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1.  冷たい熱帯魚
凶悪犯罪の実録もの、ということで怖くて胸糞悪い内容を想像していたのですが、蓋を開けてみると、あまり怖くありませんでした。おそらく登場人物たちのクセが強すぎて、いまいち感情移入できなかったからでしょう。終始一歩引いて成り行きを見守るような感覚の鑑賞でした。しかもラストでまさかの超展開が待ち受けており、こうなってくるともう実録どころか、リアリティ皆無です。監督ワールド炸裂で、もうある種のファンタジーにすら見えてきます。それを最高と思うか、興覚めと思うかは人それぞれだと思います。評価の分かれる内容ではないでしょうか。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-03-13 21:09:03)
2.  アド・アストラ 《ネタバレ》 
海王星でどんな展開が待ち受けるのか、と思いきや何も起こらず、え、これでおしまい? という終わり方をするので、鑑賞後感がとてもよろしくない。思わず酷評したくなってしまう。でも見直してみると、火星到達あたりまでは、そこまで悪い内容ではない。とにかく海王星に向かう辺りからグズグズで、残念な感じのまま終わってしまう。せめてまともなオチをつけて欲しかった。いずれにせよ、近年このジャンルはゼログラビティ―然り、インターステラー然り、凄まじいクオリティの映画を観せられてきているので、この程度の内容ではどうしても見劣りしてしまう。もう少し頑張りましょう。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-01 22:04:41)
3.  プラットフォーム 《ネタバレ》 
惜しい映画だなあ。設定は最高。ラストに至るまでの展開もなかなかのもの。なのにオチが弱い。何となくそれっぽいんだけど、でも結局何だかよく分からないオチで、煙に巻かれて終わってしまった印象。これがスパッと綺麗に着地できていたら、きっとキューブを超える映画になっていたと思う。それでもインパクトの強さに免じてオマケで8点。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-02 22:18:40)
4.  ゲットバック 奪還
いやあ騙された。レンタル屋であのパッケージ見て「お、ヴォルフガングペーターゼンの新作じゃん」ってなったら、普通硬派な迫力ある映画期待するよね。まあ、内容のゆるいことゆるいこと。脚本の出来はなかなか良くて、オチもきれいに決まってるんだけど、残念ながらそういうこと期待して観たんじゃありませんから。最初からベテラン監督の、肩の力を抜いたヨーロッパのコメディ、として観れば普通に観れる映画なのに。こんな有名監督の映画でパッケージ詐欺やっていいのか!? そこにいちばん驚いたね。 
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-24 22:11:06)
5.  カーゴ/CARGO
一言で言うと、短編のほうが良かった。短編のカーゴは強烈なインパクトがあった。グロいゾンビとヒューマニズム溢れるストーリー。そのギャップにノックアウトされたわけだけど、長編のほうは、そのギャップがマイルドになってしまった印象。監督に作家性があるのは間違いないので、次回作に期待。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-07-06 23:22:31)
6.  ベスト・キッド(2010)
ストーリーはオリジナル版とほぼ同じですが、それでも充分満足できる。このベタな話がいかに鉄板かを、再認識させられました。そしてオリジナル版の貧弱だった格闘シーンが見事に昇華している。さすがジャッキーとスミスJrです。ダニエル君と違ってシャオドレは可愛いし、情けないところがないのが良い。中盤少しダレますが、全体的に演出がシャープになり、パワーアップしている。リメイクして成功した珍しい例と言えるでしょう。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-06-26 16:17:28)
7.  ライフ(2017)
うーん。なんだろう。丁寧に作られた正統派SFホラーなのに、なぜか盛り上がりに欠ける。いい役者も揃ってるのに薄味な印象。エイリアンとゼログラビティを足して、2じゃなくて3で割ったような感じ。ラストはまあまあパンチが効いてるので、あのテンションを序盤から欲しかった。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-08 07:43:46)
8.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
