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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 293
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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81.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 
はははは 痛快です! 仕置き人ランボー、期待して待ってたかいがありました。 悪党には手加減無用。 断末魔の制裁を見たかったので、期待通りの100点満点。 チョット過激なので、地上波ではご覧にはなれません。  「シルベスター・ホームアローン」という批判がありますが トラップなら、1作目でも山中でアレコレやってましたから、自分は問題無しです。 勧善懲悪な連中に、容赦ない地獄の仕置きの連発。 前作のラストでは、銃座で連射してるだけで、イマイチつまらなかったのですが 今回のトラップ攻撃の方がカタルシスに溢れてる。 兎にも角にも、悪党の苦しんで死ぬシーンが肝。ラスボスの爆発シーンとか飽き飽きしてました。 久々ストレス解消になりました。(笑  残念な点がいくつか 例によって協力者になるキャラはいますが、何を手伝ってくれたのかがよくわからないし そのままで、その後はもう出番なしなのは残念。 それから悪党に友人を売り飛ばした悪女への、お仕置きが無いのが少々不満。 それらを補填して、戦闘シーン増やして、あと10分長ければ最高だったかな。 アメリカ映画界の90分ルールで、編集削除された可能性かもしれない。  エンドロールで、歴代のランボーの雄姿が、アルバムの様に紡がれていて感慨深い。 また1作目から見直したくなりましたよ。 
[映画館(字幕)] 9点(2020-07-05 01:36:36)(良:2票)
82.  人間の時間 《ネタバレ》 
主演が日本人女優で、一体どんな作品か気になって映画館へ・・ しかしこれは無いでしょう・・。    ホラーでもゾンビでもSFでもアクションでもない。 ただただ、レイプと殺戮と、血みどろ人肉食いのオンパレード。 設定も唐突で、脈略も伏線もなし。エログロスプラッターファンタジー。   ヒロイン夫妻(なぜか日本人)以外の数十人は、クズな人間ばかり。 もう一人のレイプ被害者も除外だが、チャングンソクについてはアウトだろう。 極限状況での人間の粗暴な本能行動を描いたとか言われてるが、 その前に、普段からすでにレイプ・輪姦や売春が当たり前の最低人間ばかり。 韓国人の民度がこの程度かと世界に発信したいのだろうか。    出航して直ぐに食べ物への不満爆発とかもおかしな脚本。それぞれがいくら払ったツアーなのか? 何故国会議員だけが良い物食べてると問題なのか? 宿泊部屋も不公平だと皆怒り出すのだが、 日本人には理解不能な物語だ。と思ってたら、日本人オダギリ夫妻もご立腹・・?    緊急事態・食料不足の後で配給されたオニギリ1個を「こんなんで足りるか?」と怒り出し 食べる前に投げ捨てるとか、目が点。とりあえずその1個を食べてから文句言わない? 仕方なく死んだ人間の肉を食べるにしても、調理もせず生食。いやいやありえん。 火が使えないわけでもなく、厨房があるのにサバイバル工夫する気が皆無。    手榴弾で爆死した死体が、何故か損壊してないとか、詰めの甘い設定や描写・・ 「海が無くなったと」いうセリフだが、雲の下には街並みが見えている。 乗客が「船が空を飛んでいる」と認識できないのは何故なのか・・ 善人側のチャングンソクも、手榴弾で何度も大量虐殺を犯した父親を庇い過ぎ。 左腕の肉を切って食わせたヒロインの、その後のシーンでは左腕は無事とか・・・ 全てが稚拙で低能な造り。 中学生がスプラッター作ってみました的な作品。    サービスデーの料金でも、高い! 吐き気だけが残って被害甚大・・
