161. ブルース・リー/死亡遊戯
ブルースリーの遺作なので細かいこと?は目を瞑りましょう。 急逝で尺が足らないのにも関わらず貼り付けカットや代役を立て、なんとか完成させようとした監督やスタッフに敬意を表したい。 現代ではCGやなんやらで誤魔化しはききそうだが当時は苦肉の策だろう。 ここまで雑な映像はある意味貴重だし、そうまでして完成させる意義があった死亡遊戯。 ブルースリーの偉大さを感じずにはいられない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-15 23:20:30) |
162. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
弁護士の代役が中国拳法家って非常に不思議で何か秘密結社なのかと疑うほど凸凹な物語であるが リーはきっとローマでロケをしたかったのであろう。 何回見ても飽きないカンフーは健在。ノラ・ミャオのヒロインとしての美貌とチャックノリスとの最終決闘は名シーンである。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-09 00:14:55) |
163. ドラゴン怒りの鉄拳
《ネタバレ》 混じりっけなしでブルースリーのカッコよさが一目で伝わる作品。 ストーリーに奥深さは無く、シンプルに師匠の敵討ち。敵は中国人を侮辱する大日本帝国とわかりやすい構図。 チェンは終始キレている。怒り任せの怪鳥音とヌンチャクアクションは圧巻。これだけでも見る価値は高い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-08 23:55:17)(良:1票) |
164. ドラゴン危機一発
香港のトップスターに躍り出ることになった記念すべき主演作。 ストーリーは言うまでなく秀でるところは無く、知性が無く情けない役柄だが、 GAME OF DEAHまで一通り見た後では、ブルースリーの全面豪華主演ではありませんか(当たり前だが)。 まあ、そこです。 見所は。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-07 23:36:31) |
165. ザ・ファブル
《ネタバレ》 原作ファンです。ここ最近では人に勧めたくなるほどのヒット。 岡田准一と木村文乃の配役はピッタシ。一方で山本美月は純粋キャラで可愛いのだが、いかんせん巨乳でない。 海老原は貫禄あるはずだし、砂川は本来は禿キャラですよ。 原作から入るとミスキャストを感じざるを得ない、実写の難しさだよね。 漫画の良さを引き出しているかというと疑問。細かいところで物足りなさがあり、2時間で詰め込むのも限界か。 続編は見てみたいと思う。 それにしてもジャッカル富岡は映画でもおもろいで。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-31 21:02:20) |
166. ジョン・ウィック:パラベラム
頭から窮地ってのが他に類を見ないかも。 助走なしでフルスロットルの殺し合い。コンチネンタル・ホテルの激闘は圧巻。3作の締めくくりに相応しい血の花火。 「パラベラム」他ではあまり聞きなれないWordだったが本作にしっくり。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-30 16:12:05) |
167. ジョン・ウィック:チャプター2
前作に続いて殺陣のオンパレード。パワーも不足なし。 ジョン・ウィックの世界を更に深く知ることに。 ただ、立て続けに見ると、けっこう胃もたれしてくる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-26 23:45:45) |
168. ジョン・ウィック
キアヌリーブスはマトリックスとかスピードとか看板作品でしか見ていないので久しぶりのご対面。 話に奥深さは無く、犬と愛車の復讐という動機でひたすら殴る蹴る、撃つの繰り返し。 伝説のブギーマンが敵を薙ぎ倒してく爽快感がまるでアクションゲームのようになってくる。 おじさんリーブスの体を張ったアクションが見所満載なので単純にそこを楽しめばよろしいかと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-25 23:38:38) |
169. ダイヤルMを廻せ!
《ネタバレ》 スワンは1000ポンドで殺しを請け負ったわけだが、当時のレートで言うと500万ぐらいか。 安過ぎるかなと思ったけど意外と妥当。 まあ、それは置いといて上級サスペンスは間違いない。 不倫のカタルシスとか、警部が名探偵顔負けの活躍だとか、鼻につく推理小説家とか。 無理があるところはヒッチコックマジックでねじ伏せてしまってます。犯人を追い詰めるラストも含めて展開が飽きない。 普通におもしろいです。 これでマイヒッチコックbest3は「サイコ」,「めまい」,「ダイヤルM」ですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-13 23:20:14) |
170. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 ヒッチコックが磨あげたワンシーンサスペンスの完成版。 アパートの裏窓から車いす生活をいいことに近隣を覗きまくるジェフ。 行き過ぎた人間観察はプライバシーもあったものじゃありません。いい趣味とも言えない。双眼鏡まで出てくる始末。 現代では考えられない。 しかしながらこの狭い共同住宅の空間で繰り広げられる憶測は惹きつけられっぱなし。 まあラストはヒッチコックらしくチャンチャンって感じでしたけどね。何だかんだでコメディっぽくておもしろかった。 [試写会(字幕)] 7点(2021-10-11 23:16:54) |
171. 北北西に進路を取れ
2バツの広告マン・ソーンヒルがしぶとい。 最後は女への執念だが、素人がここまでよくやったと褒め称えるべき。 「北北西」実際の方位で無くとも大冒険を予感させる印象的なタイトル。 ただね。脚本は靡かない。殺すチャンスは幾度とあるが尺を長くしてややこしくしてるだけ。 勘違いサスペンスのおもしろさと古さが表裏一体になっているようなかんじ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-10 23:29:26) |
