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フィンセントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 202
性別 女性
自己紹介 閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*)
良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆

ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw

★好きな俳優★
M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw
さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。

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21.  パピヨン(1973)
重い…重苦しい…  脱獄のシーンは緊迫感があるけれど、刑務所でいたぶられている場面は見てると鬱屈した気分になる。  だからもう一度見たいかと言われると、そうでもない…  実話らしいけれど、この原作者(パピヨン本人)は、自分がどれだけひどい待遇を受けたかという告発的な意味で書いたようにも思う。  実際その後、この刑務所は閉鎖されたそうだし。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-03-02 11:13:51)
22.  スコア 《ネタバレ》 
Eノートンの、障碍者の表情⇔ワルな表情が、ちょこちょこ変わる演技が楽しい。   Mブランドの、でっぷりした大きな体のわりに、「死にたくないよぉ…家の借りを返して安心して生活したいよぉ…ヨヨヨ…」って感じの小物っぷりの演技も楽しい。  デニーロは…デニーロ。笑   ノートン演じるブライアンは、デニーロ演じるニックに初対面の時からおちょくってる感じだったし、肝心の勺を盗むときも、遅刻したり(それは意図的ではないが)、監視カメラをなかなか切ってくれなくて、ぶら下がったまま老体をキープさせられて   「くっそ…ぜったいアイツ俺をどこかで裏切るな」   って、黙ってじっと天井からぶら下がってる間イライラしながらずっと悶々と考えてたんだろうなって思える。  でもブライアンはあれだけ悪いヤツなのに、自分の犯行現場をダニー爺ちゃんに見られても、殺さず生かしておくとか、とんでもない手落ちだと思う。   国外逃亡できるつてもないのに、かなりのお馬鹿さん。   ニックが「才能はあっても、大事なのは”選択肢”」って言ってたけれど、まさにブライアンは”選択肢”を誤った(普通に協力していれば分け前がもらえたのに、オールを求めてナッシングになっちゃった)わけですね。  王道なストーリーだけれど、古き良き時代の泥棒映画だと思えばとても良い出来栄え。  「トプカピ」くらいの時代の作品だと思えばいい。   それにしても、泥棒映画のストーリーでは、あまり信頼関係のないもの同士が泥棒計画で組むことになると 盗む係と、外野でサポートする係がいて、だいたいサポートするほうが裏切るっていうのはありがちですが 一番そういう脚本を最初に書いたg元祖の映画ってなんだろう?  それはもう、みんな「うわぁ!」ってなったでしょうね。  そして、Mブランドはこの映画が遺作なんですね。 彼の存在感は、そのでっぷりた体重くらいはあったと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-02-25 16:19:27)
23.  ザ・テキサス・レンジャーズ(2019) 《ネタバレ》 
「俺たちに明日はない」のボニー&クライドを、追跡する側視点バージョン。  当時のハイテク機器を使っている警察でも見つけられない彼らを、 テキサスレンジャーは、野生のカンで追い詰める。  若い警察たちより、走るだけでゼイゼイしちゃうおじちゃん2人組の方が、もっと凄いんだ!!!  それだけで痛快。   ボニー&クライドも、写真で残っている本人たちにファッションもうまく寄せた上で、あえて彼らに過剰なセリフを与えていないところも好印象。  最終的には、ボニー&クライドは車道でハチの巣にされちゃうんだって、オチは分かっていても、それまでのテキサスレンジャー二人の心の触れあいが丁寧に描かれていて、それを辿っていくのも心地よい。   ラストシーンは、長い長いハイウェイを走るテキサスレンジャー二人の車。  ラストでこうやって、去り行く車を映すのはよくあるパターンなのだが、この映画では 道の途中で車が止まる。  そして二人がドアを開けて出てきて、互いの座席を変えてまた車に入って走り出す。   つまり、運転を変わっていたのだ。  