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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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1.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
クレイグ版のボンド第二弾ですが、これが最初っからちっとも面白くない。まず第一に他の方もご指摘のようにカット割りが多すぎてアクションシーンが何してるんだか判らない状態です。ジェイソン・ボーンの監督は凄く上手く編集していましたが、本作の監督さんは明らかにダメって感じで、ただただ見にくいだけでした。  あと第二にダニエルボンド&ボンドガールが暗い。そして必要な時にアノ音楽(オーケストラのアレ)が流れないので、もうこれ「007じゃなくてもよくね?」って感じです。この手の映画はリアルにし過ぎるとダメなんでしょうね、ピアース・ブロスナン版やMIシリーズのように、適度にギャグ化していないと楽しくないということを痛感します。(この手のシリーズ物は観客をニヤリとさせてなんぼでしょうというのが私なりの持論) あと何気にMがかなり幅を利かせているのも妙に気になりましたね。  敵役のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)と部下のエルヴィス(アナトール・トーブマン)は意外といい味が出ていて好演でした。こういうちょっとイイ人ぽいのが表の世界を牛耳っていて、実は裏の世界も牛耳っているという感じは好きです(例えばXのIマスクも実は・・ だと面白い) ただラストにグリーンが007と互角に戦っているのは激しく違和感でした。あと、CIAのフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)も前作に引き続き良い役で出ています。彼はウエストワールドで広く認知されましたが、ちょい役でも非常に印象深くて素晴らしい俳優です。また、ルネ・マティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)はあまりにも勿体無い退場でした。彼はクレイグの相棒としてシリーズ中は残しておくべきでした。  前作が良かっただけに落差にガッカリした作品です。頑張ってオマケしてもこの点数でしょうか。でも実は何気に終盤のホテルはよく覚えていましたし、序盤の中吊りからのキメ撃ちは最高にカッコ良かったです。 ※余談ですがクレイグ版のボンドになって女絡みのネタがキモイです。商売女に惚れる素人男のような、しかも真面目で世間知らずの若い子ばかりを口説いてて、ボンドのほうも内気でマジ惚れとかしちゃってて色んな意味で怖いです。なぜ遊び人陽キャ設定を捨てちゃったのか少々疑問です。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-10-09 14:05:35)
2.  007/ゴールデンアイ 《ネタバレ》 
本作がピアース・ブロスナン版では最も素晴らしいと思っていましたが、見返してみるとそうでもなかったです。本作は何となく007である必要性が薄い作品に仕上がっています。ただ、ブロスナン版第一号ということで、過去作を色濃く踏襲してある点はやはり素晴らしい。特にBondのテーマソング(オーケストラ)が掛かって町をめちゃくちゃにするシーンは最高でした。(戦車のシーン)  余談ですがオナトップ(ファムケ・ヤンセン)のぶっ飛び具合は素晴らしい反面、男の立場からするとあの感じで迫られるといくら綺麗でも萎えるなとww 奥ゆかしさとか秘めたエロとかそういったものは一切なく、ただただアニマルのごとくむさぼるだけという激しい描写はかなり笑えました。というか怖いよ・・ 更にさらに余談ですが、006アレック(ショーン・ビーン)がナターリア・シミョノヴァ(イザベラ・スコルプコ)のほっぺをべろりんちょして、ガチでキモがられるシーンがありますが、アレも普通の男だとかなりへこみますよね。。  ネタバレになりますが本作の敵は006ということで見ごたえがあります。手の内を知っていることで面白い効果がたくさん生まれています。ただ、逆にいうと同僚として手の内を知っているだけに、リアルなことをいうと即刻頭を打ち抜くのが正解ですが、映画なのでそうならない点はご愛敬といったところでしょうか。  最近大量のボンド映画がTVで放送されていて、久しぶりに見返してみた結論としては、個人的には毛嫌いしていたダニエル版ボンドの一作目「カジノ・ロワイヤル(2006)」がNo1、プロスナン版「ワールド・イズ・ノット・イナフ」がNo2、No3は本作にするか「ショーンコネリー 007は二度死ぬ」にするか決めかねているという結論に達しました。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-05 13:35:55)
