんだそれ!!!何でもありにもほどがあるだろう!!!! そんなこんなで前作リングの素晴らしい緊張感や恐怖を全部無かったかのようにする退屈なSF映画でした。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-01-30 17:23:03)
306.  リング(1998) 《ネタバレ》 
呪いのビデオ!貞子がテレビから出てくる!僕が知っている情報はコレだけだ。 当時少年時代の恐怖の対象でありもう、イジリ倒されたJホラーのヒロイン貞子。 呪いのビデオを見た人間を一週間後テレビから出てきた貞子が首を絞め殺しまくる話かと勝手に思っていたがちょっと違う。いや全然違う。 ビデオを見てしまった主人公達が映像を検証、そしてその映像をヒントに真相を探し出していく展開にはワクワクしました、慌てふためくのではなく呪いという超現象に立ち向かっていくとは思わなかった。そして出てくる話の真相はよくわからないけど、とりあえず貞子のパワーは凄いという話なんですね。まぁ旦那がサイコメトリー能力があるのにはちょっとガクっと来ましたが。あくまで一般人であってほしかった…。 まぁとにかくラストの貞子シーンはやっぱりシュール。というか映像はシュールなんです。 だけど音が怖いんですよ、音が。あのスローかけまくった音声がとにかく最悪!にして最高! それに常に暗い映像なのもいいですね、登場人物の瞳がみんな黒いのもたまりません、あとやっぱりVHS! あの媒体の存在感が良いですよ、あのノイズといい、誰でもなんでも録画できちゃう感じといい今のメディアにはないちょっとアナログな感じが怨念みちたモノを感じさてくれます、それになんてったって「黒い」ですからね! 呪いのビデオの映像もいいですねぇなんとも怪しく、寺山修司頃の如何わしさというかそういう雰囲気でたまりませんね! 最終的にチェーンメール(これも死語になってしまった)的な呪いというベタなオチですが知らなかっただけに「オオーっ」と唸ってしまいました。 なんだかんだ怖く楽しい流行るだけの事は確かにある素晴らしい作品でした。 それと真田広之は格好良すぎてびっくり。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-25 12:14:28)
307.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
​一番その世界から離れていそうな人がふとした瞬間から世の中の不条理や理不尽に嫌でも向き合わなきゃいけなくなる。 前半まるでなにか明るいバリアに守られているような気がするが、そんなものは無い。ただただ「ふとした瞬間」どうしようもない理不尽がやってくるのだ。 その残酷さが、その後に残った間がとにかく心に刺さる。 それでも毎日は続く。泣いてばかりもいけないし、落ち込んでもいられない。 とにかく笑って生きていかなきゃいけない。生きていかなきゃいけないのだ。
[映画館(字幕)] 8点(2017-01-20 18:17:00)
308.  ロボコップ3 《ネタバレ》 
昔の悲哀も吹っ飛んでロボコップもそれなりに頑張っている。街をイケナイ方法で更地にする奴らにゃお仕置きが必要だ! 2もアレな気がしたけど1の印象からも更に離れた、爆発アクションな偏差値の低い痛快娯楽作になっています。いやもう最高ですよ。 なんとも間の抜けた日本描写といい、思った以上に弱い日本製ターミネーターといい、どんどん壊れていくピンクアメ車でのカーチェイスといい、もうわざとやってるとしか思えないふざけた描写が多くてたまりません。しかもみんな後先考えないで行動する奴らばっかりでてくるのもいいですね、デトロイトの未来は最悪です。 名シーンとしては傭兵軍団が警察を仲間に出来なかった代わりにヤク中モヒカンのヤバい奴らを引き入れるところですね。 絶対役に立たないような気がするんですけど。演じている人たちは凄い楽しそうでとても羨ましいです。 市街での最終戦も空飛ぶロボコップ登場で即解決するのも清々しい、あそこまで憎らしかったオムニ社もあっさり潰れてしまうのには笑いました。 まぁとにかく面白い箇所を上げたらきりがない作品ですがテンポはロボコップの歩みとは大違いにとてつもなく良く飽きずにサクサク見れるのでとにかく楽しいです。 最後はロボコップになぜかお辞儀!ありがとうマーフィ!!!そしてお前はロボコップと呼べ!!!!