年よりだから疲れちゃうので、こうして交代したのかな…とか  最初はつっけんどん同士だった二人が、ボニー&クライドの追跡の中でお互いを思いやれるほど心が通い合ってきたんだな…とか  再び走り出す車を見ながら感慨深くなる、とてもいいラストシーンだった。   キャシーベイツは、自分の立場の見栄えだけ気にする権力者然とした権力者を演じていて◎   ちなみに日本語タイトルはテキサスレンジャーの活躍を描いたのでこうなっちゃったんだろうけれど もともとの”Highwaymen”のほうが、らしいのに、って思う。  世間的にはボニー&クライド追跡時は   「我々はテキサスレンジャーですッ!」  って堂々として活躍することはできず、”交通係”的な安直な肩書で仕事をさせられていた、日陰の存在にスポットライトをあてた作品なのだから。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-24 22:52:55)
24.  もう終わりにしよう。 《ネタバレ》 
主人公は、ハイスクールのさえない年寄りの用務員のおじいさん。  彼は、劇中で、ちょこちょこと出てくる。  まず最初に出勤前の朝の準備。そのあとは日中働く姿、ひとりでTVを見ながらご飯を食べる姿、夜になってまた掃除してる姿…などなど。   その彼の妄想が、画面の中で繰り広げられる。   妄想の中の女性は、彼が出会って、そして付き合うことなく終わった女のイメージのパッチワーク。   だから、名前も職業もコロコロかわる。 終盤の車の中の場面では、顔さえ変わった。  バーで出会ったという設定は、おそらく彼の人生でバーで出会ったある女性が一番好みだったということだろう。 あるいは、実家に連れてきて両親に会わせるところまでは行ったのかもしれない。  いずれにせよ、うまくはいかなかった。   最後は車の中で、寒さの中で自殺。  「もう、妄想をおわりしよう」「もう生きるのを終わりにしよう」   じいさんのこころの言葉が、この映画の本当のタイトルだ。  妄想の中で、彼女を家に連れてきたジェイクが、玄関わきの棚に置いてあったボロボロの水筒を 「あ…これ見られたくないやつだった」という感じで、引き出しに隠す。 そこには大量の古い水筒があった。  この水筒は、劇中でおじいさんが、TVを見ながら弁当を食べる時に使っていた水筒。  他にもおじいさんの作業服が、妄想の中では地下室の洗濯機の中から何枚も出てきて 現実と妄想が交差する場面がある。  いずれも  ”人に見られたくないもの、隠しておきたい、恥ずかしいこと”  の象徴が、用務員をしている間に何個も使ってきた水筒や制服なのだ。     劇中で唐突にはさまれる、男女のバレエシーンや、若いジェイクの芝居や歌は、「オクラホマ!」というミュージカルの有名なシーンなのだとか。  彼が高校の部活で、ミュージカル(たぶん「オクラホマ!」)の練習をしている生徒を興味深そうに見ているところが、時々さしはさまれていたが、ちゃんとあの怪しいバレエダンスも意味があって、おそらくジェイクの大好きなミュージカルなのだろう。  「ダンサーインザダーク」のヒロインは、いやなことも何でも脳内でミュージカル変換していたが、 そういうタイプのおじいさんなんだろう。   ちょっと異色で、ちょっと不気味で、心に残る映画。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-02-18 09:02:19)(良:1票)
25.  ミッドナイト・スカイ 《ネタバレ》 
スケールが大きい物語なのに、見ているととても小さい感じ。  それは、猛吹雪で少女とはぐれるもののすぐ見つかるとか、基地に戻るための氷上バイクが沈没しちゃったのに、まともな装備もないまま徒歩で基地に帰れちゃう(特に子供の脚で、それだけの服装とお菓子で帰れるのか)とか、リアリティが希薄なせいもある。  シーンごとのリアリティが希薄でも、ストーリーが面白いとか、内面がうまく描かれてるとか、人間ドラマが秀逸…なら許される。  でも、この作品については、そのいずれも浅いので、どうにもならない。   少女は幻でしたっていうオチもいまいちだし、あの妊婦にしても、あの2人だけで今後、出産して赤ちゃんを成人まで無事に育てあげられるとも思えない。   それにしてもNetflixって、金にものいわせて、メジャーどころの俳優を使った映画をボンボン量産してますけど この流れどうにかならないかなぁ…  ネトフリ契約しないとみられないっていう縛りのせいで、レビュー数も少ないし。  このレビューを書いてる現在『この茫漠たる荒野で』も見終わったのでレビューしようとしたけど、ページが存在しないし。  (劇場公開なら公開前からページができてるだろうに)    作品の面白い面白くない関係なく、この流れはいやだなって思う。   まぁ、ネトフリやめませんけど。 性格が気に入らない配偶者と離婚したいけど、子供がいるからできないみたいな感じ。
[インターネット(字幕)] 2点(2021-02-18 08:50:09)
26.  レベッカ(2020) 《ネタバレ》 
