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1.  エターナル・サンシャイン
不思議な空気感とさり気なく雄弁な音楽が良かった。複雑でつかみどころの無いストーリーは、どこかで「アンチ・普通の恋愛映画」なのだけれど、実は凄くまっとうに「恋愛映画」していて、二人の運命の赤い糸を(ちょっと絡まり過ぎなんだけど!)しかと見せ付けてくれる。観終った後の感覚は、自分の今までの(あるいは現在の)恋愛の記憶を反映するものになる、かも知れない。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-10 08:54:51)
2.  ダ・ヴィンチ・コード
謎解きは原作でやっちゃった?いやいや、この映画の見所は、イギリスとフランスの名所旧跡案内。ナビゲーターの二人が、色々な所に連れて行ってくれますよ。
[DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 00:40:45)
3.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
結局、あらゆる手段を使って、「ダニエル・クレイグ、そんなに悪くなかったじゃん」という一言を引き出すことに成功した映画。確かに悪くなかった。いや、かなり好き。当初、散々ボロクソに言われていたダニエル兄さん、「やってられっか!」って思ったこともあったはず・・・劇中の「ボンド辞めます」シーンで、微妙にダニエル兄さんの進退問題が頭をよぎり、「もう少し、もう少し、がんばれー」と脳内声援を送ったのは私だけ?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-07 10:17:47)
4.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
イギリスが世界に誇る名女優、ジュディ・デンチが、ちょっとサイコ入っているブラックなおばさん役をやるというところが、話題その1。ケート・ブランシェットが、そりゃこんな先生がいたら惚れちゃうよ、と思える程度に麗しく撮られているところが、話題その2。でも、ストーリーの組立方や映像が、BBCの二時間スペシャルドラマでもコレくらいできるんじゃないかなぁと思えるあたり、ややマイナス。誰にも感情移入出来ないけれど、逆に感情移入出来たら怖いかも。イギリスで生活したことのある人には、会話のアクセントや皮肉がひんやりと耳に心地よいことでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-07 10:01:53)
5.  バベル 《ネタバレ》 
我々は皆、大きな大きな物語の一部なのだ。・・・そう言われているような気がした。「グローバル化」によって、思いもかけない形で、人、モノ、場所、出来事、が繋がるようになった。地球を覆いつくすような、巨大な、目に見えないネットワークが、今日も私たち飲み込んでいる。でも、私たちはそれを知らない。「バベルの塔」を作って、神の怒りに触れてしまった私たちは、コトバをバラバラにされたから。バラバラにされて、コミュニケーションが出来なくなってしまったから。・・・それでも、私たちは繋がっていく。大きな大きな物語の一部でいつづける。たとえそれが、絶望と悲しみと不幸の連鎖を招くのだとしても、どこかに希望へのリンクがあることを願って。全編を通じて重苦しい閉塞感におそわれるが、ラストシーン、父と娘の手と手の繋がりに、かすかな幸せへのリンクを期待せずにはいられない。
[映画館(字幕)] 9点(2007-04-07 09:34:55)(良:1票)
6.  ラストキング・オブ・スコットランド
自分で「王様」を名乗る輩に、ろくな奴はいない。自分で「名医」を気取る輩に、ろくな医者はいない。こんな困った数人のお陰で、何万人もの運命が狂ってしまう・・・。硬派社会派ストーリーに、サスペンスのスパイスを少し加えて、ちょっとだけ青年海外協○隊のイメージビデオちっくに撮ってみた、そんな感じの作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-07 08:53:41)
7.  南極物語(2006)
感動したのは以下の二点。(1)ディズニーが、いまどきCGなしで動物モノ作っちゃったところ。(2)ハスキー犬が、寡黙に「演技」しているところ。 追記:ストーリーとか、あんまり覚えてません。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-14 17:24:57)
8.  アルフィー(2004)
「この映画の一番の失敗は、よりによってあの名作『アルフィー』をリメイクしようなんて考えたこと」……という酷評を読んだ瞬間、なんだか悲しい運命を背負わされた映画だな、と同情。そりゃ、前作は名作で。今やサーの称号ももらった、名優マイケル・ケインの出世作なわけで。それと比べちゃ、一人で看板背負わされてるジュード・ロー、ちょっとカワイソー(でも、前髪の毛量はupしてた気がする。本人的にはオイシイ)。で、実際には、そんなに悪くなかった。ジュード、がんばってた。今や手垢がついた「60年代風」、その計算された「いまさら感」が秀逸。スタイリッシュな映像と、古さと新しさが絶妙に同居した音楽のコラボ。次々登場する女優陣に、「あ、この人、***の映画に出てた○○○だ……(でも名前なんだっけ)」と微妙に混乱させられる瞬間さえも、アルフィー・マジックか?
