21. ザ・コンサルタント
《ネタバレ》 大根と称されるベン・アフレックの演技と高機能自閉症による一見無感情な主人公のキャラがベストマッチしていてナイスです。時期的にバットマンと平行していたのか、肉体はバルキーに鍛え上げられかなりのデカさ、説得力グンバツである。 アナ・ケンドリックの相変わらずの舎弟感とか、そこまでやってくれたらわかっちゃうよという感じの弟のその後、女性アシスタントの正体等々、細かいところも丁寧に作られていて好印象。 [DVD(字幕)] 6点(2017-04-11 23:06:07) |
22. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
《ネタバレ》 エディ・レッドメインが魅力的だったので助かってるけど、どんだけお前のワガママで他人に迷惑かけんだよ。そして毎度のことながら魔法省が無能すぎ。良識を持ったマトモなヤツは魔法が弱いんだろうか。考えてみればこのシリーズ全般クレイジーか性格悪いヤツしか出てこないし。ジョニー・デップも「皆さん、もうお分かりですね?ひっそりと伏線張ってきたコイツです!」みたいな感じで出てくるんだけど、突然のことすぎてついていけなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2017-04-11 07:45:56) |
23. ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
《ネタバレ》 ティム・バートンだからと言えばそれだけなんだけど、なんとも間の抜けた映画。この人の描く"奇妙"はたしかに魅力的なんだが、それにしても今回はヘタレ主人公、役に立たない大人達、やたらとややこしい設定でユルユルすぎる。それにしてもサミュエル・L・ジャクソンは働くなぁ。またお前かよと思わされる俳優は彼ぐらい。 [DVD(字幕)] 5点(2017-04-11 07:29:57) |
24. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 世界をねじ曲げる驚愕のバトルシーンに鼻息荒くなり、久しぶりに3Dで観ればよかったかなと少し後悔した。それにしてもカンババさんの風貌が原作キャラとベストマッチ。そしてそれまでの勝ち続けてきた人生に別れを告げ、負け続けることで相手を追い詰めるドクター・ストレンジの前代未聞な戦い方にはラスボス同様戦慄を覚えた。どことなく根負けする感じがさようならドラえもんでのび太に負けたジャイアンみたいで笑える。ドクターは当然これから他のマーベルヒーロー達と合流するわけだが、魔法とは真逆の存在、科学の申し子たるトニー・スタークとどんな絡みを見せてくれるのか、今から楽しみでしょうがない。 [映画館(字幕)] 7点(2017-02-03 20:02:18)(良:1票) |
25. トゥモローランド
《ネタバレ》 前半のワクワク感から後半の急失速が残念。主人公の女の子と共に何が起こってるんだー!と思わせる展開や映像はナイスで、特にジョージ・クルーニーの家での一連のシーンは最高に楽しかった。でもその後は説教臭さがブカブカ出てしまっているし、結局主人公も何がスゴいのかよくわからん。でも久しぶりにジョージ・クルーニーを観て、やっぱりこの人の色気と、子どもっぽさが絶妙にブレンドされた雰囲気は素晴らしいなと感じた次第。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-28 14:11:06) |
26. ジャングル・ブック(2016)
《ネタバレ》 とにかく映像技術スゲェ~ッッ!!という作品。逆にそれ以外は特にコレと言って何かあるわけではない。並々ならぬ映像スタッフの熱意を感じられて楽しい2時間。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-28 14:01:04) |
27. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 プロフェッサーXとマグニートーの若かりし頃シリーズも3作目、1作目があんな傑作だっただけにちょっと残念なデキ。なにが残念って、アポカリプスが残念。ビジュアル的にもイケてないし、背が低くてボス感が圧倒的に不足。選ばれし4騎士になってもカッチョイイ鎧を貰えるだけだし。 それから前作からそうなんだけど、ジェニファー・ローレンスのタレントパワーに頼りきったせいでミスティーク大活躍ってのも乗り切れない要因かと。最初の三部作でも強かったけど、プロフェッサーとそんな因縁ある風じゃなかったやんけ!基本的にX-MENってシリーズものなのに過去作の設定とかを全然考慮しないのでもやもやする。唯一そんな中でも一貫してたサイクロプスの影の薄さも、今作では若干破られてしまいましたね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-11 18:14:52) |
28. イコライザー
《ネタバレ》 「96時間」のリーアム・ニーソンや、元をたどればセガールに行き着く最強オヤジ映画のデンゼル版。器用なDIY系大量殺人鬼として現代にはびこるワルどもを恐怖のドン底に叩き落としてくれます。ズボンの腰の位置がやや高めな見るからに中年ボディでありながら、鮮やかな手練れで死体の山を築き上げて行く様は爽快。「16秒だ」と、キメ顔で敵を全滅させるタイムを予告しておきながら全然外しちゃう可愛さも併せ待っており好感度は非常に高い。さらにこの一本でクロエ・モレッツちゃんのビッチと良い子のバージョン違いも楽しめるので、スニッカーズぐらいたしかな満足感が得られます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-06 18:55:43) |
29. スーサイド・スクワッド
《ネタバレ》 低評価も納得のつまらなさ。まず映画として編集が鬼のようにクソ。冒頭のキャラ紹介の時点でセンスのなさがスパークしており、全編通して脈絡なく製作側が入れたいだけのエピソードがブチこまれるため、気づけば死んだ魚のような目で見ることになる。 そしてストーリーが近年稀に見る崩壊っぷり。偉そうなババアが壮大な墓穴を掘り、それをまた自分で埋めるという何かの罰ゲームみたいなものを2時間たっぷり見せられる。極秘とされた救出ターゲットが実は自分ですって、どんだけ無能なんだ?そもそも無線で呼んでヘリが来るなら助けに来て貰う必要ないのでは。 さらに集められたワル達が扱いずらい割には人間火炎放射機と魔女以外はカスみたいな戦闘力で、ホントにコイツらでスーパーマンクラスの敵が襲来したときに立ち向かえると思ってるのだろうか?雑魚相手にキメ顔で活躍するデッドショットも結局ドンパチが達者なだけのお方なので、ボスクラスにはハナクソみたいなもの。あの程度のゴロツキで良いのなら最初から素直にケツアゴのバットマンにお願いすれば良いんじゃないですかね。 ハーレイクイーン様の素敵なケツを眺めていればギリギリ観続けられるが、DCコミックユニバースは前作の「バットマンvsスーパーマン」とこの一本で完全に信頼を失ったので、これ以降はビデオスルーにするのが無難です。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-01-06 18:39:05) |
30. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 マクレーン出てるだけシリーズ、まだ続いてたのね。まず、とにかく短い。は?もう終わり?ってぐらいアッサリ終わる。 それからせっかくだした息子が全然マクレーンじゃなくてガッカリ。4.0の娘はしっかりマクレーンだったのに、DNA鑑定した方が良いんじゃないかな。ターミネーター同様、まともな品質で作れないなら即刻終わってほしいシリーズ。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-19 22:31:54) |
31. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 さすがに戦闘機ブチ落とすのはやりすぎでは…マクレーンの強さがインフレしすぎ。アクション映画としてはまずまず楽しめるけど、ダイハードと名がついてなかったらほとんどの人が観ない、そんな映画。ただ娘のキャラはマクレーンの血統を感じられてナイスでした。 [映画館(字幕)] 6点(2016-12-19 22:23:38) |
32. ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 エピソード〇とナンバリングされた本筋のネアカなヒーロー活劇とは違い、サイドストーリーとして全編通して悲壮感が漂い、グッとくるシーンが多数。歴史の中に埋もれてしまった彼らのことを、我々だけは忘れまい。 映画の評価には直結しないが、後のエピソードに出てくるキャラがチラつくサービス精神旺盛なところや、美しいビーチとアンマッチなデストルーパーとの地上戦など目新しい映像にもウッハウハ。ラストのベイダー卿による圧巻の殺戮シーンと、レイアの登場で否応なしに盛り上げられ、最高の気分で劇場を後にすることが出来た。またエピソード4から観直したくなってしまう。そしてエピソード4を見たら5、6も観たくなっちゃうし、7、123…いやぁ、ホント恐ろしい映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2016-12-19 22:07:20) |
33. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 もはや閉鎖空間ではなくなり、ここから先は「あのマクレーンが出てるシリーズ」になってしまったわけだが、コレはコレで楽しい。今までは敵を振り回す側だったマクレーンが振り回される側にまわり、新たに相棒と共にNYを駆け回る。文句をたれながら相手を翻弄し、イラつかせる天性のクソ野郎っぷりは健在。 [ビデオ(字幕)] 7点(2016-12-13 21:29:18) |
34. ダイ・ハード2
《ネタバレ》 基本的な部分は1の焼き直しだが、面白い映画は何度でも楽しめる!今作でもマクレーンのタフな活躍に魅せられた!中学修学旅行の部屋で繰り広げられたスチュアート大佐ごっこは今でも良い思いでです。あの頃僕らはバカだった。 [地上波(吹替)] 8点(2016-12-13 21:22:13) |
35. ダイ・ハード
《ネタバレ》 最強のアクション映画と言えばやはりダイ・ハード。なんと言ってもハゲ気味の中年ボディを躍動させバッタバッタと敵を倒す、世界一人タフなサノバビッチことジョン・マクレーンが素晴らしい。脇役のキャラや配置がまた絶妙で、どんどんマクレーンに感情移入してしまう。味方のいない閉鎖空間で孤軍奮闘するヒーロー、そんな中無線だけで繋がるパウエルとの友情、離婚寸前ながら「あんなに人をイラつかせることができるのはジョンだけよ」と心の底ではどこまでも夫を理解している妻・ホーリー、一見紳士的な態度ながらマクレーンに仮面をはがされドロドロと見苦しくなっていくハンス・グルーバー。一瞬たりともだれることのなく楽しめる。コレは何点かと聞かれたら…イピカィイェー・マザーファッカー!10点に決まってるぜ! [地上波(吹替)] 10点(2016-12-13 21:16:27) |
36. ズートピア
《ネタバレ》 偏見や差別というテーマを子ども向けのアニメでこうも見事に盛り込んでくるとは、ディズニー恐るべし。本来のターゲットてある子どもにはそんなテーマはわからないかもしれないけど、動物達の個性をみてるだけでも充分面白いし、一緒に観に行った大人も楽しめる。やっぱりディズニーってスゴい。 [DVD(字幕)] 7点(2016-12-13 20:54:01) |
37. ファインディング・ドリー
《ネタバレ》 他のスタジオと違い続編でなくても良作を連発するディズニー、ピクサーがあえて作るんだからよっぽど自信があるプロットができたんだろうなとは思っていたが、さすがの出来映え。タコが万能すぎるのはアレだけど、マーリン&ニモがそうして正解を見つけてきたように、ドリー自身が「ドリーならどうする?」と考え、両親に会えたシーンはうおぉ!っと感動せずにはいられなかった。 [DVD(吹替)] 6点(2016-11-29 22:30:53)(良:1票) |
38. セッション
《ネタバレ》 J.K.シモンズの鬼演技に圧倒されっぱなしだった。しかもこのジジイめちゃムカつくが、逆ギレしようにもスキンヘッド&無駄にぶっとい腕をお持ちで見た目も超恐い。ジジイの特殊メイクしたヴィン・ディーゼルかよ。 クライマックスのフレッチャーによる常識外の復讐!対する主人公の猛烈なる逆襲!!そしてあのラスト!!!息をするのも忘れるとはこの事だ。スゴい映画を観たという心地よい疲労感に包まれる。 [DVD(字幕)] 8点(2016-11-29 12:44:26) |
39. 10 クローバーフィールド・レーン
《ネタバレ》 コレはクローバーフィールドシリーズだ!とわかった上で観るとデブの話はホントだ!いや、でもなんか怪しいかも…でもクローバーフィールドだし…あれ?でも雲行きが…?とより混乱してドキドキしながら観れますね。その辺の仕掛けはさすがJ.J.エイブラムス。 ストーリーとは全然関係ない話ですが、個人的にはダイハード4.0でマクレーンの娘を演じた主役の子がダクトの中をほふく前進するシーンで「わかってるじゃねぇか!」とグッときました。 [DVD(字幕)] 6点(2016-11-28 18:48:29) |
40. デッドプール
《ネタバレ》 この映画をゲラゲラ笑いながら楽しめる人は間違いなくまともな思考回路を失った偏差値の低いクソ野郎だと思うけど、すごく仲良くなれる気がします。現実と虚構の壁を越えたネタや他の映画いじりをチョイチョイブチ混んでくるのでいちいち笑ってしまう。(リーアムニーソンのくだりなんか最高!) バーテンの「行かなきゃいけないとは思うけど、行きたくない」には正直すぎてシビレた。今までこんなに気持ちの良いカスは見たことないかも。 [DVD(字幕)] 8点(2016-11-28 18:39:11) |