41. 13F
ラストを見るに、凄い陳腐さが漂う。 こういう展開にせざるを得ないところがラブ要素の痛いところです。 1937年の街、レトロです。良い感じ。しかし、その雰囲気を活かせてない。 ストーリー的には、この仮想空間をしっかりと見せる必要は無いかもしれないけど。 もう少し見せ場を設けて欲しかった。仮想空間の存在がほぼ”空気”。 ビルや転送装置のシーンばかりで閉鎖的な印象を受けた。 各キャラの台詞の浅さや、行動の突飛さ。 そういった部分部分の繋ぎも弱いので、B級臭さが拭えないのだろう。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-25 08:00:07) |
42. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 見てて、開口一番「男ってこんなもんだよなぁ」と。 天才科学者と言われてても、所詮人の子か・・と言わざるをえない。 閉鎖的空間の地下研究所で話が進むのでB級臭さが拭えない、 というよりもB級作品そのものでした。 実験的作品だったのかも知れないけど、もう少し突っ込んで欲しかった。 単なるアクション映画という印象で、終盤には退屈を感じた。 マッドサイエンティストっぷりを発揮して欲しかった・・意外にドライ。 用意されたエロよりも、普通にエリザベスシューの胸元に目が行ってしまった。 [DVD(字幕)] 3点(2007-12-12 23:08:46) |
43. フラガール
静ちゃんが端役かと思ったら結構重要なポジションで、 泣かせ所を持っていってます。コレは意外。 キャラの掘り下げが今一歩で、サラリとまとめ流してる感がある。 スポットを当てる部分が局地的過ぎてる気がする。 厳しい時代というのが伝わりにくい。妙にアッサリ風味。 反対住民の根底にある思いや、それに伴う衝突等を深く描写しないと。 訛りや勢いで端折る前に、ストーリーに揺るぎない芯が欲しかった。 変に長かった割には強く心に残るシーンに乏しかった気がしないでもない。 [地上波(字幕)] 6点(2007-10-07 01:03:04) |
44. ダ・ヴィンチ・コード
スラスラと暗号が解かれてゆくのは、ミステリーやサスペンスとしてどうか? して、テンポが良いかというとそうでもなく惹きつける魅力も感じられず。 まず主人公は言うに及ばず、全てのキャラクターに深みが無い。 もっと色々と面白みのある人間が欲しかった。掘り下げも足りない。 頑張って存在感を出していたのはベタニーぐらいか。 ラングドンはヤル気無さげに暗号を解き、暗号解読官のソフィーは彼を振り回し。 主人公とヒロインに魅力が無いのに2時間30分はキツイ。 説明台詞に終始し、流されるままに展開するストーリーはいかがなもんかと思った。 あまりタイトルと内容関係無いのは、原作も同様なのですかね? 日本と宗教観念が違う以上、やはり作品のテーマに付いて行けず。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-08-06 19:06:35) |
45. ウェディング・クラッシャーズ
なかなかどうして、理解のある父親でよかったです。 ウォーケンが演じてるのに微妙な存在感。 あの家族の中では割と正常なのに・・・親馬鹿ではあるが。 グロリアが一番ぶっ飛んでて面白かった、強かだ。 もっと下品かと思ってたら、控えめ。 テンポは右肩下がりで、やや単調。 相変わらずオーウェン・ウィルソンは変な鼻だなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-04 08:57:30) |
46. テルマ&ルイーズ
罪を重ねる度に、生き生きとしてゆくテルマ。 彼女らにとって犯罪は未知の世界への旅立ち、過去からの解放。 その弾けっぷりを見るに、妙な爽やかさを覚える。 ただ、共感はできない。 ラストはグッと来る反面、しこりが残った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 08:46:03) |
47. インサイド・マン
犯人らの動機がわからない。 あの書類が目的だったとして、その後に繋がるストーリーが一つ欲しい。 銀行のオーナーに買い取ってもらう?・・・だとしたらガッカリとしか言えない。 クライヴ・オーウェンがリーダーとしても、チームの背景が見えず。 完全犯罪とは言うものの、なんだかパッとしない計画。 ジョディフォスター演じる弁護士の存在も疑問、何故に弁護士?役に立ってないし。 見せ方が凝っていたけど、わかりづらい印象を与えている気がする。 人種だ何だとゴチャゴチャしてたので余計に。 キャストはやたら渋い選択で、相当勿体ないと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 03:21:18)(良:1票) |
48. 妹の恋人