172. ロープ
《ネタバレ》 これは劇場で見るお芝居。 低予算はわかるけど、淡々とぺちゃくちゃお喋り。場面の動きが無さ過ぎて動機もなくカデルが追い込むまでは退屈。 それでも自信家で鼻につく秀才ブランドンをへし折るところは唯一の見所。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-09 21:03:05) |
173. ハロウィン(2018)
10月になりハロウィンの季節になりました。誰もブギーマンって連想にはならないでしょう…。 ブギーマンの仮装なら私は少し噴きますが。 過去の下りとかどうでもよい。誰も気にしない。 無双で不死身のブギーマンが現代のスクリーンで殺戮を繰り返せばもうおなかいっぱいです。 本作は3世代の女が勇敢で強かった。 死んだふりの「いただき!」、「ハッピーハロウィンマイケル」は名台詞。痛快でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-04 22:19:16) |
174. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
《ネタバレ》 繰り返す延期の中、劇場行ってきました。待望の“No Time To Die”意味は死んでる暇もないってとこでしょうか。 鑑賞の注意点はそのままの続編ですし前作より6年経過していることもあり要予習です。 「スペクター」は必須で伏線はカジノ・ロワイヤルから全て繋がってます。また、顔と名前はぐらいは一致させておかないと前半はついてこれないとおもいます。 CIAのフィリックスとかカジノロワイヤルから出てますからね。ボンドが悲しむのもわかります…。 さて、中身のほうはというと配給元が変わったので多少心配してましたが、安定感あり満足です。 説明不要ですがダニエル・クレイグの5作目でありファイナル。 スペクター(首領ブロフェルド)との決着、マドレーヌとの愛の行方、毎度ながらMI6との駆け引き。いろんな事情が交差します。 さらに後任でパワフルな黒人女性の007,CIAのセクシーエージェントのパルマ,意外な形でスペクターを殲滅させた新しい悪のサフィン。引き立てる役者は揃う。 007シリーズでは初めてとなるボンドの娘や衝撃のクライマックス。アクションもカッコええ。見所満載でございます。 テーマは愛ですね。これに尽きると思います。 あえて気になるところを挙げるとすれば、本作、クレイグのラストということで彼を引き立てすぎたんじゃないでしょうか。 それがストーリーに影響は少なからず出してしまっているとおもいます。 見ようか迷っている人も、やはり映画館で見るべきでしょう。TVと内容は同じでも臨場感やサウンドが違う。また、実力派ビリーアイリッシュが贈るラストに合わせた物哀しいsongも素晴らしい。 何はともあれ鑑賞の余韻は十分に浸りました。 ダニエルボンド、フォーエバー。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-03 23:56:31)(良:1票) |
175. チャップリンの黄金狂時代
The Gold Rush…一攫千金の野心に喜劇が絡んで期待させられるタイトル。 靴を食べるシーンなどは有名みたいですが小屋の崩落シーンのコントは卓越でチャップリンのギャグが詰まっている本作のハイライト。 順不同でチャップリンを何作品か見てきたがだいぶ慣れてきて味が出てきた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-26 18:30:36) |
176. キッド(1921)
上映50分に詰め込んだ父子愛。 子どもが愛くるしすぎる。夢の国は蛇足にしか感じないが、そこは愛嬌ですかね。 100年経ってもそこは変わらない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-25 22:04:35) |
177. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
《ネタバレ》 淡々と見れるんだけど、香港国際警察の括りにしてしまってはあきらかに名前負けしてます。 ストーリーがチープかな…こんなガキの挑発的な犯罪(ゲーム)ができるわけがない。 香港警察の無能さと銀行のセキュリティの甘さを疑いますよ。 レゴ協賛はよくわかりました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-23 23:10:20) |
178. 失踪(1993)
バニシングを見て思い出しました。だいぶ前に24が盛り上がってた時期にキーファの映画を漁ろうとしてVHSで見たことを。 ジョルジュ・シュルイツァー監督が自分で自分の作品をハリウッド版にリメイク。。 役者は豪華だが、サスペンスとしてはスリルが欠けていてハラハラ感は無い。 隠れ名作のバニシングと比較すると見劣りする。ちょっと拍子抜けですね。 サンドラブロックの若き頃の映画ということに留めておきましょう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-21 22:31:59) |
179. ザ・バニシング-消失-
《ネタバレ》 88年の仏蘭西。年代物でしたが、現実的で恐ろしかった。 携帯も無い、監視カメラも無い。「知らない人についてっちゃだめ」と教育するしか防犯策が無かった犯罪が容易い時代。 アナログ時代ならではのスリラー。誘拐犯は表向きは家庭的なパパも裏の顔は緻密な計画を立てるサイコパス。 失踪した恋人を探し求める主人公の前に堂々と現れる。果たして死んでるのか、生きて監禁されてるのか…?誘導するドライブの行方は?? 衝撃の結末までのめり込んでしまった。 後味の悪さは一級品。それが本作の魅力ですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-20 18:57:07)(良:1票) |
180. 運び屋
壊れた家族がこんなにも早く修復が可能か。全体的にはおもしろかったがご都合がだいぶよい。 アールが運び屋で稼いだ金で金のブレスレットや高級車、そして家族との絆を手にし犯罪を肯定しているようで皮肉である。 運んだ車はとにかくかっこいいのでピックアップトラックに無性に乗りたくなってきた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-14 00:11:49) |