Menu
 > レビュワー
 > sting★IGGY さんのレビュー一覧。2ページ目
sting★IGGYさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
>> 通常表示
21.  トレーニング デイ
非常に陰鬱な気分に突き落とされる作品だ。 あのD・ワシントンが珍しく悪役を演じている。 それも並みの悪役ではない、嫌気が差す程の悪役っぷりには感心させられる。 物語は麻薬取締課に新人配属されたI・ホークが ベテラン刑事D・ワシントンに現場捜査のいろはを教えて貰う1日の話。 「毒を以って毒を制す」というありきたりな捜査方法に始めの内は オーソドックスな刑事ドラマなのかと思いきや、 話が進むにつれ度を越した捜査に気付き始め 次第に演じるD・ワシントンの顔が本当の悪党に見えてきた。 どこの国の警察もこんなものなのかという虚構を見せ付けられ 心の中で否定している自分(I・ホーク)がそこにいた。 この作品はアメリカという国の中の重篤な病気(貧富の偏在に対する政府の無策)は もはや手の付けられない状況にまで落ち込んでいる事実を目にする事が出来るだろう。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 11:19:40)(良:1票)
22.  ファム・ファタール(2002)
いやぁ何かが違うなぁと思って見てたら、やはりデ・パルマ作品ですか。 相変わらず見事なフィルムロジック満載の作品で夢オチの内容如何を除けば 映画好きにはタマラナイ作品でしょうなぁ。 それにしても冒頭の盗みのテクはルパンも不二子ちゃんもビックリの展開。 まぁルパンだったら我慢できずに躊躇なく襲い掛かって 不二子ちゃんにキツイ鉄拳もらってお宝だけ取られて 銭形のとっつあんが「ルパン神妙にしろー!!」とか叫びながら駆けつけて来て いつもの追いかけっこへと・・・・スイマセン、チャンネル間違えました。
[地上波(吹替)] 6点(2005-12-11 23:05:22)(笑:1票)
23.  アイランド(2005)
出たよ。出た出た! 相変わらずのベイ・ワールド炸裂といった感じがドロドロと滲み出ている。 クローン技術を題材としたプロットを安っぽいアクションという鍋に ふんだんと盛り込み諄(くど)い程の味付けを施した挙句、 中の具材がグチャグチャになり、うっかり食べてしまった人間を食中りさせてしまう。 結局、得るものは何もないというハリウッド作品に於ける 典型的なパターンを踏襲した作りはアメリカ人にとって 一番感性をくすぐられる娯楽映画なのだろう。 つくづく飽きが来ないオメデタイ国でありオメデタイ監督だ(^ .^)y-~~~
[DVD(字幕)] 2点(2006-01-01 16:33:33)(良:1票)
24.  オーシャンズ12
う~ん腹イッパイ。 例えて言えばフランス料理のフルコースを デパ地下の廊下で食い散らかしてゲロ吐いたけど それでもまだ胃の中に内容物が残ってて胃モタレ起こしてる気分ってか? (書いててサッパリ意味分からんが、そんなのどーでもいい気分にさせてくれた) 何がそうさせてるのかって壮大な豪華キャストを 無駄に使った中身スッカラカ~ンの映画だからだ。 全体的にオシャレ~な雰囲気を醸しだしてはいるが、 それは脚本の拙さを巧みに誤魔化すための技。 取り合えず有名キャラをはべらしときゃミーハーなバカ共が (斯く言う私もその仲間入りだ・・・) 飛びつくだろといったような観客をハナからコケにしたような やる気の無さが全篇に渡って感じられる。 現代的なスカし方でイカしてると言われればそれまでだが この出来じゃまるで擁護する気になれん。 頼むから13は作らんでくれ・・・ってこれに懲りりゃ誰も見んか~~~-y( ̄Д ̄)。o0○
[DVD(字幕)] 3点(2005-11-05 00:02:35)(良:1票)
25.  宇宙戦争(2005)
ある女「何で大阪で倒せたん?」 ある男「そんなん決まっとるがな、ツッコミやぁ!」 ある女「ツッコミって!?こちとら真面目に聞いてんねんで」 ある男「そないな事言うたかてワカランがなぁ」 ある女「あんなムチャクチャ強い奴勝てる訳あらへんがな」 ある男「わしに聞くなっちゅーねん!知らんわ言うてるやろ!」 ある女「せやかてあれやな、あんな終わり方どないや?」 ある男「あぁ・・あの鳥やろ。あんなんに倒される宇宙人てアホちゃうか」 ある女「・・あんたなぁ、ほんまはよう見てへんのやろ?」 ある男「アホぬかせ!鳥がつついたら倒れたやんけぇ!」 ある女「・・鳥がつつけた原因はなんや言うてるんや!」 ある男「そんなん知らんわぁ・・なんかトムが手榴弾持っとったでぇ!」 ある女「アカン!やっぱあんた全然見てへんわぁ・・」 ・・・そんな微笑ましい会話を傍で聞きながら笑いを堪えてるオレ。