Netflixオリジナル映画で、ヒッチコックの「レベッカ」のリメイク。 しかも今が旬なリリージェームスに、デビュー作「アンダーザチェリームーン」でヒロインを演じたクリスティンスコットトーマス(おそらく彼女にとってこのデビュー作は黒歴史笑)とくれば、見ないわけにはいきません。   オリジナルのほうはまだ見ていなかったのですが、あちらは白黒なので、 リメイク版のカラーで見る、海の色や、マンダレー屋敷にあふれる美術品や、華麗なる衣装…そしてラストシーンのバグダッドっぽい煤けた光…どれもが鮮やかで、カラー向きな内容だと思いました。   前妻は実は何かの事情で生きていて、どこかに隠れてるのでは?  私にはそう思えたのですが、実は男遊びが大好きなレベッカがそのツケがまわってきたかのように子宮の病気になったことを思い悩み、マキシムに”自殺ほう助”させたっていうことだったわけですね。 そしてマキシムも彼女を好きどころか憎んでいたと。   ヒロインは、身分は低いし、高身長だというレベッカより背も低いし、レベッカは絶世の美女だというけれど自分はそれほどでもないし、ただでさえ自信がないところに、マキシムもレベッカのことをまだ好きな感じで(実は殺したことをカモフラージュする演技だったわけですが)うつ状態になっていた矢先に、マキシムとレベッカの関係性の真相が発覚!  「マキシムは、レベッカが好きじゃなかったんだ! レベッカもう死んでるし! それにマキシムは私が好きだって言うし! ヤッター!!」  と、途端に浮足立ちます。  そして、ならばマキシムを私が絶対守ると、急に逞しい女に変貌。   うん、私もこのヒロインならそうなる笑 ずっと嫉妬と愛されていないのではという不安で苦悩してたんだから、その呪縛から解放されたら 無限のパワーで全力で愛する人(裁判にかけられて弱ってるし)を守ることに命がけになるな絶対。  最後はふたりで国外に居場所を求めてバグダッドの旅の途中…という場面ですが そこで二人が抱き合い、そしてマキシムの背中がこっち側に見えるアングルで、ヒロインの目元だけがマキシムの肩の上から見えます。   その時の睨みをきかせた目元でカメラをジッと見る…   おお怖い…もしマキシムが彼女を裏切ったら、マキシム、あなたが今度は殺されそうだ…笑    つまりこの映画は  ”マキシムは女難の相が出ています”  っていうお話ってことでよろしいでしょうか?
[インターネット(字幕)] 6点(2021-02-04 09:51:18)
27.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
エミリーブラントは「メリーポピンズ・リターンズ」とか「プラダを着た悪魔」みたいに、華やかなお洋服も着こなせるのに、今作や「ボーダーライン」みたいに土で薄汚れた女兵士も演じられるのが魅力。  ルーブル美術館での最後の自爆攻撃で、エミリーブラントとトム・クルーズが死んじゃって「ああああ…」ってなったけど まさかのハッピーエンドでトムの白い歯が輝く笑顔が見られて幸いです笑  調子のよすぎる展開だけど、この主役の二人が輝きすぎて、いろいろ許せてしまう。   ちなみにルーブルでエミリーがトムに「あなたをもっと知りたかった」と言ってチュってするのは、とっさのエミリーのアドリブだったそう。   トムは「キャラ的にキスする女じゃないから撮り直そう」って言ったそうだけど、このままでGOっていうスタッフの意見が多数だったとか。私はGO派だったので、これも幸い。  ライトノベルらしい、ライトなストーリー展開で、ライトに軽く見られる映画ですね。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-18 17:14:00)
28.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 
ヒロインは最後救われたかったなぁ…  「トップ・ハット」に、じゃなくって、現実世界で。  映画の中の探検家は現実には無理だし、かといって現実世界の俳優の方は、性格が最低だから、どちらを取っても幸せになれないけれど。せめてあのDV旦那とはいつかきっちり離婚してくれることを願わないではいられない。  (でも彼女の性格的に無理そうだなぁ…)  まぁこういうオチの付け方をするのがウッディ・アレンなんだけど。(現実主義)   駆け落ちの約束をした俳優が待ち合わせの映画館にいなくって、仕方なく荷物をかかえたまま映画を見るヒロイン。  やっていたのは「トップ・ハット」。 これ、見たことないんですよね。  でも「グリーンマイル」で、あの大男君が刑務所の中での上映会で「トッㇷ゚ハット」を見て感動したり、クライマックスに近い場面で泣きながら「あいむいんへぶんっ…あいむいんへぶんっ…」って言ってたのが強く印象に残っていたので、「カイロの紫のバラ」でもラストシーンにこの映画のこの”I'm in heaven~♪”って歌うアステアのシーンが出てきて  「おおおおおっ!」  って思いました。   「トップハット」見なくちゃ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-27 21:52:53)