[映画館(字幕)] 2点(2020-06-20 23:55:23)
83.  終わった人 《ネタバレ》 
ポスターのイメージが完全にコメディ然としていて、勘違いしました。 いやもしかして、コメディのつもりで撮った映画? ならば更に減点なんですが・・ 笑い少な過ぎ。 主題は誰しもが通過する定年という節目。  で、予想したのは普通のサラリーマンの定年かと思いきや、東大出のエリート崩れという設定が邪魔。 まあ、だからこそ人生の最後に勝ち組になりたくて、デカいチャンスに飛びつく物語なのだろうが キャストのエリート設定だけで、興味が無くなってしまう。 後はエンディング待つだけの視聴。 外国の映画賞取ったと聞きましたが、どこが受けたのかサッパリ?? 気になる部分も少なくない。社長を引き受けるのに唐突だし、責任範囲確認したのかどうかとか・・。 老人向けに目を付けたIT会社の大口取引先がミャンマーとか変だし。 一番はコレ ↓ 『岩手の盛岡から東大に進んだ人間が、宮沢賢治の童話を知らない』なんて、100%あり得ない。 原作者が秋田出身だけど、それくらいは判ってる筈。 後半の展開も、ダラダラしてるだけで、一旗揚げようとした筈の東大出の気概や才能は微塵も感じない。 最初から終わってて、淡々としてて、莫大な借金の発生にも危機感が伝わらない始末。 外国でウケタのかもしれないが、日本人には微妙だ。更に岩手の出身者には更に低評価だろう。 なにしろ広末さんのあんな方言、聞いたことないのでググったら、「秋田県の方言」と出た。 いろいろ間違っていて、情けない。 原作のせいなのか脚本のせいなのか・・調べる気にもならなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-24 19:32:52)
84.  探偵ミタライの事件簿 星籠の海 《ネタバレ》 
ドラマ「私の嫌いな探偵」の玉木宏が面白くて、そのノリでレンタル鑑賞。 お笑い封印してましたが、二枚目なので存在感はある。玉木ファンには受けがいいのでしょうが、 脚本も演出も確かにヒドイ。  水龍の件で潜水艦が予想されましたが、てっきり外国人によるドラッグ密輸に利用されていたのかと 思ったら、絡まない。てか個人の趣味かーい・・。 あちこちポンコツな話で、江戸時代に日本製の潜水艦攻撃の話とか、ファンタジーが過ぎるし、 大型貨物船で逃亡してる犯人に対し、海保が来れば解決なのに、潜水艇をぶつけて爆発とか 「あんたら何がしたいの?」状態。 見事な駄作。テレビドラマでコメディでも批判されそうなのに映画館で見た人がいたらお気の毒。 いや玉木のファンなら許すのかな? で、彼に免じ1点足しときますか・・
[DVD(邦画)] 4点(2020-05-17 17:24:14)
85.  新聞記者 《ネタバレ》 
なんかね、松坂桃李君のキャラが芯が強そうで弱っちくてストレスが溜る。 省庁務めの公務員が、政権の安定の為の不正や情報操作への加担を、公然とやらされている日常。 その任務の職員の部屋があんなに暗い部屋とか、どうなの? 毎日、不正な情報操作が仕事ってねえ。 普段から疑念にかられていた松坂君、かつての上司が不正の隠蔽を押し付けられて自殺した事で悩むのだが、 自身の妻が出産の時期に、上に逆らう勇気もなくブレまくる過程。 一人の女性新聞記者と出会い、さらに傾いていく忠誠心。(実際は主人公は記者の方) 面白くなる予感とは裏腹に、官僚の松坂君は保身も捨てきれない。これにはガッカリ。 不正と戦い玉砕し自殺した(自殺にみせかけて殺された)新聞記者を親に持つ主人公に対し、 「あなたのお父さんだったら、どうしたと思いますか」なんてセリフ吐いておいて、自分の家族の事を 考えた途端に弱気になってしまうとか、ホントにブレまくり。 政権にたてつく記事を書いて、証拠が出ず犯罪の証明に至らなかったら、新聞社の被る損害に怯えてしまい 編集部も躊躇。そりゃまあそうなんだけど、映画なんだからそこで止まっていたんじゃツマラナイんです。 