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-10 23:55:56)(笑:1票)
26.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 
スターリングラードと聞くとアドバンスド大戦略をやっている人ならば超過酷と言うイメージがすぐに思い浮かぶと思うが、この映画はその過酷な戦闘の部分は冒頭の約30分間のみでソ連代表とドイツ代表のスナイパー同士の1対1の戦いとまぁこう書いてしまうと元も子も無いと思うが、そのスナイパーを演じるのがエド・ハリスとジュード・ロウとなると話は変わってくる。特にエド・ハリス。この人の演技力にはいつも脱帽してしまう。現在のハリウッドの俳優の中で顔だけで演技をしてしまう数少ない俳優だと思う。特にエド・ハリス演じるケーニッヒ少佐が操車場の列車の間をジュード・ロウ演じるヴァシリを追い捜していたが只ならぬ殺気を感じ左に振り向くシーン。そこにはライフルを構えたヴァシリが佇んでいた。全てを悟り観念的に帽子を取り振り向いたエド・ハリスの顔は恨みも憎しみも怒りも超越したある意味死に場所を求めていた一人の侍の姿だった。話は変わるが政治的な部分(プロバガンダ)を題材とした見方もできるがここは素直に男同士の1対1の戦いを楽しむ事ができる映画として高く評価したい。特にエド・ハリスファンは必見!
8点(2003-11-25 00:31:49)(良:1票)
27.  日本沈没(2006)
まぁ・・つよぽんや柴咲コウ辺りが出ている時点で 期待する方が無理なのであろうが、これは何とも酷い作品だ。 時系列的にも理解出来ないしディザスター的な観点から見ても 到底ありえないような描写の連続に怪獣映画並みのリアリティしか感じられない。。 【日本沈没】というタイトル自体にも既にオチがあるのだが 実写映画としてのリアリティを全面に打ち出すのであれば ある程度の科学考証的な描写も面白いのだが 後半のN2爆薬の辺りから些か荒唐無稽過ぎた。。 要は大人の鑑賞には到底堪えられない作品である事に 激しい憤りを感じつつSF小説の金字塔的原作を嬲り者にする この映画スタッフには正直嫌気がさした・・・。 ・・という訳で最大に頑張って3点献上。 
[DVD(字幕)] 3点(2007-04-28 22:39:02)(良:1票)
28.  アンブレイカブル
ヒーロー物云々よりサミュエル・L・ジャクソンの あのタワシみたいな頭が気になって話に集中できないヽ(´・`)ノ
[地上波(吹替)] 4点(2005-11-11 08:52:27)(笑:1票)
29.  ミリオンダラー・ベイビー
う~ん終始何かスッキリしないんだよねぇ。 未だに男性主導であるスポーツ界の象徴ともいうべきプロボクシングの サクセスストーリーに女性を据えて観客を惹き付ける。 マギーの一方的なラブコールがやがてフランキーの心の氷を溶かし、 互いの信頼関係が紡がれていく。 そして物語の中盤からあざといほどの純愛ドラマへと緩やかに昇華する。 まぁここまではボクサーに女性を起用するなど多少奇をてらってはいるが、 スポ魂ものとしては常道な展開で中々見応えがある。 そして物語後半、最強の敵に挑戦し辛くも勝ちを拾ったかと思った瞬間、 思わぬ反則技を喰らい首から下は全身麻痺の障害を負ってしまった。 エディの危惧していた事が図らずも現実のものとなってしまった。 過去に自分が無理をして片目を失明してしまったが為に引退を余儀なくされ フランキーは一生後悔しているというのに・・・。 この辺も前半の伏線が活きてきて因果応報とまではいかないまでも 仏教でいう輪廻転生のような因縁臭ささが絡み付いてくる。 そのうち体の自由が利かないマギーの右足が床擦れによって壊死し 片足切断を余儀なくされてしまった。 もはや在りし日の栄光はマギーにとって苦痛でしかない。 やがて家族にも愛想が尽きたマギーは自殺を図るが、更に最悪の形で失敗する。 生きながらの植物人間状態と化したマギーは人生のトレーナーとも言うべき 愛する生涯唯一の人フランキーに全てを委ねる・・・。 