101. マルドゥック・スクランブル 燃焼
前作が盛り上がりそうなところで中途半端に終わったので、そこから盛り上がるのかと期待したけど、尻すぼみだった。 こんなしょぼい展開になるなら前作の評価はもっと下げておいた方が良かったのかも知れない。 楽園で回復するという話の展開は理解できるけど、この楽園が悪趣味で気持ち悪い。 敵が気持ち悪いのは倒す理由になるからいいけど、味方が気持ち悪いのは後味が悪いだけだった。 後半のカジノもつまんない。 なんでもありの世界観でいかさまのカジノをやって何が面白いのかさっぱりわからない。 そんなつまんない話のまま次回に跨ぐなんて頭がおかしいとしか思えないけど、どんなラストが用意されてるのか逆に楽しみになってきた。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-05-20 13:37:07) |
102. 喜劇 愛妻物語
《ネタバレ》 水川あさみがエロい。 なかなかやらせてもらえなくて泣きそうになったけど、なんとかやれたので良かった。 その後の展開はちょっと切なくて泣きそうになったけど、最終的にはいい話になってて安心した。 何が幸せなのかは人それぞれだけど、幸せな家族の物語だったように思う。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-04-17 16:31:02) |
103. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 人がたくさん死んでるので笑うのは不謹慎だけど、面白いね。 最初の原因を作ったバカ2人の明暗が分かれる展開には驚かされた。 役者の格から考えてブラピが死ぬとは思ってなかったからね。 最終的に整形手術代を獲得しちゃうのは納得できないけど、やっぱり面白いね。 [インターネット(吹替)] 7点(2023-04-14 14:42:41) |
104. 君が世界のはじまり
《ネタバレ》 ストーリー展開にインパクトが欲しかったのかも知れないけど、この作品に殺人事件は必要なかったように思う。 高校生の些細な悩み事に共感できるかどうかが作品の面白味の分かれ目になるはず。 でも、殺人事件の深刻さに比べたら、6人の悩み事はちっぽけに思えてしまった。 女優さんたちは個性的で、それぞれに魅力的だったけど、男3人は地味。 誰が誰だかわからなくなるシーンもあって、もう少し頑張って欲しかった。 コミカルで笑えるシーンもあったけど、コメディとして楽しむのは不謹慎なような気もしてモヤモヤした。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-14 12:49:20) |
105. 劇場版 SHIROBAKO
《ネタバレ》 TVシリーズは名作だと思うけど、本作にはがっかり。 登場キャラは同じ、アニメを制作するストーリー構成も同じ、でも、決定的に違う点が1つある。 作中で制作するアニメの魅力が雲泥の差なんです。 TVシリーズで制作していた第三飛行少女隊はとても魅力的な作品で、本当に制作されて放送されたなら見てみたいと思えた。 だからこそ無事に完結したことが嬉しくて、とても感動的だった。 本作で制作する空中強襲揚陸艦SIVAはどこに魅力があるのかさっぱりわからない。 こんなアニメを必死になって制作する意味があるのだろうか? 会社存続の為に仕方なく制作したのだとしても、この程度の作品で収益があるとも思えない。 もし本当に制作されて劇場公開されても絶対に見に行かないレベル。 下手すると大赤字で、今度こそ倒産しちゃいそう。 ラストで無事に完成しても感動は皆無でした。 お金を払って空中強襲揚陸艦SIVAを映画館で見た人が気の毒になります。 空中強襲揚陸艦SIVAに点数を付けるとするなら0点でもいいくらいです。 アニメ制作を描く作品なのだから、彼女らが制作するアニメも魅力的であるべき。 細部にまで拘った本気のアニメ制作が見る者の感動を呼び起こすんだと思う。 その肝心のアニメに魅力が感じられないというのは致命的でした。 TVシリーズで愛着のあったキャラが再集結したのは嬉しかったので、プラマイゼロの平均点という評価にしておきたい。 あと、第三飛行少女隊2期が否定的に描かれていたけど、あれはあれで面白そうと思えた。 ガンダムですら乳揺らす時代なんだから、あれくらいやらなきゃ生き残って行けないんだろうな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-13 12:43:56) |
106. 新聞記者