[インターネット(吹替)] 8点(2017-01-20 09:33:36)
309.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
​待ってました!…って待ってないけど待ってました! そう!僕が見たかったエクスペンダブルズはこれだったんだよ! 前作から全てがパワーアップ!各自見せ場がふんだんに用意されているし、敵はなんてったってあのヴァンダムだ!しかも悪!ハイキックナイフ刺し! ジェット・リーの両手フライパンカンフーに、ステイサムのスタイリッシュ殺陣、そして突然脈絡無く現れ皆殺しにする奇跡チャック・ノリス!可愛いラングレン!そしてシュワとマクレーンの共闘!完膚なきまでのアクションスター勢揃いに、もうこんな贅沢が許されて良いのかと思うくらいの夢のような映画になっています。ああもう最高! ストーリーも前作以上にわかりやすくシンプルな作りで非常に良いですね、敵が敵らしくなっていますし、動機付けもバッチリです。 映画が好きで本当によかったと思える作品でした。 あと予習もしておいてよかった…。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-04 04:57:28)(良:1票)
310.  デルタ・フォース(1985) 《ネタバレ》 
デルタフォース部隊出動!!! ​前半のハイジャックパートはとにかく長いです。しかも一人一人キャラが立っている人が多く、ここだけでもサスペンスドラマとして良く出来ていて緊迫感があります。長いですが。 この緊張状態からどうやって我らがチャック・ノリスは人質を救出するのだろうかとハラハラします。 って思ったら人質は全員飛行機から下ろされてアジトに移されてるのね。 後半はお待ちかねのデルタフォースのターン。事あるごとに流れまくるメインテーマがたまりません。 しかもデルタフォースはとにかく強い。チャック・ノリスは更に強い。今までのリアリティあふれるサスペンスから一転かなり大味なアクション映画に大変身。ミサイル付きバイクを駆使してテロリストを一方的に皆殺しにしていきます。強いってレベルじゃないぞ!ばらまいてるようにしか見えない弾もチャック・ノリス補正によって全て当たる!格闘も負けない!まるで全てお見通しのような動き!派手にバイクで窓をぶち破る豪快さ!そして「君もデルタフォースに入らないかい?」と言わんばかりのキメ顔を見せてくれます。 一連の作戦で部隊の一人が死んでしまいましたが、もしかしたらチャックの活躍には若い命を捧げなければいけないのかもしれません。そういう闇の信仰がデルタフォースにはあるのかもしれない…と思わせるくらいチャックは強いのです。 あれだけ重たい前半に比べると強すぎるデルタフォースの活躍により結構あっさり人質も飛行機も取り返し、敵ボスも皆殺し。その分爽快感はありますけど軽いなー。 そして流れるメインテーマ。これで何度目かと洗脳のように流されます。 まぁなんとも重たい前半と軽い後半の二部構成な一粒で二度美味しいような、バランスが悪いような、そうでもないような…まぁそういうちょっと変わった映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-02 15:54:20)
311.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
​おじいちゃん大ハッスル! 若い泥棒達が選んでしまったのは最悪の家。目が見えないその代わり耳、鼻、筋肉がやたら発達し、家を知り尽くしたおじいちゃんと唾が汚いワンコが待ち構えるこのおじいちゃんハウスは彼らにとって最高のバトルフィールドなのだ! 様々なアイテムによる伏線、二転三転する展開、ただ怖いだけではない、お互いの長所を活かしあった駆け引きは見ていてドキドキハラハラの連続!一戸建てなのにめちゃくちゃ広く見えてしまうのはやはりそう簡単に動けないからだろう。しかも暗闇になったら強いのはあのジジイだぞ! そしてこの映画の目玉である、おじいちゃん!もう動き出したら止まらない、気付いたらそこに居る、そして一般的倫理観に囚われない己のルールで愚かな泥棒達に鉛玉と鉄拳をブチ込んできます!ヒェー! ヒロインのロッキーも現状の生活を変えるためイリーガルな方法で抜け出すという、同情を誘うが結局金な女という微妙な立ち位置がこの惨劇の不公平さに拍車をかけてくれますね。いや、でも盗みはイカンよ。 結末は一人は生き残り、お互いバレちゃマズイ事を黙っておくというオチですが、おじいちゃんの執念深さが、逃げ切ったのにも関わらず恐ろしく感じさせる後味もなかなか嫌らしい良い映画でした。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-01 23:17:38)