6点(2005-02-27 08:14:37)
9.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
ちょろっと出てきた日本の描き方に対して、やっぱり批判が多いですね。ま、あんなものです。イギリス人にとっては、あのイギリスの基地?のエピソードこそ笑えるらしい。スコットランドなのに、To Englandって乾杯しちゃうし。「イギリス人=Man Uファン」なんて「大阪人=阪神ファン」以上の大雑把なステレオタイプだし。あの場で紳士然としてスコッチ飲むのもねぇ(ふつう燃やして暖をとったりするんじゃないか?)。「いやー、アメリカ人が見たイギリスって、あーなんだね(いつものことだけど。失笑)」というのが、イギリスのお兄様・お姉様方の感想でした。で、肝心の映画は……すごく見ごたえあったけど、お話としての「読みごたえ」は無かった。。。小声で言いますが、あれって、別に父さんが助けにいかなくても助かったんじゃない??
7点(2005-01-23 09:47:52)
10.  シカゴ(2002) 《ネタバレ》 
見事なまでに悪人揃い。しかも「世間様に顔向け出来ない」悪人じゃなくて、「世間様に顔を見せたくって見せたくって仕方ない」悪人ども。みーんな自分の事しか考えていない。富と名声を得るためには手段を選ばない。でも、これこそがショー・ビジネス!例えストーリーが陳腐だろうと、この映画の面白さは、そんな虚栄に満ちたショービズ界が、自らの世界を自嘲気味に描いたことにある。「私たち、セクシーでゴージャスだから何やっても許されるのよね~うふふふ~♪」「俺たち、どーせ踊らされてるだけなんだよね~あはは~~」。倫理や道徳がぶっ飛んでる、と言えばそれまでだが、今現在のどこかの国の芸能界を見ていても、実はあんまり違わないんじゃないかと思える不思議さ。だって今テレビ画面に普通に溢れているのは………逮捕歴のあるミュージシャンだったり、玉の輿に命懸けてるタレントだったり、暴○団とも繋がってる芸能人や芸能事務所だったり、単なる宣伝機関と化している芸能ジャーナリズムだったり……「シカゴ」との違いは、さすがに殺人者にはなかなかお目にかかれないこと(ま、裏で何があるかは知りませんよ)。そして、その中に、ロキシーやヴェルマのようにちゃんと歌って踊れる真の「タレント」が殆どいないこと。うーん、どっちが幸でどっちが不幸なんだろう?!
8点(2004-12-23 12:54:20)(良:1票)
11.  シティ・オブ・ゴッド
私の中のちっぽけな倫理観として。人が山ほど殺される映画に、「たのしー」「おもしろーい」と熱狂できない、というのがある。特に実話ベースの場合には(当たり前すぎるかもしれないけれど)。でも、この映画を見たとき、それが一瞬揺らぎそうになった。圧倒的なスピード感、スリリングなドラマ性、洗練されたカメラワーク、激情的な音楽のリズム……どれもが誰かを何かに駆り立てるようなパワーを孕んでいて、思わず私も、何も考えずに頭をブチ抜くキッズを笑いながら見て彼らの生死ゲームを楽しんじゃったり、手に汗握る抗争劇にジェットコースターに乗ったときみたいな超ハイな歓声あげて魅入ったりしそうに…………は、ならなかったけど。やっぱり、子供が子供を殺すことが、こんなきれいなエンターテイメントで語られちゃマズよ、という自分の中のクビキは確かに存在。でもカッコいいものはカッコいい!スタイリッシュ!という映像への賛美も。こんな感情の「ないまぜ」が生まれるのが、きっと「衝撃作」ということなんだろうな。
7点(2004-11-18 12:07:57)
12.  らくだの涙
年に一度の掘り出し物的映画を挙げるなら、今年はこれ。まず、冒頭のシーンでラクダの顔を正面から捉えるアングルに引き込まれました。ラクダを映像化する時って大体、あのコブを強調するために横から撮りますよね。だから、殆どの人は、ラクダと面と向かったことなんてなくて、それがどんな顔をしているか知らないはずです。でもこの映画は、ラクダに文字通り「真正面から」取り組んでいます。何かを問いかけたそうなラクダの多彩な「表情」に、一緒に笑ったり涙したりしたくなってしまう……動物は、人間も含め、CGばかりで見てちゃいけないな、と思わず反省させられる一本でした。ラクダに押されそうだけれど、現代モンゴルの遊牧民たちの生活描写も(幾つかの箇所で「演出」が見られますが)立派にストーリーを組み立てています。
9点(2004-11-16 01:01:07)
13.  007/ダイ・アナザー・デイ