《ネタバレ》 序盤は実際に起きた事件をモチーフにしててリアリティがある。 でも、生物兵器の研究開発という展開になって嘘くさくなった。 もしかしたらあり得るかも知れないというさじ加減が大切だと思うよ。 政府側に善人が居る設定は斬新だけど、それも嘘くさい。 ラストのオチも弱腰で残念でした。 現実世界の結末の方が衝撃的で、フィクションの限界を感じた。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-12 15:34:54)(良:1票) |
107. プーと大人になった僕
《ネタバレ》 クリストファー・ロビンの妄想という設定なのかと思ってたけど、ロンドンにやってくる展開には驚いた。 見ていて幸せな気分になれる作品だったけど、中盤はちょっと泣きそうになった。 終盤はまた幸せな展開になったので良かったです。 ぬいぐるみが活き活きと動く姿に全く違和感が無くて、CG技術の進歩に驚かされます。 [地上波(吹替)] 7点(2023-04-05 15:55:42) |
108. マスターズ・オブ・ホラー(2018)
《ネタバレ》 5作品中3作品が病院が舞台になってるけど、病院以外にホラーのアイデアは無いんだろうか? 内容的に違いはあるけど、また病院かってワンパターンに感じた。 1作目のオチがちょっと斬新で良かったけど、真相が明らかになったところで終わっておくべきだったのかも。 頭が割れて蜘蛛が出てくる演出がチープで残念でした。 他4作はよくあるパターンだったけど、短編なのでテンポが良くて見易かった。 あと、映画館の設定は何か深い意味があるのかと期待したけど、それほどでもなくてがっかり。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-02 14:32:02) |
109. センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
山岳ガイドがエロいので見てられるけど、面白くはない。 こういうB級作品を楽しめるだけの純粋な心が失われてしまってるのかな。 どう考えても10回は死んでるとか思いながら見てました。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-03-31 13:10:55) |
110. ピーターラビット2 バーナバスの誘惑
1作目は見てないけど、絵本を読んだことあるので大丈夫だろうと思って見始めたら、俺の知ってるピーターラビットではなかった。 妹たちが居たり、お父さんがパイにされてたり、設定だけは絵本と同じだけど、他はほぼほぼ改変されてる。 こんなにも絵本の世界観を無視するなら、ピーターラビットである必要性を感じない。 絵本のファンからしてみれば宝物を壊された気分になりそうだし、絵本を知らない人には誤解を与える。 こんなのピーターラビットじゃないし、うさぎが主人公の別作品だとしても面白くはない。 [地上波(吹替)] 3点(2023-03-30 19:11:57) |
111. スパイの妻《劇場版》
《ネタバレ》 スパイの妻というタイトルは、妻がスパイなのか、夫がスパイなのか、両方の意味に受け取れるのが面白い。 作中でもどっちがスパイなのかよくわからない構成になっている。 夫の浮気を疑ってスパイの真似事のようなことをしてたけど、最終的には夫が本物のスパイだったということなのかな。 想像にお任せしますという感じだったけど、それ以外に見捨てられた理由が思い当たらないのでそうだったんだろう。 当時の雰囲気がきちんと再現されていて、ストーリー構成もよく出来てる。 でも、面白い作品かというとそうでもなかったような気もする。 登場人物の喋り方のクセが強過ぎて、親近感を感じられなかったのが原因かも知れない。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-28 16:14:31) |
112. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 怪しい登場人物ばかりで、誰に感情移入したらいいのかよくわからない。 単純に殺すのではなく正当防衛を主張したり、当時の法を守ろうとしてるのは理解できる。 賞金首を殺すのもこの時代の正義なのかも知れない。 それでも、やっぱり善人とは思えなくてモヤモヤした。 北部の黒人と南部の白人が協力することになるのは皮肉な展開で、そこは面白かった。 あと、手紙に唾を吐かれたとき本気で殴ってたので、もしかしたら本物だったんじゃないだろうか。 そう思って聞いたら、ラストの朗読はちょっと感動的だった。 [インターネット(吹替)] 7点(2023-03-24 21:36:45) |
113. 希望のかなた
難民問題を描いたシリアスな物語と思って見てたのに急にシュールなコメディが始まるのね。 特別に面白いストーリーが展開されるわけではないけど、どうなってしまうのか気になる。 最終的にハッピーエンドとは思えなかったけど、希望のありそうな終わり方で良かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-03-18 12:49:18) |
