81. ふがいない僕は空を見た
《ネタバレ》 タナダユキさんの作品に出てくる青年って、どうしていつもヤルことばかり考えている性格なんだろうって、本当に思います。如何にも、女性が想像する若者像なんですよね。始まってすぐ、セックスシーンがあるのですが、わざわざボカす必要ないし、エロスも感じません。悪いことばかり書いてしまったようですが、これが見ていくうちに、作品に引き込まれていくから面白い。あんまり長いので、途中で2回くらいトイレに行ってしまいましたが、一つ一つの偶像が面白かったです。コスプレに夢中な主婦には感情移入出来たけど、相手の高校生が、学校で暴露されたおかげで不登校になることが、どうもピンとこなかったです。人と違う世界を見た人って、もっと強い意志を持っているんじゃないかっていうのが、持論なんですけどね。タナダユキさんの作品、久々に観たけど、彼女のカラーが強く出た、いい作品だとは思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-04 01:36:56)(良:1票) |
82. 最強のふたり
解説を読むとそれに従って物語が淡々と進んでいくんじゃないかと内心つまらないかもという不安がありましたが、冒頭で車を暴走させてアース・ウィンド&ファイヤーをかけてくるところから観客を惹きつけていますね。 二人の出会いから終始見ている自分が笑みがこぼれるようなシーンが続き、べたな感動をさせず終わらせたところがよかったと思います。 あまり心に響くとは思えないけど、これはこれでよかったと思います。軽いノリで観れますよ。 邦題に難あり。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-22 08:47:01) |
83. ディア・ブラザー
《ネタバレ》 主演がヒラリー・スワンクというだけで予備知識なしに観賞したのですが、無期刑の兄のために高校卒業の資格から弁護士にまでなって無実を証明しようとする妹の姿に感動しました。 「死刑制度のある州だったら、とっくに執行されているわ」というセリフは怖かったです。 幼少のころの兄と妹の映像が流れますが、ちょっと無理があるなぁとも思いましたが、あそこまで仲がよくないと本当の兄弟愛は描けなかったかもしれません。 私も今、資格取得の勉強をしているのですが、もう2度も落ちています。3度目の試験は本作を思い出しながら頑張っていこうと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 07:15:51) |
84. トランジット
《ネタバレ》 頭を空っぽにして観てください。 強盗が検問を潜るために盗んだ現金を他の人の車に乗せて、乗せられた車の家族が巻き込まれるというシンプルなアクション映画です。 巻き込まれた家族の父親も仮釈放中というシチュエーションで二転三転、家族、犯人の立ち位置が変わるのが面白いです。 早トチリママとトンチンカン保安官にイラッと来ましたが、90分間十分娯楽させていただきました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-15 20:21:42) |
85. アンノウン(2011)
リーアム・ニーソンが主演とのことで観賞しましたが、とても楽しいサスペンス・アクション映画でした。 この映画、ネタバレしてしまうと面白くないので書きませんが、どっかでよくある「意外な展開」はお約束どおりです。 サスペンスものは、つまらないと最初の30分でリタイヤしてしまうのですが、時間を忘れさせてくれたところがよかったです。 [地上波(吹替)] 7点(2013-03-09 04:12:45) |
86. アナザー プラネット
《ネタバレ》 観終わって印象としては「惑星ソラリス」や「地球に落ちてきた男」でもやりたかったのかなぁなんて思いましたが、これ、別に第二の地球がなくてもドラマは成り立たせられないの?って疑問が残りました。何故って第二の地球に行くか行かないかは最後のシーンだけだし。その最後にチケットを渡しただけで乗組員変えられるのって笑ってしまいました。でも、その4か月後に向こうから自分がやってきていたというオチは面白かったです。 [地上波(字幕)] 7点(2013-02-23 16:12:56)(良:1票) |
87. ドラゴン・タトゥーの女
どうやら字幕より吹き替えで観賞したほうが理解できるようです。 私は字幕で観賞して後半が理解できなかったので、その後、吹き替えで理解することができました。 以前、スウェーデンバージョンを観賞したのですが、ほとんど同じ作りのような気がします。 リスベットの容姿がスウェーデンバージョンのほうが奇抜でした。 私はスウェーデンバージョンのほうが好きかな…。あっちのリスベットは最後まで人間味を出さずクールでした。そっちのほうが恰好いいと思う。 [地上波(吹替)] 7点(2013-02-01 05:35:07) |