312.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
役者は揃った!さぁ派手にデカい花火をブチかまそう!という、この手の映画好きにはたまらないオールスター映画。 銃も筋肉も格闘も爆発も全部揃っている!さぁ殺せ!さぁ撃て!さぁ投げろ!さぁ殴れ!人間兵器軍団のお通りだ! イエエエエエッ!!!!…でもどこか物足りない…どうしてなのか?手放しに喜べないのは役者のアクションよりかはストーリー。 将軍の凶行が災いの種だが、真の悪者は別にいて絶対的な悪の将軍には見えず、兵隊もそれに服従する悪の軍隊な感じに見えない。 それでいてこんなにオールスターなのに世界の危機を救うというよりかは女を救い、小悪党を倒すだけなミッションのスケールの小ささも寂しい感じ。 キャラクターの多さによる一人一人の深みが無いのはこの類いだと当たり前なのだが、ステイサムとラングレンをフォローしているが結局リーダーのスタローンのキャラクターはただ人情に厚いだけのオッサンになっちゃってるのももったいない。他の方々は…なんだっけという始末。 一人一人のキャラクターが今まで見てきた映画のイメージに合わせたキャラクターになっているのは良いのですがやっぱりちょっとそれだけじゃ物足りない。でもラングレンの狂犬っぷりはいいですねえ。あの狂いっぷりホント最高です。おかげで他が薄口に見えるくらいですよ。 アクション面はスタローンよりステイサムがやっぱり目立ちますね、ラングレンとジェットリーの格闘もなかなか見応えがありました。 ただ中盤の逃走チェイスシーンはなかなか良いのですが、終盤は画面が暗い(爆発を目立たせたいのもあるのかもしれませんが)のと投げナイフと爆発の繰り返しで少し食傷気味になってしまいました。それともっと皆さん脱いでも良かったのですが…あ、中ボスに対する火ダルマ顔面パンチは最高でした。 まぁ期待し過ぎなところもあってモヤモヤもある一作目でしたが、これからさらにメンツが豪華になっていくこのシリーズにはワクワクが止まりません。
[インターネット(字幕)] 5点(2016-12-31 22:28:15)
313.  超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~ 《ネタバレ》 
​巨大要塞マクロス!デカイぞ!無駄にデカイ!変形する戦闘機メカバルキリー!カッコいいぞ!でも歌が一番強いぞ! …というくらいにしか知らないマクロス。メガゾーン23が非常に面白かったため、そのルーツを知るために視聴。 独特の癖のあるアニメ絵で慣れるのにちょっと時間がかかりましたが、非常に描き込まれた超作画は評判が良いだけありますね。もう動く動く。 そして箱を開ければ女の子とのロマンスや、変形ロボット以上に目が行くのはそのSF的設定の数々。異星人との文化(?)交流やら、人類のルーツ。誰もいない地球、崩壊した古代人など様々なSF要素が沢山詰まっているのにはびっくり。次々と出てくる情報量は凄いですね。 文化を知らない宇宙人を流行歌という軽薄ながらも一体感を生み出すモノで戦争を鎮めるというスタイルも、このシリーズでは定番のようですがとても新鮮で面白いです。 ただTV版の総集編ということもあり、最後の敵ボスを倒す目的など、よくわからない箇所などがありましたが、余計な説明を省きバランスを崩さずテンポを優先した本作はとても上手に作られた作品だと思います。 ラストバトルも派手で良かったですし、無駄にグロいのも制作者「らしいな」と思います。そしてミンメイの楽曲も爽やかな曲が多く、聞き込んでいこうと思うくらい良い曲ばかりでした。 本作は掘り下げてマクロスを知りたくなる入り口のような一本でした。
[DVD(邦画)] 6点(2016-12-28 12:39:53)
314.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
​結末は知っている。 だけどこんな壮絶な物語があった事は知らなかった。 背負う影のある者たちの希望を託す物語はとにかく凄まじい。 今までとは毛色の違うダークな雰囲気は暗い映像と共に少し違うスターウォーズ世界を見せてくれる。序盤の映像の暗さには若干くたびれましたが集まる仲間たちの魅力も相まってアクセルはどんどん踏み込まれていきます。 特にドニー・イェンの殺陣は最高ですね!ジェダイじゃなくても強い奴は強い! 終盤の戦闘はXウイングもタイファイターもAT-ATその他お馴染み兵器たちの大盤振る舞いには「そう!これ!これが!これが見たかったんだよ!わかってるじゃねぇか!」というもう堪らぬドッグファイト、地上戦をこれでもかと見せてくれるのでもう鳥肌立ちっぱなしです。あぁこの歳まで生きてて良かった!!! 確かに次々と倒れていく仲間たちの壮絶な死は悲しく辛いです。結果はわかってはいるのですがやはり悲しいです。 ですが紡がれる物語へのラストは希望に満ちた気持ちで観終える事ができました。 EP7と8の間に外伝として作られた本作ですが、決して正史に負けない素晴らしい出来の一本です。