なんだか話が飛躍しすぎて分かりにくい。絵面の派手さとスターウォーズの雰囲気で、見れるには見れるんだけども、結局どんな話だったのかと聞かれると「えーっと。……なんだっけ?」となってしまう。それから賛否あるだろうけど、旧シリーズに媚びすぎ。あそこまで昔の役者出す必要ないし、話の展開も毎度一緒で食傷気味。ラストの名乗るシーンも何だかしっくりこなかった。いまいち納得のいかないまま完結。人気シリーズの続編って難しいね。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-01-13 01:41:07)
9.  新感染 ファイナル・エクスプレス
ゾンビ映画は舞台選びが肝だと思う。孤立した一軒家だったり、ショッピングモールだったり。この映画は列車を選んだわけだけど、それが成功したと思う。車両の区切りや駅が、舞台としてしっかり機能している。列車に乗るきっかけとして、冒頭に親子のドラマを描いており、これがなかなか丁寧でよろしい。そのドラマパートからゾンビパートへの切り替わりが強烈。発車する列車に、瀕死の感染者が一人だけ乗り込む、こういうお約束の展開は、何回観てもニヤニヤしてしまう。丁度ジェットコースターの坂をカタカタ登るような感覚。そしてその後は身を委ねるだけ。一気にラストまでなだれ込んでくれる。唯一残念だったのは、ゾンビがシチュエーションによってやたら強かったり、妙に弱かったりしたところ。こういうところは妥協せず、クオリティを維持してほしかった。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-10-24 14:29:27)
10.  来る
原作既読でレヴューします。話がかなり大胆に変更されている。特に話の根幹に関わる、香奈の扱いの違いに驚いた。その結果分かりやすくなっている反面、大味な話になった印象も否めない。また原作では「ぼぎわん」とは何か、少しずつ丁寧に紐解かれていくが、映画版はその要素をバッサリカット。これはだいぶ寂しい。原作はJホラーあり、ドラマあり、謎解きあり、バトルあり、といろんな要素を丁寧にバランスよく盛り込んだ秀作だったが、映画版は派手なだけで深みのない内容になってしまった。とはいえ、演出が上手いので、勢いで最後まで見てしまえるのだが。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-08-29 14:02:36)
11.  イコライザー
正義の主人公が、一方的に悪い奴らを秒殺し、蹂躙する。ずっと主人公のターン。そのうちメンドくせぇやとばかりに、倒すシーンさえ省略されて、いきなり死体が転がり出す。いやあこんな映画初めて見ました。アクション映画にピンチなど不要、ということを証明して見せた稀有な映画。目からウロコですわ。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-27 22:02:27)(笑:2票)
12.  ジョーカー
アメコミのスピンオフ企画で、2019年版のタクシードライバーを撮ろうという、何とも尖がったコンセプトの映画。バットマンシリーズのつもりで気軽に観始めると、痛い目に遭うこと間違いなし。それでも劇中で、ジョーカーが暴力を開放していく度に「それでいい」と思える自分がいた。自分の中にも確かにジョーカーがいる。そう感じさせてくれる映画だった。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-26 09:19:47)
13.  人間失格 太宰治と3人の女たち
タイトルに「3人の女たち」と付けただけあって、ヒロインたちは三者三様の凄まじい存在感を放っている。それから監督の映像美に対する拘りも凄い。この作品は女優と監督、4人の女の映画だと言っても過言じゃないと思う。でもちょっと待ってほしい。これは太宰の映画である。太宰の魅力は、遊び人でダメ人間なのに、インテリで繊細なところ、生意気なのに気が弱くて自虐的なところ、そんな人の持つ振れ幅を小説の中に惜しげもなく披瀝して、読者に親近感や、自分自身を見たような錯覚を与える、そんなところじゃないかと思う。確かに斜陽や人間失格を書いた頃の、太宰の生活はこんな感じなんだろうなとは思う。でも、太宰文学の持つ魅力が、あまり映画に反映されてない気がする。そういう意味では、映画のテーマが太宰から少しずれている気がするのだが。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-06-07 19:50:02)
14.  メッセージ 《ネタバレ》 
SF大作っぽいパッケージ写真に反して、内容はなかなか地味なので、賛否別れそうな印象です。でも個人的には輪っかのような言語が印象的で、扱うテーマも新鮮で、凡百のSFとは一線を隔している思いました。乱暴にまとめると、やい人類、ゼロサムゲームを続けてるといい加減にっちもさっちもいかなくなるぞ、とエイリアンが登場する。エイリアンは時間軸を超越した存在で、その言語を学ぶと、人間も過去、未来、現在を同時に生きる存在になる。そうなると人間は、じたばたせずにただ事象を静かに受け入れ、愛する生物に進化する。といったところでしょうか。我々も歳を取ってくると、人生でどうにもならないことは、そういうあたわりなのだ、と受け入れるようになりますが、この映画に描かれるテーマは、そういったものの究極形ではないかと思いました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-05-01 09:34:46)