29.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
これは「君の名は。」のような単なるブームとか現象とかいうものではなく、「千と千尋」のようなジブリ全盛期のブランド的価値とかいうものでもない。  シンプルに”内容が実に良い”。   キメツはあらゆる人間を共感させる。  映画を見る前に見たアニメ26話で気づいただけでも、  ◆職場でパワハラに悩む会社員や派遣社員やフリーター ◆DVやモラハラで苦しむ主婦 ◆親に虐げられたり、離れ離れになってしまった子ども、 ◆自分の才能を信じて夢に向かいながらも葛藤するアーティストの卵   などなど、あらゆる世代を共感させるキャラとストーリーが詰め込まれている。  首や血が飛ぶ表現が批判されがちだが、実はそれほど狂暴な存在として描かれている鬼が、人間時代はとんでもなく悲しくせつないエピソードを持っており、そのコントラストを強くするためにあると考える。  頭ごなしに、「残酷描写ノドコガイインデスカ」と否定し退けるのは間違っていますよ。   また善悪両方の世界が厳格な”ランクづけ社会”になっていて、学生も社会人も感情移入しやすい。  そしてこの映画では、本来の主人公タンジロウではなく、タンジロウの上司(鬼退治会社の幹部)の、レンゴクさんという熱い男が主人公になっている。  そして映画でもアニメの各話同様、”過去エピソード”が涙を誘う。 やっぱり何歳になっても、男はお母さんが好きだよねぇ…。  アニメ版ほどえぐい流血もないし、”強いものに生まれた者は弱いものを守るもの”っていうシンプルで分かりやすいメッセージで、子供にも見せてあげてOKだと感じる。  (『アメリカンスナイパー』に「人間は3種類。狼と羊と番犬だ」というセリフがあるけれど、レンゴクさんはまさに番犬。)   ところで。  世間がずっと前からキメツキメツと騒いでいたころ、40代の私は「また、ワンピースとかナルトとかそういうジャンプ系の一過性のブームでしょ笑」と、見向きもしなかった。  アニオタの娘(JK)も、グロい表現(首飛ぶ、血しぶき上がる)があるらしいとのことで、敬遠していた。   しかし、そんな娘も友達に原作を貸されて読んだらあっという間にハマったらしく、娘の影響で私もアニメを見たら、食わず嫌いだった自分を恥じた。  敵である鬼も、もともとは人間。 いわゆる血液感染で鬼になってしまうのだ。 (鬼にさせちゃうのは、鬼のトップであるキブツジ ムザン)  なので、どんなにひどい鬼も、その過去エピソードが明かされると「あぁ…そうだったんだ…」と涙を誘う。  実はここがキメツの醍醐味だ。 戦うだけ戦って、敵が死んだ後で、敵のせつない過去を見せる手法は、スターウォーズ形式(EP4~6からの、1~3)と名付けたい。  (ただし、今回の映画ではアカザの過去エピソードはおあずけ。 私は劇場版を見た後、原作で彼の過去を知ったので、「そうか…彼がドーンって大地を踏むとああなるのは、そういう理由だったのか…」とかいくつも過去とリンクする彼の容姿や技に気づかされ、「じゃぁもう一度見てそれを確認しなくちゃ…」と思っているところです。  ということで、今回はアカザではなくレンゴクさんの過去エピソードにて泣いてください。)   ちなみにアニメや原作を見なくても、最低限これだけおさえておいて、ネットでビジュアルだけ確認しておけば、映画を見てもついていけると思う。↓  ●メインキャラ  ・タンジロウ(努力家。鬼になった妹を人間に戻すために、鬼退治の組織”鬼殺隊”に入った新入社員。) ・ゼンイツ(極度の臆病者。失神してから夢遊病者みたいに戦い出す。タンジロウの同期。) ・イノスケ(好戦的。承認欲求強め。イノシシに育てられたので、イノシシの被り物をしているタンジロウの同期。)   ●サブキャラ ・ねずこ(タンジロウの妹。鬼化したが特別変異で人を食わずにタンジロウと共に鬼の超人的パワーで鬼退治を手伝う。) ・レンゴク(鬼退治の組織の9人いる幹部”柱”の1人でタンジロウの上司。今回の映画の主役。)  ●敵キャラ  ・アカザ(鬼軍団の12人いる幹部”十二鬼月(じゅうにきづき)”の3位ランクの鬼。) ・エンム(”十二鬼月”の下位ランクだが、ムザンに気に入られパワーアップする血を与えられての今回が初参戦。柱とタンジロウを殺して、上位ランクに昇進するのが夢。)   ※鬼は太陽を浴びると死んじゃうので、ねずこは日中は箱に入れられてタンジロウが背負って移動している。
[映画館(邦画)] 10点(2020-11-03 12:14:14)(良:3票)
30.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