3.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
ダニエル・クレイグ版の第一弾。白黒のオープニングは最高でしたがOP曲は微妙。個人的にはガンバレルから曲のトーンまではいつものものを踏襲していただきたかったところ。Wikiによるとアメリカでも本作OP曲はあまり人気が無かった様子でサントラ版にも収録されていないとのこと。  序盤からアクション満載で全速力ですが今までのボンドよりリアル路線でかなり真面目な流れ。新生ボンドは今までとは違う!というのを強調したかったのかもしれませんが、観客が見てるのはボンド映画だという矛盾。(派手なアクション映画は他にも沢山ありますし) ただ、ミサイルが出ないリアルなアストンマーティンは最高にクール(でも派手に横転しちゃって即刻退場)。ボンドガールのエヴァ・グリーンも大健闘していますが、当時26歳にしてはちょっと老け顔(でも後半はなかなか可愛いらしい一面も)。新しいカクテルを注文してみたり、やっぱりマティーニを注文してみたり(でもシェークはどっちでもイイなんて適当具合)、Qやマネーペニーが出てこないなど不満点も少なくないですが歴代の小ネタも多く出てきます。あと途中途中で挟まれる場面転換のシーンが歴代ボンドのシーンを踏襲したような雰囲気が多く、この点もよく考えて入れてあるんだろうなと感じました。  全体的な流れは結構良いものの、脚本はちょっと複雑で尻切れトンボ気味。私だけじゃないと思いますが、現シーンの結末が理解できていないまま場面転換、観客置いてけぼり状態のままで次のシーンに進んでしまう強引な流れが多かったように感じました。登場人物も多めなので誰が誰を裏切ったのかいまいちピンとこない部分もありますが、最後に全体的な流れを見たらまあ辻褄が合う状態にはなっています。  ラストカットでようやく出る定番のセリフ「Bond、James Bond.」は最高にカッコよく、歴代最高のシーンの一つに挙げられると思われます。個人的にはクレイグ版ボンドで唯一好きな回です。
[地上波(字幕)] 7点(2023-10-02 10:29:35)
4.  007/ダイ・アナザー・デイ 《ネタバレ》 
ピアース版ボンドが大好きな私ですが今作はイマイチ。まずちょっとシリアス過ぎる点が面白くないしSFが過剰な点もマイナスです。そして最大のイマイチポイントはパーフェクトストレンジャーのハリー・ベリー(ジンクス役)が魅力的に見えない点です。ついでに書くとCIAのお偉いさん役のマイケル・マドセンもどう見てもレザボア・ドッグスにしか見えない点も微妙でした。北のザオ(リック・ユーン)もマジもんにキモいし、今回は全体的にキャスティングが合ってないという印象が強かったです。(オープニングの曲もイマイチ)  唯一、ミランダ・フロスト(ロザムンド・パイク)当時23歳が最高に可愛くてついヨダレが出てしまいました。ツンデレ設定なのもソソるし、前作のソフィー・マルソーと並んで「借金してでも一晩お願いしたい女」の称号を与えたい女性です。(あの人と遊びで一夜なんて、ボンドに殺意が湧くわ~) 失笑もんのストーリーにはあまり触れませんが、色々と超絶SF設定が酷いです。ボンドカーがアストンに戻ったと思ったら透明で見えませんか(笑)黒幕が北のお坊ちゃん設定もかなり無理があるし、そのお坊ちゃんがイーロンマスク級の人間に成り代わることが可能なのかも色々と議論の余地があります。衛星は誰が上げたのか?オープンカーで氷上チェイスはどうなの?とか、色々凄すぎてツッコミ処は多めです。  カマトト風で超絶可愛いルックスで、なおかつツンデレという過去最強のロザムンド・パイク嬢に全てを捧げて異例の8点献上。(嬢が出てなかったら4点)
[地上波(字幕)] 8点(2023-09-23 13:54:47)
5.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 《ネタバレ》 
