181. 天使にラブ・ソングを・・・
本当に気持ちのいい映画。ゴスペルはこの映画をきっかけに好きになりました。偏見や固定観念を破りながら、みんなを一つにしていくデロリス(クラレンス)のエネルギーには頭が下がります。それにはやっぱり一つのことに情熱を傾けること、それが聖歌隊であったわけですが、実は周りのシスターもこれを望んでいた!と言わんばかりの変貌ぶり。見事に息の合った合唱でした。実際の修道院でもこんな感じのところがあるんでしょうかね? 7点(2003-12-12 12:54:04) |
182. 17歳のカルテ
アンジーの熱演にこの点をつけたけど、殺伐としてて感情移入しにくい作品だった。 6点(2003-12-10 00:47:57) |
183. バックドラフト
主人公が親父の後を継いで消防士になり、不仲の兄と同じ所轄でいろんなトラブルに巻き込まれながら成長していくストーリーかとはじめは思ったら、並行して連続殺人を解決していく謎解きのが本筋だったのでますます見入ってしまった。こういう本筋を微妙にカムフラージュしながら作られた作品は大好き!バックドラフトをメインとした炎の演出もすごい迫力で、ハンス・ジマーの音楽と共に、ぜひ映画館で観たかった作品。初めて兄貴の船に行った時、油の缶に気づいてはいたが、それが物語の核心をついてたとは…気付いたらラスト近かった。やっぱ伏線を見つけるのは謎解きものでは楽しいので細かいアイテムにも目を配っておかなければならないね。 8点(2003-12-09 22:45:03)(良:1票) |
184. マトリックス
普通に面白かった。友人は話が分かりにくいと言っていたが、反転ものは好んで見てたのですぐに把握できた。ハリウッドの英知を結集した特撮技術やセットだけでなく、キャストが長い時間をかけてものにした生身の格闘シーンにもしっかりストーリーになじんでいたし、違和感はなかった。なんでカンフーか?というのはなしで、ね。しかし原作者のアイデアをすべて具現化してしまうというのはすごいね。液体保存からよみがえるシーンとかね。 7点(2003-12-09 22:18:38) |
185. クリムゾン・タイド
こういう密室&タイムリミットもののサスペンスは一番好きなジャンルなので、期待を裏切られなくてよかった。 軍隊ってこういう意思疎通のマニュアルというか、体系がしっかりしていないとダメなので、 逐一連絡されてくる制限時間や潜水艦の速度や深度、相手の魚雷との距離などがすぐに分かるので、見ている方も緊迫感がより増した。 また乗組員もみんな海軍法規をしっかり理解してるなぁと思った。これから核戦争が起こるというのに冷静な連中だな、と。さすが訓練の賜物。 実戦経験を積んでるからといって、人間的な感覚が麻痺している人より、こうやって正当な理論をぶつけられる人は必要だね。どの世界でも。 まぁ、それが衝突の火種になるんだろうけど…。 デンゼル・ワシントンはこういうクールな役がはまってると思う。ハンス・ジマーの音楽も効果的だった。 7点(2003-12-04 12:12:23)(良:1票) |
186. 真実の行方
「真実の行方」だけに、何か最後一波乱あるなと思ったら、案の定でしたね。ラストには無常感を覚えずにはいられませんでした。裁判のシーンも、カットがあまりなさそうなシーンが多く、怒涛の舌戦に圧倒されました。実際の法廷でもああいう感じなのかな。 またエドワード・ノートンは守備範囲の広い役者さんだと思いました。優しい瞳とドモり口調、そしてあの豹変ぶり…瞬時にキャラが入れ替わる時、目にとてもインパクトがありましたね。目で殺せる役者さんかも… 7点(2003-12-02 13:11:52) |
187. アザーズ
正味食い入るように見たのは最後の20分だけ。こういうのを反転モノっていうのかな? ま、前半は淡々と進みすぎている気がする。舞台設定を植え付けたいのはあると思うけど、前半にももっとネタを小出しにしていってもよかったかも。 夫が帰ってきたシーンである程度気付かなければならないのかもしれないけど…。 霧が立ち込める洋館、カーテンで締め切って真っ暗な空間、そしてその中で聖書を読む子供たち、確かに陰と陽が幻想的に入り交じって雰囲気の演出はよかったと思う。 終わった後で、「あーそうか」とたまげるのもいいけどね。「シックスセンス」をもう1回見直して比べてみようかな。 6点(2003-11-29 00:47:57) |
188. カリートの道
誰を信用していいか分からないマフィアという舞台設定で、どの人物もカリートを意識し、狙っているというのが節々で見られてとても息が抜けなかった。周りにいる人がすべて敵に見えるので、仲間だとは思ってても、最後裏切られるんだろうな~と思いながら見てた。アル・パチーノも渋いし、なんかなまったような英語を使ってたのも気になったけど(役作りではないよなぁ)、ショーン・ペンの狂気をはらんだいつでも爆発しそうな演技の方がとても目についた。あれはすごい。ラストも、タイトルどおりで「これがカリートという人間の生き様だ」という面が見られたので、納得です。余韻が当分残りそうです。 8点(2003-11-25 23:08:17) |
189. 刑事グラハム/凍りついた欲望
はじめからずっとテレビドラマのような雰囲気を感じてた。ストーリーは重厚なのに、全体的に迫力がないので少し安っぽい感じがしてた。ハンニバルを見てからこの作品を見たため、レクター博士がしょぼいしょぼい(汗)。そこまで影響力あったか?あと最後の銃撃戦もあっけなく、バックに流れてたミスマッチな音楽に一気に興ざめ。音響だけでも緊張感というのは伝えられると思うのにね、このシーンは後半盛り上がってきた気持ちを萎えさせてしまった。ストーリーはいいのに、残念。 4点(2003-11-23 03:04:09) |