ラストまでどーもカタルシスに欠ける流れで、ハッキリしないエンディング。 スゴイストレス。  一番腹が立つのは、携帯の画面やパソコンの画面で書き込みを見ているシーン。小さすぎて文言が見えない! セリフの字幕の文字の半分しかないから、巻き戻して画面覗き込まないと読めない。 ポケットから出した携帯着信の画面も傾いて遠くから見せられても、誰からだったのかワカラン! 誰か撮影と編集段階で、これはアカンと気付かなかったのかよ? それが一番ストレスだった。 本来なら面白い映画が作れる素材なのに、いろいろぶち壊している。 そんな映画でした。  追伸・・ よく考えたら細菌兵器の話は突拍子無さ過ぎて引きました。題材にも難があるかな。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-17 11:48:10)
86.  ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 
1回見て「大して面白くも無い」という印象でスルーしようかと思ったんですが、 理解が足りなかったと思い直し、もう一度最初から見直したら、はまりました。 人間関係が複雑で、顔を覚えるのが苦手なので、2度目は食い入るように見たら 大変面白い脚本だと気が付きました。日本映画だと顔は忘れないのに・・  田舎の馬鹿兄弟の行き当たりばったりなクライムコメディだと予想してましたが 実は、兄ローガンの緻密な計算の上で、身内も手玉に取って失敗を偽装しての成功。 まあ騙されるチームメイトがホントの馬鹿ばかりなのは予想通りでしたが・・ カネを盗まれた企業も一体いくらあったのか集計する前のカネなので、損害が 不明。もしかしたら大した額でもないと諦めてしまうのも、先を読んでいたと・・。 最後に、欲を張らない範囲の金額をゲットし、仲間に届ける兄ローガン。 不運が続き伝説となっていたローガン兄弟(妹も入れて3人)の祝杯でフィナーレ かと思いきや、酒場の隅にFBI特別捜査官の姿。 なんとも言えない感触ですが、オールドロックミュージックでナイスな後味。  ジョンデンバーのカントリーロードが何度も出て来て、キングスマン2を思い出した。 まさに典型的なアメリカンムービーです。自分は大変気に入りました。 ただ、自分のような外人の顔と名前を覚えるのが苦手な人は、2回見る必要が・・・
[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-07 00:06:30)
87.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
映画館は感染リスクが高いと言われますが、今は客が減って、不人気作品では貸し切り状態でした。 ただ手袋とマスクしたまま見ている孤独な観客に対し、画面の中も防護服ばかりという変な状態・・。  冒頭、画面に人は無し、311のテロップと海底地殻変動の映像。続いて震度6強の発電所の絵。 災害前の、のどかな風景を見せる今までの映画とは違いましたねえ。絵と音の迫力は期待通り。 前半はパニック映画の醍醐味に溢れ楽しいです・・ (事実に対し失礼な表現を陳謝しておきます)  後半は娯楽映画の恐怖感ではなく、見た目の放射能被害を想像力で補完しし見る必要があります。 最悪の事態を想像しながら、現場にいて対処し、出来ることが無くても離れることは許されない立場の 関係者達の戦いを淡々と描くので、ドキュメンタリーとドラマの中間的な仕上がり。良いと思います。 発電所だけでなく、避難所シーンもその他もリアルで、喉元を過ぎた9年前が蘇りました。 ホントに大変な災害だった・・  有名俳優が大量に出てまして、大作感に溢れてます。これがそうでもない俳優だったらどうなのか? 例えば、伊崎の娘の結婚相手として斉藤工さんがワンシーンのみ。誰でもいい様でそうでもない。 一人一人が同じ命を持った人間として印象に残すには配役も重要でしょう。