なんか、ボンド、必死。必死すぎ。もう少しこう、なんていうのかなー、赤面しそうにキザなフレーズの入った会話とか、思わずハロッズにスーツ見に行きたくなってしまうような紳士的な着こなしとか、苦境に陥ると冴えまくる超絶的な頭の良さとか、そういう余裕をチラリと見せてくれるのが、女王陛下の諜報員さんたちではなかったか、と。無精ひげで髪振り乱して破かれたシャツから体毛がはみ出ているボンドっていうのは、うーん、どうなんだろ。そんなことを考えていたら、敵の麻呂眉オトコが、歌舞伎役者の中○獅童に見えてきてしょうがなかったです。
5点(2004-10-28 09:48:44)
14.  バトル・ロワイアル
某国の某地域で「日本を知る週間」というのがあって、この映画が上映された。これで「日本を知る」のかぁ。困った。実際にこんなことが起きてるわけじゃないんだぞー(あたりまえだ)。と叫ぶ勇気のなかった私に代わり、誰かもっと大きな字で「フィクションだってば!」と英語版に字幕入れて下さい。ほんとは付いてたけど、レトルト食品のパッケージの「盛り付け例」の文字くらい小さかったので。念のため。
4点(2004-10-27 01:06:33)
15.  ターミナル 《ネタバレ》 
心温まる佳作。肩の力が抜けた感じのスピルバーグとトム・ハンクス、良いです。ただ、ある意味とってもアメリカ的。誰もかれもが皆「自由の国アメリカ」に辿り着きたいと思ってる、と感じさせるところとか。政変が起きるくらい不安定な国家クラコウジアが、さりげなく笑いと見下しの対象になっているところとか。入国管理とか人権とかの問題が絡んで、ずっしり重い政治的テーマにもなりうるはずなのに、敢えて人情話に終始するというのも、逆に「政治的」かな。まぁ本作の場合は成功しているのでアリなのかも知れませんが。ちょっとファンタジーが過ぎるんじゃいの?という方には、ネタ元が一緒の「パリ空港の人々」を観ていただきたいなと思います。
6点(2004-10-25 03:09:44)
16.  穴(2001)
まだ10代だった原作者が巧みに描いた、英国の名門パブリック・スクールの表と裏・光と影といった部分が、劇中にぜーんぜん生かされておらずガッカリ。この内容なら、B級ティーンホラーのシリーズ物に出てくる頭の弱そうな高校生達に主役が変わっても、何ら不都合なし!
4点(2004-07-20 07:49:05)
17.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
1.あんまりな姿に涙、の図――「芸達者ゲイリー・オールドマン、いつ出てくるんだろう(わくわく)。」判別がついた時には豚に喰われてた。2.激しく納得、の図―――「ごめんなさい、明日の予定だったローストビーフ・ディナー、都合により延期します。」テレビ放映の直後、友人からメールが来た。
5点(2004-06-06 10:56:34)
18.  ソードフィッシュ
一生懸命、色んな人を騙そうと思って頑張って作ったんだろうなー。「よくできました」。でも、全体に漂う行き当たりばったり感×オリジナリティーの希薄さ、いつも「不二子ちゃん」ポジションのハル・ベリー、近頃はアル・パチーノの後釜に収まるために作品選びをしているんじゃないかと思えるトラボルタ、どれもちょっと食傷気味かも。
4点(2004-05-31 08:22:14)
19.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
見知らぬ言葉と慣れない風習に囲まれ、当初戸惑い気味だった主人公(男)が、様々な出会いの中で奮闘するうちに……あ、そうか。これ「世界ウル○ン滞在記」?――「情熱の国メキシコ、伝説の銃に……ブラピが出会った」――
6点(2004-03-31 11:49:20)(笑:4票)
20.  ラスト サムライ
良く出来た映画でした。が。この映画を、私のナショナル・アイデンティティーと結び付けたがる周囲にちょっと辟易。私が「日本人であること」は、一本のハリウッド映画によって高揚させられたり、打ちのめされたり、自信を持たされたり、影響を受けたりするものではない、と思うので……これを見た人々に「日本人でよかった、と思った?」と聞かれるたび、答えています。「たった一本の映画から、そんな大切な問いに対する答えは出てこない」。多くの人々から「日本人でいて幸せ」とか「サムライ魂を自分のものとして感じた」という感想が出てくるのは好ましいことなのでしょう。でも私の中では、(サムライの血をひく)「日本人である」というアイデンティティーは、「クルーズ版・武士道へのオマージュ」によって持ち上げられて浮かれちゃうほど軽いものじゃない、という気持が強く有ります。点数は娯楽大作としての評価として。 
6点(2004-03-29 10:18:05)(良:3票)
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