レビュアーさんの点数が思いのほか低くて驚きます。ピアース版のボンドの中では脚本は結構良い出来だし、序盤のボートチェイスから印象深くて非常に良い回だったと感じています。確かに少々”らしくない”演出も多く、Mがアッサリ捕まるところやまるでモデルのようなエロい科学者(クリスマス・ジョーンズ博士=デニス・リチャーズ=少々大根役者だった)とか多少強引な点もチラホラあります。まあでもボンドといえば昔からこんなもんですからその辺はあえて触れないのが正解でしょうか。  もちろんエレクトラ役のソフィー・マルソーは最高、公開当時33歳だと思いますが拷問椅子のエロさったらもうね・・ 一生に一度だけでもお願いしたい女ナンバーワンの称号を与えたい女性です。  ストーリーのほうはなかなかよく練ってあって、ソフィー・マルソーが難しい役どころを上手く演じています。映画内では「ストックホルム症候群」としていましたが、愁いを含んだ可哀そうな女ではなくもっと悪女です。しかし脚本・演出が悪くて判り難くなっていました。確かにキッカケはレナード(ロバート・カーライル)だったのは事実ですが、女の武器でレナードを虜にしてテロリストを操っていたのはエレクトラのほう。更に彼女はMとMI6を信頼しているフリをしつつ、父を葬り去るというかなり高度な悪に徹しています。ボンドもまんまと騙されましたが。Mがしゃしゃりでて来たせいで何となく”らしくない”展開になってしまったのは少し意外でした。ソフィーの退場の仕方も”らしくない”印象ですが、あの撃ち方は個人的には非常に良かったです。  確かに全体的に”らしくない”異例な感じはありましたが、スケール感も結構大きくて話も綺麗にまとまっていたので好きです。少々甘めの点数で。
[地上波(字幕)] 8点(2023-09-18 14:07:00)
6.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 
個人的にピアース・ブロスナン版が最もバランスが良くて好きです。某、死んじゃったボンドは辛気臭くてほんと楽しくなかった。本来Mrボンドといえば本作が踏襲しているように明るくて楽天的、決して深刻な人ではないハズです。 余談ですが、ピアース・ブロスナンはボンドになる前からスピークラークのCMでボンドっぽい感じで演じていました。本作ではQ(デスモンド・リュウェリン)との保険ネタも実際のCMでパロられましたしなかなか笑えました。リモコン操作の車や二人乗りバイクでのチェイスもなかなか出色の出来です。何気にピアース版の時ってボンドカーがBMWだったことにも少し驚きます。(アストンじゃないことに違和感を感じていませんでした)  ミシェル・ヨーのボンドガールはちょっと特殊で魅力に欠けたかなと思いますが、敵の奥さん役のテリー・ハッチャーも地味で微妙なので今回のボンドガールは全体的にイマイチ。カウフマン博士(ヴィンセント・スキャベリ)はいい味が出てたのでスペクターばりに頑張っていただきたかったところですが、こちらは即刻退場しちゃいましたね。。  シェリル・クロウの主題歌も話題になりましたしM(ジュディ・デンチ)やQ(デスモンド・リュウェリン)なども健在で安心感はありましたが、全体的に手堅くこじんまりと仕上がってしまった印象。もう少しとんがった部分も欲しかったかなといった物足りなさは感じました。色んな意味でお手軽な映画のお手本のような本作のバランス感覚はまあ悪くはないものです。少し甘めの点数。
[地上波(字幕)] 7点(2023-09-18 14:00:49)
7.  ダウントン・アビー 新たなる時代へ
非常に良かった!特に思い入れが強いであろうTVドラマ版からのファンの方でしたら納得の仕上がりでしょう。125分でよくまあこれほど綺麗に収めてあるものだと感心してしまいました。初の劇場版であった前作のような慌ただしさを感じることもなく、ゆったりしていて優雅な雰囲気が堪能できるのはさすがとしかいいようがありません。内容的には非常に忙しい本作でしたが、それを感じさせない演技力と演出力の高さは目を見張るものがあります。本当にこの点はよく注意して見ていただきたい部分です。  細かいあらすじや感想は野暮なので省きますが、起承転結がとてもスマートで判りやすい構成・演出・脚本になっています。恋愛の行方、事件の結末、各自それぞれの事情・情事などの細かい伏線の張り方と回収もスマートで見事としかいいようがありません。これ以上下手なレビューで本作品の品位を貶めたくないとすら感じるほど素敵な仕上がりは、本当にお見事以外の表現が見当たらないのです。 これからも歴史のようにダウントンアビーの今後を見守っていきたいので、、ぜひとも定期的に映画化していただきたい作品です。伝統のダウントンアビー後日談としては心底申し分のない仕上がりでした、笑い・拍手・涙が同居する素敵な作品です!