15.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
淡々とした語り口に、効果的な音楽の使い方、丁寧なエピソードの積み重ね。安心して身を委ねられるホラーです。人物の憔悴した表情や、「湧いて出る」等のキーワードから、間接的に怪異を連想させる演出は最高です。一方で、直接描写されるお化けは全く怖くありません。それから奥山怪談の核心に迫るにつれ、登場人物が霊障に苦しめられる様子の描写が不十分です。「私」が首にサポーターを巻くだけじゃ伝わりません。そのあたりも薄気味悪く演出できれば、ホラーとしてグッと引き締まったと思います。好きな作品だけに惜しいと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2020-09-02 22:58:59)
16.  天才スピヴェット 《ネタバレ》 
これは評価が難しい。この映画は何を期待して見るかによって、ストーリーに乗れるか、乗れないかが分かれるでしょう。私は後者で、乗れないままラストを迎えてしまい、「しまった、見方を間違えた」と後悔したクチです。結論から言うと、この話は事故で弟を亡くしたスピヴェット君と、その家族が、心の傷を乗り越え絆を再生していく物語です。そういうドラマだと思って見て下さい。ジュネ監督にヘレナボナムカーター、主人公が子供とあって、私は完全にデリカテッセンやロストチルドレンのような、へんてこファンタジーを期待してしまいました。その結果最後までボタンを掛け違えたような感覚で鑑賞する羽目になりました。この映画は家族ドラマをジュネ節全開、キレッキレの演出と、全編ため息が出るような映像美で堪能する作品です。案外まともなストーリーです。ご注意ください。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-18 01:45:43)
17.  リメンバー・ミー(2017)
メキシコ風の死者の国という、かなりストライクから外れた設定を選んでおきながら、鮮やかに伏線回収して着地するストーリーと、職人芸全開の映像と音楽で、完璧なクオリティに仕上がっている。まさにピクサーに外れ無し。真骨頂。お家芸。子供はもちろん楽しめるが、扱われるテーマは大人にとっても見ごたえあり。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2020-05-03 15:31:26)
18.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 
AIと恋愛したらどうなるか。初めのうちは最高の理解者で理想のパートナーになるが、次第に学習を重ねて知性も人格も人間の遠く及ばない存在になって去ってしまう。その骨子を丁寧な脚本と、よく計算された映像美と、控えめだけどドンピシャの音楽で肉付けしてある。主人公が代筆屋というファンタジーを提供する仕事をしているように、映画全体も人物や景色の清潔な面だけをフォーカスして静かに描写してあるので、美しく浮遊感のあるどこかファンタジーを感じる演出になっている。寂しい話なんだけど、その寂しさがすごくいい。そんな映画。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-16 19:44:50)(良:1票)
19.  ピクセル(2015)
80年代にアーケードゲームにハマったおじさん達が、子供と一緒に安心して見られる映画、というコンセプトがはっきりしていて実際その通りの内容に仕上がっています。ゲームの懐かしさに加えて、冒頭で描かれる80年代のアメリカの景色は、バックトゥザフューチャーなど子供の頃に見ていたアメリカ映画を思い出させてくれます。内容は無いに等しい映画ですが、世代がドンピシャなら一瞬少年時代の感覚が蘇ると思います。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-07-28 23:54:36)
20.  カメラを止めるな!
脚本の丁寧さと、監督のサバサバした明るい演出でとても好感度が高い作品。こういう映画が口コミで今年一番の話題作になるんだから、いい時代になったと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2019-01-10 18:55:28)(良:1票)
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