う~んここら辺から本当に何かしっくりこない。 在りし日の栄光のみが人間の生きる糧と言わんばかりで 自分が原因で障害を負った事実に何一つ反省も無く 寧ろ死という滅びの美学で以って現実逃避しようとする姿には正直辟易する。 そしてついに唯一頼れる人間に尊厳死と言う名の殺人を強要するのだ。 穿った見方をすれば障害者に対する冒涜とも取られかねない行為だ。 (多田富雄を見習えと言いたい) それが愛という名の隠れ蓑によって美化されている姿には正直納得できない。 とある本にイーストウッドはアメリカ社会の典型的な保守系代表格であり 彼の一連の作品(許されざる者然り、ミスティックリバー然り)は 如実にその傾向を物語っているという。 そういったアメリカ社会の根底に流れる本質を理解しなければ 彼の作品を読み解く事は不可能なのであろう。 少なくとも私の少ない脳みそでは到底理解の外である。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:27:38)(良:1票)
30.  スティング 《ネタバレ》 
手前ミソで申し訳ないがレビュー100作目を飾る作品がHNと同じ『スティング』である。 こういう昔の映画はとかく敬遠しがちで、ある意味見るのも億劫であったが この作品程映画の世界にのめり込めるのも数少ないだろう。 主演2人(P・ニューマン&R・レッドフォード)の軽やかな縁起も然ることながら ストーリーが紙芝居仕立てとも言うべきかシーン事に掲題が入っていてスゴク新鮮。 それに詐欺師の同業組合とも言うべき仲間を梁山泊的に募り仇相手を手玉に取る行程が なんとも秀逸。 劇中劇も凝っていて騙し騙されの展開ながらいつの間にか観ている自分が騙されていた。 それにしてもと思ったんだがこのDVDの仕様は非常に不親切。 どっかでDVDの仕様を新しくして出して貰えれば即買いするよ。 そういえばR・レッドフォードを見ていて思ったんだけど 何年か前に『スパイゲーム』と言う作品でブラッド・ピットと共演していたが この作品の彼はまさにブラピにそっくり!! リメイクするとすれば容姿だけで彼に決定だな。
[DVD(字幕)] 10点(2005-07-22 09:13:22)(良:1票)
31.  M:i:III
一言で言えば3段オチの3番目ですな。 トム君ちょうどこの時期新しい奥さんとラブラブだったけれども、 それを映画の題材に持ち込むなと言いたい。 フィリップ君のケツあごも悪役というよりコメディでしょ♪映えるのは。 死に方もまるでコメディ。 一瞬で消えた『スピード』のデニス・ホッパーの如く。 こういう悪役は痛めに痛めつけてギリギリの状況で主人公が勝ちを拾い、 断末魔の顔をして死んでいく様な演出が欲しい。 要はアクション映画の本質である最大のカタルシスを欠いた作品である。 ラストの締め方もまるで遠足から帰ってきたアホな夫婦と言った感じで 緊張感の欠片も無い。 僅かながらに期待していた次のミッションの指令も出てこないし。 まぁこの興行成績じゃあトム君も干されるし次作もないという事かな┐(´~`;)┌
[DVD(字幕)] 3点(2006-11-16 23:05:48)(良:1票)
32.  300 <スリーハンドレッド>
斬新な映像美と戯曲的な演出それに史実の実写再現とくれば聞こえは良いが、 裏を返すとK1に代表されるガチンコ勝負と3D格闘ゲームと思しき 戦闘シーンをグラフィックアートの如く魅せつけて観客の視線を釘付けにする。 手法としては面白いが史劇スペクタクルとして期待すると思わぬシッペ返しを喰らう。 また某産油国から非難を浴び物議を醸し出したと言うのもナルホドと言うべき 間違った歴史認識と歪曲化された人物像をあざとくもフラッシュを焚くが如く リアルな映像で印象付け民主国家を守るべく野蛮な専制国家を打倒するといった 正義の戦争を美化するかの様なプロパガンダ的な要素を多分に含んだ 米国擁護映画としては凡そ評価するに値しない。 この手の路線の作品に真の史実作品として正当な作品を創る事が出来ない ハリウッド映画製作環境にはもはや未来はないのかも知れない。
[映画館(字幕)] 4点(2007-06-09 23:44:19)(良:1票)
33.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