[インターネット(吹替)] 10点(2023-02-15 18:54:58)(良:1票)
8.  ダウントン・アビー
ゴージャスな同窓会!正しくこの言葉がぴったりの作品でした。もちろん私は全シーズン鑑賞済みでダウントン・アビーの大ファンです。出演陣も欠けることなく(ローズ=リリー・ジェームズが居なかったけど元々ゲスト的な扱いでしたし)、エピソード詰め込みまくり&役者大量投入&120分という制約があったにもかかわらず、優雅に時が過ぎていく演出とストーリーは本当に素敵でした。  バロー(ロブ・ジェームズ=コリアー)の過去の顛末を考えると、彼も一応それなりに幸せな着地点を見せましたし、バイオレット(マギー・スミス)もある意味正しい着地点を見つけたようです。メアリー(ミシェル・ドッカリー)がちょっと年食っちゃっててチト残念だったのですが、それはまあラストシーズン前くらいから気になっていた点ですのでしょうがないでしょうか。。(この映画の撮影時まだ38歳なんですよねぇ・・) 本作ではトム・ブランソン(アレン・リーチ)が大活躍で、今後彼が中心となって話が回っていきそうな予感がします。あ、もちろんイーディス(ローラ・カーマイケル)は全くお変わりなく安定の美しさでうっとりさせられました。彼女が天真爛漫に活躍しそうだったラストシーズンを考えると、これから羽ばたく可能性は残っていますね。。  映画版の第二弾(「Downton Abbey: A New Era(ダウントン・アビー 新たなる時代へ)」もまもなく公開されますし、本作で宙ぶらりんだった問題も綺麗に収めていただきたいですね!というか、これくらいノリノリ&たくさんの俳優さんが前向きに考えてらっしゃるのでしたら、まだまだドラマ版が作れそうです。淡い期待を込めて甘めの点数です!
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-08 15:55:03)
9.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 
何十年ぶりかに見ましたが今見ても十分に見られます。ただやはり描写の不自然さや人間ドラマの取って付けた感には苦笑いでした。「映画だから仕方ない」とか「古いからしょうがない」とか色々言い訳がないと見ていられないシーンも少なくないです。特に前半の女性陣とのヌレヌレシーンなどは各人物の掘り下げにはつながっておらず、映画が無駄に長くなっている原因かなと感じました。  また、防火扉がセメントでふさがっていたり、屋上の防水タンクを爆破して消火しようとしたり、色々とご都合主義&無理な設定もチラホラ見られました。昔はあまり違和感を感じませんでしたが今見ると不自然に感じますね。ただ不自然な点を踏まえても、現実問題として2022年の現代までの47年間の間に火災にこだわった映画で本作を超えて代表作となった作品があるか?と聞かれると、やはり本作「タワーリング・インフェルノ」がダントツ一位に挙げられるでしょうから、そういった意味では金字塔として評価せざる得ないところもあります。 ダブル主演のオハラハン消防隊長(スティーヴ・マックィーン)とダグ・ロバーツ設計士(ポール・ニューマン)はやはりカッコ良くて、それぞれに活躍の場もすみ分けられていてバッティングしません。彼らの活躍が一番の見どころといっていいでしょうし、そういった意味ではやはり本作は娯楽作品なのかな、とは感じます。  パニックアクションもので本作と比較される作品として「ポセイドン・アドベンチャー」がありますが、個人的には船が逆さまになるというショッキングな出来事から、ダントツであちらの方が好きでした。本作もかなりヤバイ状況なのは理解していますが、何となく地味にこじんまりまとまってしまっている印象はあります。思い出補正しまくった再鑑賞ということで、少々甘めの点数です。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-23 18:15:58)
10.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
