1. カリートの道
《ネタバレ》 素晴らしい映画に出会えました。ラストのシーンはどうなるか分かっていてもドキドキが止まらなかったです。最後の最後までカリートが「案外軽症で助かっちゃったよ!」って起き上がってくれることを願っていたらあのEDですよ。テーマソングの「You are so beautiful」に合わせて女性の影が子供の影と一緒に踊る。ビリー・プレストンの歌声に聴き惚れながらも涙腺は決壊していたのでした。映画を見て久しぶりに完全にノックアウトされました。観てからしばらく経ちますが、今でもラストを思い返すと複雑な感情が湧き上がってきて、その度に少しだけ目頭が熱くなるのです。 (追記)主題歌の「You are So Beautiful」ですが、Joe Cocker(あんまり良く知らない…)というアーティストの歌ったバージョンがあって、そっちも最高にカッコよいです。ビリー・プレストンとは違った、荒々しい歌声が癖になります。 [DVD(字幕)] 10点(2013-03-01 00:47:43)(良:1票) |
2. ミラーズ・クロッシング
マフィア映画にしては、そしてコーエン映画にしては地味目な作品。殺される恐怖のあまり反吐を吐くシーンと、ラストの十字路のシーンぐらいしか印象に残っていない。設定は良いのに、味付けを間違えた印象。それでも、ガブリエル・バーン演じるトムはとても艶っぽく、魅力的に撮れていた。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-10 00:48:09) |
3. メン・イン・ブラック
これ好きです。何故だかサントラまで買っちゃうくらい好きです。息を抜いて見られる良作で、今でもたまーに見返したりしています。 こういう映画が作られなくなっていくのは悲しいなあ。 減るもんじゃないし、8点つけます! [ビデオ(字幕)] 8点(2012-08-10 00:28:36) |
4. Kids Return キッズ・リターン
《ネタバレ》 武映画全体に共通して言える事だが、どうも武映画には独特の閉塞感がある。ソナチネやHANA-BIの時はその閉塞感がうまくハマっていたのだが、今回はどうもハマり過ぎていて、観るのが本当に辛かった。キャラクターのダメさが自分を見ている気がして…。それだけにあのラストシーンは本当に輝いて見えた。挫折に打ちひしがれても消えない2人の笑顔が眩しくて…。そこで畳み掛けるように流れる久石譲の楽曲はEDと相俟ってそれまでの閉塞感を吹っ飛ばすくらい良いものだった。 [DVD(邦画)] 7点(2011-05-15 23:42:47) |
5. ビッグ・リボウスキ
《ネタバレ》 ストーリーは入り組んでいるが滅茶苦茶wwテキトーな映画だなあwwwしかも妙に良い終わり方してんのが腹立つwwwジーザスのボウリング風景とドニーの扱いの酷さに大爆笑。結局ドニーの遺灰は海に帰れずほとんどデュードにかかっちゃってるし!サム・エリオットは結局何様だよwwまー肩肘張らずに観れる良質コメディですよ。面白い! [DVD(字幕)] 6点(2011-04-16 23:51:17) |
6. ファーゴ
妙に印象に残る。サスペンス物なのに緊迫感をほとんど感じない。主人公であるF・マクドーマンドにも感情移入出来ない。(というか意図的に感情を表さない演技を強いられているようにさえ感じる。)なのに飽きない。シーンに目が釘付けになって、いつの間にか終わっている。観賞後に残るのは、役者の演技でも鮮烈なバイオレンスシーンでもなく雪の白と血の赤のコントラスト。そんな映画。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-14 19:44:00) |
7. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
色々ありまして次回作の「イノセンス」から観たので(汗)、「イノセンス」でワケの分からなかった所が補完出来ました。色々と議論の余地のある傑作ですね。戦闘シーンの迫力は凄い。壁に銃跡が次々付いてくるとことか堪らん。 [地上波(邦画)] 7点(2010-08-09 00:20:49) |
8. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
雰囲気も音楽も良いが、やっぱり脚本が素晴らしい。後半ピタピタと伏線が回収される様はまさにお見事という他無い。(よくここまでひねったよホント)落ちも間が抜けていて好き! [DVD(字幕)] 6点(2010-08-07 22:34:56) |
9. 平成狸合戦ぽんぽこ
ジブリの中では「ゲド戦記」と双璧を成すつまらなさ。いや、「ゲド戦記」より酷いかも。キャラクターに死が訪れるのが唐突過ぎでもやもやしたものが残る。説教臭い、狸達のキャラクターに魅力がない、おまけにテンポが悪い、テンポが悪いので面白くない。本当に「コレを作って誰が得するというの?」と言いたくなるくらい酷い。 [地上波(邦画)] 1点(2010-08-07 22:06:31) |
10. もののけ姫
この作品、風の谷のナウシカのエッセンスがぎっしり詰まった作品だと思うんです。ナウシカのメッセージ性、戦闘描写、動植物など類似点がいっぱい。アシタカは男版ナウシカみたい。完璧な美男美女な所とか。つまり何が言いたいかっていうと、サンが可愛くてしょうがないので、僕はどうやったら彼女と合法的に結婚できるか日夜考え続けているってことです(^q^;)サンに捧げる6点。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-07 21:49:50) |
11. レオン/完全版