どうしてこんな邦題にしたか分からんがS&Gの音楽とはまるで関係ないのね(笑) 中々よく作り込まれたサスペンスだが、『身代金』ばりの掟破りには 唖然(°O°;とさせられた(んなアホな!)。 それに(随分と)年の離れた娘が誘拐されてるくせに冷静そのものなんだから。 まぁそれもカットを多用したスピードのある演出と 動きのいいカメラワークのお陰でそれなりに楽しめる仕上がり。 それにしてもショーン・ビーンはこんな役ばかり。 マイケル・ダグラスも精神科医にしては強すぎるし。 まぁ肩肘張らずにTVで見るにゃ持ってこいの映画かな(^_^)y-~~~
[地上波(吹替)] 6点(2005-12-04 22:50:34)(良:1票)
34.  亡国のイージス
原作未読であるという事がある意味苦痛に感じられる程、 状況説明・人物説明を限りなく省いた展開には少々戸惑いを覚えるだろう。 【ザ・ロック】【ダイ・ハード】【沈黙の戦艦】【ホワイトアウト】 【機動警察パトレイバー2】等々、テーマとしての既出作品を挙げれば キリがないがアクション作品としてはわりと卆なく纏めている。 あくまでアクション作品としてはだが・・。 では何がこの作品の短所として挙げられるのか。 やはり決定的なのが動機が不純であるという事に尽きる。 国の現状を憂えた防大生の論文を弾き金として これだけのクーデターを画策し実行に至るものか? まぁクーデターを起こす事自体は黙して已まんが、 其れを起こす真の理由というのが語られた時に (私怨に駆られ前後不覚に陥った親があらん事か 某国の工作員と手を組み練り上げた謀略)ハッキリ言って興醒めした。 クーデターという右傾化したプロットを用いるのであれば 個人の感情など徹底的に排し完全なる悪を創造すべきだ。 そうした観点を基に見直してみるとやはり粗が目立つ。 豪華俳優陣の一人々々のキャラは立っているのに 脚本の拙さ故にスポイルされてしまったのには残念。 道化役(世俗的国民代表)である梶本総理のボヤキ発言(独り言)が面白い。 「長く掛かりそうか!?」 「今日中に選挙区に帰らなきゃならんのに・・ったく・・。」 「なんで俺ん時に・・・。」 国家の危機なんかまるで蚊帳の外。 つくづく平和な国で愚鈍な国家であると感じてしまうが、 泥沼の戦争よりは100倍いや1000倍マシだ。 たとえそれが平和を金で買う行為だとしても・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 00:25:02)(良:1票)
35.  ソウ 《ネタバレ》 
この映画の最後のオチに全ての映画を否定する言葉 『だから何なんだ』と言っちゃえばそれまで。 だけどそれじゃああんまりだし・・と思いつつもそんな言葉しか頭に浮かんでこない。 では何がこの作品をそれ程に思わせてしまうのか? 一番に思いあたるのが決定的に動機が不純だという事。 不治の病に冒された挙句、赤の他人を恨み生への執着を訴える。 これを観て多くの人間は二手に意見が分かれる。 その行動が余りにも鼻持ちならないとし極度な反抗心を芽生えさせるか 素直に共感し同情するかのどちらかだ。 私は前者の方だが、そのタイプの人間を納得させ得るには やはり細部のデティールに凝った完全無欠な動機を構築するべきだった。 そこを考えればこの作品のオチに至るまでの杜撰なトリックが 単にびっくり箱を開けてしまった子供の感覚くらいの 印象しか与え切れていない所にあると思う。 但し低予算映画という視点で見るならばある程度の評価は出来るが 逆に言うとこれを大作級程に予算を注ぎ込んだ作品であったならば まるで評価に値しない・・・という事で頑張って4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-18 23:43:56)(良:1票)
36.  ピースメーカー 《ネタバレ》 