[映画館(字幕)] 8点(2016-12-16 20:57:41)(良:2票)
315.  劇場版 艦これ 《ネタバレ》 
​本作はテレビアニメ版があまり手放しに褒めることは出来なかった所からのスタートだったので、本作でどの様になるかとても気になっていた。 そして出てきたのがギャグを最小限に少なくし、提督を完全にいないモノとし、陰鬱な雰囲気を前面に押し出したやたら暗い作品だった。 序盤アニメでは初登場のキャラクター達による劇場版らしい派手な戦闘に「これだよ!こーゆーのが見たかったんだ!」とハッスルするも、その後の展開は如月と睦月、そして艦これの敵キャラの正体に迫った内容となっている。それがまぁなんとも暗い!怖い!不安を煽るホラーな演出が過多で、TVアニメ版を更に上塗りしたシリアスっぷりには正直とてもついていけませんでした。ギャグもあるにはありますが全体的に暗すぎて怖さが増すばかりです。ドキドキする作戦会議のパートから吹雪パートに映るたびに「やめてくれ!」っと思ってしまいました。​ 後半の戦いはダメージを受けたら「服がボロボロになって下着丸出し!」な本来のゲームと違う「ボロボロになる上、血まみれ」という戦争感、殺し合い感が前面に出ていますね。シリアスっ! 終盤はまさかの精神世界的な話になり、納得しつつも、なんともいえない演出に苦笑いしてしまいました。一体そこは何処なんだ!一体全体なんだったんだこの話! …と、TVアニメからの本作はゲームキャラクターの魅力とは裏腹に暗くよく分からないストーリーが足を引っ張って一緒に沈みそうな一本でした。 あと龍驤や天龍、龍田を出してくれたのは非常に嬉しいです。 まぁ活躍してくれればもっと嬉しかったのですが…。
[映画館(邦画)] 4点(2016-12-06 20:48:54)
316.  メン・イン・キャット 《ネタバレ》 
​猫になっちゃった! わかる、そんな時もある。だけど人間の俺は死にかけ、しかも俺の会社を手玉に取ろうとする奴もいる!猫になっている場合じゃねえ! という猫メディ映画な訳です。猫のメークイン級のデカさとモフモフ加減がたまりません。そうちょっとふてぶてしいくらいが可愛いのだ。 それでいて現代のCG技術の進歩により普通に猫に見える映像も凄い。もう境界がわかりません…いや、動きがあきらかにオーバーな事がほとんどなのでわかるといえばわかるのですが。思えばCGがここまで進歩した事により、人の言う事を一切聞かない猫という超生物を主役にする事がやっと出来たという事でしょうか。そう思うとCGというものも捨てたもんじゃありません。コメディ部分も猫らしい動きとありえない動きを上手に合わせていてなかなか面白いですし、下品な部分もおしっこ程度で済んでいるのでソコもよかったです。 そう、この主人公嫌な奴ですけど、悪い奴じゃないんですよね。 …まぁ猫の話はここまでにしておいて、ストーリーですが90分未満という超タイトな上映時間のおかげでテンポ良く進んでは行きますが、やはりちょっと急ぎ足です。後半から登場する「猫には九つの命がある」という原題「Nine Lives」の通りな設定が結構サラッと出てきて最後につながる訳ですが、ちょっとその点が非常にわかりにくく。もうちょっと掘り下げても良かったのではないでしょうか。タイトルを張っている割には地味な設定です。 ですが自分の家庭での存在に気付きだんだんと献身的になっていく主人公の心情と、猫の正体を知り元に戻そうとする父思いな娘がたまりません。後半のダンスシーンも可愛かったです。あの奇妙なペットショップの設定も好きですね。 なんだかんだで可愛く、面白かったです。 それと吹き替えにしたら化ける一本だと思うので是非吹き替えでもう一度見てみたい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2016-11-30 08:27:53)
317.  KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV 《ネタバレ》 