辛気臭いボンドもついにラスト。正直ダニエルボンドは一作目以外はウジウジするばかりであまり面白くなかった印象が強いです。過去作など全体を見渡したら一番バランスが良かったのはピアース・ブロスナン版じゃないかなと、個人的には思っています。(そもそも007はアホくさいお祭り映画であるべき)  サフィン(ラミ・マレック)はぶっちゃけイイ人。だって両親の仇討で訪ねた先のお子さんを助けちゃうんだもの。数十年後、人質として利用しつつも結局お孫さんまで助けちゃうイイ人ぶりはなかなか無いレベル。 ラストは賛否ありますが、個人的にはウジウジボンドがミサイルで消し飛んだと考えると清々しい気もします。映画としては結構面白かったのでこの点数ですが、ボンドとして、また、恋人物語としてはつまらん映画でした。次はもっと明るくて元気な人を希望します。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-21 16:57:32)(良:1票)
11.  食べて、祈って、恋をして
エリザベス=リズ(ジュリア・ロバーツ)、フェリペ(ハビエル・バルデム)という、超大物を二人も使ってやりたかった作品なのこれ?といった印象の映画です。調べてみるとライアン・マーフィという監督もあまり有名ではないようですし、とにかくよく判らない謎企画といった印象しか残らない映画でした。(というか、アラサーやアラフォーの疲れた独身女性をターゲットにした観光ムービー&ライトな恋愛モノとしては完成しているのかな?)  序盤の台詞でも述べられていますが、女子大生が卒業旅行でやるレベルの自分探しをアラフォー女がやってみた的な映画です。しかもその結末が女子大生レベルの成果しか得られず、しかしそれでも主人公(リズ)は非常に満足している様子なのが痛々しい。  他の方も書かれてらっしゃいますが、私もこんなお気軽な旅をしてみたいものです。正直、旅番組や旅系クイズ番組でも見たほうがよっぽど教養がありそうな作品でした。美しい風景に免じてこの点数ですが、あまり面白い映画ではありませんでした。
[地上波(吹替)] 3点(2022-02-04 13:31:54)
12.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
序盤から焼き増し感・既視感アリアリですが、それを感じさせないスピード感で前半の40分はあっという間でした。しかしやはり「ああ、ターミネーターってパート1と2で見せたいものを全て出しきってるんだなぁ」と再確認させられるのも事実で、個人的にはドラマ版「サラ・コナー・クロニクルズ」までで物語は綺麗に完結しているんだと痛感します。(クロニクルズのパイロット版のほうがずっとワクワクさせられたし)  リンダ・ハミルトンにもっと意味を持たせてくれるものと思っていましたが、「未来を変えた。礼はイイ」で彼女の役割は終わってしまいます。30年の歴史を感じさせる風貌の割には彼女はただの補佐役に成り下がっており、これなら思い切ってオープニングの衝撃&出オチで息子共々T-800にやられてしまったほうがずっと良かったのでは?とすら感じてしまいました。  とにかく蛇足感・繰り返し感が強く、ジョンを死亡させてダニーを出す意味も分からないし、サイバーダインを終わらせてリージョンを出す意味もよく判りませんでした。(てか、意味ないじゃん) 更には中盤、リンダとT-800に妙な会話をさせて古参二人の存在に意味を持たせようとしてしまったがため、なんだかよくわからないイミフな映画に成り下がってしまっています。  マッケンジー・デイビスがサマー・グロー並に存在感を発揮していて非常に良かったです。ボーイッシュなのに女の子としてもとても魅力的で、プライベートでギャップがある描写でもあれば最強の萌キャラになったでしょう。彼女の魅力に若干甘めの点数です。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-02-14 11:32:25)
13.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
久しぶりに思い立って再見しましたが、再評価には至りませんでした。元々の発想は素晴らしいのに、至って平凡な描写と地味なストーリーが続く残念な感じの映画です。結局最後まで予想した通りのストーリーしか見せてくれませんでした。  「Time is money!!!これ映画にしたら凄くない!?」というひらめきだけで作ってしまったのでしょう。。思わせぶりなキーワードがたくさん出てくるのにほとんどが未消化だったのも、脚本の計画性のなさを感じます。結局お父さんは何だったのか?取締局の人はなぜ極貧で富裕層に仕えていたのか?主人公たちはどこへ逃げようとしていたのか?なぜポーカーがやたら強かったのかetc?? 不謹慎で申し訳ないですが、お母さんがお亡くなりになるシーンなんて悲しい音楽が流れていますが「ここ笑うところか?」