481. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 定番過ぎる展開で各キャラクターももう少し掘り下げて欲しかったと言う思いはあるけど、充分面白かったです。見て損はないレベルはクリアしています。何と言ってもクライマックスのダンスバトルのバカバカしさが最高でした。 [映画館(字幕)] 7点(2014-09-17 14:50:28) |
482. イントゥ・ザ・ストーム
《ネタバレ》 およそ20年ぶりの「ツイスター」の続編。と言うよりもリメイクと言った方が良いのか。しかしストーリーもビジュアル面もツイスターよりもレベル低下したとしか思えないのが残念。竜巻の映像を追い求める主人公たちの目的もあいまいだし、兄を助けに行く父と弟の物語も華がなく(あるわけがないが)、全般的に退屈なストーリーでした。 [映画館(字幕)] 5点(2014-09-14 22:07:04) |
483. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 これは充分面白いです。航空パニック物として十分な水準だと思います。「どうせ犯人は◯◯でしょ?」と、たかをくくってたんだけど、見て思いの外出来が良いので驚きました。犯人が誰なのかは最後まで分かりませんが、その過程を楽しむのが本作の醍醐味でしょう。主人公と同一の視点でね。いくつかあり得ないだろうと言う展開もありますが、最後まで緊張感を維持したのは率直に評価します。 [映画館(字幕)] 7点(2014-09-14 21:27:54) |
484. 猿の惑星:新世紀(ライジング)
《ネタバレ》 前半は面白かったです。人間と猿の対立はそれぞれの思惑もあって楽しめました。しかし終盤すこし冗長になり最後は肩すかしだった。結局シリーズ化するのね、これも。シリーズの最終作までオリジナルへのつじつま合わせも持ち越し、と言う事で、本作に限って言えば一点見る楽しみがなくなってます。 前半の人間側のダム発電の為に、猿側の領地に人間を入れる事に対する猿側内部の対立は興味深かった。シーザーの「ここで追い返せば彼らはすぐにまた襲ってくる」に対して、コバの「それでいい。弱っているうちに叩いて滅ぼせば良い」と言う意見は猿側としては正しい。シーザーは「戦争になれば多くの命が奪われる」とあくまで開戦には反対。その対立は人間側も同じ。結局、人間も猿も変わりませんね。 それともう一点、マルコムがシーザーに人間側が電気を必要とする事と、そのためのダム発電をさせてもらう事を訴えているシーンで、それを聞いてるシーザーの「人間って電気がないと生きられんのね。ひよわなやっちゃ」的な視線が何となく良かったです。険しい表情ばかりが板についてるシーザーだけど、こう言う時折見せる人間的な表情がいいですね。 [映画館(字幕)] 6点(2014-09-13 21:40:24)(良:1票) |
485. LUCY ルーシー
《ネタバレ》 公開前に私の映画仲間が言ってました。「リュックベッソンはもう駄目だ。俺は見ない」と。で、私が見に行きましたが、結果は友人が正しかったです。これはトンデモ系映画です。どうも脳が100%活性化すると時空を超えるらしい。劇場に見に来た全員の「んなことあるかい!」と言う突っ込みが聞こえるような展開でした。覚醒前のヤクザに取り囲まれておびえるスカーレットヨハンソンはなかなか人間的で良かったですが、覚醒後はどんどん魅力のないキャラに変わって行くのが致命的でしたね。トンデモ映画としてもぶっ飛び度に欠ける何とも中途半端な作品でした。 [映画館(字幕)] 3点(2014-08-30 16:22:45) |
486. 喰女-クイメ-
《ネタバレ》 四谷怪談の劇を舞台にして現実の俳優のドラマを重ねて描く手法そのものは悪くないです。映画の半分を占める舞台稽古のシーンはそれなりに迫力がありました。私は映画派で舞台にはまず行かないんだけど、舞台ってこんな風に稽古とかしてるのねと興味深かった。しかし、肝心のストーリーがあまり面白くないです。「真、四谷怪談」のお話も前衛的なだけでどこが新解釈なのか良く分からない。現実のお話も妄想的なシーンと現実があえてごっちゃになってて混乱させているだけです。そんな中で柴咲コウはなかなか良かった。あのセリフ「私が至らぬばかりにご迷惑をおかけしております」が我が家で流行りになりそうなくらいツボにハマりました。別に怖くはないけどね。海老蔵も素で演技してるんじゃないの?と思われるところはマイナスだけど悪くない演技です。役者の頑張りで4点にしたいところを1点プラスします。全体的には「面白くない」んでお勧めはしかねます。 [映画館(邦画)] 5点(2014-08-23 22:34:31)(笑:1票) |
487. サイレント・ウェイ