さて発売日が迫るFF15。そしてこれはその前日譚。 もう本作の世界観からなかなかファンタジーなのかもうなんなのかわかりませんが、ファイナル感はあると思います(?)いや、とにかく凄い。もちろん前作やシリーズを全く知らなくても全然OKな内容ですよ。 現代東京のような作りの国の東京都庁のようなお城が舞台という、もう色々とぶっちぎってますが、それでいて瞬間移動や往年の魔法、神話的伝説やらが絡む、新しく斬新なファンタジー世界を構築していると思います。 お話も今知る限りのFF15本編の裏側を描き、ゲーム本編主人公たちがこれから背負うモノの重さを教えてくれる内容です。 ニックスという男らしい『男』の男の生き様を隅から隅まで見れる内容となっています。あ、王様も凄いカッコいいですよ! そんでもって映像がまた嬉しいくらい良く出来ていて日本もCGアニメの凄まじさを教えてくれます。 特にラストの第一障壁のシーンはもう見物ですね。これをしたいがために王都のデザインを東京っぽくしたんじゃないかという気もします。 ただ革命派の人たちがなにをやっていたのかわかりにくかったのと、裏切り者や姫のお兄さんが簡単に死んでしまうのがちょっと残念でした。(もしかしたらこれもゲーム本編でいろいろあるのかもしれないが) しかし思う存分前夜祭としては最高にゲームへのテンションを爆上げしてくれる映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-11-27 19:35:58)
318.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
​ラングドン教授登場の巻 そしていきなり巻き込まれて大変な目に会う。 公開当時学のない高校生の僕にはサッパリでしたが、インフェルノついでに再度鑑賞。 このシリーズはやはり根深き歴史の因果と謎解きの見せ方(ラングドンのイメージ)の妙技がたまらない。歴史的回想も良くできていまし、キリストの子孫が代々守られ生きてきたという設定、それをダヴィンチやニュートンに掛けて事実かどうかはさておいても説得力のある物にしてるのも面白いですし、クリプテックスは本作のアイコン的小道具になっていてちょっと欲しくなります。フィクションと史実、そして現実に存在するモノを上手にMIXされた世界はとても面白いです。 サスペンス部分も、敵か味方かわからない展開が上手くストーリーを牽引しています。それに天使な刺客もなかなかイッちゃってるキャラクターなのがたまりません。ジャンレノの手を全く緩めない執拗な追跡も結構ハラハラしました。 オチも「マジでそうかも!」と思わせるムー的な終わり方でたまりませんね。 なかなか長尺な映画ですが、後味も良く満足感を得られる作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-11-26 22:37:20)
319.  インフェルノ(2016) 《ネタバレ》 
​世界を救うにゃトム・ハンクスの知識が必要だ!何百回と聞かされた気がする戯言のような計画をなんとか止めてみせようじゃないのっ! 最初からボロボロのトムハンクスの長めの幻覚に付き合わされつつも、美女と一緒に美女に追われてなフィレンツェでの謎を解きは思ったより淡々としており、思ったよりヌルい。そりゃトムハンクスが敵をカンフーでバッタバタと倒してたら変なんだけどさ。見せ方の問題なのかヨボヨボのおっさんがただ逃げてるだけなのがなんともかんとも。 そんなこんなで二転三転する展開もそこまで派手さも無く、良く言えば上品に悪く言えば味気なく進んでいくのでなんだか退屈です。女医さんに至ってはカルトに染まった残念な人にしかなってませんし、全人類を殺して地球浄化というよくありすぎる計画もよくありすぎて牽引力不足です。 最後のウイルス取り合いもモブの男がやたら頑張る展開には驚きました。あんたが頑張るんかいっ!それなら途中退場の黒人の男を執念深く立たせたほうが良かった気がするぞ。 良いところはやはり街並みイスタンブール地下のシーンは美しかったですし、知ってる美術館が舞台なのはやはり嬉しいです。 ともあれ前作に比べるとだいぶ評価は下がってしまいます。
[映画館(字幕)] 3点(2016-11-23 13:03:43)
320.  アンストッパブル(2010)
​手に汗握るとはまさにこれ! 疾走する巨大な鉄の塊を俺が止めなきゃ誰がやる! ただ列車を止めるだけのシンプルな作りなのに、ゴールまでの道のりの作りは凄まじく緊張感を持たせ、最後の最後まで息をつかせない99分を作っている。それに僕ら見る側を常に見る側にさせているスタンスがとても面白い。デンゼル・ワシントンカッコいいぞ! どこか様々な策を編み出し対抗していく怪獣映画にも近い作りのような、正しくハラハラドキドキ、そしてスカッとした後味を味わえるの最高の映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2016-11-23 12:59:19)
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