それぞれがスパイスとして 意義がありました。主演のお二人の演技は申し分ないのは言うまでもない。  ハッピーエンドなんかあるわけがないのは、当たり前の題材。数年後の現場責任者の葬式でエンディング のシーンですが、季節が幸いし、明るく温かい終わり方になった。 ただ・・・なにしろこの福島原発事故は、放射能の問題が何一つ解決していない。その今、果たして映画化 しても良かったのか疑問はある。本当にこの映画のような爽やかさが実感できるのは遠い未来なのかも しれません。この災害の当事者である日本人には心から映画として楽しめるのか? そもそも吉田所長の葬式は夏だったのに、翌年のサクラの映像で終わっていいのか? そんな声が聞こえそうでしたが・・観客席にたった一人の自分は結構面白かったかなと・・ スミマセン。
[映画館(字幕)] 8点(2020-04-12 09:36:02)
88.  女神の見えざる手 《ネタバレ》 
前情報は無し、評判が良いので、とりあえずアマゾンで鑑賞。 途中で飽きてきて、リタイアしそうでしたが、後半の主役が追い詰められて行く過程が なかなか迫るものがあり、座りなおして見入ってしまった。 そして終盤の10分、全てを押し流す怒涛の展開に、唸りまくりでした。 こんな凄い女性だとは・・ 私生活がヤバイので嫌いになっていた筈なのに、拍手喝采です。 誰も信じず、仲間をも騙して、冷酷に計画を進める鉄の女・・だけじゃなかった。 最後に、洪水のようにあふれ出る彼女の人間性に、鳥肌がたった人多いんじゃないでしょうか? 「何故、仲間にさえも秘密にしていたのか?」の問いに「刑期は、5年よ?」とすかさず答える。 しかも経費は自分持ちで、成功報酬はゼロ。 いやあカッコ良すぎだよ、姉御! エンドロールかと思いきや、刑務所の出口で誰かを見つけたあの表情・・ サイコーの気分。 良い映画見ました。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-03-29 22:36:40)(良:2票)
89.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
他のパンデミック物とはチト違う中身、新型エボラの発生に軍が関係しているお話。 エリアは結果としてアメリカ国内の一つの街だけというコンパクトさ。 でもって、クラスターの封じ込めに成功しながらも、空気感染が判明し町ごと巨大な爆弾で 蒸発させてしまおうという展開。 圧倒的な死亡率とはいえ オソロシや  コロナ全盛のこのご時世に、つい見たくなる古い映画ですが、街を脱出しようとする民間人が 銃撃されるシーンとか、家に閉じこもっていて具合が悪くなったら窓に白い布で表示しろとか、 いろいろ興味深い部分があります。 俳優も頑張っていてホントなら、高得点の映画ですが、健康保菌宿主の野生の猿を見つけ出す とか有り得ないし、都合の良すぎる奇跡の脚本なので・・・ 1点減点  娯楽映画と考えれば、それなりに面白い映画でもあります  ※軍が関係してると言えば、日本映画「復活の日」も同じでした・・  あと、町ごと消滅させると言えば、「バタリアン」のラストシーン思い出しますね。
[DVD(字幕)] 7点(2020-03-25 21:58:24)
90.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
コロナパンデミックのご時世なので、思い出して5年ぶりに鑑賞。 致死率30%の強毒で、潜伏期間が数日ある為に感染爆発するヴァイルス。 年齢による重症化率の差は無く、感染から10日程度で脳細胞が崩壊し死亡。 例によって中国から始まるのだが、最初のスプレッダーがアメリカへ帰国して死亡するが 帰国途中の中継地で浮気してしまい、広範囲に拡散。 多数の有名俳優が、WHOやCDCを始め、政府関係者や研究者の面々を演じる構成の為 ストーリーはぶった切のドキュメンタリーの様相だ。そこがイイ。リアルな趣がある。 