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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1997
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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401.  あゝ、荒野 前篇 《ネタバレ》 
面白い! ボクシングものとしてもよく出来てるが、そこに自殺予防サークルや3.11を微妙にトッピングしてくるのが、平成風で良い。 後半、これらの要素がどう絡み合うのか、楽しみでしょうがない。 連休使って、楽しんでます♪ さて、後半へ!
[DVD(邦画)] 8点(2018-02-10 15:33:52)(良:1票)
402.  彼らが本気で編むときは、 《ネタバレ》 
皆さんの言われてる通り、確かに難しいテーマをさわやかにさらりと描いています。 荻上監督らしい一品だと思います。  昔から、ゲイの人たちと子どもの相性はいいみたいです。 そのような映画が多いですもんね。 始まりは「非バランス」あたりからでしょうか・・。  でも、リンコさんが引き取って子育てをしてみて、難しい年ごろになった時の女の子と格闘してみて、 本当の「母親」になるような映画も観てみたいです。 こうなるともうメルヘンではなく、人間を描いた大作ですね。 でも日本映画界に居並ぶ有能な女性監督たちに、是非挑んでいただきたい内容だと思ってます。  にしてもトモちゃん、いいですね~。 何かこの子役の俳優さん、将来、活躍してくれるんじゃないかって思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2018-02-03 19:27:54)
403.  武曲 MUKOKU 《ネタバレ》 
面白かった。熊切監督は名もない人たちのドラマを撮ったら、本当にいい作品を仕上げてくる。 今作は一見なさそうだが、どこにでもあるような親子の話をデファルメしたような作品だった。  「親殺し」の自責につぶされそうな青年を綾野剛が熱演している。 そして台頭してくる若手に個性的な青年、村上虹郎を配すとこなんか絶妙である。 そしていつの日か息子につぶされるのを分かっている父親の小林薫。 涙なしでは見られない。  綾野が悶絶する場所は、お寺こそふさわしい。 実に重厚なドラマだった。  ラストの清々しさがまた良かった。 まるで一曲の音楽である。 まさしく武曲!
[DVD(邦画)] 8点(2018-01-21 10:39:27)
404.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
面白い!入江監督はSRシリーズでファンになりました! ただ夜の描写がみづらいのと、女性をあまり動かさないんですよね。 話の二転三転ぶりは見応えありました! 画面から集中力切らさない演出もすごいと思います。 楽しみな監督の一人です!
[DVD(邦画)] 7点(2018-01-20 22:18:34)
405.  映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 《ネタバレ》 
日本中どこ行っても、問題だらけなので、東京だけが不安を抱えているわけではない。 でもかなり昔、東京にいた頃を思い出しながら、この映画を観た。 相変わらず、別れた、やり直そうとかの言葉が連発する街ではあるが、 それでも不安定な人との付き合いの中で、大きな不安を抱えつつも、自分を見失わぬよう 必死で踏ん張っているカップルに拍手。 池松壮亮が主役だが、意外や意外、純愛映画で、 それがまた東京の映像にマッチして心地いい。 映像がきれい。 特に夜のシーンは、まるで大友克洋の近未来のような色合いで見事です。 DVDが欲しくなる一本ですね。
[DVD(邦画)] 9点(2018-01-20 14:48:08)
406.  3月のライオン 前編 《ネタバレ》 
将棋のような動きの少ない勝負を、棋士の表情で見せきってしまう、その力量に唸ってしまう。 さて後編へ。
[DVD(邦画)] 7点(2018-01-15 11:48:58)
407.  3月のライオン 後編 《ネタバレ》 
藤原さくらの「春の歌」が流れるエンドロールではもう泣けて泣けて・・。 おじさんを泣かしてどうすんの、って位のラストへの話の収れんの仕方。漫画が原作だからエピソードがてんこ盛りなんだろうね。 後藤との対局と、守りたい温かい三姉妹の決断と、自分を育ててくれた家の修復していく過程と、 それらが一気に収れんしていく様は、本当に見せ場中の見せ場だった。 面白かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2018-01-15 11:46:38)
408.  1999年の夏休み 《ネタバレ》 
う~ん、これが団塊世代のオタクたちを魅了した萩尾望都の世界かぁ。 (でも原作の漫画を読まずにこう言っちゃうのはいかんですね(笑)) まぁこんな映画もあっていいでしょうけど、やはり異質な感じがしますね。 鑑賞中、こんな男の子いないよと思いながら、こりゃ女の子の映画なのだと思うと、多少観やすくなりました。 深津絵里が別の名前で出てることに驚き!