と思ってしまう仕上がりでした。。(普通に強盗に襲われるだけで良くない?しかもママロスを逆恨みして富裕層ゾーンへカチコミに行っちゃう神経も怖いデス)  主人公がやっていることは結局、最底辺の犯罪者的理念でしかありませんし、劇中に出てくるセリフのように「娘はアイツにそそのかされただけなんです!」まさにコレ。そのうちミスって野垂れ死にするだけの未来しか見えませんでした。素晴らしい着眼点・ハイセンスな映像センス(既視感ありあり)・ボレル(ジョニー・ガレッキ=ビッグバンセオリーの人)に免じてこの点数で。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-11-01 11:25:09)
14.  ダンケルク(2017)
賛否あったので心配でしたがあっという間に終わってしまいました。私はそんなに詳しいほうではなかったのですが、かじり程度の知識でも十分に楽しめました。しかしやはりこの映画は時代背景と戦闘機への理解度の深さで評価が大きく変わりそうな気はします。それからやはり大画面で見るべき映画だとも感じました。(TVの小画面で見たら評価下がりまくりでしょうねきっと)  一週間、一日、一時間の三部構成になっていますが、これがなかなかわかり辛いです。普通に一週間前から時間軸通りにストーリーをもってきてくれたほうが良かったような気がします。時間軸がバラバラなこと、セリフの少なさと兵隊さんの顔が皆同じに見えることで、、もうほとんど訳ワカメ。(いや途中途中で交錯する部分が多いので何となく判ったような気になったりしつつ・・)  そう何度も見たいとは思いませんでしたが、なかなか重厚で生々しく、映画通の大人が見られる丁寧な仕上がりだったと思います。どこかの評論で「絵画のような味わい」と評されていますが、まさにそんな感じす。ただ、そんな評価に反してスピットファイアがやたらカッコいい。劇中でも語られますが、エンジン音が素晴らしいし海をバックにその姿が現れただけで優雅に見えるのが不思議です。  結局はディスクを買ってしまうかもしれません。。やはりノーランマジックの作品だと感じます。なかなか味わい深い映画です。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-16 10:20:13)
15.  ダイバージェントNEO
前回に引き続きなかなか無理無理ストーリーですね。パート1は本格的な半笑い映画だと思っていましたが、まさかパート2が公開されるとは思ってもいませんでした。2も大概です。これもうちょっと脚本やルールを整理してから映画にしたほうが面白かったように思います。  性格で人間を複数のグループに分けるという発想は悪くないです。外の世界から隔離したアーミッシュ感も定番の設定です。また、空想世界(マトリックス)で内面を鍛えるという発想もなかなか良いです。荒廃した近未来感も全く悪くない発想。そして主人公は全ての性格を備えた異端児で・・  美味しい食材ばっかりなのになんでこんなにまずい料理ができちゃうのかって話ですよ(笑) まあ、パート2をやったということはそれなりに興行成績が上がっているんですかね? 流れ的にパート3もありそうですがさすがにもう見ないかも・・
[インターネット(字幕)] 3点(2018-06-18 17:48:28)
16.  ダイバージェント
これどう考えても頭の悪い人が脚本書いたでしょ?だよね?え?違う?そんなことないって?まあどうでもいいけど・・ (酷評ですが不思議なことに全く腹は立ちませんでした。ケイトがなぜ出演したのかは理解不能ですが、、ある意味では結構面白い映画なのかもこれ)
[インターネット(字幕)] 3点(2017-04-14 22:00:17)
17.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 
ツッコミどころ満載ですが意外と楽しめました。シュワちゃんメインになってるのが結構笑えますし、その他全てのキャスティングもかなり笑えます。例えるならファンが皆で集まって、凄い予算を出してシャレで作ったような仕上がりです。見た事があるシーンてんこ盛りですので、私のようなニワカファンだったら結構楽しめるはずです。。(裏を返せばコアなファンははらわたが煮えくりかえる恐れがあります)  改めてTV版(サラコナー)の出来の良さを痛感しましたが、最初に書いたように意外と楽しめましたので良しとしときます!!(ただし、後半のジョンの扱いとか全然「無い」ですけど・・)  未見の方は気楽に鑑賞してみてください!