ヴァイルスの感染拡大のパニックの流れと平行に、フリージャーナリストが暴走して デマを広め、投資家を誤誘導させて経済市場も感染爆発へ。自身は5億円も稼いでしまう。 ただ、政府のワクチンが偽物だと決めつけ、効かない薬草レンギョウを大々的に推奨した 事で、この先膨大な訴訟が待っているらしい。 医療は崩壊、葬儀もできず、警察もオーバーフローし、食料の配給も滞り、強奪や強盗も横行。 街はスラム化し、引きこもるにしても銃で武装が必要な状態へ。 ワクチンができても数が足りるわけもなく、奪い合いどころか、誘拐してワクチンと交換要求する 事件が多発・・  どこまでも腐敗して膨張する人間の業に、辟易する映画ではある。  実際こーなるだろうという、よーくできたシナリオですが、マスクや防護服の不足の話は無い? 死亡率が高いので、今流行っている新型コロナを恐れない若者たちは、この映画では少ない。 一応ですが、何か月も自宅待機でのストレスの描写はあるが、セレブの広い自宅でピンとこない。 下層の国民の生活の方を描いて欲しかった。  ふと思うのは、ここまで荒廃してしまったら、公共事業が維持できていたのかという疑問。 電気ガス水道は来ていたのだろうか? 「死にたくないから他人と離れたい」じゃ、仕事に支障 きたすのは、民間人だけじゃない。その辺の掘り下げが今一つかなあ。 でも、よくできた映画だと思います。残念なのは2011年の公開時期が、大震災の後であり話題に なれず、記憶に残らずに公開終了していた点かな。 今こそ再評価されるべき貴重な映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-03-24 18:29:18)
91.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
ホラーの名作との事ですが・・ どーも音響効果しか印象が残らなかった。 少年の霊感や予知の「能力」が、映画タイトルの「シャイニング」の意味との事ですが、 どちらかというと、このホテルに取り憑いている怨霊の方がメインになってしまってる。 インディアンから奪った土地の、事もあろうか墓地の上に建てたホテルだから、呪われて当然。 何十年も前から、地縛霊の影響か、サイコな事件が起きていて、今回も同じ事になったと。 ただ今回は、息子が変な能力持っていたからか、母親と共に助かる事ができたって事? 墓場の上に建設してしまった伏線は「ポルターガイスト」に似てるかな。 公開されたものと、市販化されたモノが、本編の長さ20分も違うってアカンでしょ。 原作小説知らない自分には、その説明調のシーンは不可欠なのに、カットしないでくれ。 息子の二重人格の治療の件や、過去の家庭内暴力の件は、伏線として残すべきだった。 閉じ込められた食品保管庫から、どうやって出てこれたのかも唐突・・ カットされたの? 最後の雪の中で、自分の足跡を誤魔化す為に、足跡を辿ってバックする少年・・ あの歩幅は自分の足跡なの? なんであんなに苦労してるのか変・・足が届いてない感じ。 で、突然の凍死後のニコルソンの顔・・ やっぱりギャグにしか見えない。 場面が皆ブツ切りで、地縛霊に洗脳されていく過程が欠如してるのだが、最後に50年前の 写真が出てきて、パーティ写真の最前列中央に正装して写っているニコルソン。 もしや、ホテルの支配人とか要人クラスの人物の生まれ変わりという種明かしなの? なのに、トイレで遭遇した亡霊のセリフは、「あなたの方がずっと昔から管理人・・」て 話がズレてないかな・・ ダメだ、これも評価できないわ。
[DVD(字幕)] 3点(2020-03-22 01:33:21)
92.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