この作品は多くの問題を孕んでいる。 単なる核ジャックのパニックMovieではないと見た。  最初に見た時はいつものハリウッドActionだと思った。 フツーだったら1回見て記憶から消え去る様な作品。  だけど何故かあのボスニア人の悲哀に歪んだ顔が浮び上がり 何故かケリー博士とデヴォー中佐の真摯な顔が走馬灯の様に甦る。  何ゆえ戦争(紛争)が起こるのか? 何ゆえテロが起こるのか?  世界の中のマイノリティな人種であるが故の悲哀。 世界の欺瞞が一点に集中。  そんな世界的なイジメが只一点に集中した時、 沸点を越えて一人の人間をモンスターに変えるのだ。  【Peacemaker】と題された傲慢とも取れる原題が 劇中のデューサンの声明に【Peace Keeper(平和を気取る偽善者)】として レトリックを用いて欧米諸国と先進国を皮肉っている点が興味深い。  またアメリカに移動中のデューサンが機内から見下ろした先に まだ勇壮な姿でそびえ立つ【Twintower】が狙っているのではないにしろ その後を暗示するかの様で今にして不気味だ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-02-28 12:27:31)(良:1票)
37.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
取り合えず一言。 アナキン、パドメをDV(ドメスティックバイオレンス)しちゃいかんでしょ! しかもPTSDに陥らしてるし・・・。 1・2・3ときて今回が一番昇華したストーリーかなという感じ。 ていうか1と2が3の為の踏み台に過ぎないといった感じかな。 まぁ3部作ともなれば当然のストーリー展開なんだけど。 これだけの大作のレビューともなればある程度傾向が掴める。 現地上映・試写会・先々行・先行上映を観る人はマニアにも近いファン。 公開日以降に観る人は普通のファン。 (あくまで私見ですので悪しからず) 前者はどうしても思い入れがプラスして点数高めになるが、 後者は客観的な観方をするので 辛口のコメントあるいは哲学的なレビューになる。 これらを全て含めた少なくとも100人以上のレビューを終えて 8点以上を記録する作品が真のベスト作品すなわち本物であると思う。 ちなみに私の場合は前者の為この点数です(;^_^A まぁでも相変わらずルーカスの演出は下手だね。 それも自主製作映画(何てたってルーカスフィルムですから(^。^)y-~~~) なのだから仕方がないと思って割り切れるかが鍵。 今作を以って確信した事はSWとは映像を楽しむものだという事。 決してストーリーに期待などしてはイケマセン。 
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 21:21:42)(良:1票)
38.  コラテラル・ダメージ
結局アメリカが勝つのか。 ラスト、あの夫婦の視線の先に何が見えていたのか。 何年か後にまたあの生き残った息子によって負の連鎖が継承される・・・。
[地上波(吹替)] 5点(2005-10-08 23:25:30)(良:1票)
39.  プロメテウス 《ネタバレ》 
人類誕生の起源とやらを観に行ったらいつのまにかエイリアンが誕生していたでござる
[映画館(字幕)] 3点(2012-08-14 21:38:28)(笑:1票)
40.  ダイ・ハード/ラスト・デイ
まぁダイハードと語るには惨憺たる作品だったワケでそっちは置いといて・・・ (あくまでロケ地が本当にロシア国内と仮定したうえで) ロシアの街並みの近代的な外観や走ってる車を含めた道路のインフラ等 欧米と比べても遜色なく割と意外だった。  ヨーロッパを舞台にした作品、例えばボーンシリーズなんかでは、とにかく走ってる車が 古臭いもんばかりで時代が30年前から止まってる感を受けるが 本作のロシア市街を走る車の真新しさには目を瞠るばかりだ。  さすが新興国と言われるだけあり斜陽な日本と比べたら活気があって勢いが感じられた。  さてと話を戻して本作のアクション、スゴく派手でスゴく金掛けてて スゴくあり得ない表現が満載なんだけど全くリアリティに欠けてて 映画を撮る為にアクションシーンを設えた感が先行しちゃってそれこそ中身がない。  なんでその行動に至ったか、なんでそういう結果になったかという動機に至る部分は 全て吹き飛ばし、とにかく見栄えのいい派手に映るアクションを前面に押し出し 話の筋はそっちのけで物語が進んでいく。  キャラの扱いもぞんざいで黒幕を追い詰めてやっとの思いで倒すという アクション映画最低限のセオリーを踏襲したカタルシスにも欠ける始末に閉口するばかり。。 ダイハードと名乗っておきながらまるで2時間TVモノの刑事ドラマを見たかの様に 薄っぺらなアッサリとした脚本にはもはや褒めるべき部分が全く感じられない。
[映画館(字幕)] 3点(2013-02-16 21:49:53)(良:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS