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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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401.  俺たちに明日はない
世に「アメリカン・ニューシネマ」という言葉を登場させたという意味では文字通り歴史に残る作品。ケチな小悪党のクライドに飛び着いて行かざるを得ないほど、退屈し切ったボニーのけだるい眼差しが良い。独立小資本による低予算、スター不在、アンチ・ハッピーエンドの作品がハリウッドの大作志向に一石を投じたという点は評価できるが、残念ながらこの映画により突破口を開かれたニューシネマの後続作品からこれを上回る傑作が続出したために作品そのものの価値は埋もれてしまった。この作品がアメリカン・ニューシネマという一つのムーヴメントに果たした役割はあまりにも大きいが、アンチ・ハッピーエンドがそれほど衝撃的な珍しさを誇らなくなった現代においては、いささかストーリーの陳腐さは否定できない。実際には大女優シャーリー・マクレーンを姉に持つウォーレン・ビーティが道楽で撮ったままアメリカ国内ではほとんど葬り去られようとしていたところが、ヌーベル・バーグの下地を持つヨーロッパの観客の目にたまたま止まったにすぎないのがこの作品。初めの一歩、という意味では確かにエライが、実は不運にも埋もれてしまっただけでこの作品の代わりになる物はいくらでもあったんじゃないだろうか、と思う時がよくある。たとえばロジャー・コーマン&フレンズの当時の作品など。そうやって考えると、「普通に面白い」という以上の価値をこの作品に見出すことは案外難しく思えて来たりする。かの有名な「死のダンス」は、女優フェイ・ダナウェイの底力を見せつけられるという意味で一見の価値があるとは言えるのだが。
7点(2003-12-05 01:50:03)(良:1票)
402.  メメント
学生時代、モノ忘れの激しい私はしょっちゅう手にメモをして、「耳なし芳一」と呼ばれていました。なんだかとても他人ごとではない映画でした。
7点(2003-12-04 00:43:30)(笑:1票)
403.  E.T.
映画が「おもしろさ」だけを求められた時代にあって、これ以上ないほどその点だけに特化した、そういう意味では非常に素直な売れセン映画。あまり魅力的とは言えない容貌のE.T.が、ヘタな英語で一生懸命「カエリタイ」と訴える姿が、「可愛くない可愛さ」という新たな価値観を生み出した。彼と子供たちとの心の交流を軸に、ラストは子供で泣かせるというあざとさでは他に類を見ない作品だが、幼少期にこの作品に触れた世代に対しては「異端を認めなさい」という非常に明快なメッセージが素直に受け入れられ、強い影響を与えたと思う。そういう意味では、特に脳天をカチ割られるような衝撃を受けたり、人生における新たな境地を見出すような作品ではないながらも、かなり幅広い世代にとってある種の価値観を植えつけるサブリミナル効果があったことは否定できない。実はこういう作品にこそ、人って影響されていたりするんですよね。
7点(2003-12-03 23:06:29)(良:1票)
404.  悪霊島
島と鍾乳洞と双子、横溝ワールドの3大アイテムを思いっきり集めてビートルズのBGMで見せようと思ったアイデアは面白い。ミステリーとしての仕掛けなどに不満が残るのは言うまでもないが、まあ横溝正史スペシャルという位置づけで考えれば楽しめる作品にはなっている気がする。鹿賀丈史の金田一耕助は「カッコよすぎる」という批判が多いが、私に言わせれば石坂浩二だって充分カッコ良い。特にマジメなミステリー映画として捉えるよりは、スターかくし芸大会だと思って見た方が楽しめるような気がする。一連の横溝作品を一回り観終わったあたりで観るのがお勧め。
7点(2003-11-30 14:02:29)
405.  悪魔のシスター
初期のデ・パルマ作品の中ではかなり好きな作品。ただし彼の作品を重ねて観続けて来るにつれ、いくらなんでもネタ物のバリエーションが不足してはいないか?という疑問は頭をもたげて来る。バーバラ・カレラと並んで70年代B級ホラーの女王の名を欲しいままにしたマーゴット・キッダーの主演作品は、残っている数少ない物の一つなので大切に語り継いで行きたいものである。なんというか、彼女が出て来るともう雰囲気がオドロオドロしくなって来るのが嬉しいですね。個人的には「リーインカーネーション」もお勧め。
7点(2003-11-30 13:57:58)
406.  青い珊瑚礁(1980)
単にブルック・シールズのエロい肢体がいっぱい見たいぞ、という欲求だけは完璧に満たしてくれるのでまったく文句はない。タイトル通り、海は青くて美しいし無人島は開放感たっぷり。私は特にロリータ趣味ではないのだが、目で観て美しいモノはやっぱり普通に好きである。それ以上の何があるわけでもないのだが、それしかないことは観るまでもなくわかり切っているので特に裏切られたような気はしない。とにかくあるのは、青い珊瑚礁とブルッキーの裸だけ。そんなものだと思えば、案外儲けモノと言えるかも。
7点(2003-11-30 01:51:46)
407.  愛がこわれるとき
ハーレクインすれすれですけどジュリア・ロバーツを鑑賞すると思えば決して悪くはなかったですよ。アメリカって敷金も保証人も要らないんだ~、とか、グレイハウンドのバスの待合所にかなりご立派な洗面所があったりとか、細かいところでアメリカってこういう国なのか~という発見はありました。日本ではちょっと考えられない展開ですけど、それなりに草の根的な異文化発見があって楽しい映画だと思います。
7点(2003-11-30 01:31:59)
408.  あゝ野麦峠
「飛騨だ。飛騨が見える・・・」という大竹しのぶの汚れた顔が日本中の涙を絞り取った作品。今だから笑えるけど日本にもこういう時代があったんですよね。心が汚れる前の子供時代にこの映画を観ておいて良かったな、と思います。人にお勧めするほどスゴイ映画のような気はしないんだけど、一応一回ぐらい観ておくのも人格形成上悪くないような気はします。教科書読むよりは面白いと思いますし。まあ今となっては大昔のお話なんですけどね。
7点(2003-11-30 01:28:32)
409.  ミシシッピー・バーニング
なんでイギリス人のアラン・パーカーがこんな映画を撮ってるんだろう?という不思議はさておき、つい2、30年前までこういうコトが本当に起こっていた事実を世間が葬りかけた頃になって寝た子を起こした心意気は買います。ちゃんと面白いし、後で見返してもついつい最後まで観てしまうぐらいのしっかりした作りでした。どちらかというとアウトロー的なイメージの強いウィレム・デフォーがエリート捜査官で、ジーン・ハックマンが叩き上げというキャスティングも面白いし、いかにもな南部のホコリっぽいムードもうまく出ている。どうでもいいけどフランシス・マクドーマンドと朝丘雪路って似てませんか。
7点(2003-11-29 23:32:04)(良:1票)
410.  7月4日に生まれて
これはちょっと評価の難しい作品ですね。映画としてどうなのかと言われれば、特にスゴイところもなければマズイところもないような気がするんだけど・・・時代性をきちんと描こうという監督の姿勢に共感できなければまず、NGでしょう。トム・クルーズが社会派ドラマに挑戦!?というフレコミにビビッてしまい、長年おあずけにしていた作品ですが、恐れていたほど悪くはなかったです。ただメッセージ色が強すぎて、映画自体が見えなくなってしまうところはありますね。オリバー・ストーンの作品ってだいたいそうなんですが。好き嫌いの別れる映画だと思います。私はまあまあ好き、ぐらい。
7点(2003-11-29 18:30:42)
411.  ショート・カッツ
もう一つ、アルトマンの世界には馴染めずにいる私だがこれはそこそこ楽しめた。これが売り物の豪華な顔ぶれも、豪華すぎずでマル。それぞれの個性が微妙に絡み合って、独特の雰囲気をかもし出している。全体の雰囲気もウェルカムなムードで誰にでも入り込みやすい仕掛けになっているし、いろんな意味で楽しい映画だったと素直に思う。何か痛烈なメッセージとか感動を期待するのは難しいが、ひまつぶしにはお勧めの一作。
7点(2003-11-29 17:21:12)
412.  ワイルド・アット・ハート
デビッド・リンチの作品としては、まあまあ普通に楽しめる作品だが、やはり一般作品と並べてしまうと観る人を選ぶ映画なのは否定できない。この雰囲気に素直に入れる人には良いが、ダメな人は未来永劫受け付けない排他性がリンチ作品にはある。個人的にはこういうヘンな世界は決して嫌いではないのでちゃんと楽しめたが、広く世間にお勧めするにはちょっとリスクが大きいかな?という感じ。ニコラス・ケイジって決して好きな役者ではないんだけど、何をやるにも非常に真面目で真正直なところには好感が持てますね。ウィレム・デフォーの強烈な個性がここでも光ります。これは名演。
7点(2003-11-29 14:41:36)
413.  ミザリー
今まで観た映画のうちで一番コワイのはどれ?と聞かれたら、文句なく5本の指には入る作品。古今東西、スプラッターやオカルトまで含めても、このコワさはちょっと異質なもの。何度も観たいとはあまり思わないんだけど、とりあえず観ている間中ドキドキハラハラ楽しめたので、こういうのもありかなあ、とは思う。キャシー・ベイツの存在感を確立した作品。どんな血みどろの作品にも真似のできないコワさですね。これはコワイ。
7点(2003-11-29 14:24:10)(良:1票)
414.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 
特に何も新しい発見や感動はないが、普通に面白い娯楽作品ではある。テンポも良く、コスプレならではの目に楽しめる衣装やセット、豪華なキャストとコミカルな台詞運び、グウィネス・パルトロゥの不潔な個性が際立つ一篇。当代きっての間男俳優ジョセフ・ファインズがここでも淫らな裸体を惜しげもなく披露してくれ、非常に楽しめる作品だと思うが、重ねて言うが特に感動はない。ウィノナ・ライダーにオファーされていた役をグウィネスがもぎ取ったと聞いているが、男装の演劇マニアを演じるにはウィノナの方が個性が合っていたように思う。未完の恋を描かれるとどうしても感動したような錯覚に陥りがちだが、実は豪華なコスチュームに彩られた平べったい娯楽恋愛映画。でも楽しいのでこんなものでしょうという感じ。
7点(2003-11-29 12:17:30)
415.  ザ・エージェント
観ていて楽しいし突き進む爽快感がある。トム・クルーズの暗い個性が際立つ作品。ほんわか系のレネー・ゼルヴィガーもその息子も存在感たっぷりだし、結局これが代表作になったままのキューバ・グッディングJr.もとりあえずこの時は良かった。頑張った者にはご褒美があるというメルヘンチックな展開ではあるが、それを真っ向から謳っている以上このストーリーに文句をつける者はいないであろう。 ただし邦題の「ザ・エージェント」は「ズィ・エージェント」であるべきである。
7点(2003-11-22 23:02:21)
416.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
特に何度も観たいとは思わないし、観たことを後悔するシーンの方が多いんだけど、全体的に合格点という感じの無難な映画ではありました。そのワリには長いと思うけど。やたらに放尿シーンが多いのにあの長さなので滅多にないほど尿意を催す映画であると感じました。つまんないからやめておけ、とも思わないし、実際テレビでやっていた時にはついつい最後まで観てしまったくらいだから普通におもしろいんでしょう。わざわざレンタルしてまでリピートしたいと思わないのは、やっぱりちょっと長いんでしょう。そういう意味では、毒にもクスリにもならない映画だと思うけど、やっぱりミスター・ジングルスは可愛いと思います。
7点(2003-11-22 19:56:41)
417.  シックス・センス 《ネタバレ》 
マジメにまっとうにホラーを作っている感じがして、あの有名なオチとは無関係にちゃんと楽しめる作品だと思います。私は観る前にこの映画のオチを当ててしまったんですが、ちゃんと最後まで楽しく観られましたから。何度かテレビ等でもリピートしてますが、その都度最後まで観られますし、オチ依存型の作品だったら2回目以降はちょっと観てられないでしょう。ハーレイ・ジョエル・オスメントはやっぱり上手いと思いますが、特筆すべきは母親役を演じたトニ・コレット。彼女はものすごくいい味を出していましたね。ブルース・ウィリスはまあ、いつも通りのどこを切ってもブルース・ウィリスなんですけど、この役はけっこうハマッていたし彼でなくても良かったような気もするが彼だからダメだったということはない。傑作というほどではないと思うけど、十分良く出来た楽しめる作品だと思います。
7点(2003-11-22 19:46:50)
418.  パーフェクト ストーム
「正しい映画の作り方」みたいな教科書があるとしたら、この映画は決して良く出来ているとは思えないんだけど、主役を人間ではなく最大の見せ場で登場する大波であると捉えればちゃんと楽しめる作品ではある。どう考えても頼り甲斐なさげなジョージ・クルーニー率いるマグロ漁船が、記録的な大嵐に揉まれたらどうなるか、そのあたりにヒューマニズムを見出したい人にはとてつもない不満が残るだろう。前半1時間はあってもなくてもいいようなお約束のシチュエーション説明、でも大波にはかつてスクリーンで見たことのない迫力がちゃんとあったので、それなりの満足感が味わえた。このシーンを観るためだけに辛い前半を耐えて来たのね、と素直に喜べるぐらいのスケール感はある。だからと言って良い映画なのかと言われたら絶対違うしダメダメなんだけど。いい加減な気持ちで観るには決して悪くない映画だと思った。
7点(2003-11-22 17:50:20)
419.  オー・ブラザー!
原語で観たので細かいところまでいまいちわかってない気がするんだけど、それなりに楽しめる作品でした。ジョージ・クルーニーって実に普通のハンサムな癖に、こういうおバカな役をやってくれるところがいいですね。私はホメロスの「オデュッセイア」を読んでないので、もう一つわかったような気がしないのですが、読んでいる人は2倍楽しめるんだそうです。普通に面白い映画だったと思います。
7点(2003-11-22 17:31:42)
420.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 
ロバート・ゼメキスとトム・ハンクスという現在ハリウッドの本流代表、みたいな人々が作った作品としては非常に変わった作品と言える。台詞は少ないし、ほとんどトム・ハンクスの一人芝居。ただし生還後のエピソードはちょっと詰め込みすぎた感も。ヘレン・ハントの反応や彼女を取り巻く現実味溢れる状況、死んだはずの元恋人に再会して彼女が選んだ結論も、ウソっぽくなくて非常に良い。たぶんラストだけがファンタジー入っているせいもあるけど、ちょっと観終わった瞬間に評価が下がってしまった。惜しいところなんだけど、ここ数年のトム・ハンクスにはかなりうんざりしていただけにこの作品はまあまあ良かった。
7点(2003-11-22 17:10:33)
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