名作だから観ろと言われると、ハードルが上がってしまい評価は下がる傾向・・ 自分はキューブリックという監督とは相性が良くないのかも。 戦争の全線でメンタルを保つには、あのくらい鍛えないと駄目なのかもしれないと、前半は興味深い。 執拗なパワハラやいじめに会い、精神がねじれていくおデブさんのエピソードには、唸ってしまった。 後半の戦場のストーリーは、イマイチですね。どうもリアルが足りない。ベトナムぽくもないし。 地雷にやられた仲間の元に走って集まるとか、不注意過ぎるし、放置された敵の死体全然映らないし、 狙撃手の居場所がわからないのに、当てもなくバズーカ撃ちまくってるくせに、居場所が判ったら 小銃だけで接近を図るとか、意味不明・・。救出作戦じゃあないんだからブッ飛ばすだけで良いはず。 更に、最後の狙撃手との撃ち合いで、弾切れして拳銃に持ち替えるジョーカーの右胸には、手りゅう弾が 2発もぶら下がっている。20メートル先の相手に何故投げないのか・・・? そして、まだ生きている敵が女だからなのか、集まって覗き込むアホな面々。自爆されたら終わりだよ。 だいたい、その女もマシンガンで10発近く食らって死んでないとか有り得ないし・・ この茶番戦闘の後で、ミッキーマウスマーチ歌いながら歩くの見せられて、感動しろとでも言うのだろうか? 自分には無理です、評価できない。
[DVD(字幕)] 3点(2020-03-22 00:48:39)
93.  プロテクター 《ネタバレ》 
最後に見たのはレンタルビデオで20年以上前、記憶では結構気に入っていた作品という印象。 今回ゲオでDVD見つけて借りて来たのだが、再会してビックリ! こんな作品でしたっけ???   時代が時代だからか、とにかくお色気シーンが多い。すっぽんぽんの全裸女性が次々と・・・ 股間部分に下向きの穴の開いたベッドにうつ伏せって、どんなプレイしようとしてたのか? まあ裸がイッパイで嬉しいっちゃあ嬉しいのですが。ジャッキーには似合わない。 麻薬の密輸作業シーンで全裸の女性が作業してるとか、どうにもこうにも不自然です。 セリフ字幕にも「お前らすっ裸で何してんだ?」と出てて笑い転げました。  アクションも記憶と全然違い、とにかくスピード感が無い。今更ガッカリするとは想定外。 ストーリーもお粗末で、設定もヒドイ。マシンガン乱射してたかと思うと、突然素手で格闘したり どうしてそうなったのかは気にしない制作陣。 狙撃手から守ろうとして6連発のバズーカを1発お見舞いしたのに、ヘリに襲われてるのは 援護せずに見てるだけとか・・ ??な展開ばかり。 脚本は学芸会レベルです。  基本の点数は4点レベルです。 でもジャッキー大好きなので、1点追加。 更に全裸女性がイッパイなので1点追加。 裸が多いとこは、なんだか、昔のカトちゃんケンちゃんの特番みたいでしたね。
[DVD(字幕)] 6点(2020-03-16 18:25:25)
94.  1917 命をかけた伝令
長回しが多いと言う事で、手持ちカメラの酔っぱらい映像ばかりの 疲れる映画かと敬遠してましたが・・・、周りの評判につられ先日やっと鑑賞してきました。 さすがに近年の撮影技術の向上で、手ブレ補正されていて落ち着いた絵が続きます。 ワンショットはそれぞれ30分続くかどうかで、編集が一切ないとは言えませんが、演劇的な同時進行感はある。 無理に長くして、絵や演出がおろそかになっては本末転倒であり、これでも充分に臨場感はあると思う。 CGが使われたのかどうか自分には情報が無いので断言できませんが、リアルな映像だと驚きました。 ただ、演出的にどうかと思ったのが、地下の閉鎖空間で爆発に巻き込まれたのに、体はともかく鼓膜が無事って 無いような気がします。鼓膜破れなくても、かなりの長い時間聴力は戻らないはずですが、役者は会話してました。 大正時代の戦争なので、後の戦争に比べ爆弾の殺傷能力は低めかもしれませんが、全体にバラエティ感が散見。 最近の映画にように、CGで人体が粉々になるシーンが必要だとは言いませんが、割と表現は控えめでしたねえ。 それでも戦場を駆け抜けるスコフィールド君の気迫は迫るものがあり、探していた人物との対面後の最後の表情は ラストシーンとして最高の時間になりました。 人気の有名な俳優が脇役に徹していて、映像がスコフィールド君に集中したところは正解でしょう。 反戦映画なのかどうかは置いといて、一人の若者の戦場での奮闘を疑似体験したような気分がしたので良しとします。 比較対象がジョーカーとパラサイトの昨年度なら、この作品こそが作品賞だったのではと個人的には思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-18 18:31:20)