この展開、読める人間はゼロだろう。  特に金持ちの家の地下に、元家政婦の旦那が住んでたっていう展開。  アカデミーの作品賞を取る作品ってだいたいタイプが同じだけれど、アカデミー会員に多様性を持たせたせいで、同じタイプの作品が選ばれず、単純に「このストーリー読めねぇ!すげえ!」って思わせたものがとる時代になったようです。  その時代に作られて見事作品賞をとったこの映画。  金持ちの息子が以前誕生日の夜に、地下に住んでたその男の姿を見てしまって幽霊だと思って気絶し、そのトラウマで家でパーティーを開くことができなかったというのに、ようやくトラウマを克服して庭でパーティーをやったら、またその男が発端となった殺傷事件を目の当たりにして気絶し新たなトラウマ発生…という、クスッと笑わせることも忘れない。  元家政婦がやっていた北朝鮮の女性アナウンサーを真似る場面は、北朝鮮嫌いなアカデミー会員に万人受けしたことだろう。   すったもんだがあった挙句、貧乏家族の長男が描く未来の夢は心が洗われる。  「計画しないほうが、計画をして失敗することもないから、計画しないほうが成功する」っていう意味ワカメなことを言うおとっつぁんに対して  「お父さん、僕は計画を立てました」と心の中で話はじめる長男の姿は、頼もしさを感じさせる。   ”実現にどんなに時がかかろうとも、夢を持ち続けるのは大事…。”  アカデミー賞でオスカーをゲットした人たちが壇上でよく言うこの言葉が、この映画のメッセージなのだ。  
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-30 15:05:34)
31.  アメリカン・ハッスル 《ネタバレ》 
2013年にこの映画の存在を知った時から、エイミーアダムスの”ノーブラおっぱい半見えブラウス”が気になる作品でした。  あれから7年、ようやく鑑賞。(ノーブラおっぱい半見えブラウスも)   この作品の中で胸糞悪いキャラナンバー1は、ジェニファー・ローレンス。  ベイルの電話を盗み聞きするは、出しゃばってベイルの仕事を計画していない方へ持ってくは、子供を人質にしてベイルを縛りつけて離婚にも応じないは(この子供を利用して自分の立場を守るあたりが特に胸糞悪い)、エイミーアダムスに勝ち組アピールするは、(そのくせ完全な勝ち組でもないことを分かっているから浮気するは)、浮気相手に大事な情報もらして夫の命を危険にさらすは…とんでもないアバズレ女。    それに対して、エイミーアダムスの純粋なこと…。  ダメダメ男のベイルに尽くし、計画的にクーパーに惚れてる演技して再三体を求められたって、どんなに演技のためとはいえそこだけは絶対断るほど貞節だし(強引に襲われたときは出生の秘密を明かすみたいな形で相手を興ざめにさせて操を守ったし)。  おとり作戦に参加するにあたっては、何かあったら一緒に逃げるBプランも用意しようと、二人の未来もしっかり想定する賢さも相当だけれど、「でも息子ガー」とウジウジするベイルに「息子さんも一緒で逃げるのよ」と、会ったこともない彼氏の子供も愛する覚悟ができているその愛情と包容力たるや、もう女神。   (まぁその二人にはさまれて、息子可愛さになかなかハッキリすっきり(離婚に応じない妻には別居しかないのに普通に帰宅しちゃう)してくれないベイルも結構イライラしますが。)   でも最終的には、ジェニファーがマフィア男に惚れこまれて離婚に応じてくれたので、泥沼にならずに非常に良い展開。 (浮気相手の女性に嫉妬して、離婚して二人を幸せにさせてなるものかと意地でも離婚に応じないたちの悪い妻には、他の男を与えないと話が進みませんよねやっぱり。)   そしてベイルとエイミーは一緒に暮らしてめでたしめでたし… (どうやら息子とも暮らせてるようで、元妻は2週に1度の面会権って感じのようです)  ぶっちゃけ、品も聡明さもなく着飾ることしか能のない口の悪い出来損ないのゲスな実の母より、賢くて誠実で愛情あふれるエイミーのほうが、息子にとっても生育環境はずっと良いので、めでたし要素がいっぱいなのが痛快!!   その他のキャラを見ても、ブラッドリー演じる身勝手な刑事は、手柄をほめてもらえず、 善人だけど州民のためならルール違反も犯すことウッカリ罠にはまっちゃったジェレミーは逮捕されても減刑。 それぞれ相応なオチになっていたと思います。  (200万が警察から振り込まれた先がデニーロの口座じゃなくてベイルの口座だったことは、エイミーがあの送金係の女性を仲間にしていたおかげだと思うと、ジェレミーに禊を済ませることができたのもエイミーのおかげなわけで、ホント、エイミー、女神。    関係を公にしづらい男女の話は、バッドエンドが多いので個人的に貴重な八ッピーエンドの作品リストを作っているのですが (たとえば「〇〇〇・〇ッ〇〇」とか「ヴェ〇〇〇〇の〇〇〇〇」とか)この作品も新規追加にします。    ちなみに、実話をもとにした作品とはいえ、ジェニファー演じた妻は実際は当時50歳で、マスコミに詐欺で稼いだ金で暮らす女として報道されて翌年自殺したとか。  聡明なビジネスパートナーのエイミー演じた女性も、詐欺のことは知らなかったとか。  それだとドラマ性がないので、大胆に脚色してハッピーエンドにしたのは大成功だと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-10-30 11:49:26)