88. 50/50 フィフティ・フィフティ(2011)
《ネタバレ》 こういうのって日本じゃ企画段階でストップされちゃうんだろうな。癌というテーマを半分コメディにしちゃうというプロット。実は脚本家の実話を元にしているというのが救いの種なんですね。自分が5年後に50パーセントの生存確率と言われ、周りの相談相手が自分の理想とは違う人ばかり。それをネタにしてナンパをする悪友、浮気している彼女、まだ3人目という心理カウンセラーの見習い…。でも皆それぞれ彼のことを心配している。特に悪友の家の洗面所にあった「癌患者との接し方」というタイトルの本に、たくさん折り目がついているのには感動しました。本当に癌を患っている人に勧められるか私にはわかりませんが、とても「ハートフル」な映画なのは間違っていませんでした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-01-16 03:06:41)(良:2票) |
89. THE GREY 凍える太陽
《ネタバレ》 ネットテレビで「江頭2:50のピーピーピー」という番組があって、その中に「エィガ一刀両断」というコーナーで、エガちゃんが本作を「8点」と高評価していたので、観に行きました。 久々の映画館ということもあって、静寂のシーンの中に、いきなり、ドーンと爆発するシーンなどがあって、ビックリさせられました。 話は、アラスカを飛ぶ飛行機が墜落して、そこで生き残った7人の男たちが縄張りを張っていた狼たちの群れに襲われ、一人一人殺されていくという内容なんですが、リーアム・ニーソン演じるオットウェイが、かつて愛していた女性を思い出すシーンが曖昧で、もう少し実情がわかれば、感情移入できるのにと思いました。 DVDで観賞すると、仲間達の団らんが長すぎて断腸になるかもしれないけど、これは映画館で観ると緊張感が伝わるので、今後、様々な評価が出てくるかと思います。 いかんせん、タイトルが悪すぎますね。 一年後には、どんな映画か思い出せないでしょう。 死んでいった人達の財布を必ず持っていき、残された家族に渡すんだ、という思いは、なかなか思いつかないことだなと思いました。その財布の中には、持ち主と愛する恋人や家族の映った写真が入っているんです。この映画のラストで、それが生かされていくのは感動しました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-10 19:04:25) |
90. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
たまには映画館へ足を運んで観る。そんな人には「面白かったね」と言わせられる作品だったのではないでしょうか? ただレビューを書くとなると構想10年というわりには「マジックアワー」の方が面白かったし、深津絵里で笑いを取れるわけがないので、前半は間延びした感は否めません。 出演者はマンネリだけど失敗は市村正親以外問題なし。 三谷ワールドが好きな方にはお勧めです。私もそれなりに楽しめました。 あまり深く考える映画ではありません。 [映画館(邦画)] 7点(2011-12-14 19:30:36) |
91. 健さん
《ネタバレ》 CMでマーティンスコセッシがコメントしている映像が流れたので興味を持ったのですが、冒頭、過去に健さんと共演したという中国人の俳優が超演技下手クソで、10分で見るの止めようかと思いました。 演技が下手というより演出が下手なんでしょうか。 その役者が健さんとの思い出を語りながら大阪の映画館に入り、健さんの映画を見ていると、健さんの登場シーンで、周りに座っていた観客が「よっ健さん!」って叫ぶんです。昭和初期のテレビドラマじゃあるまいし、あれには参りました。 で、退屈な老人関係者たちの思い入れのインタビューが続くのですが、このままヘタレで終わるのかと思ったら、中盤から盛り返してくるんです。 江利チエミさんとの結婚あたりから、自宅の火事、アメリカ進出のエピソードが面白くなっていき、「ブラックレイン」で共演したマイケルダグラスなんかが登場するんです。 で、健さんについて語るのですが、どのコメントも「健さんの存在感がそれだけで演技」みたいな、同じようなものばかりで少々飽きてきます。 健さんの肉声も随所にあり、前半3点、後半7点、おおまけで平均6点といったところでしょうか。 まあ、健さん大好きな人でも暇つぶしに見る程度の作品です。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-27 22:06:23) |