《ネタバレ》 ジョニー、綺麗な顔だなぁ。そして、帽子が似合う。 心の病気を扱った、やや重苦しい話だがコミカルタッチでそれを感じさせない。 何気にジュリアン・ムーアが出ていたりと心憎い。 兄貴が、本当にいい兄貴で同じく妹を持つ身としては感じ入るところがあった。 話の展開に魅力を感じさせる華やかさがあまり感じられず。 デップの存在感が頭一つ抜けていた・・・その分、話に刺激が欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-31 19:49:05) |
49. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 様々な視点による物語が上手いこと決着するところがいい。 と言っても感動超大作というわけでもなく、ほんのり心が温まる系。 朗読を聞いてくれた元教授との、小さいエピソードが好き。 祖母の立ち位置がいい、演じるシャーリー・マクレーンも素晴らしい。 ただマギー(妹)が遊び人過ぎて、ローズ(姉)は良く許せたなと思った。 そこは、同姓ならまた感想が違ってくるのかなと思った。 自分にも妹が居るがタイプが全然違うので、共感できず。 盛り上がりには欠けるので、見る人によっては退屈を覚えるかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-31 00:53:17) |
50. ステイ
《ネタバレ》 時間的にはそうでもないが、冗長に感じられた。 つまるところ「夢落ち」のようなものだが では、今際の際に生み出された幻想世界が面白かったかと言うと 微妙と言わざるをえない。 ミステリー?サスペンス?様々な予想を考え、浮かべるも尽く裏切ってくれた。 ユアンとナオミが支えてくれているものの、彼らがもし不在だったら・・・。 映像に対する努力は垣間見えるが、もう少し脚本を練って欲しかった。 ドロドロとした事件が一つ欲しかった、単なるファンタジーで終わっている。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-30 18:57:27) |
51. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
《ネタバレ》 薄くなりました、色々と。 しかし、長い。それほど実が詰まってるようには思えなかったのだが長い。 気の抜けたアクションシーン。緊迫感があるようで無い。 大体、死なないって人が(主人公以外で)固定されてきてるから。 安心というよりも退屈。繋ぎにしては、何度も言うけど長い。 完結してないのでスッキリしません。 そもそも海賊らしからぬ突き抜けた話。音楽や演出も単調だし。 愛しのビル・ナイは何処に~・・ってタコ親父かよ(涙)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-30 03:23:10)(笑:1票) |
52. トランスポーター2
CGや合成による演出が過度で少し笑ってしまうものの 1よりも個人的には楽しめた(突っ込みどころが多い的な意味で)。 ウィルステロっていうシチュエーションが決着も含めて微妙。 解毒剤の最高の運び方とか。墜落中の飛行機内での格闘シーンとか。 ラスボスが残念。ステイサムに圧倒され過ぎ。序盤の剣道は何だったのか。 前作の警部が出てたのは嬉しかったが、ヒロインはどうしたのか。 人妻との関係をやや期待させつつも、自然消滅。 彼には変に色気出さずハードボイルドを貫いて欲しい。 ランジェリー姿の刺客も酷く弱く、雑魚と同列で不満。 テンポは良い。前作よりもアクションはバリエーションが増えてる。 シリーズ通して一貫してることと言えば主人公が無敵過ぎること、かな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-29 21:38:24)(良:1票) |
53. トランスポーター
《ネタバレ》 導入部とかテンポとか良い感じ。 中盤から運び屋とか関係なくなるのが難。 あくまで運び屋のスタンスを曲げないで欲しかった。 後半の「自分の法に従え」とか色々とヒーロー然としてるのが微妙。 ベッソンっぽいのは仏アクション映画のお約束なのか?って製作に絡んでた!! ラスト辺り、もう一捻り欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-29 18:14:09) |
54. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 ドタバタしてて落ち着かない感じ。 アクションの密度は高めて欲しいけれど、話の規模を広げるのはどうだろう? 街全体を巻き込んでの騒動はダイハードっぽくない印象を受けた。 船で決着をつければよかったのに・・・爆破損だと思った。 犯人の最後があっけなかっただけに。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-28 18:51:22) |
55. バットマン・フォーエヴァー