[インターネット(字幕)] 5点(2017-02-08 10:35:34)
18.  007/スペクター
TVで放送されていたので久々に鑑賞しました。スカイフォール、スペクターと続く流れは興行成績とは反比例するように辛気臭さがどんどん加速していて、眉間にシワが入るばかりのうんざりする作品です。リアル路線なのに「すげー」とはならず全くワクワクしません。特にシリーズものとしてイタイのは前作辺りからやりたい放題になっていて、本格的に「007」である必要性が薄れてきた点が致命的ですらあります。スカイフォールでは待ち伏せして戦ったり年寄と共闘したり、、本作でも守るハズの娘に助けられたりと、もうほとんどボンドをリスペクトできない感じです。  ダニエル版に変わってからやたら悪役がショボい点も気になります。満を持してスペクターさんご登場でしたが今回は特に酷い。天下の名優クリストフ・ヴァルツ(スペクターの首領さま)が、ただの小っさいオッサンにしか見えず、研究所での顛末も失笑、その後の川からのあのラストも酷すぎ、、これはちょっとナイですよね。(天下の首領様がビルを吹っ飛ばす実務に来てるのも激しく違和感)  あと、リアル路線の弊害としてボンドの女性遍歴がキモイ。ぶっちゃけダニエルボンドになってから、女なら手あたり次第誰でも良くて、しかもリアルに惚れるとか・・ 今作はかなり酷くて年増で喪中のルチア(モニカ・ベルッチ)の次は、守ると約束した遺言もほったらかして若い娘に惚れこむ始末。若い娘にマジになってるなんて大人としてなんか嫌。リアル路線的に考えたらただの色情魔にしか見えない感じで、マジでキモ怖です。  今までのおなじみのメンツの皆さんもほぼ全て入れ替わってしまっていて、何となく今までの古き良きボンドを全てぶち壊してしまったなあといった印象ばかりが残る、割と残念な作品でした。もう無理なのかもしれませんが、、ニヤケ面で名前を二度言い直すいつものボンドに戻って欲しい。(製作費に免じて甘めの点数ですが個人的には酷評に値する作品でした)
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-18 16:32:46)
19.  007/スカイフォール
完成度の高い良い映画でしたが、安定しすぎというか予測の範囲を超えない仕上がりで、随所に少々しらける箇所もあったような気がします。ダニエルボンドからリアル路線になったのはある意味では良いことなのだと思いますが、少しエンタメ性に欠けるような部分もあって手放しでは喜べない感じです。なんだかやたら真面目くさった表情ばかりが目立ち、観客まで眉間にシワが・・  話は変わりますが、今作はオープニング曲&OP映像はとても素晴らしいです。本編のほうも随所に過去作へのオマージュが散りばめられている点も高評価です。やはりBD5の登場と共に「元祖、アノ音楽」が流れるとウキウキします。そういった意味では正統派ボンドの、ある意味正しい進化形なのかもしれません。(個人的にはピアース・ブロスナン版のチャラケ具合 + ダニエル版のシリアス具合をシェイクして上手く割っていただいたいところ)  ダニエルボンドになってからボンドガールがやたら不幸なのは気になります。元々ボンドガールといえば幸薄いことが多いですが、ダニエルボンドになってからやたらとシリアスすぎるような気がします。ああ、今回は「あの人」もボンドガールか。今回は特に不幸だったような気がします。個人的にはボンドガールにはもっと峰不二子ばりに悪に徹する強くてニヤっとさせられるような流れを期待したいところです。  正直、ダニエルボンドになってから手放しで楽しめたのは一作目だけ、その後は回を重ねるごとに暗い気持ちになっていきます。本作も鑑賞後に若干疲れを感じたのでこの点数にしておきます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-07 13:35:11)(良:1票)
20.  大脱出(2013)
スタさんとシュワさんが出ていなければもっと普通に楽しめたかもしれません。他のレビュアーさんも書いてらっしゃいますが70年代~80年代の映画のノリをごり押ししていて、あの時代特有のかなり甘い仕上がりになってしまっています。ぶっちゃけ明らかに時代遅れな感じです。  いうなれば、ハリウッドの超特大スター2人が土曜日の午後にひっそりやってるようなサスペンスドラマ風な仕上りなので、そもそもストーリーよりも超特大スター2人の競演を楽しむ映画です。この点をシッカリ押さえることが出来ればそれなりに楽しみ方も見出せると思いますが、この点が許容できない真面目な人だと全く楽しめないと思われます。正直なところ、映画としては2013年に作られた作品だとは思えない酷い有様だったと思います(汗)
[インターネット(字幕)] 3点(2015-09-29 13:34:48)
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