[ビデオ(邦画)] 5点(2018-01-08 00:18:58)
409.  ヘヴンズ ストーリー 《ネタバレ》 
映画は落とし前の芸術だ。2時間の枠組みの中で落とし前をいかにつけるか。 でも、映画が終わった後もドラマは続いてるはずなのだ。 作家なら一度は取り組みたい素材だろう。一つの事件が様々な人を巻き込み、事態が収れんしていく人生模様を。 この映画は、一つの殺人事件を実に丁寧に扱っている力作だ。 復讐が済めば、話は終わりではない。果たして「悪人」に幸せは来ないのか?そして復讐の復讐。復讐する人に自分の無念さを捧げる女性もいる。 もう4時間半、画面に釘づけだった。 復讐の連鎖は何を生むか?大きなテーマだ。今をときめくドゥニヴィルヌーブの「灼熱の魂」もその辺を扱っていたと僕は思っている。 とても見応えがあった。映像も印象的で、実に作家の全力投球ぶりを感じさせられる力作だと思う。 エンディングに流れる歌の歌詞が実に説明っぽいのだが、でもこの4時間半の映画が全然説明調でなかったため、心地よかった。
[DVD(邦画)] 9点(2017-12-18 00:43:02)
410.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 
女性監督の創る映画のラブシーンには特にモヤモヤした感情はわかないもんだけど、河瀬さんの映画は違う。官能的なんだね。顔を触るシーン、キスシーン、何やらドキドキしてしまう。 この映画は河瀬さんの映画論でもあるんだろう。仕事論でもあるのかな。主人公の女性の成長していく様子が心地いい。  永瀬君もすっかりおじさんになってしまって、同世代の自分には感慨深い。ホントどこにでもいるおじさんなんだけど、個性的な面々のそろう邦画界の中には貴重な存在だよね。
[DVD(邦画)] 8点(2017-12-16 22:17:57)
411.  処女ゲバゲバ 《ネタバレ》 
若松孝二監督の初期の作品。晩年「キャタピラー」や「実録連合赤軍」など社会派を撮っている監督である。昭和の激動の時期、社会でもがき苦しんでいる若者の叫びの如く、スクリーンに激情をたたきつける監督である。ゲバゲバのゲバとは国家など大きな存在への暴力などによる実力行使のことらしい。ここでも非力な二人の恋人(女性の方は元ボスの女という設定)の大きな存在の前でもてあそばれる様を描いている。タイトルは大島渚によるもの。一見、眉をひそめるようなタイトルではあるが、ギリギリのところで人間を描いている。レンタルビデオ屋に一角を占めるAV(アダルトビデオ)とは志もメッセージも違う。エロはエロでも、一人の人間がもがき苦しむ過程で獣になる一歩手前の煩悶を描いている。人間が獣ではない、獣になったらお終いだというのをメッセージとして伝えてこそのエロこそ、文化と言える。AVは文化ではない。
[DVD(邦画)] 7点(2017-12-09 15:36:02)
412.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
ギャングや犯罪映画を創る一方、「最後の誘惑」「クンドゥン」などの宗教映画を創る面ももつマーティンスコセッシ。 この映画では、日本の踏み絵の時代のキリスト教布教の人たちには辛い時代を素材に映画を創り上げている。究極の選択を迫る日本のやり手ぶりが同国人として観ててツライ。あの宣教師の「転ぶ」場面では、もう母国に帰れと心の中で叫んでた。本当にあちらの人たちは自分たちの信念を普遍と信じ、世界中に出かけていくとこは20世紀になっても変わらない。仏教徒に転じたリーアムニーソンの話す日本文化論は興味深い。風土と文化は分かちがたくつながってるからね。 しかし、観終わって冷静になると、あの筑後守を演じたイッセー尾方も俳優として、究極の選択を迫られたんだろうなと思う。だって世界で一番嫌われる役を演じたら、その後の自分の役者人生にどれほど影響があるかという悩みもイッセーにはあったろうに・・。
[DVD(字幕)] 9点(2017-11-30 22:06:28)
413.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
面白かった。二人はどうなるんだろうと前のめりで見てしまった。中年のおっさんだけど、ラストの二人の若者の出会いには拍手喝采。幸せな気分になれたアニメ映画だった。男女が入れ替わるのは、大林監督の「転校生」が有名。でも、この二人が時空を超えて、東日本を思わせるような災害から、愛する人を守るために行動していく展開は新鮮だった。「ある日どこかで」「転校生」「バックトゥザフューチャー」をミックスしたような展開。しかもそれが愛する人のため、という日本が舞台なのも面白く感じられた要因の一つだと思う。アメリカでリメイクされるようだけど、この映画の感動を損ないたくないので、多分観ないと思う。日本アニメの力量を強く感じた。アニメ現場の過酷さはよく聞くけど、その中でこれだけの作品を仕上げたクリエイターの人たちに脱帽します。あなた方が閉塞した日本の希望と思えました。
[DVD(邦画)] 8点(2017-10-02 07:53:26)
414.  この世の外へ クラブ進駐軍 《ネタバレ》 