95.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
9点にしてみたり、7点にしてみたり悩んだ挙句の8点。 前情報入れ過ぎで見てしまい、驚く事は出来なかったが、素直に面白かった。 1歩引いて考えると、これだけの金持ちが、自宅に他人を何人も招き入れるのに 素性の確認もせず、室内に監視カメラも付けないって、どんだけ能天気なのかとも思う。 ストーリーを都合よく進めたいが為の、甘々な設定が多い。 本当に貧乏なら、金持ちに直ぐ見破られてしまうのだが、鈍感なセレブという設定かな? 更に欺いた相手の家で、あんなにハメ外して宴会するとか、緊張感のない犯罪一家。 万引き家族にも似た、浅はかでアンダーグラウンドなアジア家族の描写に、当のアジア人である自分は ついイライラしてしまう。 それでも、後半のバイオレンス展開からラストまでは、引き込まれてしまった。 情報が無ければ主人公は誰なのかすら間違えそうな脚本がイイ。予想の斜め上の結末に唸ってしまった。 なーんだ、アッサリここで爽やかにエンディングかと思わせておいての、ラストショットで、また唸る。 かつての映画、未来世紀ブラジルを思い出しましたよ。 このラスト良いです。 映像も音楽も、韓国感覚丸出しではなく、落ち着いたもので、欧米の映画ような品格があります。 変な韓国歌謡曲で終わる映画多かったので、その分、今回は新鮮でした。 アカデミー賞を取るに相応しい映画かというと、肯定も否定もない。あの賞自体が以前から 迷走しきりなので、比較された作品の方に要因があるのかも。 今回は、ヘイトは慎みまして、素直に称賛を送りたい。ホント、なかなか面白かったですよ。  あと、お色気シーンが独特です、肌は見せないけど、超エロい。この濡れ場はありそうで無かったかも。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:15:40)
96.  ライオン・キング(2019) 《ネタバレ》 
はいはいはい、超リアルな動物CGの出来栄えを見せたい映画に拍手。 あまりにリアルで、ついに到達しました→「アニメの実写化によるガッカリ領域」へ・・ 歌っても違和感、戦っても違和感、話していても違和感・・・ 自分には無理でした。 でもって、お話はいつも通りのお花畑・・ どこが売りの作品なのか・・?? 子供向けなお話ですが、子供に見せるなら前作のアニメバージョンが正解だと正直思いました。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-02-05 22:49:25)(良:2票)
97.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
ちっともタランティーノしてないが、終盤10分だけはあの監督らしいかな? 60年代ハリウッドの裏側を描いた映画で、誰かの自伝の様相だけど、主体が何なのかつかみどころが判らない。 ベトナム戦争、西部劇の衰退、ヒッピーと薬物LSDの全盛。この時代のノスタルジーは堪能できる。 とにかくどこでタバコ吸って当たり前の時代。かのコロンボも訪問先の家でも本屋の店内でも葉巻吸ってましたね。 ブルースリーも活躍する、そんな時代に浸るには、もってこいの作品。 でも、それだけかなあ。  なんだか中身が無い感触。 まあ主演の二人は良かったですよ。だらしなくて、情けなくて、カッコ良くて、ヤバイ。 悪くないけど良くも無いかな。