92. ランボー/ラスト・ブラッド
《ネタバレ》 11年前に前作を見たとき、私はスタローンをジジイとしか見れませんでした。 あれから何が変わったのでしょう。 私はアラフィフになって腰が悪くなり今はジョギングすら出来ません。 それに比べ70歳を過ぎたスタローンの何と若々しいことか! 馬を乗りこなす彼の勇姿は素晴らしいの一言に尽きます。 もうそれだけで満足です。 後味悪い結末でしたがスタローンにはいつまでも頑張ってもらいたいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-09 13:08:07) |
93. パラサイト 半地下の家族
《ネタバレ》 退屈はしなかった。 まあまあ面白い。 韓国映画に疎いアメリカ人が本作を評価するのも頷ける。 でもねえ…。 今までの全ての映画鑑賞人生で、これが普通以上に面白い映画かと聞かれれば、ノーというしかない。 ラストのパーティーでの惨劇も、如何にも韓国映画らしいし、目新しさはなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-19 19:29:21) |
94. オールド・ボーイ(2013)
そんなに面白くなかったけど、何とか最後まで見られました。 ジョシュ・ブローリンの演技がよかったです。 主人公とヒロインのつながり方とか、腑に落ちない点が沢山ありました。 韓国版のほうが面白いです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-09 10:54:41) |
95. 幸福なラザロ
《ネタバレ》 ラザロという青年が幸福なのか、よくわからないタイトルの映画でした。 全く予備知識ゼロで見たので、途中から寓話的な物語になったのは意外でした。 最後に銀行でラザロが殺されてしまうオチは何だか腑に落ちませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-23 17:20:01) |
96. THE GUILTY ギルティ(2018)
《ネタバレ》 見る前に、このサイトの評価があまりに高得点だったので期待しすぎてしまった。 警察のオペレーターのやりとりだけで進行するストーリーって、たしかハル・ベリーが主演のやつもあったけど、たしかにあっちよりリアル。 ギルティ(罪)というテーマの趣が電話の相手だけなく、自分にも降りかかっていくというオチも上手い。 でも、なんだかなぁ・・・。 どう見ても、この作品に8点は上げられないなあ(笑) [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-04-04 18:19:46) |
97. グリーンブック
退屈せず最後まで見れたけど、今ひとつ心に残るものがなかったな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-02-13 13:58:18) |
98. サバービコン 仮面を被った街
白人至上主義の平和な街に黒人家族が引っ越してくる。 そんな状況の中、白人同士の血なまぐさい争いが繰り広げられ…。 古典映画っぽいネタが散りばめられ、なかなか面白い作品だったと思います。 でも何か物足りない感じ。 終わってからコーエン兄弟脚本、ジョージクルーニー監督だと知りました。 「ふ~ん…」って感じ。 まあまあ面白かったです。 一見の価値はあるかと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-24 08:47:39) |
99. 華氏119
トランプ大統領を題材に行動を起こせとアメリカ国民に訴えている作品。 そういう意味では日本は発展途上国にあると思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-23 06:00:08) |
100. ブレイン・ゲーム
予知能力なんて私は全く信じていないし、そういうのを題材にした映画なんてくだらないと思ってしまうのですが、アンソニーホプキンス演じる予知能力者が、より能力の高い犯人と戦う展開は面白いと感じました。 全体的に粗の目立つシナリオです。 まず、犯人はどういう理由でターゲットを選んでいるのか? 主人公のホプキンスが女性捜査官に対する気持ちの描写も娘と何故オーバーラップするのか、私にはよくわかりませんでした。 でも、最後まで心が揺さぶられる展開で、他のレビューのほとんどが6点か7点にする理由もわかるような気がします。 6点ではありますが楽しめる映画ではあります。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-01-21 20:01:59) |