114. 落下する夕方
登場人物が辛気臭くて、見てて鬱になりそう。 唯一の救いだった華子も終盤は出て来なくなるし、心が重たくなる作品でした。 キャストが豪華なだけにモッタイナイ。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-18 10:28:01) |
115. ハッピーエンドが書けるまで
《ネタバレ》 貞操観念ゼロなのにピュアなラブストーリーだったような気がしてくるのが不思議。 セフレの人妻がいい人で好感度が高い。 ヤク中のガールフレンドも魅力的。 ヤリマンのお姉ちゃんも純情で愛らしい。 いろいろと困難なことはあったけど、最終的には家族揃って良かったね。 でも、ヤク中だけはフェードアウトしたままというのがリアリティがあった。 やっぱり大麻以外はダメだなと思い知りました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-03-07 15:34:59) |
116. アメリカン・ハッスル
《ネタバレ》 詐欺師だけど、悪人ではなさそう。 そう思いながら見てたけど、思った通りの話で安心した。 市長も悪人とは思えず、やっぱりFBIがいちばん悪いように感じた。 逮捕されちゃったのは気の毒だけど、最悪の結末にならなくて良かった。 マフィアも物分かりが良くて平和な物語でした。 現実離れした展開ではなくリアリティがあったけど、親権で揉めなかったのだけは嘘くさかった。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-03-03 12:48:43) |
117. 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
《ネタバレ》 3部作の1作目というわけで、登場人物や世界観の紹介という感じでしょうか。 ハサウェイがヒーローみたいに改変されてるのかと危惧したけど、俺の知ってるハサウェイだった。 見た目は成長したけど、中身は昔のままで、過去の出来事に引き摺られてるのがよく分かった。 演出としては、市街地でのMS戦に巻き込まれる描写は迫力があって良かった。 主人公なので死なないのはわかってるけど、ハラハラドキドキしました。 逆に終盤はMSに搭乗して緊張感が失われてしまった。 物語としては、テロを肯定する方向性なのか、改心してテロを断念するのか興味深い。 たぶん仲間たちが死んでくんだろうけど、今のところ愛着ゼロなので、泣く自信はない。 それぞれのキャラの魅力や関係性をどう描いてくのか、続編が楽しみです。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-02-28 17:22:16) |
118. ロボコップ(2014)
オリジナルと比べると生体の一部を利用する非人道的な側面が強調されている。 生きたまま改造された仮面ライダーと比べれば、命を救われたとも考えられるのでマシだとは思う。 黒いカラーリングはカッコ良く見えるし、動きもスムーズになってるけど、それが良いことなのかよくわからない。 特定の人物を撃てない制御システムはオリジナルにもあったけど、その解決方法がクールじゃない。 映像は進化してるけど、内容は退化してるように感じられた。 [インターネット(吹替)] 4点(2023-02-23 08:08:40) |
119. 蛇のひと
序盤は興味深いミステリーだったけど、終盤で一気につまんなくなった。 もしかしたら意図的だったのかもって匂わせるくらいで十分なのに延々と語るもんだから白けてしまった。 語れば語るほど、そんな都合よく誘導なんて出来るわけないじゃんって思えてしまう。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-22 20:35:27) |
120. 九月の恋と出会うまで
《ネタバレ》 タイムパラドックスを回避する物語なのに結局タイムパラドックスが生じてしまってる。 1年後に時空が繋がって会話できるようになることをどう知り得たのか? シラノが1年後と言ったから志織は1年後と知り、その志織から1年後と教えて貰ったので平野も知る。 これは鶏が先か、卵が先かというタイムパラドックスの典型例。 1年後という情報源がループしてしまっている。 この矛盾を論理的に解消する方法を思い付いてたなら説得力が増したように思う。 ラブストーリーとして見るなら良い雰囲気だったので、その辺りの矛盾が放置されてたのが残念でした。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-02-22 18:28:03) |