32.  インベージョン 《ネタバレ》 
若いニコールも良かったが、私は女なので若いダニエル・クレイグも良かったと言っておきたい笑  宇宙人に感染して、世界中が大騒ぎになると、戦争のない平和な世界になるっていうのは、面白い考え方だと思う。  実際今、コロナで大騒ぎになってからというもの、中東系のテロが起きてないし。  北朝鮮もミサイルばんばん日本海に落とすこともないし。  あながち間違った方法論ではないと思う。     でも、その代わり感情を失うので、感動を呼んで笑わせたり泣かせたりしてくれる映画の需要がなくなってこの世から消えたら困る笑
[インターネット(字幕)] 5点(2020-10-30 07:58:23)
33.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
疾走感がスゴイ。  もう、力技で引っ張られてく。   あの企業の悪いおっさんが、自分のパスワードを書いたメモを貼っておくのはありえないけど許そう笑  企業の存亡をかけた仕事をするあの装置のある部屋に、誰もが簡単に入ることができて、防犯カメラもないのもありえないけど許そう笑  それに主人公の男の子と、その子とくっつく女、そして友達の3人…  全世界で利用者がいるこのバーチャルゲームで、アバターとして知り合ってるこの5人が、世界中の遠く離れた国々に散らばっていてもおかしくないのに、なぜかすぐに会える超至近距離に住んでることも許そう笑   とにかく全部許そう笑   それにしても、過去の映画作品やカルチャー全般のオマージュの量は半端ない。  内容はどうでもいいんじゃない?  SNS映えするお菓子みたいなもの。  中身のスポンジはよくある味でいいから、外側にレインボーカラーのクリームを分厚く塗りたくって、チョコスプレーをぶっかけて、 フルーツを盛り付けて、イチゴソースをだらだらと垂らしたお菓子。それがこの映画。   それにしてもスピルバーグは、ほんとスゴイ。  「シンドラーのリスト」を作った同一人物とは思えない。  かたや白黒の重くて深い映画。  かたやカラフルで軽くて楽しい映画。  どういう脳みそしてるんだろう…。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-18 09:27:43)(良:1票)
34.  ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 《ネタバレ》 
この映画、場所がアメリカなわけですが、アガサクリスティの雰囲気を醸し出すために英国のマナーハウスっぽい感じの館を舞台に、イギリス人俳優のダニエルを配したんだろうなと感じる。  テンポが良く、ダニエルも芝居じみたいやらしい感じの話し方がグッときたし、一族同士の骨肉の争いもシンプルで愉快。  お金持ちのお爺ちゃんは、自分の遺産をまるごと専属看護婦に譲渡したわけですが、 「そんなの絶対に認めないッ!この家だって私達のものよ!!」って必死になってる一族たちが邸宅の玄関の外に集合しているその玄関の上の二階のバルコニーに立っていた看護婦の姉ちゃんが  ”My House”  と書かれているカップを手にしてい彼らを見下ろしているあたり、なんとシャレたオチだろうとクスッと笑えた。   クリストファー・プラマーは今年お亡くなりになってしまったけれど、 この映画では精一杯生きて遺産を遺して死んだように 彼も映画界で背一杯生きて数々の名作という作品を遺して、天寿を全うできてめでたしめでたしだと思う。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-10-03 17:57:55)(良:1票)
35.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
いやぁもう、子役が不細工すぎ、セリフ棒読みすぎ、演技へたくそすぎ。  モジャモジャの天パ、でかい鼻の穴…  「あんたはママじゃない!ボクのママは美人だ!」などと可愛くないことをほざくわけですから、カワイイ顔なら許せてもこの顔なら 私がグロリアなら「そういうおめぇはママに似なくて、とんでもないブサイクだな!」と怒鳴り散らかして溝に捨てて放置してる。   途中でモジャモジャと一緒に走っていた黄色いタンクトップの男の子のほうがよっぽどカワイイ。そっちを使えばよかったのに。  グロリアにしがみつく演技もへたくそで、子供の学芸会レベルで見てられない。   そもそもあの手帳が相当やばいものと知りながら、なんでモジャモジャにずっと持たせているかも謎。  鞄にしまっておきましょうよ。   ジーナの演技は素晴らしかったけど、子役のせいで映画の作品としての価値が低くなってしまっている。     それより、グロリアのところにいたあのペットどうなった!?