阪本順治監督はうまいなぁとつくづく思う。第2次世界大戦後の日本にいた米軍、そして朝鮮戦争に再び米軍が行くその間の日本人とアメリカ人の友情をジャズを通して描いてる。そしてバンドのメンバーを通して、戦後の日本の痛ましい状況の中、懸命に生きる人たちもまた描いてる。この監督は、社会の中の人間を描く方に重点を置き、そこに映画的面白さのサスペンスやユニークな素材を盛り込んでくる。だから娯楽映画的なものを求める人にはちょっと物足りないかもしれないが、僕はこの監督のこのバランスが、とても知的に感じられて、毎回感心してしまう。頭のいい監督です。疲れてる人が味の濃い料理を求めるように、日常で疲れてる人には味付け足りないかもしれない。でも僕はこの監督のさじ加減にいつもうならされてしまう。
[ビデオ(邦画)] 7点(2017-09-24 11:11:30)
415.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
DVDで家で鑑賞したため、人目をはばかることなく嗚咽できたのが良かった(笑)呑気だが芯のある女性がこれからどうなるのか、舞台の広島で何が起きたか知っている観客の自分は冒頭から涙が止まらなかった。しかし原作同様、淡々と話が展開していく監督の手腕はさすが。クラウドファンディングなので、原作を下手にいじれないためだが、それでもここまで映画としてまとめたのはスゴイと思う。何よりのんの声がどんぴしゃ!恐れ入りました・・。
[DVD(邦画)] 8点(2017-09-18 09:58:37)
416.  連弾 《ネタバレ》 
面白かった。天海祐希が面白い役柄を演じている。ピアノを見事に弾いたり、むかつく女をさらりと演じたり・・観ている間はむかつく天海にイライラ来てたが、ラストの「死ぬときは一緒だよ」と娘に言ってのけるセリフに全てが氷解した。むかつく女は実は・・たくましい!セリフがミュージカルっぽい場面がいくつもあり、コミカルな家庭劇だった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2017-08-28 10:22:25)
417.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
映像はカラフルだったが、内容は昭和もの。演出が弾けているにも関わらず、描いてる人生模様は深刻な内容。こういったギャップから、昭和がもう遠くなってしまったことを描くのに成功している。最後、昭和の「神様」を平成の子どもたちが撲殺するところが、監督の平成の子どもたちへの不信感が見受けられる。これは中島監督の「告白」でもそうだった。平成もどんどん進んでいくうちに、子どもたちも変遷していく。3.11以降の中島監督の平成論を観てみたい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2017-08-27 15:35:30)(良:1票)
418.  淵に立つ 《ネタバレ》 
この夫婦がなぜ結婚できたのか?とまず思った。「事件」に関わったため仮面のようになってしまった男に、ついていこうとする女性などいるはずないからだ。またこの家族に起こった悲劇の後、この奥さんが正気を保っていられたのは、プロテスタントの宗教のおかげだったはず。だからそういう面も描くと、より深みのある映画になったのではないか?ただ日本の映画は宗教をためす映画が多いよね。ちょっと前の「ゲルマニウムの夜」なんかもそうだった。外国で賞をとったらしいが、憤りを感じた外国人の方も多かったかもしれない。結局、この映画は人生の因果応報の側面を描いて終わってしまう。この主人公の男(太賀)は結局、浅野演じる男のように、一人で苦しみながら生きていくしかないんだろうなぁ・・。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-12 20:56:09)
419.  怒り 《ネタバレ》 
鑑賞後は何も言えなかった。ただ愕然としていた。色んな要素の入っている映画である。一つの殺人事件の容疑者3人とその周辺を描くことでこの国の見えにくい、もう一つの側面を描き出している。李相日監督は新潟出身の方ではあるが、日本人映画監督が描くことから逃げている、米兵暴行事件を素材に取り上げていることは感謝したい。
[DVD(邦画)] 9点(2017-07-22 17:09:47)
420.  沙耶のいる透視図 《ネタバレ》 
高樹沙耶さんが大麻に手を出し、壊れてしまった。原因はこの映画にあるのでは、と鑑賞。無垢の女の子が初出演する映画としては、刺激が強くなかったか?映画業界は、出演作が俳優の性格を変えてしまうほどのインパクトのある作品もあることを、具体的にどうフォローしているんだろう?カウンセリングとかいるのかな?この映画、たしかにビニ本業界のことを描いているが、女性が描けていないかというとそうでもなく、中々興味ある内容に仕上がっている。名高達郎の役は結構適当なおじさんだが、何やら王子様みたいな役どころ。ちょっと展開に「?」な部分もあったが。この映画のポイントは土屋昌巳演じる神崎なる人物。純粋な沙耶を前にして、自分で局部に熱湯をかけて、最後彼女への想いに悶絶して、自殺までしてしまう。(屋上から飛び降りたシーンは、井浦秀夫の漫画「少年の国」を思い出した。)結局、あまりにも不健康なことしてると、「女神」が現れたとき、自分で自分を罰することになるんでしょうね。身を律っせねば・・。怖い、怖い。
[ビデオ(邦画)] 6点(2017-07-16 19:12:39)
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