いまさら特に言うこともないでしょう。傑作です。この映画を観て以来、ナタリー・ポートマンを追っかけ続けています。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-07 10:40:54)(良:1票) |
12. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
クレしん映画の売りの一つにテンポがいいことが挙げられると思う。その中でもこれはずば抜けてテンポが良い。初期の作品群の中では一番の出来。敵の濃さも最高!! [DVD(邦画)] 7点(2010-08-07 10:03:37) |
13. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
《ネタバレ》 ぶりぶりざえもんのぶりぶりざえもんによる全ての子供達の為の、クレしんファンの為の映画。ぶりぶりざえもんが立っているだけで笑える。しゃべるだけで笑える。こんなキャラはぶりぶりざえもんだけだ。そんなぶりぶりざえもんが頑張る。自己中で利己的。へたれ。そんなぶりぶりざえもんが生まれて初めて他人のために命をかける。困っている人がいる。命を投げ打ってでも助けようとする。なぜならぶりぶりざえもんは救いのヒーローだから。救いのヒーローとして生まれてきたから。大勢の人の命を救って消滅するぶりぶりざえもん。それを知るのは生みの親、しんのすけだけ。息子との別れ。親友との別れ。しんのすけの頬に伝う涙。これで感動しないワケが無い。書いてて泣けてきた。 しかしながら改めて読み返すとエライ駄文だ。 [DVD(邦画)] 8点(2010-08-07 00:34:47)(笑:1票) (良:1票) |
14. クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
あまり印象に残っていない映画。小ネタは楽しめました。EDテーマ曲が大好きです。クレしんのなんでもあり感が良く出ている。 [DVD(邦画)] 4点(2010-08-07 00:16:32) |
15. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
これわあかんです。何があかんって、まずジョージクルーニーのいやらしい目つき。普通のヒーロー映画のノリなのに目つきは犯罪者のソレになっていてミスマッチ。さらに、ロビンとバッドガールの存在。ヒーローを演じることがアイデンティティーのバットマンが大好きな自分にとってこいつらの存在は邪魔でしかない。あと、シナリオが陳腐。フリーズ改心させるのはやっちゃいけないだろ。自分は前作「バットマンフォーエバー」を観ておらず、「バットマンリターンズ」からイキナリこの作品を観たので、あまりのギャップに気が狂いそうになった。これのおかげで同監督作の「バットマンフォーエバー」にも手を出せないでいます。 [DVD(字幕)] 2点(2010-08-06 23:58:59) |
16. バットマン リターンズ
《ネタバレ》 こりゃ「シザーハンズ」なんかよりよっぽど哀しい御伽噺ですよ…。ペンギンの死に様に涙。キャットウーマンの最後の台詞に涙。ヒーローを演じることでしか(ちょっと違うかな?)生きられないブルース・ウェインに涙。切ないなあ。三者三様の化物達が対立するラストはバートン映画の中でも屈指の出来。 [DVD(字幕)] 9点(2010-08-06 23:49:39) |
17. シザーハンズ
妙に原色だらけの町並みと、エドワード(ジョニー・デップ)が氷をカットするシーンが(堪らなく美しい!!)思い返される。終わり方があまり好きになれず、今でも余り良い印象を抱いていない映画。僕には合わなかったんですね…。あ、下衆な感想ですが、パンチラが良かったです(^p^) [DVD(字幕)] 4点(2010-08-06 23:44:02) |
18. グリーンマイル
《ネタバレ》 「ショーシャンク」と一緒に観ました。むー、こっちはいまいち…。なんかビーム出すし。悲惨なシーンがショーシャンクと比べて多すぎて浮いてしまっているような気も…。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-13 20:43:59) |
19. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 ここの平均点の高さにか~なりハードル上げて観たのですが、やすやすと飛び越えていきました…。 正直「良い映画」すぎてビビッた。なんだよこれ…。キレイ過ぎだよ太平洋。 [DVD(字幕)] 9点(2010-03-13 20:02:27) |
20. 菊次郎の夏
《ネタバレ》 夏休みとは子供が心身共に成長し、「大人」に近づく時期です。 また、人生においてわずか2年足らずしかない貴重な時期でもあります。 さて、この話はそんな貴重な夏休みを子供の頃に満喫できなかった52歳の子供が「大人」に向かって一歩成長する物語です。 作品を彩る「Summer」の使い方が非常に上手いです。 最初は自分の保身のためだけの嘘をついていた菊次郎。 しかし、子供と一緒に旅をするうちに「思いやり」や「責任感」のようなものが芽生え始めます。 そして、「天使」のキャプチャーで初めて、菊次郎は他人を守るための嘘をつきます。 心身共に成長する時期が「夏休み」と言うのなら、菊次郎は間違い無く夏休みを満喫することが出来たのでしょう。 最後の「菊次郎だよ!バカヤロー!」という台詞、駆けていく子供を見送る菊次郎のちょっと寂しいような表情が素晴らしい。夏休みが終わる寂しさ、心に残る思い出を作ることが出来た満足感を感じさせます。 子供自身も最後に駆けていくことが出来た、という事は彼もまた「大人」に一歩近づくことが出来たのでしょう。 [DVD(邦画)] 7点(2009-05-15 00:07:48)(良:1票) |