361. 新幹線大爆破(1975)
「スピード」の元ネタ。邦画でもここまでできることを示した。俳優陣は豪華すぎるくらいのメンバー。しかし、古さは否めない。この当時にCG技術が発達していれば・・と、それだけが悔やまれる。 7点(2003-11-15 07:34:43) |
362. ペイバック
メル・ギブソンが、あそこまで固執する理由が分からない。 2点(2003-11-15 07:10:31) |
363. 8 1/2
見る人を選ぶ作品の代表格。左脳ではなく右脳で見る映画。これはフェリーニの他の作品にも言える。「考える」のではなく、「感じる」のだ。私はまだ、その域まで達していないようだ。何年か経ったら、もう一度見たい。 5点(2003-11-14 19:45:58) |
364. 死刑執行人もまた死す
中盤までは見応えあり。しかし終盤は強引な展開。なんか、ラングの作品はこういうのが多いな。 7点(2003-11-14 01:42:39) |
365. 羅生門(1950)
この映画には「狡い」人間が何人も登場します。でも最も狡いのは、芥川龍之介の原作をうまいこと利用し、カンヌグランプリを獲得した黒澤監督にきまっていますよね? 9点(2003-11-14 00:27:06)(笑:1票) |
366. ダンス・ウィズ・ウルブズ
もし、自分にインディアン・ネームをつけると、「ウケ狙いのコメントばっかり書く男」かな? 9点(2003-11-14 00:14:29)(笑:1票) |
367. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 この映画に対する大方の評価は、「序盤の戦闘シーンはスゴイが、それ以降は見る必要なし」、「リアルな戦闘シーンが撮りたかっただけの映画」といったところだろう。しかし本当にそうなのだろうか?私は、この作品のテーマは、スピルバーグによる、戦争で命を落とした全ての兵士への「レクイエム」だと思っている。「1人の二等兵を帰還させるために8人の兵士が命を懸けて探しに行く」という、誰がどう考えても「理不尽」としか言いようのない任務。しかし、戦争は、それ自体理不尽なものであり、戦場では程度の差こそあれ、全ての兵士は理不尽と思える任務を坦々と遂行していたはず。スピルバーグは「ライアン二等兵を救う」という行為を戦場における数多くの理不尽さの「象徴」的な出来事として描いたのではないだろうか。序盤のリアルな戦闘シーンは単に「これを撮りたいがため」ではなく、戦場が生きるか死ぬかの「修羅場」であることを見せつける手段にすぎない。その「修羅場」の中で文句も言わず忠実に任務を遂行し、「元の世界」へ戻ることを切望しながらも命を落としていった兵士の姿を描くことで、これらの人々へ敬意を示すとともに、その犠牲のもとに現在の世界が成り立っているのだ、ということを語っている作品と捉えられる。トム・ハンクス演じるミラー大尉が死に際に言った「無駄にするな、しっかり生きろ(earn it,earn this)」の言葉は、まるで戦場で死んでいった兵士が平和な世界で生きる我々へ語っているようで心に響くし、又心苦しい思いさえする。スピルバーグの真意は不明だが、この映画を「戦争で亡くなった父へ捧げる」とスピルバーグ自身が語っていることからすると、決して的はずれではないと思うのだが・・。 10点(2003-11-14 00:05:24)(笑:1票) (良:9票) |
368. サイン
《ネタバレ》 シャマラン「3部作」で唯一まともなテーマ性を持っている。それは認める。しかしだ、内容はほとんど「コント」。この映画のジャンルが「コメディ」なら、なかなかの作品。例えば、メル・ギブソンの弟役が、子供の頃から必死で野球の練習をしてきたのは、メジャー投手の剛速球を打つためではなく、宇宙人を叩き殺すためでした、というのはお笑い番組のコントとしては面白い。シャマランはどういう気なのかワカラン。私にとっては、もはやどうでもいい事のだが・・。 1点(2003-11-13 23:56:26) |
369. ポリス・ストーリー/香港国際警察
ガラス割れまくり。ホンモノのガラスだったら、血まみれです。 5点(2003-11-13 23:52:01) |
370. ルパン三世 カリオストロの城
宮崎監督!あなたはルパンから大切なものを盗みました。それはルパンの持つ「毒々しさ」です。あなたはルパンを凌ぐ大泥棒です。 6点(2003-11-13 23:51:01) |
371. キッド(1921)
ガラスを割る少年と修理するチャップリン。見事な自作自演。 7点(2003-11-13 23:50:05) |
372. 砂の器
前半の捜査シーンは見ごたえがあったが、後半は「泣かせ」にはしりすぎ。 6点(2003-11-13 23:49:11) |
373. U・ボート
ハリウッド映画にない緊迫感。 5点(2003-11-13 23:48:05) |
374. 生きる
志村喬の演技に納得がいかない。「死」を宣告されたとはいえ、露骨に暗い表情。リアリティがない。 4点(2003-11-13 23:46:19) |
375. アマデウス
モーツアルトの才能に嫉妬するサリエリ。しかし、当時、モーツアルトの才能を見抜いた唯一の人物であった。サリエリも「才能」の持ち主である。 7点(2003-11-13 23:44:04) |
376. モダン・タイムス
7点(2003-11-13 23:42:48) |
377. 市民ケーン
本で言えば、「学術書」。しっかりした構成に練られた文章で書かれおり、理路整然としている。しかし、面白みがない、また難解でもある。しかし、わからなくても、たまには学術書も読まなくてはね(「読解力」をつけるためにも・・)。漫画(あえてここでは名指ししませんが)もいいけど、そればがりじゃ困るしね・・。今、「アルマゲドン」のコメント書いている人、聞いてますか? 7点(2003-11-13 23:27:35) |
378. 運動靴と赤い金魚
金魚は見ていた・・・。 7点(2003-11-13 23:17:40)(笑:1票) |
379. フロム・ダスク・ティル・ドーン
まるで、夏の天気のような展開。晴れていると思ったら、いきなり雷が鳴って夕立ち。一歩間違うと大駄作になりそうだが、タランティーノのセンスで面白く仕上がっている。 6点(2003-11-13 23:12:57) |
380. ファム・ファタール(2002)
デ・パルマのファンには見応え十分。随所でニヤニヤするはず。やはり、デ・パルマは背伸びしないで、自分がやりたいようにやるのが一番だね。 7点(2003-11-13 23:12:01) |