[インターネット(字幕)] 2点(2020-10-03 17:03:21)
36.  とらわれて夏 《ネタバレ》 
アデルとヘンリーは母子相姦にでもなりそうなほど支え合っている関係。  ひょっとしてフランクが二人の前に現れなかったら、このまま二人は依存し合い、世間から離れてふたりきり引きこもりの日々になり、ヘンリーも自立したり家族を持つことができず、年老いた母とその年金をあてにして生きる独り身の息子…という未来もあり得ただろう。   そこへ、フランクが現れた。  アデルは愛息ヘンリー一筋だったが、もう一度人生をやり直す相手に出会え、希望に輝き出す。   しかし、ここでかわいそうなのはヘンリー。  父親のように感じられたフランクが、恋人のように大切にしていた母を奪う相手…という葛藤。  ラブラブな二人に、自分は捨てられるのでは…という不安。  そして自分は決して踏み込みうることのない母の性的な部分に、フランクはあっけなく入り込み、夜になると”リズム”を刻んでるのだ…という、思春期ならではの悶々とした思い。  ぶっちゃけ、フランクとアデルは自分ら都合で息子を彼らの逃避行の道ずれにして、学校の初日に授業に出させなかったり、いきなり転校させたり、アデルがやってることは児童虐待案件である。  ヘンリーは普通ならグレちゃいそうな酷い扱いだ。    でも、フランクが現れたおかげで、アデルは彼が服役中もずっと待ち続けていた姿を見てヘンリーはそんな母の様子に諦めをつけられた。 父親のもとで育ち、どうやらパートナーにも恵まれ、フランク仕込みのパイを作るシェフにもなって自立できた。  ヘンリーにとって、こういう展開でしか、乳離れはできなかったのだ。   そして十数年を経てアデルのもとにもフランクが戻り、この母子はハッピーエンドを迎える。  時間と悲しみは費やされたが、フランクのおかげで、母子の本来あるべき姿になれたといううまいオチだと私は思う。  (ちなみに、序盤で母子がスーパーに出かけた時、ハラボテの女性が映っていた時、私はなんか引っかかるものがあった。  なぜここでハラボテ女?  でも、それは伏線だったわけですね。)   少年時代のヘンリ―役の子は実にお顔といい表情といい適役。 母親を大切にするマザコンフェイス、基本的にノーが言えない弱気そうな眉と目元、彼が息子役ではなかったら、点数も下がっていたと言ってもいいくらいの逸材だ。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-10-03 16:52:49)
37.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
飛行機事故は人的ミス?爆発?どっちなのか真相解明…という映画のようにミスリードを誘いつつ、アンハサウェイ死んでましたっていうのは無茶。  死人の主人公が見ていた世界を長々と描く作品はけっこうあって、最後に「はい、死んでましたー!」っていうオチに至る作風はけっこう好きなんですよ。  あのオーストラリア女優が出てるアレとか、ハゲてもかっこいいあの俳優が出てるアレとか…(ネタバレ禁止なのであやふやにしておきます)   主人公に充分感情移入したところで「死んでましたー!」って言われると「ええっ・・・そんなぁ!」って感情がかきまわされるのがたまりません。   でもね、この映画はダメ。下手にサスペンスタッチで飛行機事故の原因追及の方へ意識をミスリードされて、主人公に感情移入をする場面がひとつもないまま、彼女はとっくに死んでましたって言われても…「あ、彼女死んでたんですね」っていう程度。   最後の最後で、姉が出てきて妹のメモを見てる場面も、 ケンカ別れして以来会ってないないってことしか聞かされてないコッチとしては、何を表現したいのかさっぱりです。
[インターネット(字幕)] 3点(2020-09-27 18:39:56)
38.  プラダを着た悪魔
2020年に初めて見て、劇中でマドンナの大昔のヒット曲「VOGUE」がかかっていて  「え…これってそんなに古い映画!?」って驚きました。   まぁアンハサウェイやエミリーブラントがめちゃくちゃ若いのでそれくらい古いものだとは思っていましたが。   ミランダが着ているコートの毛皮率が高かったのも、古い印象。   今では動物愛護の観点で、毛皮を扱わない宣言をしているハイブランドがほとんどですから。   女のキャリア追求っていうテーマも古さはあります。   時代を反映してる映画の宿命ですね。   それでも次々出てくるステキなファッションは見ていて目の保養になるし、自分も特に太っているわけではないけれど、もっと体をひきしめたいなっていうモチベーションにも繋がりますね。   スタンリーおじさんは、字幕では通常の男言葉だけれど、ちょっとオネェ入ってるイメージ。  「あんた、ダサい恰好してるとナメられちゃうわよ?ほら、この靴をあげるから履いてみなさいな!」  みたいな。   映画の内容というより、それこそVOGUE誌のページをめくるような、見ているだけでいいやぁ~っていう気分にさせてくれるオシャレな映画。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 18:25:18)
39.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
そっかぁ、SFかぁ。 考え見れば、ノーランって「インセプション」「インターステラー」「メメント」「バッドマン・リターンズ」そして「テネット」…って、基本的にSF要素がないと撮る気が乗らない監督なのかも。   でもそれより、え?そもそも、この二人の憎しみ合いの発端って、ボーデンがプロ意識強すぎて、カッターの反対を押し切って、助手でアンジャーのワイフの両手を二重結びにしたせいでしょ?  助手はマジシャンじゃない。  万が一のことだってあるのに、100%安全じゃない状態で助手の両手を二重結びしてる時点で、これって事故も承知の上での殺人ですよね。  悪いのはボーデンなのに、なんで最後の最後で勝つのはボーデンなの?  後味悪すぎ。  アンジャーは仕返しに、ボーデンの左手に銃を発砲したことと、アンジャーの瞬間移動をパクっただけ。  一方ボーデンは、アンジャーのワイフを死なせてそもそもの発端を作った張本人のくせに、さらにアンジャーの舞台で小鳥のマジックを失敗させて観客に返り血を浴びせるわ、瞬間移動のマジックを舞台上で邪魔して大恥かかせるわ、舞台下にあったクッションを隠して左足に大けがを負わせるわ…ほんと極悪非道なクズ男。   (小鳥マジックの妨害なんて、なんの関わりもない観客の女性を私情に巻き込んで洋服や顔を血だらけにさせてトラウマにさせたあたりが本当に本当に頭にきた。  舞台上で営業妨害っていうのだって、アンジャーは1回だけなのに、ボーデンは2回もやってる。なんで?悪いのはそもそもボーデンだったでしょ。 私でさえ、ボーデンに激しい殺意を覚えた。)    アンジャーはワイフを殺された恨みを晴らそうとがんばったのに、結局相手に仇討できず、相手に殺されるって何この救いようのない物語。    ボーデンが、自己犠牲払ってでもマジックが大事とかいうきれいごと言ってましたが、いやいや、あんたひとりが偽の人生歩いてるならいいですけど、それなら結婚もしちゃだめだし、子供も作っちゃだめでしょ。 誰にも迷惑かけないように一生ひとりぼっちで生きるべき。  中途半端に人生を楽しんで、あげくに自分が原因でアンジャーのワイフを死なせてるくせいに逆恨みして最終的にアンジャーを銃殺ってどういうこと?     それで気付いた。  これって、悪魔VSエクソシストの映画ですね。  悪魔がボーデン。アンジャーがエクソシスト。   悪魔のしでかしたことを、エクソシストが必死で悪魔を祓おう(滅亡させよう)とするが、悪魔のほうが強すぎて、エクソシストのほうが殺られる(あるいは負けて終わる)っていうバッドエンドは、悪魔映画の王道ですからね。  (スカヨハがどの場面でもどの角度から見てもお顔とオッパイが美しいところだけ悪魔映画ぽくなかった。)
[インターネット(字幕)] 2点(2020-09-23 00:51:13)
40.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
ディズニーってほんと、女性の地位向上のごり押しがうざいんです。  スターウォーズの7以降はディズニーが権利買って仕切ってますが、男性の騎士(ナイト)とお姫様を守る(アミダラ姫やレイア姫)というルーカスが作り上げた古き良きお伽話の形式美をぶっ壊してくれちゃって、主人公がコ汚い女性に置き換えてしまったように。   「アラジン」でのジャスミンは、冒頭から  「私、王様になれるようにいろいろ勉強してきたの!お父様の後を継げるわ!」  と、強気アピール。  イヤな予感がしましたが、案の定、オリジナルにはない  「私は男に屈しない~!!負けない~!!」  みたいなテンションの歌まで挿入される始末。   オリジナルでは、王様がジャスミンとアラジンの結婚を許す形だったのが、王様がジャスミンに王位をゆずって、自分で法律を「王族じゃなくても結婚できる」に変えて、アラジンと結婚しなさいみたいな展開。   私は女性蔑視ではない。 でも、オリジナルのジャスミンは、好きな人と結婚したい、もっと世界を見たい…そんな、ツンデレのチャーミングなキャラ。   実写版は、いちいちディズニーごり押しの女性の地位向上というメッセージ性が頭にひっかかってきて、集中できなかった。   まぁ、これでアカデミー賞の何かの部門を狙ってるなら、女性の地位向上を目指しているアカデミーに受け入れやすくしてるのかもしれないとは思ったわけですが。   でもウィル・スミスを使ってる時点でアカデミー賞は無理だと分かってたんじゃないかな。 黒人差別を訴えて、夫婦そろって授賞式のボイコットを呼びかけた張本人だから、ブラックリストに入ってるから。  (ブラックな黒人なだけに)  案の定ディズニーの実写だと「ライオン・キング」や「マレフィセント2」はノミネートされたけれど、「アラジン」はノミネートすらなかった。    ※私個人はウィルのジーニーは気に入ってるし黒人差別も反対だが、ボイコットはやり過ぎだったな…。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-09-19 08:59:10)(良:1票)
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