《ネタバレ》 これはある意味凄い映画です。バカバカしさの度合いが。冒頭いきなり「これアイドル映画か何か?」と言うような可愛い女子が歌って踊っている。後でこれがオーディションの場面だったと分かるが、とにかくピントのずれた演出が多く見てて苦笑します。後はコインランドリーの攻防戦だけどこれも何ともピンボケ。とどのつまりは犯人の正体はビックリのXXXだったと。ここで呆れて止めちゃだめよ。もう一段のビックリ落ちが付いてます。下らない映画だけど、75分と言う短い上映時間もあって飽きる事なく最後まで見れます。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-08-20 23:47:41) |
488. 宇宙兄弟#0
《ネタバレ》 原作の大ファンです。このナンバーゼロは原作ファンなら誰もが知っている前日談(ブライアンの墜落死)をベースとした物語です。従ってお話そのものには意外性を見出しようがない、難しい映画製作になると思ってました。見た第一印象としては「無難な出来だな」と言ったところでした。お話はブライアンの事故死にムッタの自動車会社勤め時代のエピソード(未来の車製作)をからめており、よくまとまった作品でした。絵が若干荒れ気味なのが気になりましたが、映画の出来としては悪くないです。と思ったが、見終わって1週間経ってみると意外に心に残る作品だとしみじみ思える作品でした。あの勇気のポーズのエピソードは良かった。この映画を見に行く人は99%原作ファンだと思いますが、もし原作ファン以外の人が見に行ったのであれば、これをきっかけに第1話から読んでもらえれば嬉しいですね。原作ファンの方なら、まだ活躍の機会のないあの人がいるとかいろいろな楽しみようがあります。どちらにしても見て損のない作品です。 [映画館(邦画)] 7点(2014-08-18 00:17:47) |
489. ロスト・ボディ(2012)
《ネタバレ》 これは素晴らしい。スペイン映画あなどりがたし。やられた!そう来たか!と最後思いました。終わってよくよく振り返るとちょっと無理ある展開だけど、見てる間はそんな風には一切思えなかった。極上のサスペンスです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-14 21:46:47) |
490. アパリション -悪霊-
《ネタバレ》 これはつまらない。ポルターガイストに地獄の門が付いたかのような作品。自分で開けた門はちゃんと閉じようね。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-08-14 21:42:10) |
491. 恐怖ノ黒洋館
《ネタバレ》 この作品、とりたてて見どころがあるわけでもないですが、なぜか気に入りました。あの怪物の正体は息子に去られた母親の孤独が実体となった物でしょうね。葬儀にも現れなかった悲しみ。そう言った孤独の悲しさが前面に現れていて見てて切ない気持ちになりました。恐怖はありません。このタイトルはないですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-14 21:35:03)(良:1票) |
492. 道化死てるぜ!
《ネタバレ》 子供たちに虐められたあげくに不慮の事故で死んだピエロがよみがえって復讐に来る。このシチュエーションだけで期待度100点(と言うと人格を疑われそうだが)。ところが見てみるとピエロは最初から嫌な奴。子供たちの中にも嫌なクソガキもいれば比較的いい奴もいる。これじゃどっちにも肩入れできんと思いつつ見たけど、人体破壊のアイデアが飛び抜けて素晴らしく、最後までそれなりに楽しく見る事ができました。(と言うとやはり人格を疑われますね)。でもあの太っちょはなかなかいい奴だったので彼が殺されたのは不快でした。それと人の頭に空気入れを突き刺してもあんな風に爆発はしないでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-14 21:25:18)(良:1票) |
493. モンスターズ/地球外生命体
《ネタバレ》 全く予想外の内容でした。タコみたいな宇宙怪獣?もほとんど出番はなく、単に男女2人の緊張感に欠けるロードムービーでした。後で知ったけど、この制作費では怪獣映画なんて作れっこないですね。実際は「米軍は爆撃をやめろ」「NASAは衛星落下の責任を取れ」と言うメキシコ側の怒りだけが見える作品でした。 [地上波(吹替)] 4点(2014-08-13 23:08:52) |
494. エイリアン バスターズ
《ネタバレ》 結構お金がかかっている事もあって、それなりに見れる作品でした。正直たわいもないストーリーだと思いますが、大量のギャグで飾ってコメディ好きにアピールしています。ヌルヌルギトギトのプレデターもどきの外観のエイリアンはちょっとアレですが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-13 22:59:46) |
495. バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所
《ネタバレ》 イタリアの3流ホラー製作会社に音響技術者として採用された男が、あまりにひどい映画の音響製作を続けるうちに精神を病んでいく。同情はするがイタリアの映画製作会社と言う時点で気づけよ、お前、と言うのがいいたかったのかな?英国としては。多分に偏見も入っていると思うが、映画の音響効果を入れるのがどれだけ手間のかかる仕事なのかと言うのが分かったのは面白かったです。ただ、面白かったのはそこだけで、その他は退屈極まる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-13 22:41:29) |
496. エレベーター(2011)
《ネタバレ》 なかなか楽しめました。悪くない出来です。良くあるエレベータの閉じ込めドラマだが、オカルトや超常現象のない100%人間ドラマ。あのクソガキ始め登場人物も個性派ぞろいです。それにしてもあのクライマックスの展開は読めなかったですね。私ならたぶんギブアップだと思うが、いざとなったら人間やっちゃうもんなのかな?それとあの「ポルシェじゃなくフェラーリ」と言うギャグは見てる最中には話の意味が分からず終わってネット検索でやっと話の全貌が見えました。あのネタバラしはそりゃ怒るよ。そこはコメディアンに同情。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-13 22:27:50) |
497. トランスフォーマー/ロストエイジ
《ネタバレ》 見て損したとまでは言いません。それなりに見所もある。(それ以上に突っ込みどころの方が多いが。)それにしてもこの内容で3時間弱の上映時間はいくら何でも長過ぎでしょう。半分の90分で作るべきです。その方が客の回転も良くなりお互いにいい事ずくめでは?スポンサーへの配慮からか入れざるを得ないシーンを入れたのは理解できるが、香港に移ってからの無駄としか思えないシーンの連続には辟易しました。それとIMAX3Dも特に見所はなかったです。これなら2Dで見ても問題ないでしょう。 [映画館(字幕)] 5点(2014-08-10 15:02:39) |
498. サファリ
《ネタバレ》 こんな作品でも我が街では劇場公開されました。そんなわが街の映画事情に感謝しつつ見に行きました。観客は5~6人程度。興味を持った理由は予告編の「喰って喰って喰われまくる」と言う言葉にあおられて。 見た印象は・・・全然喰われてない。ほとんど自滅ばっかし。いや、きっと待ってればそのうち凄いのが出てくるだろう・・・ん?ええっ?これで終わりィ?!劇場を後にする5~6人の男たちはみな笑顔でした。「たはは・・・えらいもん見ちゃったよ」的な笑顔で。 [映画館(字幕)] 3点(2014-08-08 23:59:54) |
499. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 今見て帰ったばかりだから若干冷静さを欠いているかもしれないが、一言。これのどこが「初代の精神を受け継いだ」だ?寝言は寝て言え!と、えー、少し冷静さを取り戻して、この映画を振り返ると、この映画、まずストーリーがグダグダです。と言うかストーリーがありません。見せ場らしき場面がスポットスポットで出てくるけど、それらの場面間はつながりが全くないです。これ、一人で書いた脚本じゃないでしょ?複数の脚本をつないだだけだね。その見せ場もあっさりしすぎで10分も過ぎたら何があったかも忘れてしまうくらいの出来です。一つだけ良かったシーンを言えばゴジラが火を吐くシーンは「おお、ついにやったか」と言う驚きと興奮がある。でもムートーって放射能が食い物じゃなかったっけ?そのムートーに放射能の入った火を吹いてもおいしいエサを与えるだけでは?って言ってて悲しくなってきた。もうやめます。 [映画館(字幕)] 3点(2014-07-26 15:01:24) |
500. 肉(2013)
《ネタバレ》 やっとわが町にもこの映画が来たんで見ました。見ましたが・・・これは率直に言ってアカン映画です。タイトルでも分かる通りカニバリズムがテーマですが、この一家の長である父親が一片の共感も同情も得られないクズ男なんで、途中から「こんな奴早く殺されろ」としか思えなくなってしまう。ラストに快哉を叫ぶかドン引きするかだけど、私はドン引きでした。本作から得られる知識としては「人肉食を続けると病気になる」と言う事くらいですね。それともう一点、この直接的すぎる邦題はもうちょっと何とかならなかったのでしょうか? 本作の一番のテーマは肉などではなく、可哀想な姉妹と弟の映画でしょう? [映画館(字幕)] 5点(2014-07-20 23:31:11) |