どれも見てるはずなのだが、どうしても好きになれないシリーズ。 ・・と言うより、お話が記憶に残らない。 キャスト陣は豪華だが、だからどうしたと言わざるをえないストーリー。 ただ、ニコールは綺麗だった。ラストの落下シーンのお尻から脚へのラインは最高。 ロビンはビジュアルとかがどうにも好きになれない。 今回のバットマンの中の人は口、顎が気になる。 変身前のメガネかけてるとことか見てられない、ダサい中年に見える。 とりあえず敵キャラがハシャギ過ぎてあらゆる部分が霞んでしまうのはどうかと思う。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-28 16:22:38) |
56. アンダーワールド/エボリューション
やっぱり銃はいかんよ、銃は。 不死者ならば、ドつかれたり首折られたり刺されたぐらいで死んではいかん。 始祖ならば肉体を霧にしなさい、使い魔を出しなさい云々。 空飛べて、ちょっと肉体的に強いよ・・ では、普通の吸血鬼であるセリーンとそう変わらない。 そもそもセリーン(他吸血鬼)もおかしいところではあるが。 一族初の混血種であるマイケルもパワーが無限というだけでパッとしない活躍。 満を持して登場の狼男の祖、コイツも待たせた割にはショッパイ。 紫外線弾が効かないって言ってるのにセリーンは二丁拳銃での対戦。 お馬鹿な子なのかな、と少々呆れたり。最後も含めてご都合主義の塊であった。 SEXシーンは蛇足、監督の趣味か?奥さんの肉体が美しい?知るか! 画面のほとんどがボカシなのにその部分が何度も映るのは、もはや嫌がらせ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-25 18:27:02) |
57. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 主人公のカラっとしたお馬鹿さが魅力的ではある。 納得できない部分がややあった。 一応、決着はしているのだが・・・スッキリしない。 千昭が未来人であること、はギリギリ許せても未来から来た理由とか。 いまいち掴めなかった気がしないでもない。 どうも作品の立ち位置、重きがどこにあるのか。 終盤の功介の死とか千昭の「未来で待ってる」といった言葉でわからなくなった。 それなりにまとまっているだけに、部分部分のパンチの弱さが惜しい。 「タイムリープ」に振り回されたに尽きる。 [地上波(字幕)] 6点(2007-07-21 23:57:19) |
58. 県庁の星
《ネタバレ》 サラリと見れるが、良くも悪くも普通の作品だったかなと。 流れが読めるので、インパクトが欲しかった。 安直な逆転劇ではなく、一石投じたけれども・・といったもの。 スッキリとはしないし、ちょっとした変化があろうとも それを凌駕する愚行を繰り返しているようではダメなのだと思うのだが。 あの「前向きに検討」もそうだけど、どれも「ポーズ」なんですよね。 「ボクたち頑張ってます」みたいな、変なアピール。 部分部分は、リアルだったと思う。最近ニュースとかでよく見るだけに。 そういった意味ではタイムリーだがそれらを除けば 何も残らないような内容の薄さだったと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2007-06-10 14:30:04)(良:1票) |
59. DOOM ドゥーム
《ネタバレ》 ザ・ロック!!なんかゲッソリ?顔周りに絞った感がありました。 敵の正体、その他色々割れる辺りがピークでもあるしダレ始めでもある。 ゲーム視点、面白いけどそれまでのゴチャッとしたストーリー展開があるのと 酔うし馴染めないしで、ニヤリとさせる以上の効果を発揮していない。 ゲームの映画化ってことを印象づけるために冒頭でやるぐらいでもよかったのでは。 姉弟である意味ってあったのかな?怪物になるかもしれないのに、凄い姉だ。 感染するかは賭けだし、何も作中で説明されてないし・・。 無敵化してからのクライマックスで、見た目には派手だが緊迫感は無い。 軍曹に超人に至れなかった→怪物化→失敗、みたいなスメルがするので。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-20 17:52:57) |
60. Be Cool/ビー・クール
《ネタバレ》 ユマ!トラボルタ!ダンスシーン!あの映画か、あの映画なのか!? 少々ニヤリとするも、これはどうなんだという思いも微かに残ったりして。 映画界から音楽業界に鞍替えしたとはいえやってることは同じ。 策を弄してのハメ合い、毒というか捻りが足りないか。 エアロスミスが出たりと、エンターテイメント性は増している。 リンダという大型新人歌手のプロデュース、 この一連のストーリー展開が少々魅力に欠けるように感じた。 話が膨らみ過ぎで退屈はしないが、それほど夢中にもなれなかった・・みたいな。 中途半端な抜き具合で、トラボルタがパッとしない印象を受けた。 ユマは綺麗、登場時の水着からファッションが頻繁に変わるので視覚的に楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-15 06:28:43) |