190. グリーンマイル
長いとは思わなかったけど、話に一貫性がなくただ淡々と過ぎていった感じ。見る前とは180度違ってファンタジーっぽくて驚いた。でも明らかにジョン・コーフィーが話の中心じゃないですか(しかしいかつい)。トム・ハンクスも主人公とされてるが、なんかキャラがイマイチで、頼りになるのかならないのか分からんかった。最後あそこまでいったら何らかの形で冤罪を晴らしてほしかったよ。先ほどTVで吹き替えだったので、またあの演技をオリジナルの音声で見てみたい気もする。 5点(2003-11-23 02:44:51) |
191. レッド・ドラゴン(2002)
リメイク前の作品と照らし合わせてみたけど、レクターはホプキンスだ!と思い込んでいるがあまり、このシリーズの作品と差別化ができてない気もした。でも存在感は抜群!リメイク前のレクターには殺伐とした雰囲気がイマイチだったので。エドワード・ノートンもかっこよかったけど、盲目の女性役の人の演技もかなり迫真モノだったな。映像的にもフラッシュバックの技術が巧妙で何度も背筋がピンとなりました。 6点(2003-11-16 00:44:17) |
192. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
1よりさらに3人の個性がよく出てた作品だったと思う。シーンごとの衣装替えも小気味よくて、今回はセクシーさがさらに増してた。個人的にキャメロンに目が行きがちだったけど、ドリューが話の上でキーパーソンになってたし。ケツねたは笑えた!ルーシーのお父さんとのやり取りも面白かった。デミムーアにはビックリしたけど、あの人がどうしてラスボスになるのかストーリーがイマイチ把握できなかった。バイクシーンとかもよく分からんかった。ストーリーに一貫性がない分減点かな。 6点(2003-11-16 00:39:16) |
193. ブリジット・ジョーンズの日記
女性おすすめのコーナーにあったのだが、迷わずレンタル。30代の女心は共感できるわけないのだが…レニーはこの役作りのために体型から変えたみたいだね。それでもすごくキュートだった。ヒュー・グラントは今回のような女たらし役(?)はハマり役だとは思ったが、今回そういう役は初めてだったみたいだね。意外。 5点(2003-11-11 23:58:53) |
194. ターミネーター2
あの音楽が最近頭を離れない…テレビもレンタルも含め何度も見たはずなのに自分の中に突如ブームが再燃してる。シュワちゃんが州知事になったからか(謎)?しかしサラ・コナーは強い!肉体的にもパワーアップ。ジョン・コナーも勇敢に立ち向かう姿は将来のリーダーを予感させるもの。そしてターミネーターは機械でありながらユーモアなどの感情を最後はインプットされてた。完全に冷徹でないところも好感。特撮技術もすごいね。顔に穴が開いた液体金属が戻るシーンとか。 10点(2003-10-30 12:48:04) |
195. フルメタル・ジャケット
一度大学の授業で取り扱われてたので改めて見た。正直、前半でお腹いっぱい。戦争の狂気を植え付ける一連の主従関係を見ればそれが悲劇であることは一目瞭然。後半はその狂気を発散させるシーンが続いてやや退屈。いつも冷静な人間が、狂気に支配された精神状態になると、やすやすと人を殺してしまうんだなぁ。しみじみ。 7点(2003-10-29 22:40:16) |
196. 60セカンズ
何ともベタなストーリー。カーチェイスも最後はクドい!ってくらいだったな。もっとアンジーの登場機会が多かったらよかったのに。 5点(2003-10-22 19:35:45) |
197. 8 Mile
エミネムの正体をこの映画で初めて知ったけど、演技もなかなかうまいね。彼の生き様であるラップを全面に使って、ストレートに彼の自伝を表現している。英語が分かればライムとか詳しく分かってよかったけど、字幕じゃちょっと限界があるな。バスの中でエミネムが紙を取り出して細かい文字で作曲の原稿を書いているところが印象的。すべての道はラップで天下を取る、という野望がひしひしと伝わってきた。 6点(2003-10-21 22:24:16) |
198. スピード2
ド派手やな~もう最後やけくそやん!と突っ込みたくなる作品でした。サンドラ・ブロックも肝心なところで姿を消すし、主演といいながら物語的には何も役に立ってない。犯人が連れ去って何をしたかったのか分からんし。船が突っ込むシーンはCGをいろいろ使いながら、またミニチュアで撮影されたものもミックスしてあるだろうが、やっぱりそのへんが全体としてみたらバレバレで映像的には白けた部分もあった。 5点(2003-10-20 15:57:03) |
199. ショーシャンクの空に
こないだ初めて見ました。どれだけの感動作かと期待したところそれに違わぬ傑作でした。あくまでも自分を見失わず、最後まで可能性を模索し続けた男の執念はすさまじいものがあった。その中で繰り広げられる友情、正義、葛藤などがすべてラストシーンに昇華されている。真の自由とはこういうものなのか。 勇気をもらいました。 9点(2003-10-15 04:28:01) |
200. タイタンズを忘れない
実話ということでリアリティがあるので入り込めた。人種差別を自分たちのプレーで徐々に壊していく若者たち。白人の中唯一黒人であるデンゼル・ワシントン扮するコーチが厳しくも温かい目でフットボールを通じてわだかまりを溶かしていく姿が印象的。オフェンスとディフェンスのコーチの対立も最後なくなったしね。コーチも選手たちに教えられたところが大きかったのでは。さわやかな青春群像は素晴らしかった。 7点(2003-10-15 04:04:30) |