[DVD(字幕)] 5点(2020-02-05 22:34:09)
98.  ジョーカー 《ネタバレ》 
アカデミー予想の話が先行する話題作でしたが、肌にあいません。 ゴッサムシティの格差社会が、セレブのバットマンと、ハーレムのジョーカーを生み出す構図を 映画にしたのでしょうが、不幸な境遇を世間のせいにして殺人の言い訳にしてるとも言える。 どいつもこいつも、登場人物が屈折していて、誰にも同感できない違和感の続く映画。 確かに、ゴッサムシティは欠陥だらけの都市だ。こんな街なら犯罪者も増えるだろう。 だがジョーカーはヒーローにはなりえない。だからこの映画の存在意義には多少だが疑問がある。 ウケたのは、バットマンとジョーカーが異母兄弟の話が出て来るあたり、しかしこれは母親の 妄想だと判明。更に自身の脳障害が、母親からの虐待の結果だと判る終盤。ショックを受けると 笑いが止まらなくなる病気の自分に絶望し、母親を殺し、憎しみの象徴のTVタレントも殺し、 ピエロのサイコパス完成と・・・ その後の、バットマンとの戦いはすっ飛ばして、逮捕され収監されているラストシーン。そしてかつての、 セラピストだか相談員だかとの再会で幕になる。 うーむ、アカデミーにふさわしいのかなあ?
[DVD(字幕)] 6点(2020-02-05 22:00:37)
99.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)
100.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 
元の作品は3つ県の映画館で8回鑑賞。 DVDも買いましたが、今回の長尺版は待ちくたびれて、やっと今日見れました。 予定では満点のはずだったのですが、どーも長くなってヨカッタ部分だけとも言えず微妙な感想。 元々戦争がメインテーマではなく、あくまで当時の世相の中での、女性すずの人生がメインの映画。 今回の追加シーンは、すずと水原の幼なじみからの恋、周作と遊女リンとの恋、という四角関係を、 より強化補足するのが目的だったと聞きます。実際その通りの仕上がりでした。 ただ、セリフが原作マンガ本の通りなのに、なんだかしっくり来ないんですよね。 文字で見た印象と、声で聴いた印象がこんなに違うとは逆に驚きましたが・・。 もし、自宅でDVDで字幕出して見ていたら気にならないのかもしれません。 マンガ本だと、前のコマのセリフを読み返せるので、意味が分からずに進む事は無いのですが、 映画館では不可能。その辺は映画的に修正してみても良かったのではと思ったりして・・。 いずれ、若い男子にあるあるの、「好きな子には意地悪してしまう」のシーンは新鮮でした。 気になっていた周作とすずの夜の営みのシーンも、追加されました。ほぼ原作通りですが、 すずが、周作に握られた手をそっと払うシーンは、原作には無いもので、ここは映画的修正でしょう。 音楽も若干の変更があります。特に違うのは、エンディング曲。「タンポポ」は新しいアレンジ。 その後のエンドロールの曲は初耳。 前は「すずさん」という曲名でしたが、白木リンのエピソードの部分。 曲名が違うのを、監督は気にしていたのかなあ・・。サントラの「りんさん」名義の曲は30秒でしたが あの曲を長くしたのか、全くの新曲なのかは、まだわかりません。前の方がしっくり来るような気が・・ いずれ、当時の女性の暮らしや恋愛事情を更にクローズアップする目的は成功しています。 より原作に近いものに仕上がっています。 どちらが正解だとか、どちらが上出来なのかとか、比較すべきものではなく、どちらも良い映画に変わりは ないと思います。 年寄りには、トイレが心配な上映時間でしたが、客席の20人程の同輩の面々、皆持ち堪えたようです。 ただその中で1人、イビキかいて寝てたジーサンが残念でしたが・・(笑
[映画館(邦画)] 9点(2020-01-03 18:40:17)
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